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2010年9月26日 - 2010年10月2日

2010.10.01

■名古屋市科学館 世界最大のドームプラネタリウム 試験投影

Universariummix_large

大迫力、世界最大の星空 名古屋の科学館で試験投影 :
 動画 - 47NEWS (ニュース映像)

"名古屋市科学館は24日、内径約35メートルと世界最大のドームを持ち、来年3月に開館予定の新館プラネタリウムの試験投影を実施。"

中日新聞:世界最大“星空”輝く 名古屋市科学館で試験投影:社会(CHUNICHI Web).

"中心部に設置された直径1・6メートルの投影機は独カールツァイス社製。肉眼で見える6等星までの恒星9000個をこれまで以上にくっきりと表現する。"

Welcome to Carl Zeiss Planetarium

"UNIVERSARIUM Models IX and IX TD
Designed for star theaters with large domes

UNIVERSARIUM is the most powerful planetarium instrument from Carl Zeiss, and probably even the most powerful of its category. Designed for large domes and multimedia theaters, and for horizontal (Model IX), as well as for tilted domes (Model IX TD)."

 リンク先で名古屋市科学館プラネタリウムの試験のニュース映像が見られます。
 で、カールツァイスへのリンクは、そのニュース映像に映し出された投影機の公式HP。冒頭の引用写真がその投影機。なかなか渋い佇まいである。
 しかし、それにしても、何故国産のメガスターが使用されなかったのか、気になるところ。
 関連リンクに示したメガスターのフラグシップでも、30mまでのドーム対応ということなので、35mの名古屋市科学館には開発が追いつかなかったのかも。

◆関連リンク
スーパープラネタリウム「MEGASTAR(メガスター)」シリーズのオフィシャルサイト|メガスターイベント|地上最高の星空

"世界最高峰を自負するMEGASTARシリーズのフラッグシップ機、それが2200万個の星を再現する「Super MEGASTAR-II」です。(略)
Super MEGASTAR-IIは直径30mまで、MEGASTAR-IIは同25mまでのドームに対応しています。"

Welcome to Carl Zeiss Japan
 カールツァイスのプラネタリウムって、名古屋含めて日本では4館しかないんですね。
Zeiss - Grossplanetarium - Home

Photo

 こちらはドイツベルリンの「ツァイスプラネタリウム」。
 美しい佇まいに、思わずうっとり。

・当Blog関連記事
 世界最大のプラネタリウム建造中@名古屋市科学館
 建造中の写真もなかなかです。

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2010.09.30

■新刊メモ 『ここがウィネトカなら、きみはジュディ』『巨大仏!!』『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』『編集進化論 ─editするのは誰か?』『ダーウィンの子供たち』『ロボット残党兵』

『ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー)』

"男はいつもと違う色の天井の下で目覚めた。ここはウィネトカか?それとも……。人生を飛び飛びに生きる男女の奇妙な愛を描いた、SF史上に残る恋愛時間SFの表題作。ヒューゴー賞/ネビュラ賞/星雲賞の三冠を獲得した、テッド・チャンのアラビアン・ナイトとハードSFを融合させた書籍初収録作、時間に囚われた究極の愛の形を描いたプリーストの名作ほか、永遠の叙情を残す傑作全13篇を収めた時間SFのショウケース。"

 実はまだ本を見てない。うちの近所の本屋、最近、ハヤカワSFですら全部は入らなくなってしまった。どうなってんでしょう。
 ネットで探しても(早川書房のページにすら!)収録短編のリストがないのが、残念。

中野 俊成『巨大仏!!』

"ウルトラマン(40m)やゴジラ(50m)よりもデカい。日本最大の“違和感”パラダイス。鎌倉大仏×9=ウルトラマン×3=最大120mの巨大仏。世界初の巨大仏写真集。
「ロンドンハーツ」「アメトーーク」などを手がける放送作家・中野俊成が珍妙な構図で撮り続けた28体"

 普通の街の情景に突然現れる巨大建造物。
 奇想建築と、その奇想な風景が堪能できる。是非、実物も見てみたいものだ。

村上 春樹『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』

"13年間の内外のインタビュー18本を収録。なぜ書くのか、創作の秘密、日本社会への視線、走ることについてなどを語りつくす"

 作家は白日夢を観るのが仕事というわけですかね??
 ここ13年の村上春樹の軌跡を確認できるのだろうか。

仲俣暁生編『編集進化論 ─editするのは誰か?』

"これからの編集者は、デスクワークが中心の知識集約型の仕事だけでなく、フィールドに飛び出し、 プロジェクトを立ち上げ、他業種との幅広いコラボレーションのもとで行なわれます。...本書はさまざまな領域で活躍する現役の編集者を中心に書かれました。紙メディアが長い歴史のなかで養ってきた「編集の原理」を受け継ぎつつ、 ウェブ編集やプロジェクト編集、日常編集など、今後さらなる展開をみせる「未知なる編集」をどう考えればいいのか?"

 ネット社会での編集という業態の広がりの分析、ということでしょうか。
 なかなか面白そうな切り口。

グレッグ・ベア 『ダーウィンの子供たち』

"遺伝子に潜むウイルスによる新人類の誕生から12年、において感情を理解し、動くそばかすで語り、ふたつのことを同時に話す—旧人類にとって“ウイルス・チルドレン”と呼ばれるその子供たちは明らかに異質な存在だった。"

横尾 公敏『ロボット残党兵 (1)』

"架空の第二次世界大戦を舞台に、日本軍が開発した人型兵器=サイボーグを主人公に、さまざまな陰謀があぶりだされていく。 タイトルは、前谷惟光の往年のギャグまんが「ロボット三等兵」のもじりである。シリアスな展開をかねたブラックユーモアとも読める味のある逸品だ。"

横尾 公敏『ロボット残党兵 4―妄想戦記』

 (1)の方で、なか身が確認できる。絵のタッチ、ストーリーともなかなか面白そう。
 (4)が新刊ですね。

◆関連リンク
asahi.com:妄想戦記 ロボット残党兵1 [作] 横尾公敏

"時は昭和18年1月、満州国とモンゴルの境界上の戦線で、日本軍の機械化人間が初めて実戦に投入される。〈日の丸人〉と名付けられたわずか28体の“新兵 器”が、巨大戦艦のようなソ連の〈超弩級(どきゅう)多砲塔戦車〉を粉砕。それを契機に、各国が兵器としての機械化人間の開発、実戦配備に力を注ぐように なり……。"

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2010.09.29

■世界最小のストップモーションアニメ Sumo Science's "Dot"

Jpg

YouTube - Dot. The world's smallest stop-motion animation character shot on a Nokia N8

 ケータイNokia N8 + 顕微鏡で撮影された9mmの女の子を主人公にした豆粒のようなコマ撮りアニメ。
 こういうミクロものって、元々日本人の十八番だったはずなのに、こういうのが今まで日本でなかったのは、なんだかちょっと残念(^^;)。

YouTube - Dot. The making of.
 約5分のメイキング。細密な人形の動きがどう作られたか、なかなかメイキングも楽しい。

◆関連リンク
Sumo Science's videos on Vimeo 同監督の他の作品。

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2010.09.28

■感想 OOPS! - Open Ogaki Planetarium Session (岐阜 おおがきビエンナーレ 2010 温故地新)

Oops_2

OOPS! - Open Ogaki Planetarium Session (岐阜 おおがきビエンナーレ 2010 温故地新)

"2010.9/25 14:00-18:00
IAMAS DSPコース+モバイル・メディア・プロジェクト+NxPC.Lab

 コスモドームのプラネタリウムを使用して、「温故地新」をテーマとした音楽や映像を中心とする展示やライブ演奏を行ないます。星空の投影とともにお楽しみいただける先進的で魅力的な作品を制作しました。
 出演者:Craftwife、kazuomi eshima、栗山 絵吏、鈴木 由信、トウマ シノブ、三澤 太智"

 当日の朝、twitterで知って、近所なので聴きに行ってきた。

Oops_menu

 時間が合わず、聴けたのは、後半の江島 和臣、鈴木 由信、トウマ シノブの3氏による演奏、約1時間のみ。

 プラネタリウムでのコンサートというのは、実は初めての経験。
 澄んだ電子音が素晴らしく、星空の投影とともに、気持ちよく聴くことが出来た。映像は投影機の星以外にも、人の表情をドット表示したものとかが流されていて、なかなか実験的映像な気分。

 興味深かったのは、そこにライブで演奏者とボーカルがいるのに、曲自体はMACを通して加工してスピーカーから流れるので、生演奏のライブ感覚が、そこで演奏されているのに、どこか遠くで奏でられているように聴こえたこと。
 澄んだ音と相まって、どこか彼岸の演奏を聴いているような気分になり、不思議な気持ちだった。もっと長く、ずっーと聴いていたくなったのは僕だけだろうか。

◆関連リンク
OOPS! - Open Ogaki Planetarium Session | NxPC.Lab - Next dimension Plural media Club experience. Laboratory
 参加アーティスト紹介他
NxPC.LIVE on USTREAM: NxPC.Lab (新次元多層メディア的クラブ体験研究室) UStream
 当日、こちらでUSTされたようですが、アーカイブは現時点、ないみたい。
Eshima Kazuomi (江島 和臣) - IAMAS DSP
【ぐらぐら】Kazuomi ESHIMA performance rehearsal @ USTREAM - IAMAS DSP こういう音楽。
YouTube - kafuka-Line, Cycling version これもたぶん江島氏の音楽。
Craftwife (HP)
YouTube - Craftwife-led-tie-demo2

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2010.09.27

■感想 鴻上尚史監督『恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜』

Hp

映画『恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜』公式サイト

 鴻上尚史監督『恋愛戯曲』、初日のレイトショーを観てきたが、劇場貸切。他にお客のいない映画館で映画を観たのは、相当久しぶり。TV局とのタイアップ等なしで、広告も劇場も少なく、苦戦を強いられているのだと思う。
 
 で、作品については映画と同じ3層構造で感想、書きます。
 3層構造は、この映画は夢の話ではないけれど、『インセプション』恋愛ドラマシナリオ版な感じ(^^;)。

 <第1層>一般映画視点
 <第2層>メタフィクション視点
 <第3層>第三舞台ファンとしてのコア視点

◆<第1層> 一般映画視点

 この映画は鴻上尚史が自分の先端の劇作手法でなく、一般に受ける、わかりやすい映画を狙って作ったと思われる。前半はワクワクするし、なかかな楽しめた。少しひねった恋愛映画という感じ。

◆<第2層> メタフィクション視点

 映画の1層は、TV局と作家の創作を巡る、面白いドラマになっていたと思う。しかし2層、3層のレベルが低すぎる。
 望ましくは、2層で優秀なTVドラマレベルの達成、3層で良質なコメディとしての達成が欲しかった。そうすれば、全体として面白い映画になっていたと思う。

◆<第3層> 第三舞台ファン視点

 鴻上尚史の映画3本を、初日に観てきた僕の期待は、あの第三舞台の芝居、シャープでシニカルな笑いと速射砲のようなスピードで語られる深刻な哲学の、絶妙で奇跡的な融合の劇作手法が、どう映画として昇華するかという一点だ。

 残念ながら今回の映画も、第三舞台の芝居の衝撃が、映画としてスクリーンに再生されることはない。これは予算の問題ではないだろう。芝居と映画は演出手法が異なる、と考えているのか。劇作での演出アプローチが映画ではとられていない。(特に第三作の『恋愛戯曲』は顕著に普通の映画)

 僕はあの演劇の手法がどう映画に昇華するかが観たいのだけれど、、。役者の速射砲のセリフは特に予算のない映画でも実現できる。哲学とユーモアの融合も脚本の練込み次第。そして音楽の使い方、突然でかくなるボリュウムとか映画でもやればいいのに。鴻上尚史は、その演劇的演出の導入で、映画にある種の変革を起こせるのではと期待していたのは僕だけだろうか。
 しかし、眼前に展開されたのは、残念なことに、またも新人監督の映画習作という仕上がり。
 ファンとして、こんな風に書きたくはなかったのだけれど、第三舞台の革新を求めるのであれば、この映画は残念としか言いようがないのであった。

◆蛇足 『恋愛戯曲』音楽で最後にひとつ苦言

 甲本ヒロト「リンダリンダ」が劇中で使われているが、ブルーハーツファンとしても、第三舞台ファンとしてもこの曲の使い方にはがっかり。でかいボリュームで映画のテンションに合わせてガンガン鳴らしてほしかった。本当に残念。
 彼自身も大好きな歌のはずなのに、鴻上尚史、どうしてしまったのだろう。
 何か、楽曲使用でクリアできない問題があったのだろうか。

◆関連リンク
映画にしたかった舞台作品 「恋愛戯曲」
 鴻上尚史監督インタビュー (MSN産経ニュース)

 

 劇場映画としては16年ぶりの監督作となった、劇作家・演出家の鴻上尚史は「映画の神様と握手させてもらうために長い階段を上っている感じ」と、独特の表現で手応えを語る。

 

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