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2011.10.14

■凄い! 3Dハンディカム HDR-TD10 裸眼3D対応 3.5型高解像度液晶モニター と iPhone 3D (^^)

Photo

HDR-TD10 | デジタルビデオカメラ Handycam “ハンディカム”(ソニー)

" 裸眼3D対応の3.5型122.9万ドットの高解像度液晶タッチパネルモニター。

 3D対応液晶モニターには、「視差バリア方式」を採用。左右の目に届く光の方向を分け、両目に左右別の画像を見せることで、裸眼で3D映像を楽しめます。"

 購入してからHDR-TD10のレポートもしていないのだけれど、既に何本か3D動画は紹介した。
3D動画レポート 岡本太郎「若い太陽の塔」@犬山 日本モンキーパーク
3D動画レポート 2011年 中島晴美展@gallery VOICE

 twitterとFacebookでひとりで騒いでいるが(^^;)、3DハンディカムHDR-TD10視差バリア方式裸眼立体視3.5inchモニタは凄い。
 今回は、特筆すべきこの液晶モニタについて書いてみたい。

 視野角は少し頭を動かすと立体感が失われ、画がずれて見える。かなり狭く限定されるが、その視野角で観る立体映像は、たぶんどんなSF映画に出てきたグラスレス3Dディスプレイより生々しい。眼鏡をかけないで良い自然さ、そして視差バリアならではの画面のクリアな明るさ!
 大げさに聴こえるかもしれないが、四角いHDR-TD10の筐体の中に、まるで自分の身の回りの現実がミニチュア化されてアーカイブされたみたいなのである。匣の中の現実。

 解像度の数字で検証しようw。

 HDR-TD10  2562×480=123万ドット。
 AQUOS 3D携帯 960×540= 52万ドット。
 任天堂 3DS   800×240= 19万ドット。
 iPhone4 Retina 960×640= 61万ドット。

 圧倒的だ。iPhoneの網膜ディスプレイの2倍。
 つまり両眼分の高精細を獲得していることになる。

 画面の大きさは、iPhoneと同じ3.5インチ。あの網膜と同じ解像度を実現したとスティーブン・ジョブスがプレゼンした、iPhoneの高精細の映像が両眼分モニタに仕組まれていて、立体視できると思って下さい(^^;)。これをグラスレス3D網膜ディスプレイと呼びましょうw。
 網膜と同じ解像度で、しかも左右両眼分。つまり、人が観ている視覚と同等のものが再現されているわけで、この生々しさも納得がいく(^^)。

 冒頭の写真では、この生々しさは残念ながら伝えられない。
 虫眼鏡で拡大してみたけれど、これもあまり効果がないですねw。こればっかりは生で観ていただくしかない。この匣の中に、うちの究極映像犬がミニチュア化されて閉じ込められているようなのである(大げさww)。

◆高精細ディスプレイの解像度比較
 3DハンディカムHDR-TD10搭載のグラスレス3Dディスプレイについて定量的にさらに詳細に比較するために、各種高精細ディスプレイのインチ当りの解像度(pixel/inch)をグラフ化してみた(^^;)。

 特にここで注目してほしいのは、最新の映像機器として、CEATEC等で華々しくデビューしている4K2Kスーパーハイビジョンモニタとの比較である。

3d_desplay_bench_mark

 最新の4K2Kスーパーハイビジョンモニタに比べても、HDR-TD10のモニタは圧倒的に優れていることがわかった。横方向で約8倍、縦方向で約3倍である。
 他で観たことのない、立体映像の生々しさは、この数字が証明しているw。ま、現時点、3.5インチだからこそ、可能になった高精細なのでしょう。このままの解像度で数十インチの大画面はまだ難しいでしょうね。

◆グラスレス3D網膜ディスプレイの可能性 " iPhone 3D "
 ということで、続けて唐突だけれども、将来のiPhoneの、裸眼3D液晶モニタ搭載の可能性について、妄想をつぶやきますw。

 HDR-TD10搭載のグラスレス3D網膜ディスプレイ(^^;)をiPhoneに積むと何が可能か。
 このディスプレイと3Dカメラを組み合せると、人の網膜がとらえる3Dとかなり近い映像を機器の中に再生できる。さっきから書いてるように、感覚としては手の中に自分の周囲の現実のミニチュアをアーカイブできるw。

 こんなデバイスをAppleが放っておくわけはないと思う(^^)。
 得意のユーザインタフェース技術を組み合せると、あらたな世界が開けると思うのだけれど、、、。
 モニタ側も3Dカメラにして指位置を立体的に把握、空中に浮かぶアイコンや映像物体の操作を可能にする。裸眼立体視網膜ディスプレイの生々しいリアルをハンドリングする未知のUI:ユーザインタフェースの出現(^^)。

 現実をミニチュアとして、アーカイブしたような、手の中の新たな機器になるんじゃなかろうか(^^)。人はその機器の中の自分のリアルを愛でることに…。
 特筆したいのが、視差バリア方式が持つ最大のデメリットである視野角の狭さが、スマートフォン利用という完全にパーソナルな使用用途にベストマッチだということ。持つ人のみにリアルな感覚を伝えられるこのディスプレイの特質が最大限行かせるのではないかと。

 またAppleに関して、以下の情報も以前出てたので、僕はiPhone5で是非実現してほしいのです、iPhone 3Dをw。

アップルが3Dカメラを搭載した「iPod touch」の発売を計画 – ロケットニュース24(β)

"この情報は、アップル社の情報を専門的に扱う「Apple Insider」に3月31日付けで掲載されていたものだ。それによると、アップルは3月の最終週に、米国特許庁に3D画像用のシステムとセンサーの特許 を、すでに出願したという。そして提出した文書には、2つのカメラを搭載した機器の計画が、詳細に書かれていたとのことだ。"

 ということで元記事を探してみました。
Appleが取る3D画像のためのマルチカメラのiPhoneのシステムを模索(Apple Insider Google 翻訳)

"Appleは写真を3Dで撮影し、表示できるように、iPhoneのようなデバイスに2つ以上の後ろ向きカメラやセンサーを追加するという案をおもちゃにしています。"

Meet Siri, Apple's Voice-Activated Personal-Assistant App for the iPhone 4S - YouTube

 そしてもちろん先頃iPhone4Sと同時に発表された"Siri"と3Dとの組み合せは、まさしくナレッジナビゲータになるでしょう(^^)。
 その時にもしかしたら、ジョブズが産み出したもうひとつの偉業Pixerの3D-CG技術がiPhone上で花開くかもしれません。SiriとしてPixerの愛すべきキャラクタたちが、3Dの生々しさで画面上で話しかけてくるとしたら、これはさらなるiPhoneの大きな革新になるんじゃないでしょうか。空中に浮かぶPixer製Siri !

 ということで、立体視オタクの戯れ言でした。
 ハイビジョンハンディカムを買った時も似たようなこと(リアルが我が手にw)をつぶやいてたので、あまり信じないで下さいw。

◆関連リンク
 この立体視モニタを開発した開発陣によるテクノロジー紹介を是非読みたいのですが、残念ながら現在、ネットには掲載されていない様です。
 是非、どこかのメディアに御願いしたいものです(僕が直接聴きにいきたいんですが、、、(^^;))。

 以下、上で比較した他のモニタ等、関連情報です。

iPhone 4「網膜ディスプレイ」は誇大広告:専門家が指摘 « WIRED.jp Archives.

"米Apple社の最高経営責任者(CEO)、Steve Jobs氏は基調講演において、iPhone 4のディスプレイはピクセル密度が326ppi(pixel per inch:1インチ当たりの画素数)にのぼり、これは人間の網膜の限界を超える解像度だと主張した。Jobs氏によれば、1フィート(約30センチメート ル)ほど先のディスプレイを見るときの網膜の解像度の限界は、300ppiだという。 しかし、DisplayMate社のSoneira氏に言わせると、人間の目の解像度を画素数で表わすのは不正確だという。 目の解像度は実際には角度分解能で表わされ、[その限界値は空間周波数にして]50cpd(cycle per degree:視角1度当たりの周期)とされる。したがって、目の解像度の限界値をディスプレイの画素数と比較する場合、角度分解能を線分解能に変換しな ければならない。変換すると、目の「網膜ディスプレイ」のより正確な解像度は、1フィートの距離で477ppiになるとSoneira氏は言う。"

・iPhone4の高解像度は目に優しい

" iPhone4の液晶サイズは3.5インチと3GSとまったく一緒ですが、解像度は480×320ドットから960×640ドットに向上しています。方式もISPに変更され、発色、視野角が向上しています。"

AQUOS PHONE IS12SH

"約4.2インチの大画面で、立体感のある表現を楽しめる3D液晶を搭載。輝度の低下や、クロストーク(二重映り)の発生を抑えた、美しい3D表示を実現して います。また横縦比が16:9のQHDサイズ(960×540ドット)を採用したことで、ハイビジョン(HD)サイズの動画を、画面ぴったりのサイズで表 示できます。"

明るい、鮮やか、低クロストーク3D映像テクノロジー|AQUOS TECHNOLOGY|アクオス:シャープ
 視差バリアの仕組みをわかりやすく動画で説明している。SONYのモニタは、どこが作っているのだろう。SONY製とは思うがSONYのHPにはこうした頁が見つからない。こんな凄いテクノロジーは、もっとアピールしたらいいのに。
ソニーが新方式の裸眼3D液晶、導光板とLEDで視差バリアを形成 - Flat Panel TV and Display World

【西川善司の大画面☆マニア】第150回:CEATECにみた次世代映像技術 -AV Watch
【新製品レビュー】「ニンテンドー3DS」の3D表示とAV機能を検証 -AV Watch.

"上側の画面が3.53型の裸眼立体視液晶になっている事だ。下画面は3.02型のタッチパネルタイプ。解像度は上画面が800×240ドット、下が320×240ドットだ。"

【SID】ソニーが新方式の裸眼3D液晶、導光板とLEDで視差バリアを形成 - FPD - Tech-On!.

" ソニーは、裸眼で3次元(3D)映像を見られる24型と10型の液晶ディスプレイを開発し、米国ロサンゼルスで開催中であるディスプレイ関連で世界最大の 学会「49th SID International Symposium, Seminar & Exhibition(Display Week 2011)」(SID 2011)で、その詳細を発表した[講演番号:34.5L]。

 24型品は、300cd/m2のディスプレイをベースに開発した。視点数は6であり、ディスプレイ表面から80~160cmの距離が3D映像を見る最適ポイントになるという。3D表示時は、画素数が960×360、輝度が86.1cd/m2となる。視差バリアを用いた一般的な24型の裸眼3Dディスプレイの試作品では、輝度が44.4cd/m2であり、「輝度の低下を1/2程度に抑えられる」(ソニー)とする。"

・【麻倉怜士CES報告7】ソニーの3Dテレビ,意外にも「裸眼」のオンパレード - 家電・PC - Tech-On!.(11.1/7)

" しかし,東芝の「グラスレス3D」の登場で事態は一変した。ソニー社内では,「2011 International CES」(2011年1月6~9日,米国ラスベガス)で裸眼3Dディスプレイを展示するかについて侃々諤々(かんかんがくがく)の議論があったが,「これ は絶対にやらないと『3Dのソニー』の名が廃る……」という判断となった。  ソニーが開催した記者会見では「56型,4K×2K液晶パネル」「46型,2K×1K液晶パネル」「24.5型,2K×1K有機ELパネル」の3種類の 裸眼3Dテレビの開発が発表された。"

X3/外観・仕様|3Dテレビ・LED液晶テレビ・薄型テレビ|REGZA:東芝
世界初 スーパーハイビジョン対応直視型85V型液晶ディスプレイの開発に成功 | ニュースリリース:シャープ

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