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2011年5月

2011.05.31

■天願大介監督『デンデラ』 公式サイトと予告篇

Photo

映画 『デンデラ』 公式サイト 予告篇 物語

"早く姥捨てされて神に召されたいと願っていたが、その彼女までもが死ぬのを怖がって生き続ける姿にカユの心は揺らぐ。"

 いよいよ天願大介監督・脚本作品が6/25公開。
 このポスターのビジュアルと予告篇がなかなか強烈。R.A.ラファティの「九百人のお祖母さん」を思い出すのは、僕だけだろうか(^^;)。こちらは眼が怖いが、、、。

 天願監督の情念と捩じれたユーモアを得意とする作風に、かなりマッチする傑作の予感。一律1000円公開ということなので、是非、劇場で観てみたい。

◆関連リンク
R.A. ラファティ, 浅倉 久志訳『九百人のお祖母さん』
佐藤 友哉『デンデラ』

"五十人の老婆が、奇妙なコミュニティを形成する現在の姥捨て山「デンデラ」。ある者は自分を捨てた村を恨み、ある者は生き永らえたことを喜び、ある者は穏やかな死を願う。様々な感情が渦巻く隠れ里は、一匹の巨大羆の襲来により、修羅場と化した"

“70歳”浅丘ルリ子、映画「デンデラ」で女優50人とアクション挑戦 : 映画ニュース - 映画.com

"天願大介監督、浅丘ルリ子主演の映画「デンデラ」が製作されることになった。老人役の女優50人が激しいアクションを繰り広げる衝撃作で、浅丘のほか倍賞美津子、山本陽子、草笛光子ら日本映画界を代表する豪華な顔ぶれが結集する。

同作は、佐藤友哉の同名小説が原作で、70歳をすぎた老人を山に捨てるという古代日本に残る「姥(うば)捨山伝説」が題材になっている。死んだと思 われていたはずの老女50人が、さまざまな思いを抱えながら、過酷な自然状況のなかで集落を築き懸命に生き延びていたという設定だ"

・当Blog 天願大介監督  関連記事

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2011.05.30

■黒田潔 × 古川日出男 展覧会『舗装道路の消えた世界』ドキュメンタリー

YouTube - 黒田潔 × 古川日出男 展覧会『舗装道路の消えた世界』ドキュメンタリー

"動植物をモチーフとした繊細で有機的なイラストレーションを武器に、様々なメディアで表現活動を行うイラストレーター/アートディレクターの黒田潔と、「アラビアの夜の種­族」「LOVE」といった著書をはじめ、純文学、ミステリー、ファンタジー、SFというジャンルでは括れないほど独特な視点で描いた作品を数多く発表している小説家の古川­日出男のふたりがコラボレートする展覧会「舗装道路の消えた世界」にて発表された作品の制作風景を記録したドキュメンタリー"

黒田潔 × 古川日出男 展覧会『舗装道路の消えた世界』 | PUBLIC/IMAGE.3D

"黒田潔 × 古川日出男 展覧会『舗装道路の消えた世界』ドキュメンタリー 制作:ノックオンウッド 撮影:ティーエスピー・エンジニアリング"

Tigertiger

 興味深いアートの映像。とにかくまず再生してみて下さい。

 男優の身体にグラフィックが憑依し、外見は人間だが、別の存在である何ものかに変容。
 破れた服からはみ出る、肌に直接描かれたイラスト。そして取り憑いて、まるで肌を突き破って体内から露出したように見える立体造形。

 先日のオリビエ・デ・サガザン 人体変容パフォーマンスを少し彷彿とさせる。こうしたアートは、プロジェクションマッピングの人体へ適用とか、今後の可能性を感じさせる。

 もう一つ、上のドキュメントで、僕が思い浮かべたのは、多くのSFファンと同様にアルフレッド・ベスター:Alfred Bester『虎よ!虎よ!:tiger! tiger!』。

 体に異様な刺青をされた主人公ガリヴァー・フォイルを彷彿とさせる。今回、画像検索してみたが、やはり世界的に観ても、寺田克也の表紙絵のビジュアルがこの線では最も素晴らしい(下記参照)。
 体表面の刺青ということではそうなのだが、右上に示したのは別のアーティストのビジュアル。このアーティストは、Adrian Chesterman(公式HPへリンク)。どこが虎なんだ、という指摘は置いといて、サイバーパンクの先達のこの本に合った、とても素晴らしいイラストである。

◆関連リンク

アルフレッド・ベスター, 中田 耕治訳『虎よ、虎よ! 』

“ジョウント”と呼ばれるテレポーテイションにより、世界は大きく変貌した。一瞬のうちに、人びとが自由にどこへでも行けるようになったとき、それは富と窃盗、 収奪と劫略、怖るべき惑星間戦争をもたらしたのだ! この物情騒然たる25世紀を背景として、顔に異様な虎の刺青をされた野生の男ガリヴァー・フォイルの、無限の時空をまたにかけた絢爛たる〈ヴォーガ〉復讐 の物語が、ここに始まる……鬼才が放つ不朽の名作!"

当Blog記事
Olivier de Sagazan "performance O de Sagazan 08" オリビエ・デ・サガザン 人体変容パフォーマンス
古川日出男 関連記事"

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2011.05.27

■新作BDメモ トラン・アン・ユン監督『ノルウェイの森』エクステンデッド版

Bd

トラン・アン・ユン監督『ノルウェイの森』
 【コンプリート・エディション3枚組】

"2011.6/22発売
【Disc2】 特典映像(DVD)
・メイキングその1<キャスト編>(約43分)
・メイキングその2<撮影編>(約28分)
・イベント映像集(約40分)
・未公開カット集
【Disc3】(Blu-ray) エクステンデット版本編(150分)"

映画「ノルウェイの森」BD化。16分長い特別版 -AV Watch

"小川真司プロデューサーからのコメント

 映画『ノルウェイの森』には完成バージョンが二つ存在する。
 製作された順を時系列で追うと『エクステンデッド版』が先に仕上げられ、『劇場公開オリジナル版』が後に編集された。(略)
 監督はそれぞれのバージョンを完全に異なった方針に基づいて編集を行った。それは非常に繊細な編集におけるニュアンスの部分における選択の方針なのでひとくくりに説明するのは難しいが、あえて結果のみの印象を比べると『劇場公開オリジナル版』はより主人公たちのエモーショナルな部分が強調されており、『エクステンデッド版』はより映画全体の雰囲気、世界観を重視した構成だといえる。(略)

 あの冷たく深い森がさらに豊穣に紡がれるとは!
 僕は以前に感想として述べたように、ユン監督が創り出した映画全体の雰囲気に強く惹かれたので、そこがさらに拡張されるバージョンが世に出るのは、とても楽しみ。

 近頃、これだけディスクの発売が待ち遠しい映画も珍しい。6/22が楽しみである。

◆関連リンク
YouTube - インテル 最新 TV CM 「建築家」編
 水原希子が、浜辺でノコギリを引いて東京タワーを作っているintelのCM。いたずらを企てるあの笑顔がいいですね(^^)。

当Blog記事
感想 トラン・アン・ユン監督 村上春樹原作『ノルウェイの森』

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2011.05.26

■DOMMUNE 映画公開記念番組「『アトムの足音が聞こえる』マニュアル」大野松雄氏 TALK&LIVE!

Dommune_ohno

Twitter / @UKAWA NAOHIRO™ #DOMMUNE

"19時〜映画公開記念番組「『アトムの足音が聞こえる』マニュアル」TALK&LIVE!!:大野松雄、冨永昌敬(映画監督)、パードン木村、田中雄二 なんと大野さん80歳で人生2度めのオープンリールLIVE!!です!!神配信確定!!"

Togetter - 「DOMMUNE『アトムの足音が聞こえる』TALK&LIVE 大野松雄」

 5/21に公開された冨永昌敬監督のドキュメンタリー『アトムの足音が聞こえる』(公式HP)で取りあげられた音響デザイナー・大野松雄氏の記念トークとライブが、宇川直宏氏が主宰するライブストリーミングスタジオDOMMUNEで開催され、その様子がUstreamで生放映された。
 大野氏の生のべらんめぇと「この世ならざる音」のライブを聴けて、とても刺激的な放送だった。

 5/25には、大野松雄氏の新作CD『YURAGI #10』も発売される。
 大野氏は80歳という高齢にも関わらず、電子音の最先端をいまだ切り拓いて行こうという気概が垣間見える。素晴らしい姿勢であると思う。
 オープンリールテープをその手でスクラッチする様を生(放送)で見られて、その気概の一端がこちらにも流れ込んでくるようなのであった。

 詳細は、放映当日にtwitterの皆さんのつぶやきを、僕が拾い出してまとめたtogetterのリンク先をご覧下さい。そのパワーに魅せられた皆さんの感激の声が溢れています。

◆関連リンク

YouTube - 『アトムの足音が聞こえる』予告編
 この動画は予告篇です。本記事の大野松雄氏TALK&LIVEの映像ではありませんので、ご注意を。
大野松雄『YURAGI #10』 新作CD

1. Yuragi #10(version 1) 2. Yuragi #10(version 2) 商品の説明 内容紹介 1963 年に放映がはじまった日本初のTV アニメ『鉄腕アトム』の音響デザイナーとして今なお多くの電子音響ファンを魅了し続 ける大野松雄。 2011 年5 月にはその大野を主役に据えた冨永昌敬監督によるドキュメンタリー映画『アトムの足音が聞こえる』が劇場公開される(ユーロスペースほか全国順次公開)。 この映画公開に合わせ、2005 年の『大野松雄の音響世界3「はじまり」の記憶』以来となる新作アルバムをリリース。 2009 年7 月に草月ホールで行なわれた公式としては初のライヴ・パフォーマンスで試みた表現を再構築した音源を使用。


当Blog記事
感想 シネグリーオ製作・冨永昌敬監督『アトムの足音が聞こえる』

"ラストで80歳になった大野氏の映像にナレーションがかぶる。
「一度掴んでしまったらその音はこの世に存在する音になってしまう。存在する音に僕は興味がない」"

シネグリーオ製作・冨永昌敬監督『アトムの足音が聞こえる』試写会

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2011.05.25

■感想 マイケル・マドセン監督『INTO ETERNITY:地下深く 永遠(とわ)に ~核廃棄物 10万年の危険~』

Into_eternity

2/16 NHK BS1 地下深く 永遠(とわ)に
 ~核廃棄物 10万年の危険~:kayophoto info

"NHK BSドキュメンタリー 「地下深く 永遠(とわ)に ~核廃棄物 10万年の危険~」 アップリンクが配給している、原題:INTO ETERNITYが50分バージョンでNHKで放送されるそうです。"

映画『100,000年後の安全』公式サイト
トーキョーノーザンライツフェスティバル2011 [2011年2月12日〜20日 渋谷ユーロスペース / アップリンク]

"100,000年後の安全  原題:INTO ETERNITY
■ 監督:マイケル・マドセン ■ 出演:マイケル・マドセン
■ 2009年 デンマーク/フィンランド/スウェーデン/イタリア
■ 75min ■ 言語:English ■ 提供:アップリンク                                                                                                                
【受賞】2010年 パリ国際環境映画祭グランプリ、2010年 アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭・最優秀グリーン・ドキュメンタリー賞、2010年 コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭・有望監督賞

 フィンランドに建設が決定した、世界初の高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場。埋設後、その巨大システムは10万年間保持されるように設計される予定だが、果たして 10万年後の人類にその危険性を伝えることはできるのだろうか?(略)
 地下400mに作られるまるで要塞都市のような巨大システムの中で、廃棄物は人工バリアに入れられ10万年は隔離されるという。(略)
 照明を反射する岩盤、施設内にひしめく数々の調査機器、なめらかに動く掘削重機、それらのフォルムを美しく捉えた、まるでSF映画と見紛う近未来的な映像美で観る者の度胆を抜きながら、映画はプロジェクトの実行を決定した専門家たちの言葉を丹念に拾い出し、未来の子孫の安全性について問いかけてゆく。人類の負の遺産をめぐる衝撃のドキュメンタリー。 (栗本)"

Twitter / @Uotuki-tsukuyo: ETV特集 地下深く永遠に Twitter / @Uotuki-tsukuyo 十万年後の人類に Twitter / @Uotuki-tsukuyo

"そしてさらに凄いのが十万年後の人類に、それが危険なものであることを伝える方法……。これはみてもらわないとわからないのだけど、ブレードランナーか指輪物語かベクシンスキかみたいなオブジェをつくることで、そこが危険な場所であることを伝えるというもの……。そのビジュアルは絶景……。"

 魚月さんのツイートで教えていただいたNHK ETV特集にて短縮版が放映されたフィンランドの放射性廃棄物 地下処分所 ONKALO(フィンランド語で「隠し場所」の意味)のドキュメント。

 もちろん僕の関心は、上で引用させていただいた危険であることを10万年後の人間にどう伝えるか、危険を示すオブジェを作る、という部分。

 10万年後の未来にも通じる普遍的な恐怖のマーカーの模索。番組中では、上に引用したいくつかのラフ画紹介とムンクの叫びが例として語られていた。もし10万年後にこれを観る者が、もしも人間なら危険とわかるはずだ、という推測。

 番組ではまだ結論が出ておらず、こうしたマーカーで積極的に施設の危険性を明示するという案と、逆に絶対に気づかないようにひっそりと隠してしまうという案の二つの間で結論がついていないと言っていた。
 これは、どういう決着をするか。そして恐怖のマーカー案を選択した時に、どんなヴィジュアルが選択/作成されるか、というのがとても興味深い。

 まさに、幻惑的な命題だ。
 10万年後の「人間」っていったいどうなってるのか。そして果たして彼らはムンクの「叫び」から恐怖を読み取れるのか。
 異星人の恐怖感覚を想像するくらい久遠の命題担っていると思う。

 僕なら、恐怖のマーカーに使用する作家として、魚月さんが書かれているベクシンスキーの他に、深井克美エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァーオリビエ・デ・サガザンあたりを挙げると思う。うちのblogを継続的に読んでいただいている方には、またか、と言われそうですが、、、。

 いずれにしても、この興味深い取り組みの今後を見守りたいと思います。

■10万年の未来

 エジプトのピラミッドですら、建造は紀元前2500年頃と言われており、作られたのは今から5000年弱前。10万年というとその約20倍の気の遠くなるような時間である。おそらくこの10万年という設定は(番組でも詳細は触れられていなかったと思う)、プルトニウムの半減期2.4万年に由来していると思う。
 10万年後にはプルトニウムが崩壊して(1/2)^4=1/16になることから、設定された数字だろう。

 0.5万年前のピラミッドですらどんな意図で作られたのかが、記録として全く残されていないのに、さらにその20倍の期間先の未来に、どうやって正確なメッセージを残すのか、大変な命題である。

 10万年。人類の言語他のコミュニケーション手段や文化形態が大きく変貌を遂げているかもしれない未来。そして人類は存続しているかどうかすらも怪しい。
 人類が生み出した放射性廃棄物のとんでもなさが、ここからも気が遠くなるように想定できる。東電や原発を持つ電力会社、推進した政治家や大学研究機関が、こんな想像力を持っていたら、現在の状況はなかったのかもしれない。これは彼らの政策を許容し続けてきた我々日本人の大部分に帰ってくる言葉なのだと思うが、、、、。

◆関連リンク
論文 「フィンランドにおけるONKALO建設の近況」(日本語PDF)
"地下深く永遠に:Into Eternity"予告篇

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2011.05.24

■新刊メモ S.R.ディレイニー『ダールグレン:Dhalgren』 大森 望編『NOVA 4』

サミュエル・R・ディレイニー『ダールグレン (1) (2)』
 国書刊行会−−これから出る本

"サミュエル・R・ディレイニー 大久保譲訳
四六判・上製 定価3360円/3570円

「20世紀SFの金字塔」「SF界の『重力の虹』」と賞される伝説的・神話的作品がついに登場! 異形の集団が跋扈する迷宮都市ベローナを彷徨し続ける孤独な芸術家キッド──性と暴力の魅惑を華麗に謳い上げた最高傑作。2冊同時刊行 5/24日発売6/20発売予定(5/28時点修正)"

 ついに国書刊行会の新刊案内と、Amazonにサミュエル・R・ディレイニー『ダールグレン (1) (2)』が登場、予約可能になっている。
 本当に発売されるんですね! Amazonでは、国書刊行会のHPの5/24発売と異なり、何故だか発売日は5/31になっている。予約したけど、何故だか不安だ(^^;)

◆関連リンク
当Blog記事
・11.7/18追加 感想 サミュエル.R.ディレイニー『ダールグレン:Dhalgren』
S.R.ディレイニー『ダールグレン:Dhalgren』舞台化 Jay Scheib "Bellona, Destroyer of Cities"

大森 望編『NOVA 4---書き下ろし日本SFコレクション』
 河出書房新社|NOVA 4

●京極夏彦「最后の祖父」
●北野勇作「社員食堂の恐怖」
●斉藤直子「ドリフター」
●森田季節「赤い森」
●森深紅「マッドサイエンティストへの手紙」
●林譲治「警視庁吸血犯罪捜査班」
●竹本健治「瑠璃と紅玉の女王」
●最果タヒ「宇宙以前」
●山田正紀「バットランド」

『NOVA4』(河出文庫)刊行記念「大森望のSF漫談」VOL・12
ゲスト:山田正紀さん (WEB本の雑誌)

"開催日時  2011年5月26日(木)19:00~
会場 青山ブックセンター六本木店
参加方法 青山ブックセンター六本木店の店頭もしくはお電話にてご参加予約を承ります。 トーク終了後にサイン会がございます。同じく2011年5月8日(日)朝10時より、青山ブックセンター六本木店にて『NOVA4』(河出文庫 税込み・ 998円)を御買い上げの方に、サイン会整理券を差し上げます。『NOVA4』に大森さん&山田正紀さんのWサインが入ります。"

 順調に刊行されている大森望氏の『NOVA』も既に4巻。
 まだ『NOVA3』も積ん読なのに、これはいかん、読まねば(^^;)

 山田正紀氏との漫談、楽しそうですね。関東の方は、是非。

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2011.05.23

■スタート! 福島県立美術館「トらやんの方舟計画(プロジェクト)」

110518torayan

福島県立美術館

"常設展示では「トらやんの方舟計画」がスタートします。こちら(PDF)をご覧ください。

2011.5/18(水)〜8/28(日) 9:30-17:00(入館 〜16:30)月曜日休館
■プロジェクト趣旨
福島県立美術館の常設展に展示されているヤノベケンジ作品《ラッキードラゴン構想模型》。《ラッキードラゴン》とは、1954年アメリカが太平洋ビキニ環礁で行った水爆実験で被曝した静岡県焼津のマグロ漁船・第五福竜丸のこと。ヤノベは被害者である《ラッキードラゴン》を大きな太陽を掲げて船出する"希望の船"へと変身させました。
「さぁ次は、みんながこの"希望の船"に乗り込み、私たち自身の力で未来の世界へと船出する番だ!」私たちとトらやんの方舟はプロジェクトの発進です"

Twitter / @ヤノベケンジ氏(11.5/21, 9:36)

"今福島県立美術館に作品を展示しています。その作品を使って福島に住む方がこんなプロジェクトを始めてくれました。楽しみ!"

 ヤノベケンジ氏の福島県美術館 常設展示作品《ラッキードラゴン構想模型》を用いて、新たなプロジェクトがスタートしたとのこと。

 詳細は、公式HPにもテキスト化されていないので引用はしませんが、上記PDFをご覧下さい。

 この方舟が、福島の原発事故の"希望の船"になるといいのですが、、、。

◆関連リンク
究極映像研 ヤノベケンジ関連記事 - Google 検索

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2011.05.20

■サルバドール・ダリ美術館@フロリダ : Salvador Dali Museum St Petersburg Florida

Salvadoredalimuseumstpetersburgflor

Salvador Dali Florida - Google画像検索
 サルバドール・ダリ美術館@フロリダ。知らなかったけれど、今年の1月にオープンしていたとのこと。
 建築が素晴らしいので画像検索してみた。

2011.1/11オープンのニュース映像
 建築と収蔵作品が簡単に紹介されている。
 で、面白いのがダリの絵画に登場するキャラクタのコスプレパレード。残念ながら溶ける時計の扮装はないw。

 建築家はHOK:ヘルムース・オバタ・カッサバウムということみたい。今ひとつ情報が見つからないwので、詳しい方、コメントで補足いただけると嬉しいです。

◆関連リンク
美術界のアクション・フィギュアの巨匠がアーティストを人体改造 | DDN JAPAN / (DIGITAL DJ Network)
 ダリのフィギュアも掲載されている。

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2011.05.19

■感想 成田亨『特撮と怪獣 わが造形美術』『特撮美術論』

成田亨 著, 滝沢一穂 編集『特撮と怪獣—わが造形美術』

"ウルトラマンに結晶したコスモス、怪獣に発見したカオスとは? ウルトラマンとウルトラ怪獣の生みの親で「ウルトラの父」の異名をもつ伝説の彫刻家が、初めて明かす内なる声"

成田 亨『特撮美術』

"日本特撮史の金字塔。驚異のマル秘特撮原理を初公開!『第三次世界大戦』『新幹線大爆破』『ウルトラマン』『突撃!ヒューマン!!』…特撮現場の最前線でスリリングな名場面を創造した著者、40年の集大成!秘蔵写真230点収録"

 TwitterでUotsukiさんとやりとりしていて、読みたくなった本。
 既にいずれも絶版なので図書館で借りて、G.W.課題図書(^^)として読んでみたので、まずは簡単に紹介する。

 僕は、シュルレアリスムと日本の怪獣の系譜をつなげるような視座の評論が読みたいと、ずっと思っている。
 おそらく我々の世代は、幼児期にシュルレアリスムの直撃を、怪獣と70年大阪万博によって受けた世界でも先端の民族wである。
 その嚆矢がどう系譜を作るか/消えていくのか?という命題に凄く興味がある。日本の究極映像研究(^^;)として、主要なテーマであると思っている。

 その視点で、円谷テレビシリーズの怪獣/特撮ビジュアルを作り上げた1人である成田亨氏に興味があり読んでみた。主要な関心は「美術の系譜/シュルレアリスムを成田氏がどうウルトラシリーズに取込んでいったか」である。さて、結果は、、、。

 『特撮と怪獣 わが造形美術』は聞き書き。『特撮美術論』は成田氏自身が書かれている。前者の聞き書きでニュアンスがあいまいな部分も、後者で自身の筆で書かれていることで、合わせて読むことで明確な作家の意志が確認できる。
 前者で氏自身が述べているように、成田氏は非常に理論的に怪獣にアプローチしていたことがわかる。

 特に、怪獣の理論と実践が印象的。
 しかし、残念だったのは読みはじめた僕の目論み、怪獣とシュルレアリスムについてはほぼ述べられていなかった(^^;)。

 成田亨氏、シュルレアリスムというより、やはり上のtwitterリンク先でUotsuki:魚月さんも書かれている「半抽象」ということがポイントになっている。
 成田亨氏は、武蔵美大で造形を学び、影響受けたのがリン・チャドウィックとピカソと言っている(『特撮と怪獣』P111)。リン氏の造形は日本語での画像検索"lynn chadwick"英語での画像検索を参照。

 シュルレアリスムかどうかはともかく(^^;)、成田亨氏が影響を受けたという「半抽象」の彫刻家リン・チャドウィックの作品を見るとウルトラ怪獣かエヴァの使徒かという大胆な形態である。とくに"Inner Eye"という作品などは、まさにヱヴァの使徒(^^;)。
 あきらかに西洋の抽象的な造形美術の影響が、ウルトラ怪獣に影響を与えていたことが確認できたのは、大きな収穫であった。

 一方、元々のテーマ設定「怪獣とシュルレアリスム」ということでは、成田亨氏の美術監督/デザインを受けて、実際に怪獣を造形物として作った高山良策氏の系譜が重要かもしれない。
 日本にシュルレアリスムを紹介した画家 福沢一郎に師事していたシュルレアリスムの作家高山良策氏。

 たとえば、福沢一郎の絵「牛」という作品、シーボーズだ。と思ったら展示会『福沢一郎絵画研究所展〜進め! 日本のシュルレアリスム』でそう紹介されていたというネットの記事が出ていた。
 このリンク先の記事で触れられている展覧会場の映像は、以前感想を述べた造形家・高山良策を追った実相寺昭雄監修の『怪獣のあけぼの』という番組のことかもしれない(?)。

 いずれにしても、この観点では、高山氏が「宇宙船」誌で連載された「怪獣製作日記」が出版されていないのが残念である。

■ポイントの備忘録
 上で述べた二冊は、現在いずれも絶版で、Amazon中古価格『特撮と怪獣 わが造形美術』は約1.1万円、『特撮美術論』は約3.5万円。
 手元にほしいが、とてもこの値段では無理である。確認したい時は図書館で、もう一度、借りることとしよう。

 絶版でなかなか眼にする機会も少ない貴重な本。そこで、備忘録として以下自分が気になった部分をメモしておく。本書を読みたいと考えている方は、参考にしていただきたい。

◆『特撮と怪獣 わが造形美術』

" 創作のインスピレーションは、彫刻の場合は、デッサンをする以前に、今度はこんなものを作ろうというのが、なんか沸いてくるんです。
 腹の中からずっーとこう沸き上がってきたものを、鳥に置き換えていくと、その時に鳥の抽象化が起こってくるんです。
 沸き上がってきたものってのは、感情っていうか、普通われわれはエモーションというけどね。感動と言うけど。(P110)

 マリノ・マリーニの馬の荒々しい豪快。ペリクレ・ファッツィーニの馬の流麗。アルベルト・ジャコメッティの犬の生命感。それらの作品には、人の意外性をつく感動があった。それよりも、僕の頭に充満していたのは、パブロ・ピカソの山羊の構成、リン・チャドウィックの「アニマル」と題する作品群でした。
 抽象的形態と言っても、完全に抽象化してしまうと大衆から遊離してしまう。かつての岡本太郎さんの宇宙人のデザインがそうであった。(P158)

(ミニチュアの超遠近法について)建物のミニチュアそれ自体に遠近法をつけてしまわないと、実際の遠近法にならないわけです。だから建物に遠近法をつける。(P120)

怪獣デザインの原則
1. 過去にいた、または現存する動物をそのまま作り、映像演出の巨大化のトリックだけを頼りにしない。
2.過去の人類が考えた人間と動物、動物と動物の同存化合成表現の技術は使うが、奇形化はしない。要するに「ウルトラ」怪獣は化けものにはしない。
3.体に傷をつけたり、傷跡をつけたり、血を流したりはしない。(P145)

僕の考えでは、それは人間の存在とそれを超えたもの、神、あるいは鬼への畏敬か、恐れなんです。(P152)

 例えば、「ピット星人」なんかもそういうアンバランスなデザインの宇宙人じゃないですか。ま、トンボって言えばトンボでしょうけど。
 そのへんが、シュルレアリスム的手法を用いているなんて言われる原因でしょうね。そうだと思います。(P216)"

 シュルレアリスムについてはこの記述のみ。

 あと、焼け跡を描く時のミニチュアの「逆遠近法」。カメラの移動で奥の景色が動かないようにする、とか面白く読んだ。

◆『特撮美術論』

"怪獣の定義
1.怪獣は怪獣であって妖怪(お化け)ではない。だから首が二つとか、手足が何本にもなるお化けは作らない。

2.地球上のある動物が、ただ巨大化したという発想はやめる。

3.身体がこわれたようなデザインをしない。脳がはみ出したり、内蔵むき出しだったり、ダラダラ血を流すことをしない。(P104)

文化の七面体。美 善 真 用 新 益 創(P17)

特撮映画のリアリズムは自然の再構築です。
私たちの最後の勝負はスクリーンという平面なのです。
空間感覚と平面感覚の両方の感覚を行ったり来たりしながら作らなければなりません。
スクリーンという平面に写ったものがリアルでなければならないのです。(P26)

絵画史に遺るような名画でも、雲とか波は無視されたように描かれていません。(略)特に印象派以後の近代絵画では、雲は無視されてきました。(P46)

錯視遠近法による無重力空間を創り出し、映像化しようと思うのです。現在、いくつかの四次元無重力セットの考えを持っていますが、これはその一例です。(P152)"

 最後の一文には、エッシャーの騙し絵のようなデザイン画が添えられている。これは是非、映像化してほしかった。

 あと図版も数多く掲載されていて興味深かったが、『第三次世界大戦 四十一時間の恐怖』ゴールデンゲートブリッジの超遠近法ミニチュアが圧巻。これはLIFE誌に、一頁大で掲載されたとか。この映画はテレビで一度だけ観たことがあるが、原水爆戦の描写が凄かった。
 成田氏は『樺太1945年夏 氷雪の門』の特技監督をつとめられたらしいが、ここでも燃える町のミニチュアセットの写真が掲載されている。これらに付けられた文章で、戦中の焼け跡経験を語られているが、戦後の特撮映像に大きく戦争の傷跡が影響していることが明確な発言として記録されている。

◆関連リンク
成田亨 - Wikipedia
 こちらには、上の二冊からの記載が多く掲載されている。
福沢一郎 - Wikipedia

"1924年から1931年にかけてパリに遊学する間に絵画制作へと移る。ジョルジョ・デ・キリコやマックス・エルンストに影響を受け、昭和初年にシュールレアリズムを日本に紹介した。多摩美術大学、女子美術大学教授をつとめた。"

高山良策 - Wikipedia

"23歳。退役して帰国後、田辺製薬図案部に就職。また、本郷にあった福沢一郎の絵画研究所で学ぶ。福沢は当時、シュルレアリスム絵画を描いており、その影響をうける。"

リン・チャドウィックの詳細 - 作家詳細情報 - 徳島県立近代美術館

"モビールとともに構成的作品を制作するが、昆虫や動物を題材にした象徴的作風を経た後に、人間をモチーフとして鋭角的な面取りを行なう表現を展開する。"

 雑談だけれど、リン・チャドウィックで検索すると、『バタリアン4,5』に出たという女優のエイミー・リン・チャドウィック関連の画像が多く混入(^^;)。

・当Blog記事
 『怪獣のあけぼの』造形家・高山良策を追った実相寺昭雄監修番組

 

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2011.05.18

■動画 名和晃平 "PixCell-Model-Leopard" @ULTRA FACTORY 京都造形大

YouTube - 名和晃平 PixCell Leopard@ULTRA FACTORY
 昨日紹介した名和晃平氏の「シンセシス展」でも展示される"PixCell"と名付けられた作品を立体的に紹介したいと考え、以前2008.9月に記事で紹介した京都造形芸術大 ウルトラ・ワーク・イン・プログレス 『ULTRA FACTORY ウルトラファクトリー展』にて撮ってきた自分のビデオを編集して、展示作品 "Leopard" の紹介動画を作成した。

 大小のガラス玉の美しい光を、造形物を回り込んで写しているので、立体感をお楽しみいただければ幸い。ULTRA FACTORYの秘密基地的な様子も見られます(^^)。
 観た当時の紹介文を以下に再掲。

" なかでも嬉しかったのは『THE POWER OF JAPANESE CONTEMPORARY ART』の表紙で知って一度観たいと思っていた名和晃平氏の作品が観られたこと。

 「PixCell」と名付けられた彫刻概念は下の写真のように透明のガラスビーズで物体(時には剥製)の表面を被覆したもの。 
Horz

「物体のテクスチャーや色は、無数の小部屋(Cell)の中に取り込まれて解体され、イメージの要素(Element)の集まり、つまり「映像の細胞」(PixCell)という新たなビジョンにおいて提示される」(ULTRA PROJECT catalogより)。

 今回の作品は豹。無数のガラス球の大きさのバランスとか、透明感を持って映し出される周りの光景であるとか、いつまでも観ていたくなる奥深い映像美である。まだ制作途中で裏面に回ると元の物体が生々しく見える。
 ガラス球からウルトラファクトリーを眺めるPixCellな豹の視点が、観る者の想像力をいたく刺激する。冷徹な視線はファクトリーの熱い現場をどのように観察していたのだろう(って豹はその現場にいなかったのかも)"

 本作品は、ULTRA FACTORYで名和氏が制作中に、その過程を公開されたものなので完成品ではない。しかしある意味、造形の過程のガラス玉の奥のテクスチャが見られるのが貴重かもしれないと思う。

japanese contemporary art: Japan at 40. Art Basel.

"Kohei Nawa, PixCell-Model-Leopard, 2008"

 こちらで完成品が展示されたらしい。作品名は"PixCell-Model-Leopard"となっているので、豹であるのは間違いないだろう。

◆関連リンク
神秘的・幻想的・アンビエント フリー音楽素材

"夜と共に耽る 2分50秒/2.56MB アンビエント"

 動画にはこのサイトから著作権フリーで公開されている音楽を使用させていただいた。音楽を作れない僕は、こうしたフリー素材を公開いただいている方に、本当に感謝です。素晴らしい音をありがとうございます。

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2011.05.17

■「名和晃平─シンセシス展」KOHEI NAWA SYNTHESIS@東京都現代美術館

Horz

「名和晃平─シンセシス展」
東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO

 プレスリリース(PDF)

"「Cell」という概念をもとに、先鋭的な彫刻・空間表現を展開する名和晃平(1975年生まれ)の個展を開催します。 名和はビーズやプリズム、発泡ポリウレタン、シリコーンオイルなど流動的な素材・メディアを情報社会における感覚や思考のメタファーとして扱い、デジタル とアナログの間を揺れ動く身体と知覚、感性のリアリティを多義的に表現します。 BEADS/PRISM/LIQUID/GLUE/SCUM/DRAWINGなどのカテゴリーに新たな展開を加え、音楽やファッション、プロダクトデザイ ン領域とのコラボレーション、パブリックアートなど、国際的に活躍する作品世界の魅力を紹介します。

会期:6/11(土)〜8/28(日)
休館日:月曜日 ただし7/18, 8/15, 22は開館、7/19は休館
会場:企画展示室 地下2階
時間  10:00 〜 18:00(入場は閉館30分前まで)
    ※節電等の影響は予め御確認の上、来館下さい。
スタッフ 企画=森山朋絵(学芸員)/広報=小原久実子"

 「名和晃平─シンセシス展」公式サイトは製作中だけれど、プレスリリースのPDFに掲載された展示作品の写真が素晴らしい。

 僕は以前記事にした京都造形芸術大 ウルトラ・ワーク・イン・プログレス 『ULTRA FACTORY ウルトラファクトリー展』にて、大小のガラス玉で構成された豹を観た(この時の動画 名和晃平 "PixCell-Model-Leopard")。

 トップに掲載した写真と同じく、動物の姿の造形に大小種々のガラス玉を付けたもの。写真だけではわかりにくいけれど、四方から眺めた時の光の変化が素晴らしい。

Kohei Nawa PORTFOLIO BEADS(名和晃平氏公式HP)

"PixCell - ...... (Beads) 対象となる物体の表面を透明のガラスビーズで被覆することで、物体そのものの存在を「光の殼」で置き換え、「映像の細胞」(PixCell)という新たな ビジョンを提示する。 動物の剥製はすべてインターネットで収集。オークションサイトを検索し、モニター上にPixelとなって登場するイメージのなかから選ぶ。しかし、購入し て実際に送られてきた本物の剥製は手触りや臭いが生々しく、イメージとのギャップがある。それらを今度はPixCellに置き換えていく。"

 PixCellと名付けられたガラス玉の作品が、たくさん掲載されている。
 またその他の彫像作品も見もの。

◆関連リンク
・同時開催はこちら
 フレデリック・バック展/L'Homme qui Plantait des Arbres

"アカデミー賞を2回受賞したフレデリック・バック(1924年ザールブリュッケン生まれ、モントリオール在住)。スタジ オジブリの協力のもと、本展は、アニメーション「木を植えた男」の映像をはじめ、代表作の原画や戦前のフランス在住時のドローイングなどおよそ1000点 にのぼる貴重な作品により、環境や先住民の文化をはじめとする、今日的な課題への洞察に富む作品世界を本格的に紹介する初めての試みです。

会期:7/2(土)〜10/2(日)
休館日:月曜日 ただし7/18, 8/15, 22, 29, 9/19, 26は開館、7/19は休館
会場:企画展示室 3階、1階"

PixCell via PRISMOID 名和 晃平 | Art Editions Concept | iida
 名和氏の携帯コンセプト、iida。同等のガラス玉のイメージ。
山口 裕美『THE POWER OF JAPANESE CONTEMPORARY ART』(amazon)

japanese contemporary art: Japan at 40. Art Basel.

"Kohei Nawa, PixCell-Model-Leopard, 2008"

当Blog記事
京都造形芸術大 ウルトラ・ワーク・イン・プログレス 『ULTRA FACTORY ウルトラファクトリー展』探訪記・1
 この時、展示されたのは、すぐ上のリンクを参照。
名和晃平のTシャツ
 展示会はこのユニクロのアートTシャツを着て行きたい(^^)

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2011.05.12

■感想 神聖かまってちゃん の子 ドキュメンタリー 「町に僕のロックは流れますか?~ネット世代のカリスマ“現実”に挑む~」

Photo_2

【ETV特集】2011年5月8日夜10時
「町に僕のロックは流れますか?~ネット世代のカリスマ“現実”に挑む~」

"ある日、プロモーション活動の一環として事務所が決めたインターネットテレビの生出演の現場には、「の子」の姿はなかった。

カメラは、メジャーデビューした直後から、「の子」に密着。現実社会に飛び出したネット世代のカリスマ・ミュージシャンの繊細な心を見つめる"

 「神聖かまってちゃん」の子のドキュメンタリー、強烈だった。の子ってその本質に言語への反逆ってのがあるように思うけれど言葉が壊れていた。一緒に見て
た家族は引きまくりw。こんな混沌を放映していいのかと心配になるくらいだったけど、これが彼の曲の魅力の一端なんだと思う。パンクだ。

 の子の姿はまさに言葉で形作られている社会との接点で、言葉でない世界を生きようとしているヒトのもがいてる姿だった。内部にある言葉にならない想いを言 語に変換しないで表現しようとする、とても真摯なヒトの姿。震災後、こうしたヒトがどう受け入れられるか、不安で不穏なラストだった。

 番組で流れた神聖かまってちゃん2月の新曲"コンクリートの向こう側へ"。の子がメジャーデビュー後1ヶ月引きこもってしまった間の曲。ノイズでつぶれて言葉が聴こえない。言語破壊。これがこの時期の、の子にとっての言葉の位置だと思う。

 番組を観ていると、物凄い危うさがある。いつメジャーからネットへ引きこもってしまっても/解散しても不思議はない。
 "美ちなる方へ"に感じた幸福と、今日映し出されてたような底の間を振幅し続けるのだろう。振幅の波の微分から、今後、凄いエッジが出現してくる感じ。期待したい。

◆関連リンク
神聖かまってちゃんの大人の世界のオフィシャルサイト
 メンバーのtwitterが! さっそくフォロー(^^;)。の子がいないのが残念です。
・メンバーのtwitter。
 @tombomono @SKCchibagin @SKCmisako
YouTube - 神聖かまってちゃん * の子さん ドキュメンタリー (ダイジェスト版) こちらは昨年の別のドキュメント。

"神聖かまってちゃん * の子さん ドキュメンタリー (ダイジェスト版)
映像ディレクター 丹羽貴幸 documentary"

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2011.05.11

■Olivier de Sagazan : オリビエ・デ・サガザンの造形アート

Olivier_de_sagazan

[…Olivier…de…Sagazan…Site…](公式サイト)
  (Metro Gallery: Olivier de Sagazan経由)

 昨日、ご紹介したOlivier de Sagazanのサイトより、今回はその造形作品をご紹介する。

 公式サイトのSculptureに1995〜2009年までの数百点に及ぶ彼の彫像作品が掲載されている。その中から、僕が気に入って引用したのが上の写真。

 いずれも作家の内部の叫びが聴こえてくるような刺激に満ちた作品である。

 そしてやはり印象的なのは、昨日紹介したパフォーマンスとの共鳴。
 まさに作家が内部の心象表現として造形した彫刻作品を、自分の人体をキャンパスに現出させてしまったという衝撃。

 どうしてもあの映像へのワンステップとして観てしまうのであるが、これら造形も三次元作品として、是非とも実物を周囲360度から眺めてみたいものである。

◆関連リンク
YouTube - ODSagazan.DEMOREEL
 こちらはOlivier de Sagazanのアートをコンパクトに紹介したデモリール。
 ライブパフォーマンスの準備風景と、そして音楽が付加された時のパフォーマンスのパワーを確認できる。

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2011.05.10

■Olivier de Sagazan "performance O de Sagazan 08"
 オリビエ・デ・サガザン 人体変容パフォーマンス:Performance Transfiguration

YouTube - performance O de Sagazan 08
 (Metroさんコメント経由)

"performance de Sagazan 08は傑作です"

 昨日御紹介した長野県のメトロギャラリー飯田のMetroさんから、引き続き、衝撃的なパフォーマンスを教えていただいたので御紹介。

 これは、はっきり言って、久々に度肝を抜かれました。
 まさかこのような形で、人体改変パフォーマンスが実現されようとは想像すらできませんでした。手法としてはこれを観てしまうと、誰が思いついていても不思議はないのですが、、、。この唯一無二の衝撃はなんなのでしょう。

 とにかくこの動画は必見。これ以上僕の蛇足を読むより前に、まず、この動画をクリックして観て下さい。


 ディヴィッド・リンチファンはもちろん、フランシス・ベーコン、深井克美他退廃系の絵画,彫刻アート、サイバーパンク,奇想系SF、そしてシュヴァンクマイエル、ブラザーズ・クエイといったパベットアート系、これら全部のファンに、驚くべき衝撃を与えるフィルムであると、僕は確信します(^^;)。

 とくに2'20"のところの衝撃。何故なんだろう、ゾクゾクします。

 アーティストはYoutubeでこのパフォーマンスを"performance transfiguration"と呼んでいます。transfigurationは辞書で「変形, 変貌、(山上の)キリストの変容〈〘聖書〙マタイ書17:1-9〉」と書かれている。欧米人にはこうした宗教的なイメージも喚起するのでしょうね。

◆関連リンク
[…Olivier…de…Sagazan…Site…](公式サイト)
YouTube - sagazan Channel
 その他のパフォーマンス作品がこちらの作家によるYoutubeチャンネルで観られます。
メトロギャラリー飯田・Metro Gallery: Olivier de Sagazan/心のズタ袋に暗闇の叫びを詰め込んだアーティストⅡ!

" Olivier de Sagazanの作品はどう表現したらいいのか言葉さえ浮かんで来ない。 あえて言うならば
「暗闇の心に浮かぶズタ袋の中に、叫びの感情の全てを詰め込んでしまったかの様な作品とでも表現したらいいのだろうか?」

(略)
 パフォーマンスはYouTubeで観ることができます。凄すぎます!太古から連綿と受け継がれた遺伝子が”ざわざわ”と騒ぎ始めます。"

 今のところ、ググってもこのアーティストを紹介している日本語の記事は、このMetroさんのものだけです。そしてこの紹介文は、このアーティストの衝撃を的確に表現されているので、一読をお薦めします。

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2011.05.09

■「Beth Robinson:ベス・ロビンソン 奇妙な人形達の異世界展」@Metro Gallery:メトロギャラリー飯田

201104_05metrogallery_beth_robinson

StrangeDolls/BethRobinson
 (Metroさんコメント経由)

"ベス・ロビンソン(アメリカ合衆国・バーモント州)は、アメリカ全土、ヨーロッパ、アジア圏を始め、世界中に多くのファンを抱え魅了し続けている最も希有で特異な人形アーティストです"

 長野県飯田市のMetro Gallery:メトロギャラリー飯田さんで、4/20〜6/30「ベス・ロビンソン 奇妙な人形達の異世界展」が開催中。

 魅力的な人形達。
 特に上記リンク先のHPに展示風景の写真が掲載されているが、ギャラリーの雰囲気と人形がマッチしていて、味わい深いイメージを構築されている。

YouTube - Strange Dolls by Beth Robinson

 ベス・ロビンソンの作品を紹介するビデオ。
 音楽の不気味なムードもいい!

◆Blog メトロギャラリー飯田・Metro Gallery

 そしてメトロギャラリー飯田の公式Blog。
 今までの展示作品と、それ以外のアーティストの紹介記事がとてもいい。

 特に僕が興味深く拝見したのは、下記。
 うちのBlogの読者の方には、きっと気に入ってもらえるお薦め記事です。
Dave Mckean「KEANOSHOW」
「木下晋の視点」
Marc Craste「VARMINTS」

 今後も、注目していきたいと思う。

◆関連リンク
Beth Robinson's Strange Dolls
 アーティストのBlog。
Beth Robinson doll - Google イメージ検索
YouTube - Strange Dolls: Green Label Experinece - Killington, VT(動画)
 ベス・ロビンソンが自作の人形について語っている。
YouTube - Be Your Puppet(動画)
 ベス・ロビンソンのパペットを使ったコマ撮り人形アニメ。監督は別人。ちょっと人形のイメージにフィルムのレベルが追いついていないような…。

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2011.05.05

■福島県立美術館 復旧/再開 ヤノベケンジ《ラッキードラゴン構想模型》他
 & 東北震災ボランティア報告会@京都造形芸術大

Ruckey_dragonfukushima

福島県立美術館 復旧作業が完了

"4/26より再オープン。企画展示「スタジオジブリ・レイアウト展」
2011年4月26日より再開〜5月22日まで(会期は変更となる場合があります)

常設展示「コレクション特集<ふるさと・祈り・再生>」ヤノベケンジ《ラッキードラゴン構想模型》他"

 常設展

"コレクション特集「ふるさと・祈り・再生」
 上野泰郎《きのう・きょう・あした》、田渕安一《豊穣の樹》、大岩オスカール《トンネルの向こうの光》、ヤノベケンジ《ラッキードラゴン構想模型》など
[会期] 2011年4月26日〜2011年5月22日
[会場] 福島県立美術館"

 asahi.com:県立美術館が再開 被災癒やす展示も-マイタウン福島

"「再生へ」のコーナーには、被曝(ひばく)した第五福竜丸をモチーフに希望のイメージを重ねたとされるヤノベケンジの「ラッキードラゴン構想模型」=写真=を展示した。"

 福島市にある福島県美術館が、震災後の復旧作業を完了し、再オープンしたそうです。そして、収蔵作品であるヤノベケンジの作品《ラッキードラゴン構想模型》の常設展での展示。
 チェルノブイリでのアトム・スーツ以来、放射線災害に関心の高いヤノベの福島での活動がはじまった。
 お近くの方は、是非、福島県立美術館へ。
※冒頭写真はasahi.comからの、申し訳ないですが無断転載。福島の復興支援のために勝手ながら使わせていただきましたが、関係者の方、もし問題あるようならば、コメントでご指摘いただきたく。

東北震災ボランティア報告会|京都造形芸術大学 芸術学部 美術工芸学科
 (Twitter / komoriharukaさん 京都造形芸術大学にて報告会経由)

"モデレーターは大船渡に自転車を届けるプロジェクトを行っている椿です。同行した大学院長の浅田彰教授、ヤノベケンジ教授も同席されます。
タイトル:「京都の人へ、東北報告会」
日程:2011年5月12日(木)
時間:18:30-20:30
会場:京都造形芸術大学 教室NC102(予定)
司会:椿昇
報告者:小森はるか(東京芸大)、瀬尾なつみ"

 そしてもうひとつ紹介するのが、ヤノベケンジのホームグランド京造大での東北震災ボランティア報告会。
 上記の情報によると、ヤノベは「同行した」ということであるが、ヤノベケンジファンサイト(^^;)として御紹介する。
 こちらも御近くの方は、是非、御参加下さい。

◆関連リンク
YANOBE KENJI ART WORKS /// ヤノベケンジ アートワークス
 公式HPにも上記福島県美の常設展について情報がアップされている。
ヤノベケンジ - 当Blog関連記事

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2011.05.04

■はやぶさ展示 かかみがはら航空宇宙科学博物館 HDR写真

Space_suits

各務原市/かかみがはら航空宇宙科学博物館(公式HP)
はやぶさの“軌跡”に列 各務原・博物館、帰還カプセル公開(中日新聞)

"  2011.4/28-5/1はやぶさ展示
 本体から分離し戻ったカプセルは直径40センチほどで、大気圏突入時に焼け焦げた跡が生々しい外郭の「背面ヒートシールド」やパラシュート、カプセル内の電子機器の実物3点と、模型3点を展示。愛知県の男性が製作した探査機の実物大模型も"

かかみがはら航空宇宙科学博物館 HDR写真(Google Picasaアルバム)
 4/30に各務原航空宇宙博物館の"はやぶさ"展示を観に行った。その時のHDR写真を52枚公開中。
 実は、はやぶさは実物が撮影禁止だったので、模型のみの写真。他の宇宙/航空関係の写真ばかりですが、お楽しみいただければ幸いです。
 冒頭の宇宙服は、展示の宇宙コーナーにあったNASAのもの。
 ガラスの反射の効果で、HDRがなかなか効果的になったので、自分のお気に入りの一枚です(^^)。

Photo

豊田産業文化センター はやぶさ模型展示

"この「はやぶさ」に思いをよせ、「はやぶさ」の実物大模型を製作した岡崎市で塗装業を営む肌附裕矢(はだつき ゆうや)氏の模型作品を展示"

 はやぶさの模型は、昨年8月に豊田市で公開されたものと同じらしい。
 実物の写真は、上記トップにリンクした中日新聞の記事に掲載されているので、みて下さい。

 はやぶさの展示はゴールデンウィークにしては空いていた。
 空いてるのに展示スペースの通過は1分ほど。どうせ混んでないんだから観覧方法変えれば良いのに、と思った(^^)。そこでせっかくなので、二回並んでみた。

 展示は、背面カプセルと電子機器とパラシュートが本物。
 これが火星の向こうまで行って戻って来た。人類史上最遠距離まで行って戻ってきた人類の生成物、という感慨。
 
二回目は、最後尾でゆっくり、じっくりその深淵を観たロボットの気配を感じようとしたが、物体に反射する自分の想い以外の情報は中々読み取れない(当たり前(^^;))。京極夏彦が描く榎木津探偵なら何かを見るのだろうか(^^)。

◆関連リンク
『1/32 スペースクラフトシリーズ No.01 惑星探査機 はやぶさ』

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2011.05.03

■新譜メモ 菅野よう子×ILA:イラリア・グラツィアーノ『Cyber Bicciサイバー・ビッチ』

Ilaria_graziano

ナタリー - 菅野よう子×ILA、新曲含むコレクション「Cyber Bicci」
(via.Twitter / みっちゃん:micchan09)

"菅野よう子がこれまでに手がけた作品の中から、ILAことイラリア・グラツィアーノのボーカル楽曲を集め新曲を追加したアルバム「Cyber Bicci サイバー・ビッチ」が、6月8日にリリースされることが決定した。
YOKO KANNO produce『Cyber Bicciサイバー・ビッチ』
2011/06/08発売 3045円 FLYING DOG

<収録曲>
01. Velveteen(「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX O.S.T.」より)
02. モノクローム(「攻殻機動隊 SAC O.S.T.」より)
03. dew(「攻殻機動隊 SAC O.S.T. 3」より)
04. Valse De La Lune(「WOLF'S RAIN O.S.T」より)
05. EINSTEIN GROOVIN'(「COWBOY BEBOP TANK! THE! BEST!」より)
06. Flying To You(「WOLF'S RAIN O.S.T.2」より)
07. DIAMONDS COWBOY BEBOP(「COWBOY BEBOP TANK! THE! BEST!」より)
08. i can't be cool(「攻殻機動隊 SAC O.S.T. 2」より)
09. PEARLS(「COWBOY BEBOP TANK! THE! BEST!」より)
10. Christmas in the Silent Forest(「攻殻機動隊 SAC O.S.T. 3」より)
11. i do(「攻殻機動隊 SAC O.S.T. 2」より)
12. UN SOFFIO DI VENTO      
13. RR LYRAE"

 待望のILAことイラリア・グラツィアーノ:Ilaria Graziano のアルバムが6/8に発売される。11曲がアニメの楽曲。そして赤字にした2曲が、このアルバム用の新曲となる。
 僕は、とにかく『攻殻機動隊S.A.C.2nd GIG』26話のクライマックス、空爆下で流れた" i do " で痺れて以来のファンなので、このアルバムに大きく期待している。

 菅野よう子の曲に、リリカルなイタリア人ヴォーカル イラリア・グラツィアーノの声が凄く合うのである。しかし、それにしてもこのアルバムのタイトルは……(^^;)

◆関連リンク
YOKO KANNO produce ILA『Cyber Bicci』
Ilaria Nanà Graziano | My Space  ミュージック

"tarantella del gargano
diamonds
Christmas In The Silent Forest
pearls
acqua nera
flying to you"

 イラリア・グラツィアーノのHPで上の楽曲を全篇聴くことができる。
 青字は上のアルバムにない、(たぶん)菅野よう子と組んだ曲ではない。また別の一面に触れることができる。冒頭の写真から感じるのと同じ、菅野よう子とのコラボでのリリカルとは別の、ワイルドな側面である。
『YOKO KANNO produce Cyber Bicci: ILA』(Amazon)

当Blog記事
作曲 : 菅野よう子, 詩・ボーカル : Ilaria Graziano " i do "

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2011.05.02

■ブラザーズ・クエイ監督,スタニスワフ・レム原作『マスク』@イメージフォーラムフェスティバル2011

Maska501_2

マスク:ブラザーズ・クエイ ( ImageForumFestival2011)

"ブラザーズ・クエイ/ポーランド/24分/35ミリ(ビデオ版)/2010
音楽:クシシュトフ・ペンデレツキ


暗殺の遂行のために、心を持たされ“女”にされた殺人人形。その標的は王への反乱を企てる男。しかしその男に出会うや“彼女は”恋に落ちてしまう。しかし 殺人機械として作られた彼女の性は、悲劇を生む…。スタニスワフ・レムの短編小説を原作とし、クエイ兄弟がポーランドで制作した最新作。

M -プログラム, ニューフィルム・インターナショナル, 京都:6月5日(日), 名古屋:6月19日(日), 東京:4月29日(金), 東京:5月4日(水), 横浜:6月11日(土), 福岡:6月4日(土)"

 昨年、紹介したブラザーズ・クエイの新作『マスク』が、イメージフォーラムフェスティバル2011で公開された。
 まだ4/29の一日だけの公開であるが、感想がいくつかアップされているので、まとめてみた。ちなみに僕は名古屋での上映を待つことになるので、6/19までお預け状態です。

Togetter - 「ブラザーズ・クエイ監督,スタニスワフ・レム原作『マスク』@イメージフォーラムフェスティバル2011」

 かなり好評で迎えられています。
 スタニスワフ・レムの原作短篇のSFイメージが、表現されているようで、クエイの奇想とのコラボレーションに期待が高まります。

Realistic Virtuality | イメージフォーラム・フェスティバル2011

"名古屋: 愛知芸術文化センター"

 場所を調べると上のHPに情報が。名古屋は6/19、愛知県芸術センターで公開のようです。詳細は続報を待ちましょう。

◆関連リンク
スタニスワフ・レム・コレクション 短篇ベスト10(国書刊行会)

"近刊 関口時正・沼野充義・芝田文乃ほか訳 2000年にポーランドで刊行されたベスト短篇集をもとに、『ロボット物語』や泰平ヨンものから「三人の電騎士」「マスク」「テルミヌス」「ドンダ教授」「泰平ヨン第二十一回の旅」など十篇を集成した新訳アンソロジー。"

 それにしても昨年9月刊行予定と言われていた「マスク」収録の『スタニスワフ・レム・コレクション 短篇ベスト10』はいつ出るのだろう。
 国書刊行会にはディレイニー『ダルグレン』と合わせて、年内になんとか刊行していただきたいものだ。

・当Blog記事
 感想 スタニスワフ・レム「マスク」: Stanislaw Lem "MASKA" (ブラザーズ・クエイ映画化作品)
 新作情報 ブラザーズ・クエイ監督 『マスク』(スタニスワフ・レム原作) Brothers Quay "MASKA" Stanislaw Lem
 スタニスワフ・レム, 久山 宏一訳『フィアスコ(大失敗):FIASKO』
 『ピアノチューナー・オブ・アースクエイク』予告編   & 回顧展『ブラザーズクエイの幻想博物館』
 ブラザース・クエイの新作 The Piano Tuner of Earthquakes
 ブラザーズ・クエイ『ピアノチューナー・オブ・アースクエイク』関連 

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