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2010年5月23日 - 2010年5月29日

2010.05.27

■樋口真嗣製作総指揮『ロックドリルの世界 地底世界の超機械巨神』

田口清隆監督『ロックドリルの世界 ~地底世界の超機械巨神~ [DVD]』

  「黒部の太陽」でも描かれた、戦場の如きトンネル工事の世界。その現場で活躍するメカがホイール式ドリルジャンボJTH3RS-190EXだ。地底要塞と 言え るほど巨大でありながら3ブーム2ケージを自在に操り地中を掘り進む驚異のメカニズムから、“戦士”の休息にいたるまでを描く巨篇!
 JTH3RS-190EXに搭載されるドリフタはHD190 。ダンパー機構による衝撃の穿孔速度!さらにウイング型のブームを持つジャンボが現れる。そして青函トンネル、大清水トンネルなど名だたるトンネル工事を 担ってきた歴代ジャンボたちは、現在そして未来へと何を残したのか?

樋口真嗣製作総指揮『ロックドリルの世界 地底世界の超機械巨神』 | WIRED VISION

製作総指揮:樋口真嗣
監督:田口清隆(『長髪大怪獣ゲハラ』『G』監督)
ボックスアート:開田裕治
スチール:小島健一(Webサイト『社会科見学に行こう』主宰)
ナレーションは池田成志(『天元突破グレンラガン』ロージェノム役)

こうした強力な布陣により、「特撮未使用にして超特撮的DVD」が完成した。

 このDVDを紹介してなかったのを、今頃、気づいて掲載。既に昨年の7月に発売になったもの。Youtubeの予告篇、なかなか良いです。

 限定3000セットで発売され、まだAmazonには新品在庫あり。
 思ったほど、この手の需要って少ないんですね。ドリルに震える特撮の血を持った人々は、日本中に何人いるのか!?

 それにしても上のWIREDの高森郁哉氏の紹介文が素晴らしい。
 「特撮未使用にして超特撮的DVD」、こんなに本DVDにぴったりのコピーは他に存在しないだろう。

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2010.05.26

■新刊メモ 『未来医師』『Cut 10.06 ヱヴァ:破』
 『Build the Future』『カオスの紡ぐ夢の中で』

フィリップ・K・ディック、佐藤 龍雄訳『未来医師』 (東京創元社)

 医師パーソンズは突如として25世紀の北米へ時間移行した。そこでは人種の混交が進み、全員が混合言語を話し、複数の部族に分かれて生活している。人間の平均年齢は15歳、さらに医療行為が重大な罪とされていた。この悪夢的社会を変えようとする一派の活動に巻き込まれたパーソンズは、さらに幾度もの時間航行に連れ出され、重要な役割を果たすことに。時間SFの秀作、本邦初訳!

 久々のディック! 牧真治氏の解説によれば未訳作品はあと3編。残り惜しいですが、読んでしまうんだろうなー。
 今度は25世紀の未来の迷宮を主人公と彷徨うことになるのか。

『Cut (カット) 2010年 06月号』
Cut 編集部日記 ブログ

Amazon

 そして、特集第2弾は DVD/Blu-Rayが今月末に発売される『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』! 完全独占の描き下ろしイラストあり、ポスターあり、本田雄&鷺巣詩郎のインタビューあり、のかなり濃厚な特集に仕上がっています。 詳しくは数日前に、小柳が書いた鼻息荒いこちらのブログをご覧ください。

 DVD発売に合わせて再特集とは異例。作品の力なのか、雑誌低迷の生き残り策なのか(たぶん両方でしょう(^^;))。「スーパーアニメータ」本田雄のインタビューが貴重。あと引用したのは、Cut Blogで掲載されている本田<師匠>雄氏の直筆サイン色紙2枚。プレゼントとのことでCut綴じ込みハガキで応募!
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 EVANGELION:2.22 YOU CAN (NOT) ADVANCE.【初回限定版】 [Blu-ray] 』
 今日、届きました。
 観たいけれど、今観始めたら、きっとラストまで観たくなって寝れないー。週末まで我慢するしかないでしょう(泣)。

西澤 丞『Build the Future』

科学の固まり。未来の具現化。子供の頃からのあこがれ。。。
圧倒的な巨大機械構造物群の前に「もう、シビレるっ!」としか云えません。お薦めです。 庵野秀明(監督とか)

人智を超えた叡智と行動力によって実現されたそれらの凄さを
我々は表層を通じてしか実感できない。複雑を極めながらも一
切のムダが無いその意匠を、肉眼で見るよりも遥かに魅力的に
切り取る……それこそ写真の凄さであります。 樋口真嗣(映画監督)

日本の先端技術の現場を圧倒的スケールで撮り下した 立ち入り禁止の奥の世界!
本書には、核融合研究施設や加速器研究施設、外郭放水路など、 7つの施設の写真が収められている。
我々人類の叡智の結集が迫力を持って目前に迫る凄まじい興奮を、 本写真集によって体感してもらいたい。

 表紙が僕も行ったことのある岐阜県土岐市の核融合科学研究所の大型ヘリカル装置:LHD。いつ見てもこれは凄いセンス・オブ・ワンダー。未来のエネルギ問題をもしかしたら解決する核融合。その生成メカニズムから必然的に決まるこのデザインの、まさに機能美。超の技術は、やはり超美しい。現代アートでこの域に達しているものがどれだけあるのだろう?
 こうした美にこそ、人類の未来を切り開いてもらいたいものだ。

◆関連リンク
【ドボク対談】大山顕×西澤丞『Build the Future』はアイドル写真集だ! - 日刊サイゾー

西澤 ぼくは博 士みたいに研究はできないけど、撮影して発表するっていうスキルがある。そこでぼくのやるべきことがあるなっていう。博士たちの研究を通訳して発表するよ うな、そんな感じですね。

西澤 フランスなんてカメラマンを雇って核融合施設の写真をかっこよく撮らせて、世界中に送ってるんですよ。

 リンク先で6枚の写真が観られる。
核融合科学研究所 大型ヘリカル装置LHD: ★究極映像研究所★
核融合科学研究所 大型ヘリカル装置一般公開(1)  LHD そのテクノロジーとアート: ★究極映像研究所★

金子 邦彦『カオスの紡ぐ夢の中で』

 複雑系研究の第一人者が科学研究の本質と最前線を、多彩な表現形式を駆使して説く名作解説、待望の復刊なる! 日常の研究の営みから文化との絡みまで、幅広い視座から平易に鋭く綴るエッセイと、「デーモン」がカオスを消し去った世界で起こる出来事を描く、小説によ るカオス理論入門ならぬ「カオス出門」。および生命進化を模し、人工知能による「物語の進化」を通じて複雑系に迫る「小説 進物史観」を収録。解説/円城塔

 手頃な文庫本になって再刊。
 複雑系って興味はあるのだけれど難しそうで敬遠してたけど、これで読んでみようかと思う。

◆関連リンク
円城 塔『Self-Reference ENGINE』: ★究極映像研究所★
 円城氏のペンネームの由来はこの本の中にあるようです。
東大 総合文化研究科 広域科学専攻相関基礎科学系 金子邦彦研究室 関数マップ

円城塔とは - はてなダイアリー

ペンネームは金子邦彦『カオ スの紡ぐ夢の中で』収録の短編「小説・進物史観―進化する物語群の歴史を観て」に登場する自動物語システムが名乗る筆名のひとつに由来する。

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2010.05.25

■映画制作中 鈴木卓爾監督『ゲゲゲの女房』 と 感想『私は猫ストーカー』

◆鈴木卓爾監督『ゲゲゲの女房』(Wikipedia)

 TVドラマ化企画と並行して映画化も企画されており(時期的には映画化企画が先行)、鈴木卓爾監督、スローラーナーの制作・配給により2010年秋の 公開をめざし同年1月からクランクインしている。

監督:鈴木卓爾 アニメ製作:大山慶
音楽:鈴木慶一 出演:吹石一恵, 宮藤官九郎, 坂井真紀

 『ゲゲゲの女房』秋に映画公開もあるんですね。(実はテレビドラマ、観てないのですが、、、)
 上記スタッフに、twitterで勝手にfollowさせていただいている方が3名いらっしゃり(上のリンク部分)、何故か親近感(^^;)。特に監督が鈴木卓爾氏というのが、水木漫画に凄く合いそうで楽しみ。

 あと、大山慶氏(@Kei_Oyama)の描かれる水木マンガのアニメ化、これも期待。

編集室に行きました。 - スローラーナー(『ゲゲゲの女房』映画化Blog)
 たぶんここの写真は大山氏の目玉の親父。
YouTube - 『ゲゲゲの女房』のクランクアップ直後の鈴木卓爾監督
[ゲゲゲの女房] - スローラーナー(Blog)

◆鈴木卓爾監督の短編映画 ONE PIECE

矢口史靖, 鈴木卓爾監督『ONE PIECE 春コレクション』

矢口史靖と鈴木卓爾が超低予算かつ超小規模で撮り上げた短編集。カメラ一つだけで創り出したワンシーン、ワンカット、一話完結の日常ドラマ。「裏山事件」 「おもいでダンス」『女友達』ほか全14編。

矢口史靖, 鈴木卓爾監督『ONE PIECE 秋コレクション』

『うららかぶららか』『二人ぽっちの惑星』『傘男』『暗室』『今日こそ教祖』「猫田さん」ほか全14 編。

ワンピース (短編映画) - Wikipedia

ワ ンピースの各作品は、ワンシーン、ワンカットのみで構成される、一話完結のドラマである。ズームなどのカメラワークを一切せず、撮影後の編集や音の追加な ども一切おこなわない決まりである。そのため、撮影が始まるとカメラには一切触れず、撮影後も撮られた映像を一切いじらない。

Twitter / 鈴木卓爾: 旧Y口邸でワンピースなう。

旧 Y口邸でワンピースなう。

 鈴木卓爾監督の作品を僕が観たことあるのは、既に10年以上前の矢口監督の自主映画上映会。そこで観た鈴木卓爾監督の作品が独特で凄く印象に残った。
 そして『ワンピース』、鈴木監督のtwitterによると、現在も続いているようです! 今までの作品って以前出てたDVD以外、ネットとかではどこかで観られないのでしょうか? と質問したら、以下のように回答もらいました。
Twitter / 鈴木卓爾

@butfilp DVD以外のワンピースは、2000年から今日まで、まだリリースはしていなく、たまの上映だけで、出して来ております。貯めているのです。

 ワンピースもまたDVDで出ると良いなー。

鈴木卓爾監督『私は猫ストーカー』

 俳優, 脚本家としても名高い鈴木卓爾が満を持して贈る初長篇監督作品!たむらまさき(撮影)、菊池信之(音響設計)、蓮実重臣(音楽)などベテランから新 鋭まで日本映画を支えるスタッフが結集!

 浅生ハルミンの人気エッセイを星野真里主演で映画化した鈴木卓爾の長編初監督作。古本屋でバイトをしながら、時間があれば猫をそっと追いかける生活を送る 猫好きのイラストレーターの卵と、彼女が出会う猫たちとのゆるやかな日常をユーモラスに描く。

アニメーション:大山慶和田 淳

映画『私は猫ストーカー』|劇場予告編

 鈴木卓爾の初長篇監督作を観た。
 なんとも自然体で作られた、だけれども不思議な一篇。

 DVDに付いたメイキングビデオにクランクアップの監督の挨拶が入っている。なんか映画そのものの雰囲気で良い感じ。このタッチで水木しげるを描くと、とても合うんじゃないだろうか。

 メイキングで思い出した。鈴木卓爾監督、役者として、三井のリハウスのCMで、あのどこかとらえどころのないのないお父さん役もつとめてましたね。

◆関連リンク
商品詳細 私は猫ストーカー/MAXAM DIRECT SHOP

 鈴木卓爾 監督、待望の長編デビューを支えるのは、日本映画界を代表するスタッフたちだ。撮影は、名匠たむらまさき。青山真治監督作『EUREKA ユリイカ』が第53回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞並びにエキュメニック賞に輝くなど、その名は国内外にとどろいている。
 タイトルバックや劇中のアニメーションには国際的な評価を受ける若きアニメーション作家・大山慶と和田淳といった新鋭が顔を揃えた。

浅生ハルミンの『私は猫ストーカー』 passage
古書 猫額洞
 映画の舞台になった実在する古本屋。
 サンリオSFや映画関係の古書が充実している。それにしても「ケセランパサラン」という本の分類は謎。
猫額洞の日々(Blog) その古書店主によるブログ。
[私は猫ストーカー] - スローラーナー(Blog)
浅生 ハルミン『私は猫ストーカー』

あの子たちには飼い主に見せない“空白の時間”がある。あなたの知らない猫の世界。 内容(「MARC」データベースより) 昼間、家から出ていった猫はいったいどこへ行っているのか? もしかしたら猫は飼い主には見せたことがないような、あられもない格好をしていたりするのかもしれない…。著者は町にいる猫を探してあとをつけてみることにした。

鈴木卓爾 - Wikipedia 

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2010.05.24

■本に関する映像 This Is Where We Live 他

This Is Where We Live from 4th Estate on Vimeo
  Twitter / 恵文社一乗寺店さん(keibunshabooks)経由

 4TH ESTATE出版の25周年を記念して制作されたストップモーション・アニメーション。制作過程を想像すると気が遠くなりそう。最近本に関連する映像をなんとなく集めています。

The Museum: Timelapse on Vimeo メイキングも複数公開。

 これは本好きには堪らないコマ撮りアニメです。
 こんな本の世界に紛れ込みたい!

YouTube - The Making of a Book Cover: BLAMELESS, by Gail Carriger
 Twitter / 恵文社一乗寺店さん経由

1 分50秒でわかるブックカバーのデザインが完成するまで。唖然とします!

 同じく@keibunshabooksさんが紹介されている本に関する映像。
 こちらも、ある意味、超絶映像。とても興味深い!

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