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2011年10月

2011.10.31

■情報 Anish Kapoor:アニッシュ・カプーア "Leviathan:レヴィアタン" at Grand Palais Paris


Anish Kapoor: Leviathan at Grand Palais Paris - YouTube. 写真

"For Monumenta 2011 in Paris / France, internationally renowned artist Anish Kapoor has created a truly monumental work called Leviathan. Kapoor created a space within the space of the Grand Palais."

 Anish Kapoorの巨大造形物 "Monumenta"。
 今年6月にパリで展示されていた巨大造形物。この作品のスケールが凄い。
 タイトル「Leviathan:レヴィアタン」は英語読みでは、もちろん「リヴァイアサン」、そうあの海の怪物のことである。

レヴィアタン - Wikipedia

"原義から転じて、単に大きな怪物や生き物を意味する言葉でもある。また、未加工の羊毛を洗う装置のことも意味する。「ねじれた」「渦を巻いた」という意味のヘブライ語 liwjatan が語源との説がある。"

 ヘブライ語の「渦を巻いた」を語源としているという海の怪物を、このアーティストは、1900年のパリ万博万国博覧会のために建てられたグラン・パレの広大な展示会場いっぱいの大きさで、紫の巨大のうねる球体として表現した。

 蟻のように見える人間との対比が圧倒的。

 

 高さ30m、長さ100mとのことだけれど、高さだけで言えば「太陽の塔」の半分だが、これだけ巨大なものを屋内にみっしりと収納することで、さらに大きさが際立って感じられる
 こんなものの実物を、是非どこかで体感してみたいものであるw。

◆関連リンク
Monumenta 2011 au Grand Palais - Anish Kapoor(公式HP)
フランスアート界底辺日記さん

"インド人アーティストアニッシュ カプーア。 彼のことをインド人アーティストって書くとなんだか不思議な感じ。彼は国籍を全く全面に押し出さずにアートマーケットでもアート界でも成功して世界的に有名。 やっぱり思い出すのはロンドンのテートモダン、タービンホールでの巨大作品。"

Anish Kapoor, Jean de Loisy, Peter Lindbergh『Monumenta 2011』
[iPad]Anish Kapoor, Monumenta 2011. L'e-album de l'év... 
 iPad用 電子書籍版アプリ。

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2011.10.28

■感想 『ヤン・シュヴァンクマイエル&エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー展〜映画とその周辺〜』

111022

ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展〜映画とその周辺〜
 @京都文化博物館 別館 後期展
(京都精華大学HP)

 『ヤン・シュヴァンクマイエル&エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー展〜映画とその周辺〜』を会期ギリギリの週末10/22(土)に観てきた。
 会場は、平日に行った前期展に比べて、凄く大勢の観客で賑わっていた。
 今回も若い女性がやはり多いが、高齢の方々も含め年齢層も幅が広がっていた。一般的な美術展へ参加する方も、随分と来られていた印象。京都の街のそんな方々が、チェコのシュルレアリストの奇妙な美術をどう受け止められたのか、とても興味が沸いた。
 
◆作品鑑賞
 総論としてまず書くと、1F入り口 ヤンの立体オブジェ作品と2Fのエヴァのメディウム・ドローイング系の作品が僕には圧巻だった。

 ファウストの2m近い人形や「黒魔術」「拷問されるフェティッシュ」「飛翔するフェティッシュ」(凄い名だw)等のオブジェ!
 そしてエヴァ・シュヴァンクマイエロヴァーのドローイング「チェコ国における狼の再繁殖」等、毒々しい赤い色が印象的な絵画の前に、ずっと佇んで離れられなくなってしまったw。

 これらの作品が持つ圧倒的な存在感が、現在の僕にとってのヤン・シュヴァンクマイエル&エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァーへ強く惹かれる部分である。以下、特に惹かれた作品について幾つか個別にとりあげて、簡単に感想を。

「飛翔するフェティッシュ」
 大きな馬の頭蓋。骨と肉の固まりと大きな足。昔の飛行機のようなフォルム。
 フェティッシュと名付けられた作品は、どれも表面に粉っぽいものが吹き付けられた独特の質感を持っていて、深い味わい。そこから離れたくないこの感覚は何なのだろう。

「食虫植物1」
 鳩,河豚,貝殻,木屑,蝸牛の殻。大きな足。展覧会のイメージ作品として取りあげられている作品。この不気味だけれど可愛らしい造形は、シュヴァンクマイエルの日本での(特に若い女性の)人気の源泉なのではないかと思う。気味が悪い死体の組み合せなのだけれど、どこか滑稽で稚気に溢れている。
 僕が他の退廃的なアート作品(ゴス系とか)にどこか一線を引いて構えてしまうのは、きっとこの稚気のあるなしが大きく関係していると思う、今日この頃なのである(^^;)。

「黒魔術」
 焼け焦げた鳥の骸骨,蛇,蝸牛の殻。図録ではとても小さい写真しか出ていないが、これは素晴らしい傑作だった。思わず上から下から後ろから、散々360度、眺め回した。僕の鞄の中には3Dハンディカムが、、、。カメラを取り出してこの造形の立体映像をどれだけ撮りたかったことかw! なんとか思い止まり、脳内立体映像アーカイブにしかと格納しました。

「触覚の詩」
 手で触る触覚作品。他にも何点か触れる作品があり、触覚のシュルレアリスム作品鑑賞の貴重な機会が与えられた。
 これら固まった粘土から、作家の手の触感が伝わってくる。
 前回のラフォーレ展の際にサイン会で握手させていただいたヤン・シュヴァンクマイエルのあの生暖かいポッチャリとした手の感触が思い出される。
 「触覚の詩」と名付けられた作品を丁寧にひとつづつの造形物を触って、言語的に読み取ろうとしたが、何が書かれているかはついぞ理解できなかったけれど…。
 我々は触覚を意識して言語として表現するスキルを、多く持ち合わせていないことが残念に痛感される。

「知られざる神の人形」
 1.3mほどの大きなオヴジェ。貝殻の眼と鼻。脚の骨。木屑。
 『ファウスト』の舞台装置もだけれど、人間大の人形の持つ迫力と魔力を存分に浴びて帰ってきました。自分の家にもしこれらがあったら、と想像するとどこか震え上がるのですが、、、。まさに死がうちにやってくる感覚があります。

「十字架」(『ルナシー』より)
 2m近いキリストの像。これも迫力が素晴らしい。磔の鋲と無数の釘に打たれた人形の身体が痛々しい。この禍々しさは宗教的なものに対するシュヴァンクマイエルの批判的意志、触覚的に最大限の痛みの皮膚感覚で表現した作品であるように感じられた。

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「チェコ国における狼の再繁殖」8点
 僕が好きな赤系メディウム・ドローイング的作品は14点。特にエヴァが亡くなる2005年の一年前に描かれたというこれら、最後の作品に満ちるチェコの戦闘的シュルレアリスムが凄まじい。
 これらの作品が1Fの目立つ部分でなく、2Fの狭い通路のようなスペースに置かれていたのが残念だった。近くからと離れて観るのと、両方の視点から眺めたいのであるが、通路的なスペースでは離れることが出来ない。
 何故、これらの素晴らしいシュルレアリスム作品がこのような扱いになったか、とても残念である。

 とはいえ、今、もっとも観たいメディウム・ドローイング系作品をこれだけの量、見せていただいたのは本当に貴重な機会だった。図録と記憶で反芻しながら、潜在意識がザワザワと騒ぎだす、これらの汲み尽くせない作品の魅力の言語化を少しでも続けてゆきたいものである(^^;)。

◆関連リンク
図録『ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展―映画とその周辺』

当Blog関連記事
感想 ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展 『the works for Japan』@京都文化博物館
感想 図録『ヤン&エヴァ・シュヴァンクマイエル展 映画とその周辺』
エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー「チェコ国における狼の再繁殖」とANALOGON エヴァ特集号

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2011.10.26

■ヤノベケンジ 「Sun Child」記者発表 3D動画

ヤノベケンジ 「Sun Child」記者発表 - YouTube

 2011.10/22,23、大阪万博記念公園にて先行公開された<太陽の子 太郎の子> 「Sun Child」。今回は「おおさかカンヴァス推進事業」の応援作品としての出品。司会は大阪府の文科系の関係者だった。

 上は記者発表で語られた制作意図についてノーカット動画。6.2mの巨大彫刻の制作意図等を語っているヤノベケンジ氏の記者会見。
 撮影はSONY 3Dハンディカム HDR-TD10による。
 本来、3Dでアップする予定でなかったのだけど、編集ソフトがいうことを聞いてくれず3Dのまま(何故か2Dでは1分ほどしかアップできず、解像度を落とすべきだったかもw)。
 立体感は強調されていないので、この動画は、3Dボタンをクリックして「3Dをオフにする」で見て下さい。

 もちろん、立体造形作家を3Dで見ていただいても何ら問題はありません(^^;)。

 語られた制作意図は以下のようなものである(動画で説明されず、質疑応答で語られたことも含めて記しておく)。
 そのバックグランドには
もちろん「立ち上がる人々」ヤノベケンジより皆様へ(京都造形芸術大学ULTRA FACTORY)で書かれた今回の震災に対する想いがあるのだと思う。

放射能防護服:アトムスーツのヘルメットを脱いだ「Sun Child」は復興への意志。胸のガイガーカウンタが示すのは、我々が目指すべき「000」の数字。
「Sun Child」が見つめるのは、岡本太郎が語った「太陽の塔」の視線と同じ"宇宙"。そして「Sun Child」の眼には、地球の青空の色が映り込んでいる
「Sun Child」の造形でイメージしていたのは、ミケランジェロ「ダビデ像」。美術史的にはルネサンスへ繋がる作品として構想した。

 作品の意図をこれだけ作家が明瞭に語ってしまうのは、作品の魅力にとっては場合によってはマイナスに働く。だけれども今回ここまでヤノベが明瞭に語るのは、やはり震災と原発災害について世界に発したいメッセージが強いための表れであろう。(もともとヤノベは自作の意図を今までも明瞭に語っている作家ではあるのだけれど、、、。)

 是非、上の動画で作家の生の声を感じていただきたい。
 最後が突然切れたようになっているけれども質疑応答前の作家の言葉はほとんど拾えていると思います。質疑応答部分は撮っていなかったので、上の箇条書きで補足したけれども、どこかのマスコミカメラの映像がネットに上げられることを期待しませう。

 会場の公園には、報道陣が10社ほど来ていた。10社くらいのカメラの砲列の間に僕も貧弱な三脚でハンディカムを並べて撮った(^^)。そして、お客さんも100名ほど。

 報道と口コミを通して、どれだけの想いが伝わっていくか、このblogでは見届けていきたいと思う。(関連リンクに報道の結果としてのネット記事情報をいくつかまとめた。)

 会場には、トらやんの腹話術で有名なヤノベ氏のお父さんとお母さんの姿も。
 太陽の塔との共演ももちろんだが、公園に咲いた花とのコラボがいい。「Sun Child」の顔の傷のディテイルと花の対比。残念ながら天気は曇天だったが、その日の午後は日差しも現れ、復興のシンボルの初御目見えとしては、とてもふさわしい場所だったのではないか。

岡本太郎記念館『 ヤノベケンジ:太陽の子・太郎の子』

Photo

 展示期間:2011年10月28日(金)〜2012年2月26日(日)。

 東京の展示では、南青山の岡本太郎記念館の庭ににょっきりと顔を出すそうである。どんなインパクトを東京の街にもたらすか…。

 太郎101歳の誕生日2/26まで東京。その後はヤノベが万博の未来の廃墟で子ども時代を過ごした大阪茨木の駅前に恒久展示とのこと。モノレールの乗客と眼と眼が合う高さとか(^^)。

 そして会場にみえたUltraFactoryのスタッフの学生さんに聞くと、この像は「ジャイアントトらやん」とは異なり、型を起こして樹脂で成形されていて今回がプロトタイプ。あと一体作られる予定で、来年モスクワでの展示が決まっているらしい(!)。遥か西の世界でヤノベと岡本太郎の作品は、チェルノブイリの復興も祈ることになるのだろうか。

◆関連リンク
ダビデ像 (ミケランジェロ) - Wikipedia

ヤノベケンジ「Sun Child」産経ニュースも動画
 こちらは万博会場の様子と太陽の塔と並ぶ作品の映像。ULTRA FACTORYのふたりの学生さんも映っています。良かった僕は映り込んでいなかったw。報道陣のすぐ近くにいたんですがw。
ヤノベケンジ「Sun Child」記者会見動画 47NEWS
 残念ながら、掲載動画だと「Sun Child」制作意図が語られていない。
 明らかに抜粋の仕方がおかしい。前半のヤノベが万博体験を語るところは、明らかに前説で作品のコアではないでしょう。

 それにしても報道陣って何ていいかげんな仕事をするんだろう。
 10組ほど各2〜3名づつ来ていたマスコミ。かなりコストもかかっているのに、これらの情報をみても、伝えることに対するプロ意識がなさすぎるのではないか…。現在の放射能状況下でのメッセージをどう伝えるか、というところにもほとんど意志が感じられないし、、、。
 関西ではTVニュースとして流れたのだろうか。

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2011.10.24

■感想と3D動画 ヤノベケンジ「Sun Child : サン・チャイルド」


ヤノベケンジ「Sun Child」3D動画 - YouTube

 2011.10/22に大阪万博記念公園での先行公開された<太陽の子 太郎の子>「Sun Child」を観てきたので、動画レポートと感想。
 上の撮影はSONY 3Dハンディカム HDR-TD10によるもので、平行法/交差法での視聴をお薦めします。
 もし裸眼立体視が無理ならば、3Dと書かれた右下のメニューから「3Dをオフする」を選べば、ノーマルの2D表示に切り替えられます。

 今回の展示、もちろん一番の関心事は、身長6.2mの「Sun Child」と岡本太郎の巨大な造形物70mの「太陽の塔」とのコラボレーション。これが肉眼で観られるのは、10/22,23の二日間しかないということで勇んで出かけた。

 身長的には約1/10なのだけれど、太陽の塔の80mほど手前に
「Sun Child」が立てられているので、「Sun Child」側で見ている限りは、肉眼でも写真でも同等の大きさに映るため、違和感のない大きさ。たぶん、それを計算しての設置場所なのだろうと思う。

 どちらも同じ空の方向、上方をしっかりと見つめる視線が合わせてある。これがコラボレーションの大きな特徴を創り出している。
 この視線による力強い意志の表明。
 最初、
「Sun Child」の模型の映像を観た時は、正直、その顔のデザインにトらやんの延長上ではあるが、本当にこのままマンガチックな顔を巨大化して作品として成立するのだろうか、と不安も感じた。
 しかしこの岡本太郎の若かりし日を模したと思しき、この父ちゃん坊や顔(失礼、(^^;))、目線の力強さとこの後で述べる表面の質感、そして傷ついた顔がその不安をかき消し、今の時代のリアリティを獲得していた。
 いずれにしても太郎の作った太陽の塔の物凄い存在感が、この6.2mの像を強くバックアップしているのは確かである。

Sun Childの質感

 「Sun Child」は、今までのヤノベの巨大造形物、たとえば「ジャイアント・トらやん」と比べると質感が随分と違う。
 説明パネルのところに控えられていた京都造形芸術大 ULTRA FACTORY の学生さんに確認すると、今回は今までの発泡スチロールにアルミの板金を貼付けたものではなく、型取りから
成形した、強化プラスティック製で中に金属の骨組みが入っているのだという。
 成形になったことで、樹脂の滑らかな表現が可能となり、人間的なディテイルが出てきていると感じられた。滑らかな表面と、そこに丁寧に着色された造形の賜物。

111022_sun_child_hdr
ヤノベケンジ"Sun Child"(Facebook 究極映像研の写真アルバム)

 リンク先に僕が撮ったiPhone HDR画像等の静止画がいくつかあります。
 曇天の空とのコントラストで、境界線上にある巨大造形物の顔が
HDRでは暗くなってしまったものもあるけれど、、、。

 この像、夜には「太陽の塔」の眼と「Sun Child」の手の中の小さな太陽が光るという。夜景を観られなかったのはとても残念である。

 そして続いて、同時に開催されたヤノベ氏の記者発表の様子を動画でお伝えする(10/26(水)早朝の更新になります)。

◆関連リンク
sun child - 当Blog記事 Google 検索

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2011.10.21

■情報 mantam presents『ヤン・シュヴァンクマイエル氏への逆襲II《愛をこめて》』

Photo

ヤン・シュヴァンクマイエル氏への逆襲II《愛をこめて》

"mantam presents
ヤン・シュヴァンクマイエル氏への逆襲II《愛をこめて》
日本人作家によるヤン・シュヴァンクマイエル監督へのオマージュ展II

2011年4月、チェコセンター東京で好評を博した展覧会から6ヶ月。
新たにメンバーを増強してパラボリカ・ビスに登場!

●参加作家:プロフィールはこのページの下をご覧下さい。順次掲載していきます。
衣倆有賀真澄三浦悦子neqroマンタム
mican児嶋 都菊地拓史森 馨林 美登利渡邊光也

『デディケイト トゥ シュヴァンクマイエル展』より参加
川島 朗黒田 武志

●会場音楽:難波 研 ●BGM映像:寺嶋真里

同時開催●小野塚 誠・写真展「平成舞姫」

2011年10月28日[金]〜11月21日[月]

■月~金/13:00~20:00 土日祝/12:00~19:00
■水曜日休館(会期中、臨時休館を頂く場合もございます)
■入場料:500円
■展覧会 会場:parabolica-bis[パラボリカ・ビス]
■東京都台東区柳橋2-18-11 ■TEL: 03-5835-1180"

 独特の造形作品で我々を魅了する、あのマンタムさんがプロデュースするヤン・シュヴァンクマイエルへのオマージュ展示会。

 各作家のプロフィールは、上記パラボリカ・ビスHPに掲載されている。ただ随時掲載中で、まだ全作家が紹介されているわけでないので、各作家のHPへのリンクを調べて、上の作家名のところにリンクを貼りました。どのような作品を作られる作家か、ここからある程度、観ることができます。

 僕は、特に菊地拓史さん、有賀真澄さんのHPが刺激的で良かった。
 御薦めですw。

 そして合わせて次のようなイベントも開催される。期待!

"★★★SPECIAL EVENT★★★

●11月6日[日]open 19:00/start 19:30
本原章一 :ダンスライブ
「着席の手順と、朝食への作法について。」
料金■前売り・予約:2000円/当日:2500円

選曲:今野裕一  美術:マンタム  照明:岡野昌代
宣伝美術:庄司瞳  撮影:御代田直樹"

 「夜想」の今野裕一さんの選曲と、マンタムさんの美術のライブイベント!!
 凄いステージが、11月の東京の街に現出する予感。

 にしても、どちらも東京(…ため息)。

 僕は、残念ながら、遠く東海の地から東の空を恨めしげに眺めるしかないのでした…。

◆関連リンク
小野塚誠・写真展/ハンス・ベルメール作品&資料展
情報 『デディケイト トゥ シュヴァンクマイエル展』Dadicated to Svankmajer@京都・大阪
当Blog マンタムさん関連記事 Google 検索
当Blog シュヴァンクマイエル 関連記事

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2011.10.20

■感想 たけし☆アートビート "ベネチア・ビエンナーレ" 束芋「てれこスープ」: "TABAIMO teleco-soup"

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NHKオンデマンド | たけしアート☆ビート 「ベネチア・ビエンナーレ」

"現代アートの祭典、ベネチア・ビエンナーレにビートたけしが潜入!日本館代表・束芋、フランス館代表クリスチャン・ボルタンスキーに会い、現代アートを楽しむ秘密に迫る!たけしは束芋の独特の世界観に感動。"

 最近、平日は深夜に帰る生活で、日曜に録り貯めたハイビジョン美術番組で、家でいろんな美術展w巡り。(田舎ライフは、東京と違って本物を観る機会が格段に少ないのですw)
 
 その中でも、この番組はなかなか良かった。
 昨年、観た展示 束芋:断面の世代 @ 大阪国立国際美術館 が良かったので、期待してたのだけれど、今回のヴェネチア・ビエンナーレの束芋「てれこスープ」の映像空間は素晴らしい。

 テーマは、壮大な井の中の蛙の世界。
 会場の中心に開けられた地下の穴。ここの底に青空が描かれている。つまりこの空間を天地逆転した井戸の中と設定しているのだ。
 そして、井戸の底に見立てられた展示会場には、湾曲したスクリーンと鏡により、広大な束芋映像世界が広がる。鏡で作られた鏡像の立体感のあるイドの空間がいい! まるで潜在意識の迷宮wのようである。

TABAIMO teleco-soup - Google 画像検索
 こちらに多くの画像がある。
 番組で初めて知ったのは、作品への独特の色の付け方。
 PCに北斎の60枚の浮世絵を取込んで、その背景等から色をテクスチャとして拾い上げ、自分の手描きの絵に貼付ける。
 あの淡い不思議な色合いは、浮世絵だったわけだ。なんだかあの落ちつく色の秘密に納得。

◆関連リンク
tabaimo teleco-soup - Google 検索 動画
 これは、という良く撮れたものはないみたい。撮影自由のようなので、僕も立体感を活かせるHDR-TD10をぶら下げて、あの空間へ行ってみたい。
Tabaimo: teleco -soup pavillon japonnais biennale Venise 2011 - YouTube
 例えば、この動画で雰囲気はわかります。
La Biennale di Venezia - Entry page per l'arte
 (ヴェネチア・ビエンナーレ公式HP)
 公式HPのトップの画像の一枚に束芋空間が使われている。開催期間 4th June > 27th November 2011って、凄く長いんですね。
The Venice Biennale Pavilions 2011: Japan - International Art Portal Huma3
Tabaimo to Represent Japan at 2011 Venice Biennale - International Art Portal Huma3
 海外サイトの記事。冒頭の写真はこのサイトから引用させていただきました。

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2011.10.19

■3D情報 エプソン 3DフルHDプロジェクタ EH-TW6000W/TW6000,TW8000W/TW8000

20111016_134205_220111016_134211

 

エプソン、Wireless HD採用の3DフルHDプロジェクタ -AV Watch

" エプソンは、3D対応の液晶プロジェクタ4モデルを10月27日より順次発売する。0.74型の3D対応透過型高温ポリシリコン(HTPS)TFT液晶パネルを採用した「EH-TW8000W/TW8000」と、0.61型の3D対応パネルを採用した「EH-TW6000W/TW6000」の4モデルをラインナップ。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19万円台後半~32万円台後半。"

新商品3D対応モデルプロジェクター 1万人体験イベント
(エプソン ドリーミオ公式HP イベント)

"新商品3D対応モデルプロジェクターをご体験いただくため、1万人体験イベントを開催いたします。札幌を皮切りに全国11都市で体験キャラバンを実施するほ か、東京・品川、大阪・心斎橋では11/19(土)から1ヶ月間、六本木ヒルズでも11/6(日)から15日間、展示を行います。 魅力的な3Dコンテンツをご用意しておりますので、ぜひこの機会に大画面で迫力ある3D映像をご体験ください。

愛知 AEON MALL 東浦 11.11/20(日)"

EH-TW6000W | ドリーミオ|ホーム プロジェクター|製品情報|エプソン
EH-TW8000W | ドリーミオ|ホーム プロジェクター|製品情報|エプソン

 まだまだ高嶺の花だけれど、ついに20万円を切る、フルHDの3Dプロジェクターが登場した。
 時代の進化は素晴らしいものである。
 家庭で立体映画が観られる時代が、こんなに早く来るとは! (まだ買えないけれど、、、)。この半分くらいの値段になるのは、いったいいつなのだろうか(^^;)。

 愛知県なら行けるので、体験イベント、行ってみたいのでメモメモw。

◆関連リンク
HD有機ELパネル搭載 3D対応ヘッドマウントディスプレイ SONY HMZ-T1
 まず値段的にはこちらですかねw。
『SONY 3D対応ヘッドマウントディスプレイ HMZ-T1』
『EPSON dreamio ホームプロジェクター EH-TW6000』
『EPSON dreamio ホームプロジェクター EH-TW6000W』

『EPSON dreamio ホームプロジェクター EH-TW8000』
『EPSON dreamio ホームプロジェクター EH-TW8000W』

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2011.10.18

■感想 "NHK世界遺産 | 時を刻む 祭〜夢をつなぐ仮面〜" & バンシュ仮面博物館:BINCHE MASK MUSEUM

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NHK世界遺産 | 世界遺産 時を刻む

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" ベルギーの小さな町・バンシュ。町に春の訪れを告げる祭りが世界無形文化遺産『バンシュのカーニバル』です。ヨーロッパで最古の祭りのひとつです。3日間の祭り期間中、町の人口3万人の10倍を超える見物客が押しかけます。
  このカーニバルの主役は奇妙な容姿風貌をした『ジル』。帽子、木靴、そしてメガネとひげという風変わりな表情の仮面…全員まったく同じ格好で、総勢800 人の男たちが16時間ステップを踏み続けるのです。費用はすべて市民の自腹。家によっては衣装代や祝いのシャンパン代に年収の9割もの金を使います。"

 ベルギーバンシュのカーニヴァル。同じ仮面をかぶった奇妙な風貌の800人の男『ジル』のパレード。1394年〜続く、世界でも珍しい仮面の祭とか。映像はなかなか不気味で滑稽(^^;)。

 

 仮面の意図は以下のように紹介されました。

 仮面の祭が登場した1394年当時、黒死病で欧州の1/3の人が死に、その原因として衣類に付く蚤が感染源という説が流布していた。
 これにより、バンシュの街を支える産業だった織物業が大打撃を受け、王侯貴族は街を去り、貧しい職人だけが残された。

 この民衆達が、去っていった支配階級に成り代わり、街を復活させるということで、この仮面が生まれた。
 仮面の眼鏡は当時珍しく、支配階級の修道士や学者と言ったインテリ層を象徴。手入れされた髭の絵は、金持ちのシンポル。
 カーニヴァルは、民衆が王になる機会として始まった。

 "ジルに複数形はない。何人いてもひとりのジル"とは街の人が語った言葉だったけれど、まさに800人の民衆で王の代理を務める象徴的な意味があるんでしょうね。

 以来、ナチスに支配された時代も収容所で看守と交渉してカーニヴァルを開催していたそうで、この歴史の重みを知ると、さらに仮面が味わい深いものに、、、。

 そして祭の街に垂れ幕が。"PLVS VLTRE" 。 "究極の更に上へ"という意味のようで、地元のお祭りが世界最高という意味。こんな祭のある街に住んでみたいものである(^^)。

MUM  : 仮面博物館

 さらに、この番組で登場したベルギーの民俗学者サミュエル・グロッツが作った、バンシュの街の仮面博物館に興味津々w。
 TVに出てきた展示品が素晴らしい。
 公式HPでは収蔵品をしっかり見えないのが残念。

INTERNATIONAL CARNIVAL AND MASK MUSEUM

BINCHE MASK MUSEUM - Google 検索

 

◆関連リンク
『人文科学年報』バックナンバー

"サミュエル・グロッツ「バンシュのカーニヴァルと市の古文書」 樋口 淳「バンシュのカーニヴァルとサミュエル・グロッツ氏の業績」"

スペインの国旗 - Wikipedia

"ラテン語でPLUS ULTRA(PLVS VLTRA;「より彼方へ」という意)と記されている。"


 

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2011.10.16

■感想 NHK「極上美の饗宴 激情ほとばしる像の秘密 ウクライナ・祈りの彫刻は語る」ヨハン・ピンゼル:Johann Georg Pinzelと金田伊功の共通性についてのメモ

Pinzel_2

11vert

【極上 美の饗宴】NHK BSプレミアム
   極上 美の饗宴|NHK

"10月10日(月) 午後9時00分~9時58分 激情ほとばしる像の秘密「ウクライナ・祈りの彫刻は語る」 あまりにも生々しい表情。信じがたいほど誇張された衣装。無名だった彫刻家の作品が、いま注目を集めている。ウクライナで18世紀に活躍したヨハン・ゲオルグ・ピンゼル。過剰なまでの感情表現が見る者を圧倒する。作品は、もともと教会の祭壇を飾っていたものだった。なぜ、それほど激しい彫刻が作られたのか? そこには、ウクライナがたどった歴史が深くかかわっていた。日本のテレビ初公開の傑作の魅力をひもときながら謎に迫る"

Publisher Michitani 未知谷のホームページ


"未知谷刊行20周年記念企画
西洋彫刻史に波紋を起こす未踏のバロック
天才彫刻家ピンゼル作品集!

18世紀半ば、ポーランド・リトアニア共和国(現ウクライナ)に
忽然と現れた天才彫刻家ピンゼル
どこで生まれ、技術を磨き、なぜやって来たのか
10年ほどの足跡は、すべて謎、謎、謎……
見よ! 視線、指先、衣服のひだの大胆さ
見よ! キュビスムのごとき多面性
ソビエト体制下、歴史と政治に埋もれかけたが 1960年代半ばボリス・ヴォズニツキにより収集・修復
来年秋、ルーヴル美術館で西ヨーロッパ初の展覧会開催!
世界にさきがけた本作品集は時代精神の顕現、図版97点収録"

■ヨハン・ピンゼル「イサクの犠牲」が凄い。

12vert

 冒頭に引用したのが代表作「イサクの犠牲」を捉えたNHKのハイビジョン映像からの画像。
 まさに感情表現の極北って感じの、鋭くもダイナミックで哀切に満ちた彫刻。動きと感情の瞬間の躍動感が素晴らしい。

 番組で紹介されていたのは、ピンゼルが生きた18世紀のウクライナのリビフとブチャチの街は、ポーランドとの国境付近。
 キリスト教的には西のカソリックと東の東方正教会との狭間で、もともとイコンの絵画のみが飾られていたウクライナの東方正教会に対して、西からカソリックがベルニーニ等のバロック彫刻を持ち込んで、宗教的な領土の拡大を計っている時代に当たるらしい。そしてそこで重用されたのが、西の国で彫刻を学び、バロックにも精通していたヨハン・ピンゼムだという。

 あのダイナミックさは、カソリックのエッジを広げるために、強烈な印象を民衆に与えるための手段のひとつだったというような位置づけが成されていた。そして………。

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 ヨハン・ピンゼム「イサクの犠牲」について、東京芸大 田辺幹之助氏が語るのは、従来の、解剖学的に成立したカソリックバロック彫刻からの脱却をピンゼムがはかっていたのではないかという指摘。まさに下半身と、腰から上、顔の向きと表情が解剖学を逸脱している。
 そして番組では、俳優で再現不可を実証。人間の意志と肉体では、表現しきれないものを木彫りの彫刻のあの独特の造形で表していたのだということが、番組で分析されていく。

■金田伊功アニメートとの近似
 このBlogを読んでいただいている映像ファンなら、このポーズとレイアウトは観たことがあるはず。そう往年の名アニメーター金田伊功の作画に酷似w。

 素晴らしかったのは、もちろん彫刻もだけれど、それを捉えるハイビジョンカメラの回り込みのショット。絶妙に金田伊功のレイアウトそのものの画が再生されていた。もしかしてNHKスタッフが金田に意識的ではないか、と邪推(^^;;)したくなるほどの近似w。

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 ルーヴル美術館で開かれるという展覧会で、今後、ピンゼルは西欧美術界で大きく評価されていくんだろうけれど、、、

 まじめな話、僕には金田伊功研究にとって凄く重要な作家だと思うw。3Dの彫刻作品との近似は、まさに金田原画が立体を強く意識したものだったという証左になるのではないか。

 村上隆氏が従来から金田伊功分析で書かれている日本の2D(絵画)からの文脈で読み解くのは、僕としては限界があると思っていたので、この立体での情動の表現の文脈からの分析は貴重になると思う。

 もうひとつの作品、このキリストの姿勢もとても金田伊功っぽいw。

■3D-CG映像の可能性
 番組ではさきほども書いたが「イサクの犠牲」をワダエミの衣装と俳優石丸幹二で再現をトライ、実現できないことが判明。
 これにより、この作品の芸術的な魅力がさらに拡大したのだけれど、これって3D-CG映画の可能性を示しているのではないだろうか。

 俳優の体と意識の限界で出来ない情動的な表現が解剖学を無視したCGで可能になるw。特に印象的だったのは、俳優が語る、自らの意識とこのポーズは乖離していて、あの顔と体の形態は同時に取り様がない、と言うコメント。
 体と意識について、重要な認識ではないかと思う。

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 俳優はその形態を自分の意識と体の動きの変わり目の瞬間を切り出すことで実現しようとしたのだけれど、それは現実には無理だった。
 意識と形態の順番が逆だったのではないだろうか。
 言語による思想的な息子殺しという高いハードルをアブラハムが取ろうとした時、最初に意識上で表情が変わって、その後に体が動きだすのなら、あの形態はむしろ実現できたかもしれない。しかしピンゼルの像は、顔が殺しを決断した表情になっていないので、体が現実には動かし様がない形態なのかもしれない。
 逆ならできたかどうか、石丸幹二氏に質問してみたいものである。

 そして先に述べたCGの可能性。これは俳優の意識と体の動きの限界を超えた表現がもちろん可能である。こうしたピンゼルの像のダイナミックで哀切に満ちたような、アンヴィヴァレントな表現をフォトリアルなCGが獲得したとしたら…、その時は俳優の演技をCGが超える時なのかもしれない。

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■朽ち果てた教会の廃墟映像
 彫刻以外でもソ連による教会弾圧で朽ち果ててしまいそうになったピンゼムの彫刻の、ボリス・ヴォズニツキイ氏による救出と、その廃墟となった教会の現在の映像が、素晴らしかった。まさにダイナミックで、そして虚無感のある作品と現実のドラマのシンクロ。

極上美の饗宴 ヨハン・ピンゼム再放送
 再放送は今日10/16(日)13:00-13:58とのことで、既に終了してしまった。
 NHKオンデマンド | 極上美の饗宴 激情ほとばしる像の秘密 「ウクライナ・祈りの彫刻は語る」 こちらで有料だけれど、アーカイブを観ることができます。

参考画像として、NHKのTV画面を、iPhoneで撮影しw、引用させていただきました。(日本の映像文化の分析(おおげさ)のためですので、引用、御許し下さい)

◆関連リンク
本邦初のピンゼル作品集!(片山ふえさんのBlog ムーザの小部屋)

"拙著『オリガと巨匠たち』を出してくださった縁で、すっかりピンゼル・ファンになられた出版者未知谷の飯島社長が、大赤字覚悟でピンゼルの作品集の出版を決められたのは、今年のはじめのことでした。 その後、写真データを私がヴォズニツキー先生からいただいて来るも、画質が不十分で使えなかったり、いろいろと出版上のご苦労があったようです。 そして、その作品集がやっとできあがったのが、NHKの放送で世間の注目がピンゼルに集まり始めたちょうど今だというのですから、これまた「運命の女神」の巧みな采配を感じます。"

ムーザの小部屋 ピンゼル・ブーム、来るか?

"2011年11月から2012年1月まで、パリのルーブル美術館で「ピンゼル展」が開かれるのです。"

ムーザの小部屋 ヨハン・ピンゼル Pinzel関連記事
 ピンゼルについて、日本で最初に紹介された片山ふえさんのBlog。
 最も早く詳しい情報が掲載されています。
片山 ふえ『オリガと巨匠たち―私のウクライナ紀行』
 こちらの本でウクライナでピンゼルに出会われた衝撃が語られている、とのことです。

Exhibitions | Louvre Museum(ルーブル美術館公式HP)
 将来の展覧会の頁にも、今のところ、Pinzelの名前がない。
Johann Georg Pinzel - Google 画像検索
田邊幹之助 - 東京芸術大学(公式)
イサクの燔祭 - Wikipedia
 キリスト教でのアブラハムとイサクの逸話について。

ヨハン・ゲオルク・ピンゼル画集『ピンゼル 』(Amazon)
Publisher Michitani 未知谷のホームページ

"未知谷刊行20周年記念企画
西洋彫刻史に波紋を起こす未踏のバロック
天才彫刻家ピンゼル作品集!

18世紀半ば、ポーランド・リトアニア共和国(現ウクライナ)に
忽然と現れた天才彫刻家ピンゼル
どこで生まれ、技術を磨き、なぜやって来たのか
10年ほどの足跡は、すべて謎、謎、謎……
見よ! 視線、指先、衣服のひだの大胆さ
見よ! キュビスムのごとき多面性
ソビエト体制下、歴史と政治に埋もれかけたが 1960年代半ばボリス・ヴォズニツキにより収集・修復
来年秋、ルーヴル美術館で西ヨーロッパ初の展覧会開催!
世界にさきがけた本作品集は時代精神の顕現、図版97点収録"

 こちらの2011年の記事には、来秋(2012年)と記されています。

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2011.10.14

■凄い! 3Dハンディカム HDR-TD10 裸眼3D対応 3.5型高解像度液晶モニター と iPhone 3D (^^)

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HDR-TD10 | デジタルビデオカメラ Handycam “ハンディカム”(ソニー)

" 裸眼3D対応の3.5型122.9万ドットの高解像度液晶タッチパネルモニター。

 3D対応液晶モニターには、「視差バリア方式」を採用。左右の目に届く光の方向を分け、両目に左右別の画像を見せることで、裸眼で3D映像を楽しめます。"

 購入してからHDR-TD10のレポートもしていないのだけれど、既に何本か3D動画は紹介した。
3D動画レポート 岡本太郎「若い太陽の塔」@犬山 日本モンキーパーク
3D動画レポート 2011年 中島晴美展@gallery VOICE

 twitterとFacebookでひとりで騒いでいるが(^^;)、3DハンディカムHDR-TD10視差バリア方式裸眼立体視3.5inchモニタは凄い。
 今回は、特筆すべきこの液晶モニタについて書いてみたい。

 視野角は少し頭を動かすと立体感が失われ、画がずれて見える。かなり狭く限定されるが、その視野角で観る立体映像は、たぶんどんなSF映画に出てきたグラスレス3Dディスプレイより生々しい。眼鏡をかけないで良い自然さ、そして視差バリアならではの画面のクリアな明るさ!
 大げさに聴こえるかもしれないが、四角いHDR-TD10の筐体の中に、まるで自分の身の回りの現実がミニチュア化されてアーカイブされたみたいなのである。匣の中の現実。

 解像度の数字で検証しようw。

 HDR-TD10  2562×480=123万ドット。
 AQUOS 3D携帯 960×540= 52万ドット。
 任天堂 3DS   800×240= 19万ドット。
 iPhone4 Retina 960×640= 61万ドット。

 圧倒的だ。iPhoneの網膜ディスプレイの2倍。
 つまり両眼分の高精細を獲得していることになる。

 画面の大きさは、iPhoneと同じ3.5インチ。あの網膜と同じ解像度を実現したとスティーブン・ジョブスがプレゼンした、iPhoneの高精細の映像が両眼分モニタに仕組まれていて、立体視できると思って下さい(^^;)。これをグラスレス3D網膜ディスプレイと呼びましょうw。
 網膜と同じ解像度で、しかも左右両眼分。つまり、人が観ている視覚と同等のものが再現されているわけで、この生々しさも納得がいく(^^)。

 冒頭の写真では、この生々しさは残念ながら伝えられない。
 虫眼鏡で拡大してみたけれど、これもあまり効果がないですねw。こればっかりは生で観ていただくしかない。この匣の中に、うちの究極映像犬がミニチュア化されて閉じ込められているようなのである(大げさww)。

◆高精細ディスプレイの解像度比較
 3DハンディカムHDR-TD10搭載のグラスレス3Dディスプレイについて定量的にさらに詳細に比較するために、各種高精細ディスプレイのインチ当りの解像度(pixel/inch)をグラフ化してみた(^^;)。

 特にここで注目してほしいのは、最新の映像機器として、CEATEC等で華々しくデビューしている4K2Kスーパーハイビジョンモニタとの比較である。

3d_desplay_bench_mark

 最新の4K2Kスーパーハイビジョンモニタに比べても、HDR-TD10のモニタは圧倒的に優れていることがわかった。横方向で約8倍、縦方向で約3倍である。
 他で観たことのない、立体映像の生々しさは、この数字が証明しているw。ま、現時点、3.5インチだからこそ、可能になった高精細なのでしょう。このままの解像度で数十インチの大画面はまだ難しいでしょうね。

◆グラスレス3D網膜ディスプレイの可能性 " iPhone 3D "
 ということで、続けて唐突だけれども、将来のiPhoneの、裸眼3D液晶モニタ搭載の可能性について、妄想をつぶやきますw。

 HDR-TD10搭載のグラスレス3D網膜ディスプレイ(^^;)をiPhoneに積むと何が可能か。
 このディスプレイと3Dカメラを組み合せると、人の網膜がとらえる3Dとかなり近い映像を機器の中に再生できる。さっきから書いてるように、感覚としては手の中に自分の周囲の現実のミニチュアをアーカイブできるw。

 こんなデバイスをAppleが放っておくわけはないと思う(^^)。
 得意のユーザインタフェース技術を組み合せると、あらたな世界が開けると思うのだけれど、、、。
 モニタ側も3Dカメラにして指位置を立体的に把握、空中に浮かぶアイコンや映像物体の操作を可能にする。裸眼立体視網膜ディスプレイの生々しいリアルをハンドリングする未知のUI:ユーザインタフェースの出現(^^)。

 現実をミニチュアとして、アーカイブしたような、手の中の新たな機器になるんじゃなかろうか(^^)。人はその機器の中の自分のリアルを愛でることに…。
 特筆したいのが、視差バリア方式が持つ最大のデメリットである視野角の狭さが、スマートフォン利用という完全にパーソナルな使用用途にベストマッチだということ。持つ人のみにリアルな感覚を伝えられるこのディスプレイの特質が最大限行かせるのではないかと。

 またAppleに関して、以下の情報も以前出てたので、僕はiPhone5で是非実現してほしいのです、iPhone 3Dをw。

アップルが3Dカメラを搭載した「iPod touch」の発売を計画 – ロケットニュース24(β)

"この情報は、アップル社の情報を専門的に扱う「Apple Insider」に3月31日付けで掲載されていたものだ。それによると、アップルは3月の最終週に、米国特許庁に3D画像用のシステムとセンサーの特許 を、すでに出願したという。そして提出した文書には、2つのカメラを搭載した機器の計画が、詳細に書かれていたとのことだ。"

 ということで元記事を探してみました。
Appleが取る3D画像のためのマルチカメラのiPhoneのシステムを模索(Apple Insider Google 翻訳)

"Appleは写真を3Dで撮影し、表示できるように、iPhoneのようなデバイスに2つ以上の後ろ向きカメラやセンサーを追加するという案をおもちゃにしています。"

Meet Siri, Apple's Voice-Activated Personal-Assistant App for the iPhone 4S - YouTube

 そしてもちろん先頃iPhone4Sと同時に発表された"Siri"と3Dとの組み合せは、まさしくナレッジナビゲータになるでしょう(^^)。
 その時にもしかしたら、ジョブズが産み出したもうひとつの偉業Pixerの3D-CG技術がiPhone上で花開くかもしれません。SiriとしてPixerの愛すべきキャラクタたちが、3Dの生々しさで画面上で話しかけてくるとしたら、これはさらなるiPhoneの大きな革新になるんじゃないでしょうか。空中に浮かぶPixer製Siri !

 ということで、立体視オタクの戯れ言でした。
 ハイビジョンハンディカムを買った時も似たようなこと(リアルが我が手にw)をつぶやいてたので、あまり信じないで下さいw。

◆関連リンク
 この立体視モニタを開発した開発陣によるテクノロジー紹介を是非読みたいのですが、残念ながら現在、ネットには掲載されていない様です。
 是非、どこかのメディアに御願いしたいものです(僕が直接聴きにいきたいんですが、、、(^^;))。

 以下、上で比較した他のモニタ等、関連情報です。

続きを読む "■凄い! 3Dハンディカム HDR-TD10 裸眼3D対応 3.5型高解像度液晶モニター と iPhone 3D (^^)"

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2011.10.13

■情報 鶴舞ファンタスマゴリア~第1回名古屋野外アンデパンダン映画祭~

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鶴舞ファンタスマゴリア
(Twitter / @awa_des_joursさん経由)

●日程 2011年10月29日(土)
●時間 15:00開場
●場所 鶴舞公園 普選記念壇(名古屋市昭和区鶴舞1丁目)
    最寄り駅:JR中央線鶴舞駅/地下鉄鶴舞線鶴舞駅
※雨天でも開催の予定ですが、屋外ですので天候の悪化、その他の事情により、予告なく上映やトークショーの内容の変更や中止をすることもございますので、御了承ください。
●入場無料
●上映作品
・愛知芸術文化センター制作オリジナル映像作品「アリスが落ちた穴の中~Dark Marchen Show!!」
 トークショー:寺嶋真里(監督)×今野裕一(ぺヨトル工房)
・「MECHANIC&ANGEL」 監督:荒木博志 (オランダ・ハーグ World Wide Video Festival 入選)
※なお、アンデパンダン映画祭として、作品の応募も受け付けております 
●主催 鶴舞ファンタスマゴリア実行委員会
●共催 GALLERIA AMICA
●協力 名古屋シネマテーク、ちくさ正文館、ペヨトル工房、UPLINK
●WEBSITE http://www.geocities.jp/tsurumai_phantasmagoria/
●お問い合わせ tsurumai_phantasmagoria@yahoo.co.jp

 名古屋にてこういったイベントは珍しいので、ご紹介します。
 ぺヨトル工房の今野裕一さんのトーク!! 是非、参加したいのですが、残念ながらこの日は毎年やっている同窓会の日。涙を飲んで、今回、不参加です。参加された方からの情報を御待ちします。

Hp

荒木博志 @Galleria AMICA(公式サイト)
 ここのアトムやオーディオ機器の作品群が素晴らしいです。
 いずれ、どこかで作品の実物を拝見したいものです。

Mechanic& Angelについて

"ストーリーは、奥多摩に住んでいるメカニックのキューピーちゃんと仲間の GOODMAN SPEAKERS(彼らは、奥多摩麻利子天と称して改造スバル1360GTでいつも爆走している。)が、天使を撃墜しようとしているアルファロメオ・モンザに乗った2人の悪魔と戦うという、たわいもない話です。映画によくあるキリスト教にやけに弱い悪魔物や吸血鬼物をちょっとバカにした話になってます。"

◆関連リンク
オランダ国際映画祭入賞作品!!Part2 kewpie puppet animation (Mechanic& Angel) - YouTube

" この人形アニメは荒木博志作「メカニック エンジェル」という完全オリジナル作品で、1990年にオランダのハーグ国際映画祭に入賞した自主制作人形アニメです。
 造形作家で、ステレオセットやモニュメント、眠れるアトムなどを制作しており、その作品の展覧会の際に集客用に作られたもので、人形アニメ作家ではありませ ん。 荒木博志の作品もこのアニメの中に出てきますので、荒木博志のサイトを見てからご覧になられるとより楽しめると思います。"

 確かに書かれているように、掲載されている動画はこれだけ観ると人形アニメとしての完成度は高くはない。でもちゃんとした画質と全篇を観たわけではないので、あまり明言は出来ません。
 使われている造形作品は素晴らしいので、やはり上にリンクした荒木博志 @Galleria AMICAのサイトが御薦めです。
Hiroshi Araki 荒木博志氏(Facebook)

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2011.10.12

■情報 ヤノベケンジ「Sun Child」と岡本太郎「太陽の塔」の共演!

Sun_child

大阪府/報道発表資料

"「Sun Child」 おおさかカンヴァス推進事業

(高さ6.2mのオブジェ。アーティスト・ヤノベケンジ氏が岡本太郎生誕100年企画展のために制作したもので、本邦初公開です)

展示(予定)期間 10月22日(土曜日)、23日(日曜日)
展示時間帯 9時30分から17時(開園時間に準じます)

※作品の展示にあわせて、アーティスト・ヤノベケンジ氏による作品の説明を行ないます。

  日時  10月22日(土曜日)午前10時から
  場所  万博記念公園太陽の広場内「Sun Child」像前"

 今まで何度か情報をお伝えしたヤノベケンジの新作の公開が決まったようだ。
 もともとは岡本太郎記念館での『 ヤノベケンジ:太陽の子・太郎の子』展(2011年10月28日〜2012年2月26日)の展示品なのだが、いち早くヤノベの地元でそして太郎の塔のある、大阪で先行して公開される。

 ヤノベケンジ公式HP YANOBE KENJI ART WORKSに、最新作《Sun Child》の初公開情報がアップされた。そしてHP冒頭が建造中の《Sun Child》の写真に! リロードすると5枚ほどの画像が楽しめます。
 本記事のトップに引用したのは、その写真の一枚から取り出した《Sun Child》の模型と、岡本太郎《太陽の塔》のツーショット。こんな光景が万博公園の中に出現する。
 これは見逃すわけにはいかないが、果たして、この二日間だけの展示に参加できるのか!?? (この写真引用はまずいかも、と思いつつ、どうしてもどういう情景になるかシミュレーションしてみたくて作成してしまった。問題あれば、御指摘下さい。「太陽の塔」は僕が撮影したHDR写真ですw)

◆関連リンク
10月23日(日)の開催スケジュール | 咲くやこの花芸術祭2011

"大阪旋風プロジェクト特別企画
『大阪観考』のススメ"スペシャルトーク
会場 / 大阪市役所 1F正面玄関ホール
時間 / 13:00~15:00 料金 / 無料
出演 伊藤 存 束芋 松井智惠 森村泰昌 ヤノベケンジ (美術家/『大阪観考』制作者) "

当Blog記事
情報 ヤノベケンジ "サン・チャイルド"& S.R.L(Survival Revival Laboratory)"THE CLOUD TANK PROJECT"
ヤノベケンジ 新作「サン・チャイルド:Sun Child」情報

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2011.10.11

■PV ラナ・デル・レイ「ビデオ・ゲーム」: LANA DEL REY "VIDEO GAMES"

LANA DEL REY-VIDEO GAMES - YouTube
 (中子真治さん Facebook経由)

"Pre-order Video Games/Blue Jeans from iTunes now:
http://bit.ly/LanaiTunes

Lana Del Rey 'Video Games' and 'Blue Jeans' available in the UK from Oct 16th 2011, in the US from Oct 11th 2011, in Germany from Oct 7th 2011 and in the rest of the world from Oct 9th 2011.

In the UK digital and limited edition picture disc vinyl on Stranger
Records. Pre-order limited 7" picture disc vinyl now at
http://bit.ly/LanaVinyl

http://www.lanadelrey.com
http://www.facebook.com/lanadelrey
http://www.myspace.com/lanadelrey"

LANA DEL REY、ブルックリンの街角から世界へ – YES magazines Website

" 新人女性シンガーが急激に人気を集めている。彼女の名はラナ・デル・レイ(本名はリジー・グラント)、NY州北部リジー・グラントに住む24才だ。

 そもそもの始まりは「VIDEO GAMES」と題された曲。この曲は、ナンシー・シナトラを思わせるスモーキーかつハスキーな声で歌われるバラードだった。ビールを飲みながらテレビ・ ゲームに耽り、語りかける彼女を無視する男の歌は、彼女自身の経験から生まれたそうで静かな悲しみがひしひしと伝わってくる。ネット上にアップされるや、 「VIDEO GAMES」はブログ・メディアで一気に火がつき、Pitchforkではベスト・ニュー・トラックに。勢いが衰えぬまま決まったNYとLA、ベルリンと ロンドンでの初ライヴのうち、いち早く発売されたロンドン公演が1時間半でソールド・アウトしてしまったほど。そして、「WIDEO GAMES」のシングルが10月16日にリリース決定、B面「BLUE JEANS」も公開され、バスは高まるばかり。"

 中子真治氏のFacebookでの紹介で、初めてLANA DEL REYを聴いた。
 特にこの"VIDEO GAMES"PVのアンニュイが素晴らしい。

 動画自体は、ホームビデオをつないだもののようだけれど、これがまた非常に歌の雰囲気に合っていて、思わずヘビーローテーションしてしまった。

◆関連リンク
LANA DEL REY-BLUE JEANS - YouTube
 こちらも、アメリカの猥雑と憂鬱と美、印象的なPV。

Lana Del Rey『Video Games: MP3ダウンロード』 (Amazon)
Lana Del Rey『Video Games [7 inch Analog]』(Amazon)

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2011.10.10

■3D動画 岡本太郎「若い太陽の塔」@犬山 日本モンキーパーク


岡本太郎「若い太陽の塔」3D動画 - YouTube

 愛知県犬山市の日本モンキーパークに建造された、小山の頂きに建つ高さ26mのアート作品。太陽の顔、金色のたてがみは約7m、巨大なコロナに眼が眩みました(^^;)。猛々しい鬣が素晴らしい。真下から見上げる迫力は格別です。

 動画は、3DハンディカムHDR-TD10にて撮影。よろしければ平行法/交差法で観てやって下さい(^^;)。
 音楽は、Youtubeの編集機能から選択。Youtubeが自動的に尺に合わせて候補を出してくれる音楽、これはとても便利。でもちょっと重い曲を選びすぎたかもw。

 こうした巨大造形物を立体視動画で撮ってみてわかったのは、これだけの高さになると顔までの距離があるため、その立体感はなかなか捉えられないということ。
 やはりステレオ映像には、もっと小さな対象物の方が馴染む様です。
 顔の近くまでカメラが寄れて、あのたてがみをきっちり3Dで撮ってみたいものです(^^;)。

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 その他、HDR写真他をFacebookのアルバムとして公開しました。こちらもよろしければ、、、。

◆関連リンク
「若い太陽の塔」常時公開 愛知、修復完了し8年ぶり - 47NEWS

" 大阪万博前年の1969年に建設され、大阪の「太陽の塔」の試作ともいわれる高さ26メートルの塔は、一部がはがれ落ちたり、太陽の形をした顔が変色する など老朽化。岡本さんの生誕100年に当たる今年、5月から修復が進められ、顔やその周りの炎を思わせる突起は、建設当初の鮮やかな金色を取り戻した。"

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2011.10.06

■情報 『デディケイト トゥ シュヴァンクマイエル展』Dadicated to Svankmajer@京都・大阪

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Dadicated to Svankmajer

"【ヤン&シュヴァンクマイエル展~映画とその周辺~】 京都展の開催を記念して、デディケイト展実行委員会主催のもと、 平面・造形・映像・パフォーマンスなど、関西を中心に50名以上の作家が参加する ヤン・シュヴァンクマイエルへのオマージュ作品を集めた展覧会を開催します。

 art unit COCOA/赤木崇徳/AGU/浅野千里/ウエマリイン/大須賀政裕/片山宏明/川島 朗/木呂上原/黒田武志/K.Kotani/清水真理/深海太郎/SUPER PHOENIX + FT=man/田口美早紀/タナカウサギ/tamixxx/辻田幸廣/鉄秀/TOCHKA/戸島篤志/永田ナヲミ/永野宗典/中川ユウヰチ/Nos/華廣純子/林勇気/PIXEL ANIMATION/日野馨/福井智子/マンタム/溝川順平/ムラギしマナヴ/山登恭子/山本 恵/ヨシムラエリ/吉元隆人/米正万也/若見ありさ/和田淳/...and more"

Photo

Alternative Space|月眠ギャラリー

"『ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展 ~映画とその周辺~』が開催されるのを記念して、デディケイト展実行委員会主催の元、10月07日(金)~10月23日(日)の間、京都・大阪の合計7箇所で、ヤン・シュヴァンクマイエルへのオマージュ作品を集めて展覧会・上映会・イベントを開催します。月眠ギャラリーは実行委員会メンバー、展覧会の会場 として参加致します。

『デディケイト トゥ シュヴァンクマイエル展 -KITAHAMA-』
            日程:2011年10月11日(火)〜23日(日)
            時間:13時00分〜20時00分
            内容:平面・立体作品の展示
料金:入場無料
            *17日(月)は休廊日
参加作家(予定):
            ・マンタム
            ・Nos.
            ・中川ユウヰチ(KINEMA MOON Graphics)
            ・山本 恵
            ・清水真理
            ・黒田武志(sandscape)
            ・川島 朗
            ・eerie-eery

〈デディケイト トゥ シュヴァンクマイエル展〉関連企画
      『デディケイト トゥ シュヴァンクマイエル展 −KARASUMA−』
               日時:2011年10月7日(土)〜23日(日)
               時間:11時00分~20時00分
               会場:kara-S(京都市下京区烏丸通四条下ス水銀屋町602番地 COCON KARASUMA 3F)
               内容:平面・立体作品の展示
               入場料:無料
         WEb:http://www.kara-s.jp/
               
   『デディケイト トゥ シュヴァンクマイエル展 −MINAMISENBA−』
               日時:日程調整中
               時間:12時00分~20時00分
               会場:浜崎健立現代美術館(大阪市中央区南船場4-11-13)
               内容:平面・立体作品の展示
               入場料:無料
         WEB:http://www.kenhamazaki.jp/
               
   『シュヴァンクマイエルに耽る、昼下がりの遊宴』
               日程:2011年10月16日(日)
         開演・受付:13時より(終演予定:17時)
               会場:河村能楽堂(京都市上京区烏丸上立売上ル柳図子町320-14)
               前売り:3,000円/当日:3,500円(いずれにも特製お弁当・お酒・記念品が付きます)
               内容:映像作品上映・ライブペインティング・パフォーマンス
               製作・企画:株式会社 月眠
               WEB:http://www.getsumin.com/jan/nougakudou.html
               
   『シュヴァンクマイエルに捧ぐ 共犯者たちの宴』
               日程:2011年10月15日(土)・16日(日)
               開場:17時30分/開宴:18時00分(終宴予定:20時00分)
               会場:永運院(京都市左京区黒谷町33)
               料金:2,800円(小学生以下・無料)
               内容:アニメーション作品の上映・パフォーマンス
               製作・企画:animation soup
         WEB:http://www.animationsoup.com/10th/
               
   『シュヴァンクマイエルに捧ぐ 共犯者たちの宴』 関連展示「−宴のまえも 宴のあとも−」
               日程:2011年10月7日(金)~23日(日)〈休廊日:木曜日〉
               時間:11時00分〜17時00分
               会場:カフェ&ギャラリー アトリエとも(京都市中京区蛸薬師通烏丸東入一蓮社町306)
               内容:アニメーション作品の上映・素材や原画の展示
               入場料:無料
               製作・企画:animation soup
         WEB:http://www.animationsoup.com/10th/utage/tomo/
               
『デディケイト トゥ シュヴァンクマイエル展 −交流会−』
               日程:2011年10月22日(土)
               時間:19時~24時まで
               会場:PANORAMA(大阪市西区新町1-14-43 大阪屋ニュー立売堀ビル2F)
         参加費:1,500円(1ドリンク & tamutamucafe特製フリーおつまみ付き)
               内容:アーティスト交流会・LIVE・DJ・VJ
               WEB:http://www.panorama-jp.com/"

デディケイト トゥ シュヴァンクマイエル展ーKARASUMAー(10/07~23) | 京都精華大学 kara-S.

"【出展作家】
所 正泰:http://tokoromasayasu.ninja-web.net/
森 大地:http://doodleworks-by-mory.jimdo.com/
林 俊作:http://www.hephall.com/?p=2721
保利 操
片山宏明"

シュヴァンクマイエルに捧ぐ 共犯者たちの宴 イベント概要

"日 程:2011年10月15日(土)・16日(日)
時 間:17:30開場/18:00開宴
会 場:永運院(京都市左京区黒谷町33)"

 10/7〜23まで京都で開催されるヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展 『〜映画とその周辺〜』に関係して、大規模な関連展示が開催されるとのこと。

 上の長い(当Blog史上)最長の引用を見ていただいて御わかりいただけるように、非常に多くの作家が、多くの場所でシュヴァンクマイエル作品に関連した展示を実施する。
 これだけ読んでいると、まるで京都と大坂の街がプラハにでもなったかの様である(^^;;)。
 これだけ大規模なシュヴァンクマイエルのイベントは、おそらく空前絶後であろう(チェコでもないかも)。

 出品作家は、最初の引用文にあるように"and more"なのでさらに増えることも考えられる。

 出品作家で僕が知っているのはごく僅かなのだけれど、マンタムさんと、以下に述べるAGUさんの作品は、是非、拝見したいものである。

◆あぐ:AGUさん関連
 以前、感想 『不思議の国のあぐ作品展VI 』@ 名古屋 ギャラリー「アートグラフ」の記事で紹介した東海地方の興味深い造形・アニメーション作家あぐ:AGUさんもこの展示に参加されるという(Twitter / @awa_des_jours:泡さん情報)。
 以下にAGUさんの展示をまとめる。

シュヴァンクマイエルに捧ぐ 共犯者たちの宴 イベント概要 上映作品

"「SEDI MUCHA NA STENE」AGU
2010年/8'07"/コマ撮り

手作りのぬいぐるみ、木の人形などを使って初めてつくった映像作品です。
タイトルSEDI MUCHAはスロバキア語でハエちゃんが座っているという意味です。スロバキアの古い歌にハエちゃんの歌があり、その歌を頭に浮かべながらつくりました。"

宴のまえも 宴のあとも イベント概要

"10月15・16日「シュヴァンクマイエルに捧ぐ 共犯者たちの宴」上映アニメーションの素材展示 ~絵コンテ、原画、人形素材など、アニメーション作品の素材を展示します~"

宴のまえも 宴のあとも イベント概要

"AGU 「CIRKUS NA JESENI」2010年/12'38"/切り絵"

◆関連リンク
・当Blog記事
 ■感想 『不思議の国のあぐ作品展VI 』@ 名古屋 ギャラリー「アートグラフ」

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2011.10.05

■新刊メモ グレッグ・イーガン著, 山岸 真訳『プランク・ダイヴ』

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世界最高のSF作家イーガンのハードSF短編集 - 大森望|WEB本の雑誌

" 巻末の「伝播」は本邦初訳、21世紀末の月から20光年彼方の惑星に向けて発射された無人探査機の意外な"その後"が描かれる。宇宙に憧れを抱く人にとってはしみじみと胸に沁みる名作。  あらためて7作品を通して読むと、"世界一のSF作家"の称号がダテじゃないことがよくわかる。世界最高のハードSFを心ゆくまで堪能してほしい。(大森望)"

 "SFの最先端の、その先へ"という帯! ドキドキするSF短編集が出ました。
 収録作は7編「クリスタルの夜」「エキストラ」「暗黒整数」「グローリー」「ワンの絨毯」「プランク・ダイヴ」「伝播」。

グレッグ・イーガン, 山岸 真訳『プランク・ダイヴ』

"地球から遙か遠宇宙のブラックホール〈チャンドラセカール〉ではある驚異的なプロジェクトが遂行されようとしていた。果たして人類は時空の構造を知り得るの か?――ローカス賞受賞の表題作、別の数学体系をもつ並行世界との最終戦争を描く「暗黒整数」、ファースト・コンタクトSFの最高峰「ワンの絨毯」ほか、 本邦初訳作品を含む全7篇を収録。現代SF界最高の作家の最先端作品を精選した日本オリジナル短篇集第4弾。 [収録作品] 「クリスタルの夜」 「エキストラ」 「暗黒整数」 「グローリー」 「ワンの絨毯」 「プランク・ダイヴ」 「伝播」"

 小松左京『日本沈没』からSFに入った僕には、"チャンドラセカール"は、モロズバのSFタームです(^^;)。

プランク・ダイヴ:ハヤカワ・オンライン(公式HP)
 書籍詳細と書いてあるが、なんと収録作タイトルも掲載されていない。
 早川書房、あまりに手抜きw。一応、公式だしリンクっと。(その後、追記され今は収録作が掲載されてます。山岸真さんから教えていただきました。今後の充実を期待してこのままの記述とします(^^))

 ということで、まずは紹介のみ。冒頭のはいつものHDR写真。
 光も歪む、イーガンの作品集! といったところでしょうか。

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2011.10.04

■2011年 中島晴美展@gallery VOICE (HDR-TD10 3D動画レポート)

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gallery VOICE:多治見市文化工房ギャラリーヴォイス 最新イベント情報

"『中島晴美展』 2011.9/10〜10/2

 これまでの国際陶磁器展美濃でも数度の受賞経験があり、海外での評価も高い中島晴美氏の個展を「国際陶磁器フェスティバル美濃」協賛事業として開催します。"

 3年前にレポートした「中島晴美展:NAKASHIMA HARUMI」に繋がる同作家の展示会を観てきた。
 紹介が遅れて、既に会期終了となってしまったが、上の動画で立体視して疑似鑑賞していただければ、幸いである(^^)。平行法/交差法でのカラー視聴を御薦めです、青赤メガネのアナグリム式も選択できますが、色合いを知るためには御薦めできませんw(先週、書いたように3D動画カメラを物色していたが、ソニーの3DハンディカムHDR-TD10を物欲に負けて買ってしまいましたw。このカメラの詳しいインプレッションについては、また後日w)

 今回も球体と曲線をつないだ、この世ならざる奇妙な形態の磁器が沢山並んだ展示空間に、ドキドキするような興奮を覚えた。
 幸いなことに作家 中島晴美氏が会場にいらっしゃっていて、いろいろと貴重な話をうかがうことが出来た。
 専門語や作家名を交えながらの解説で、陶磁器のトウシロウである僕にはたぶん充分に内容を理解できていないと思うが、以下、簡単だが紹介したい。

・以前の作品に比べると、ノウハウを積み上げて薄くなってきた。3年前の展示より薄くなっている。これらの作品には、構造を強化するためにファイバーが入っている。磁器では例がなかった。ヨーロッパで、合理的な考え方の指摘から考えて入れることにした。(さらに一つのノウハウをうかがった。(あなたが陶芸)作家じゃないから御話ししますが、と言ってマル秘情報として教えていただいたが、さすがにここに書くわけにはいかないので内緒(^^;))
・ひとつの作品に時間は4ヶ月くらいかかる。何作品か並行して作成。並行することで、一気に作りたくなってつい壊してしまうことも防げる。
・真空脱泡装置で気泡をなくし、表面がなめらかになった。
・表面はどうしても指の形がつく。完全な球形を目指すか、手の触感を残すか、これが作家の個性に繋がる。

 このようにして日々進化/深化していく中島氏の作品については、当Blogもこの世ならざる形態のひとつ(^^)として、今後も注目していきたい。

 Youtubeの3D動画は、720pサイドバイサイドに変換されているため、3Dハンディカムのフルハイビジョン3Dに比べると残念ながらいまいち。
 小さい画像だけれど、ある程度、造形物の曲線の独特の立体感を感じていただけると思う。

◆関連リンク
中島 晴美(公式HP) 作品
 過去からの作品の変遷が観られます。どう今の形に落着いていったか、とても興味深い。
gallery VOICE 『中島晴美展』を訪れて (岐阜県多治見市)|Slow Life with LEXUS / レクサスとの旅

当Blog関連記事
「中島晴美展:NAKASHIMA HARUMI」2008年@多治見市文化工房ギャラリーヴォイス

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2011.10.03

■情報 ヤノベケンジ "サン・チャイルド" & S.R.L(Survival Revival Laboratory)"THE CLOUD TANK PROJECT"

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TEDxKids@Tokyo » event

SESSION 1  2011.10/1(土) 9 : 00 – 10 : 00
– Kids & Adults-

Performance 1    RYUGA
Speaker 1    KENJI YANOBE
Message video    TEDxKids@BC
TED TALK 1    HANS ROSLING
Speaker 2    SHINICHI TAKEMURA

 子ども達へ様々な考え方を伝えていく場として設けられているTEDxKidsのイベントとして、ヤノベケンジの講演が開催され、その模様がUstreamで放映された。

 なんとそこで、新作の写真が公開されたので、いち早くファンの皆さんにお伝えしたい(USTキャプチャー画像を引用しますが、公の場で公開されたとはいえ、もし問題があるようならば関係者の方、御指摘下さい)。

 まず会場には子供達がいっぱいで、そしてイエローアトムスーツのミニトらやんが数十体並べられている。

 ヤノベが登場し、万博の未来の廃墟の物語から、チェルノブイリのアトムスーツ、ラッキードラゴンまでの作品が、子ども向けにわかりやすくそしてユーモラスに語られる。
 今の子供達に、万博の描いた未来を語るヤノベケンジ。未来の廃墟の話。そして中学生のヤノベが仮面ライダーやバルタン星人の着ぐるみを来たコスプレ写真に会場爆笑w。続くアトムスーツで、「大人になってもコスプレを続けてた」と。

 最後に次回作について、スライドとともに語られる。

◆ヤノベケンジ "サン・チャイルド"

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 というわけで、ついに新作「サン・チャイルド:Sun Child」の6mの巨体が紹介された。ULTRA FACTORYと京都造形大構内で建造中の"サン・チャイルド"。制作の様子を写したスライドによると、あのジャイアント・トらやんと同じく発泡スチロールをベースにした造形であるらしい。
 ただし違いは、ジャイアント・トらやんが薄い金属(アルミ?)の外表をまとっていたのに対して、こちらは白い別の素材。これが何かは、岡本太郎記念館!
の『 ヤノベケンジ:太陽の子・太郎の子 』
展示、2011年10月28日(金)〜2012年2月26日(日)を待つしかない。

 それにしても左下の写真にある人物と"サン・チャイルド"の対比から、この造形の巨大感がひしひしと伝わってくる。身長6mの岡本太郎の子は、福島をどう眺めるのだろうか。

◆S.R.L(Survival Revival Laboratory)"THE CLOUD TANK PROJECT"

The_cloud_tank_project

 そしてもう一つ紹介されたのが、この作品。以前、「サン・チャイルド:Sun Child」の記事でも触れた"実際に除染ができる装置"というのがこの作品のことなのだろう。
 ヤノベの講演によれば、科学者とのコラボで放射能を除染するための雲を作る計画を実施中とのこと。そしてクリスマス頃に登場させたいとのこと。

 不思議なのが、上の引用画像のキノコ雲のチャートに書かれた言葉。
 "THE CLOUD TANK PROJECT. We can crean good cloud instead of bad cloud"と書かれた下に、S.R.L(Survival Revival Laboratory)の名がある。何故、ヤノベ作品なのに、あのサバイバル・リサーチ・ラボのクレジットが!?あきらかにタンクのスケッチ画はヤノベのものに見える。この作品は、ヤノベとS.R.Lとのコラボなのか!?

 そこで、"THE CLOUD TANK PROJECT"とS.R.L(Survival Revival Laboratory)のキーワードで検索してみた。

 するとおおさかカンヴァス推進事業2011の頁にありました。

20111001_101114

"キャタピラー車にタンクを積みこみ放射能防御に効果があると言われる乳酸菌を噴霧するパフォーマンス。世界初の原子爆弾の形をモチーフにするなど核に対する批評的意味も込められており際限のない人間の欲望と戦う戦車として発想されている"

 ここには、まさにS.R.Lの作品として"THE CLOUD TANK PROJECT"が記載されている。あの7〜80年代に火炎を吹くメカメカしい機械パフォーマンスで活躍したSRL - Survival Research Labs(公式HP)が現在も活動を続けていたのを不勉強で知らなかったのだけれど、元々サヴァイヴァルという名前の通り、ヤノベ作品との連想は強いので、どんなコラボになるか、とても楽しみである。

 講演の最後は、自身、子どもの頃に科学者になって世界の役に立ちたいと思っていたと言うヤノベが、大変になっている地球を救えるようになって下さい、と子供達に話しかけて終了。
 震災と東電原発で世界に不安を感じている子ども達の心に、この講演がどう響いたか、それは何十年後かの未来だけが知っていることである。

◆関連リンク
TEDxKids@Tokyo » about

"新しい日本と世界を作る子ども達に何を伝えていけば良いのか?
その問いに答えるべく、TEDxKids@Tokyo は、様々な分野からの先進的な思想家や活動家を交え、8歳から12歳の子ども達、子供たちの第一の教育者である親、 そして子どもの環境を作る大人達に向け、「広めるべきアイディアを共有する (ideas worth spreading)」というTED の精神と「未来旅行」や「知の祭典」とも呼ばれるTED の体験を通じ、驚きと発見そして新たな疑問と希望を見出す場を提供していきます。"

Survival Research LabsのFacebook。さっそくフォローっと。

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