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2011.10.24

■感想と3D動画 ヤノベケンジ「Sun Child : サン・チャイルド」


ヤノベケンジ「Sun Child」3D動画 - YouTube

 2011.10/22に大阪万博記念公園での先行公開された<太陽の子 太郎の子>「Sun Child」を観てきたので、動画レポートと感想。
 上の撮影はSONY 3Dハンディカム HDR-TD10によるもので、平行法/交差法での視聴をお薦めします。
 もし裸眼立体視が無理ならば、3Dと書かれた右下のメニューから「3Dをオフする」を選べば、ノーマルの2D表示に切り替えられます。

 今回の展示、もちろん一番の関心事は、身長6.2mの「Sun Child」と岡本太郎の巨大な造形物70mの「太陽の塔」とのコラボレーション。これが肉眼で観られるのは、10/22,23の二日間しかないということで勇んで出かけた。

 身長的には約1/10なのだけれど、太陽の塔の80mほど手前に
「Sun Child」が立てられているので、「Sun Child」側で見ている限りは、肉眼でも写真でも同等の大きさに映るため、違和感のない大きさ。たぶん、それを計算しての設置場所なのだろうと思う。

 どちらも同じ空の方向、上方をしっかりと見つめる視線が合わせてある。これがコラボレーションの大きな特徴を創り出している。
 この視線による力強い意志の表明。
 最初、
「Sun Child」の模型の映像を観た時は、正直、その顔のデザインにトらやんの延長上ではあるが、本当にこのままマンガチックな顔を巨大化して作品として成立するのだろうか、と不安も感じた。
 しかしこの岡本太郎の若かりし日を模したと思しき、この父ちゃん坊や顔(失礼、(^^;))、目線の力強さとこの後で述べる表面の質感、そして傷ついた顔がその不安をかき消し、今の時代のリアリティを獲得していた。
 いずれにしても太郎の作った太陽の塔の物凄い存在感が、この6.2mの像を強くバックアップしているのは確かである。

Sun Childの質感

 「Sun Child」は、今までのヤノベの巨大造形物、たとえば「ジャイアント・トらやん」と比べると質感が随分と違う。
 説明パネルのところに控えられていた京都造形芸術大 ULTRA FACTORY の学生さんに確認すると、今回は今までの発泡スチロールにアルミの板金を貼付けたものではなく、型取りから
成形した、強化プラスティック製で中に金属の骨組みが入っているのだという。
 成形になったことで、樹脂の滑らかな表現が可能となり、人間的なディテイルが出てきていると感じられた。滑らかな表面と、そこに丁寧に着色された造形の賜物。

111022_sun_child_hdr
ヤノベケンジ"Sun Child"(Facebook 究極映像研の写真アルバム)

 リンク先に僕が撮ったiPhone HDR画像等の静止画がいくつかあります。
 曇天の空とのコントラストで、境界線上にある巨大造形物の顔が
HDRでは暗くなってしまったものもあるけれど、、、。

 この像、夜には「太陽の塔」の眼と「Sun Child」の手の中の小さな太陽が光るという。夜景を観られなかったのはとても残念である。

 そして続いて、同時に開催されたヤノベ氏の記者発表の様子を動画でお伝えする(10/26(水)早朝の更新になります)。

◆関連リンク
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