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2011年11月

2011.11.30

■新刊メモ 文:馬場淑子, 絵:森康二 絵本『ふしぎなかばん』(アニドウ刊)

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絵本「ふしぎなかばん」復刻版12月2日完成!
Shop (アニドウ公式)

" オリジナル版が昭和52年 (1977)に出版された「ふしぎなかばん」は、もりやすじさんの円熟した造形、彩色が際立つ美しい絵本です。長らく絶版となっておりましたが、著者馬場 淑子さんと講談社のご理解を得てアニドウより復刻版が完成します。 休眠しているはずのアニドウで現在、編集が続けられており、12月2日に納品される予定です。旧版では裁ち落としで絵が若干削られていることがありました が、今回はその部分を復元するようにレイアウトを変更しました。また、広く世界中の人に読んで頂こうと英語テキストを付記しました。英語への翻訳はもりさんのご子息森淳さんにお願いしました。

文:馬場淑子(ばば・よしこ)
絵:森 康二(もり・やすじ)
英訳:森 淳(もり・じゅん)
発行:アニドウ・フィルム
B4変形判 28ページ
2011年12月1日発行"

 アニドウから森康二さんの絵本が復刊されます。
 もりさんの絵、いいですねぇ〜。『ハッスルパンチ』や『ホッパー』で幼児期を過ごした僕は、この線の柔らかさに、なんだか魂の故郷を感じてしまいます(^^;)。

◆関連リンク
森 康二 著, なみき たかし編『もりやすじ画集』
森 康二 著, なみき たかし編『もりやすじ画集 2』
森 やすじ 『もぐらの歌―アニメーターの自伝』

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2011.11.29

■ディヴィッド・リンチ『ブルーベルベット』25周年:Blue Velvet 25th Anniversary "Blue & Velvety Exhibit At Projekte"アート展他

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Blue & Velvety Exhibit At Projekte

"You may remember three months ago, I posted a call for artists to submit Blue Velvet inspired work for an exhibit at the Projekte gallery in Wilmington, NC. Since then, some of this blog’s readers have proudly let me know that their work got accepted, so congratulations to all of them! Visit"

 デヴィッド・リンチ『ブルーベルベット』の25周年を記念して、海外では様々なイベントが実施されているようだ。

 今回、紹介するのは、『ブルーベルベット』をテーマにしたアート展!
 上のイザベラ・ロッセリーニの水彩のはかなげなイメージがとてもいい。

 ただし、展示作品の三枚目の絵、イザベラ・ロッセリーニ(だよね)の顔が凄絶なので、気の弱い方は、『ブルーベルベット』同様、注意して自己責任で御覧下さい。

Blue Velvet 25th Anniversary Celebration
 Facebookには、こんな25周年を特集したページも作られている。
 いろいろなイベントのうちで、吃驚したのはこれ。

Blue Velvet Musical Home.

"Workshop to Premiere During Cucalorus Film Festival November 12, 2011 @ 1PM City Stage at Level 5, 21 N. Front Street Wilmington, North Carolina"

 なんと『ブルーベルベット』がミュージカルに!
 デニス・ホッパー亡き後、フランクを誰が演じているか、興味深いところ。
Local theater alums put infamous movie on the stage - WECT TV6 - WECT.com - Wilmington, NC news and weather
 こちらに稽古風景が。しかしあの不穏な空気はここからは感じられないですね。

"No Frank in Lumberton' Trailer, Peter Braatz
 Cucalorus Film Festivalで上映された『ブルーベルベット』のドキュメントフィルムの予告篇。とてもクール。これは観たいもの。

◆関連リンク
デヴィッド・リンチ監督のカルト映画「ブルーベルベット」25周年で豪華企画続々 | TVGroove.com

" 11月8日には、これまで未公開だった52分の削除シーンを含む「ブルーベルベット」25周年記念版のブルーレイが全米リリースされた。
 米Entertainment Weeklyによると、デヴィッドはこの削除シーンについて、「何年も行方不明になっていたもの」と説明、「シアトル近くにある倉庫でフィルムが発見され たんだ。どういう経緯で発見されたのか、僕も知らないのさ。とにかく、完全な形で見つかった。本当に、素晴らしい贈り物だね。映画には使えなかったシーン だけど、とても好きなシーンだよ」

 こちらの記事にミュージカルやドキュメントフィルムについて詳細が日本語で書かれていました。そして25周年記念版のブルーレイについてもこのような記載。
theprojekte.com - Home(ギヤラリーのHP)
 特にこちらには、まだアート展の情報が更新されていない。
イザベラ・ロッセリーニ - Wikipedia
Amazon.com: Blue Velvet [Blu-ray]
 残念ながら25周年記念版ブルーレイは、日本のamazonでは取り扱いはまだですね。

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2011.11.28

■LEONG WAN KOK:レオン・ウォン・コック & pH Khor:pH コー@1000tentacles:千の触覚/ 触手

Leong_wan_kok

1000tentacles.com - by PKOKARTZ(公式HP)
【アジア・ポップカルチャーNOW!11】1000の触手を持つ、マレーシアのモンスター(日刊サイゾー)

" 1000Tentaclesは、マレーシア出身のWan KokとKhorによるクリエイティブ・チーム。イラストレーターとしてのバックグラウンドを持つ WanKokと、ゲーム業界でコンセプト・デザイナーとしてキャリアを始めたKhorが手がけるのは、広告のイラストレーションからコミック・アート、 フィギュアまで、幅広い。クアラルンプールをベースに、すでに15年以上のキャリアを持つ(略)

「僕にとって"Tentacles"という言葉は、モンスターっぽい何か、海の底深くに潜んでいる、歪んだ(でもイカした!)姿をしたエイリアン、というものを思いださせます。そして、まさにそういう"僕らを捉えて離さないもの"を、僕らは描きだしているんです」

イギリスのコミック雑誌「Heavy Metal」(http://www.heavymetalmagazinefanpage.com/)のコミック『War of The World Goliath』(http://www.wotw-goliath.com/)の仕事や、ゲーム会社のコンセプト・デザインワーク、1000Tentaclesシリーズのトイ・シリーズなど、多くのプロジェクトを抱えている。自分たちのストーリーとデザインをベースにしたアニメーション制作も計画中とのこと。"

 Tumblrでリブログしたマレーシアのアーティスト Leong Wan Kok のHP 1000tentaclesの作品が素晴らしい。
 イラストのコミカルな幻想画の不思議なタッチ。確かに日本のコミックの影響は色濃いけれど、他にはない独特の質感とフォルムが素晴らしい。

 1000tentacles:千の触覚/ 触手という不思議なネーミング通りに、イラスト以外でも、立体造形(オブジェモチャ的)や3D CGモデルがHPで紹介されていて、いろんな彼らの触覚イメージが浮かび上がってくるw。 

Cg

 こちらの3D-CGは、Leong Wan Kokのイラストを立体的に、そして質感を丁寧に描き出した作品。
 特に両方のモデルに与えられた背中のテクスチャが魅惑的。
 昆虫の様な緑の光沢と、ブロンズ的な質感。まさに千の触覚を期待させるテクスチャだ。
 アニメーションの企画もあるとのことなので、こんな不思議な手触りのキャラクター達がいつかスクリーン狭しと活躍する映像を観てみたいもの。

1000tentacles.com - by PKOKARTZ (公式HP)

"Insight!Toyko Japan 09/10 1000Tentacles has been invited to be part of Insight!_Malaysia Young Contemporary Designers and our works, among other cool artists' works, are now touring Tokyo untill end of the year. Nice! Thanks, Juan :)"

 こちらの記事によると、東京で2010年、マレーシア・ヤング・コンテンポラリー・デザイナーズ作品展という場でイラストが展示されたらしい。
 原画でそのタッチの詳細を凝視したいもの(^^;)

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 最後に、まさにオブジェモチャな造形作品。
 上の記事によると、日本のフィギュア造形家、特に竹谷隆之氏のファンの様で、こちらにも日本アートの血が脈々と息づいている。
 そして、こうしたフィギュアもいずれトイ・シリーズが発売されるようなので、楽しみである。
 多彩なマレーシアのアーティストの活躍が、楽しみ。

◆関連リンク
Behind Tentacles.(1000 Tentacles のFacebook(たぶん))
Ceron.jp - マレーシアで気持ち悪い本買った : 妹はVIPPER

"マレーシア: 作者のPUYUH (本名:梁文国、LEONG WAN KOK)は、結構知られてる人だったかと思います。upした人は、大衆書局でこの本を買ったみたいですね。"

CGPortfolio - Leong Wan Kok
 こちらのギャラリーはなかなか見やすい。

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2011.11.25

■感想 Dave McKean:デイブ・マッキーン監督 短編集 "KEANOSHOW A Collection Of Short Films"

Keanoshow

メトロギャラリー飯田・Metro Gallery:
「KEANOSHOW」 Dave Mckean 幻の映像美!

"映画「ミラーマスク/Mirror Mask」の監督・アーティスト・画家 Dave Mckean、やっと幻の映像短編集「KEANOSHOW」を入手した。全作品、めくるめくイメージの洪水はやはり凄いの一言!!ブラザーズクエイ・Brothes Quayの映像短編集同様、何度観ても飽きのこない映像美です!
The Week Before 23分  1998
N[eon]               25分  2002
Displacements     22分  2000/2006
Whack!             14.5分  1995/2006 
Dawn                 9分  2006"

 いつもBlogとFacebookで御世話になっているメトロギャラリー飯田さんに見せていただいたデイブ・マッキーンの短篇集。

The Week Before
 マスクをした男のパントマイム劇。
 不思議な地上の城塞と、地下の個室の男。不思議な空間感覚が面白い作品。

N[eon]
 東欧の街を思わせる静かで暗い雰囲気のモノクロームの街。マネキンの前で何かを待つ男と現れる幽玄の女。
 この女の風情が素晴らしく、僕はこの短編集で一番好きな作品になりました。

Displacements
 奇妙なネコのパペットと文字のディジタル合成。
 この作家の幅を感じさせる小品。

Whack!
 実写のピエロと、CG空間の赤い悪魔的フィギュアとそこに取込まれたピエロ。
 この作品が、ディジタル時代のクエイってイメージです。

 特に最後の作品で感じられるように、今後、パペットでなくこうした仮想空間上の3D人形により、このように幻想的な手触りのある作品を作る作家が増えてくることでしょう。
 手で触るのと、触覚レスで作るものが、映像の肌触りとしてどのように変わってくるか、興味深いところ。もちろん、そのうち触覚提示デバイスが進化/深化して、その壁は早晩クリアされる可能性も高いわけですが、、、。

◆関連リンク
KEANOSHOW Dave Mckean - Google 検索
The Art Of Dave McKean
 UKにある公式HP。イラストレーターでニール・ゲーマンとのコラボがいろいろ。
Dave McKean『KEANOSHOW A Collection Of Short Films』

当Blog過去記事
映画制作情報 デイブ・マッキーン : Dave Mckean「Luna」
 次回作として予定されているこの作品の完成が待ち遠しいです。

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2011.11.24

■動画 フラップター of 宮崎駿『天空の城ラピュタ』 Flaptter


フラップター of 天空の城ラピュタ Flaptter 19-2 Second test Flight - YouTube

"Flaptter 19-2 of LAPUTA (Hayao Miyagaki 's animation) This is in making. Second test Flight. Flight time was increased."

 宮崎駿『天空の城ラピュタ』のフラプターが、実際に飛べることを証明した、動画の記録。これは凄いです。欲を言えば、もっと飛んでいるところのアップ動画が観たいところ。

 まさかあの形状が飛べるわけない、宮崎アニメーションのマジックだ、と思っていたので、これはとにかく感動です
 これ、市販できますよね(^^)。

◆関連リンク
羽ばたき機 羽ばたき Ornithopter  Pterosaur 翼竜 鳥 bird 超小型飛行機と羽ばたき機 フラッパーの制作者 角田和彦氏のHP。
 他にも『風の谷のナウシカ』のメーヴェ、ガンシップ他、いろんな飛行機が展示されている。特に羽ばたき飛行機がたくさんあって、フラッパーはその研究成果のようである。

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2011.11.23

■新刊メモ 小松左京『虚無回廊』『小松左京---日本・未来・文学、そしてSF』『完全読本 さよなら小松左京』『小松左京セレクション1』

小松左京『完全読本 さよなら小松左京』

"ベストセラー『日本沈没』などの執筆活動だけにとどまらず、大阪万博のプロデュースはじめ、TV・ラジオへの出演、シンポジウム、さまざまなイベントの仕掛 け人でもあった故小松左京。そんな稀有な知的・行動的作家の全貌を伝える一冊。新発見の短編小説やデビュー前の漫才台本などの収録に加え、筒井康隆・石毛 直道・萩尾望都などの多彩な人物が語りつくす小松左京像が満載。イベント会場限定だった手塚治虫との貴重な対談をCDとして添付"

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 巻頭に置かれた生頼範義氏による老年期の小松左京のイラストが素晴らしい。宇宙と地球を想う透徹した哲学者のような凄絶な風貌。僕らが作品から感じている小松の実像が見事にビジュアル化されている。
 この生頼イラストは、本書の表紙でも良かったのに。凄い迫力の書になったと思うので残念。

 画像でググったら、このイラストは、08年1/28号の小松左京マガジンの表紙だったんですね。こちらに歴代小松左京マガジンの表紙 いろんな絵描きさんの小松左京像が見られます。
 でも生頼範義氏のものがベスト。

小松左京『虚無回廊』 徳間書店

"「ここは、銀河系の中でも、とても知的存在の密度が濃いのよ。おそらく、広大な空間のあっちこっちから集まってきているんだわ。まるで宇宙の誘蛾灯のように…」地球から五.八光年の宇宙空間に忽然と現れた巨大円筒形物体“SS”。長さ二光年、直径一.二光年と、途轍もない規模をもつこのSSへの探査は、空間的にも時間的にも、生身の人間には到底不可能なタスクであった。そこで、若き研究者・遠藤秀夫の開発した、AE(人工実存)に白羽の矢が立った。 AI(人工知能)に、開発者遠藤の分身として言わば彼自身の魂を込めたAEは、長い旅路の末、SSに到着する。そこには、様々な地球外知的生命体がひしめき、共生と抗争を繰り広げていた…。戦後日本の知を代表する巨匠・小松左京が、宇宙を舞台に、「生命」「知性」「文明」「進化」の意味を問いかける、本格 SF巨篇。全“知的存在”、必読の書。"

地球から五・八光年の宇宙空間に突如出現した巨大円筒形物体“SS”の正体は? 超AI開発プロジェクトの研究員遠藤秀夫は、完全自立型人工知能の開発中に、AI(人工知能)に魂を与えたAE(人工実存)という新しい概念に到達していた。やがてSS探査に送り込まれた“AE”が遭遇したのは、複数の地球外知的生命体の姿だった。日本SFの巨匠が広大な宇宙を舞台に、「生命」「知性」「文明」「進化」の意味を 問いかける、本格SF巨篇。"

 小松左京最後の作品にして、SFの想像力を極大まで飛躍させようとした野心作。
 本書は、未完に終わった
『虚無回廊1〜3』を合本にしたもの。

 センス・オブ・ワンダーを極めた本書は、未読の方には強くおすすめです。

 僕も久しぶりに小松王道作品を再読してみようかと思った次第。最近、「人口意識」について強い興味を持っているので、その観点で「AE(人工実存)」に挑んでみたいと思う。

小松左京『日本・未来・文学、そしてSF (文藝別冊)』

"日本を代表するSF作家にして、大阪万博他各界で八面六臂の活躍をした知の巨人・小松左京の全貌に迫る。貴重な初公開資料・講演録から、追悼対談・座談会、小松左京論、詳細な資料まで。"

 この本は7割方、読了。
 山田正紀氏の小松作品論が白眉。山田氏は映画評とか、こうした批評の切れも素晴らしい。この小松論を長文化したものも読んでみたいものです。
 というか、山田先生には、『虚無回路』の続篇で人間の想像力の限界に挑んでいただきたいかも。

小松左京『小松左京セレクション 1---日本』

"小松左京生誕80年記念/追悼出版。代表的短編、長編の抜粋、エッセイ、論文を自在に編集し、SF作家であり思想家であった小松左京の新たな姿に迫る、画期的な傑作選。第一弾のテーマは「日本」。"

 そして思想家でSF作家の東浩樹氏が編集した、小松の思想をダイジェストした本。小松左京という深いSFのイドに、これらの書物で潜ってみたいものである。

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2011.11.22

■Director : A.T. "source" A.T.監督 自主映画「ソース」

source from A.T. on Vimeo
 (Twitter / @pacchii さん経由)

"AD 2044, Japan's once strong prestige in the international community has
tarnished after years of economic stagnation.
In order to reclaim its prestige, the National Strategy Bureau has resorted to an extravagant series of mass media psyops. 
This program is called "Source".

Independent Short Film
Director : A.T.
Producer : Miyo Koya
D.o.P : Yuichiro Otsuka
Visual Effects : finitto inc.
Production design : Hideo Gunji
Lighting design : Katsumi Nakayama
music : Reiji Kitazato/BACKSLASH
sound design : Kazushi Miyakoda
costume styling : Kyohei Ogawa
grip : RISE GRIP Ltd.
Location coordinator : Sun Planet
Production : TYO productions"

Twitter / @sfuruta:古田 彰一氏

"攻殻機動隊SACの他、サザンオールスターズ等のMVも手掛けていますね。 RT @kixyuubann:神山健治氏 攻殻SACのDVD版のOPを作ったA.T.の作品です。@sfuruta 映像作家・演出家のA.T.が自主制作映像をVimeoにアップ。 vimeo.com/32069039"

 CGの都市とドラマの違和感のない融和。未来感覚溢れ、それでいてリアルなドラマを構築されている。
 これは自主制作の短篇ということだけれど、このまま長篇か、ドラマシリーズとして、この世界の全貌を観てみたいものです。

 ところでタイトルの"source"、根源って意味なのでしょうか。
 ドラマの奥に潜んだ謎の"source"を早く知りたいものです(^^)。

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2011.11.21

■情報 総天然色ウルトラQ リターンズ 怪獣絵師 開田裕治とTOYの世界@名古屋パルコ

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総天然色ウルトラQ リターンズ 怪獣絵師 開田裕治とTOYの世界 - 名古屋パルコ -

"期 間 : 2011年11月17日(木)~11月27日(日) 10:00~21:00 ※最終日は18:00まで 場 所 : 名古屋パルコ西館7F連絡通路 特設会場 入場料 : 無料

◆展示内容
【ART of ULTRA Q】
子供から大人までを魅了したプラモデルやレーザーディスクなどの“箱絵”【ボックスアート】を、躍動感あふれる緻密な描写で“BOX ART”へと変貌させたのが、開田裕治。今回は『ウルトラQ』作品だけを額装展示。

開田裕治 ウルトラQ怪獣直筆イラスト付きサイン会

11月27日(日) 15:00~ ゲスト:開田裕治 ※イベントへの入場には、招待券が必要です。

5,000円以上ご購入の方先着100名にサイン会参加券を配布致します。"

 東京で開催された展示の名古屋巡業がはじまったので、御紹介。
 開田アートを直に観られるチャンス。カネゴンやナメゴン、カネゴンのTシャツ等も販売されている。限定のフィギュア、肉筆画、ジークレー複製原画というのもファンにはたまらない。

 特に冒頭に引用させていただいた展示のキービジュアルが素晴らしい。
 眠い眼のウルQ怪獣の不気味さの表現に痺れます。週末に一度、是非、原画を観に行きたいものです。

◆関連リンク
開田無法地帯TOP

"大好評だった渋谷パルコでの「ウルトラQリターンズ」ですが、今度は名古屋パルコでの開催が決定しました。 最終日にはサイン会もありますので、私も名古屋に行きます!"

『総天然色ウルトラQ Blu-ray BOX I』
『総天然色ウルトラQ Blu-ray BOX II』
『キャラクター大全 総天然色 ウルトラQ 上巻』
『総天然色 ウルトラQ 酒セット 300ml×5』

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2011.11.17

■遠隔操縦ロボット技術 テレイグジスタンス 「Telexistence FST : FlexibleSensorTube」

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3次元ディスプレイとモーションキャプチャで分身ロボを操るデモ - YouTube

"2011年11月9~12日の日程で、東京・ビッグサイトで開催されている「2011国際ロボット展(iREX2011)」が開催されました。その会場で、旭光電機株式会­社のロボット遠隔操縦システムのデモンストレーションが行われていました。このシステムは、驚くほど細やかな動きを実現しており、来場者は高い関心を示していました。"

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まるで擬似的な幽体離脱! ロボット遠隔操縦システムがすごすぎる – ロケットニュース24(β)

"このシステムを開発しているのは、旭光電機株式会社だ。同社は、千葉大学大学院や慶應義塾大学大学院、大阪大学大学院などと協力し、視聴覚と力感覚を兼ね備えた「Telexistence FST」を開発した。

ロボットを遠隔操縦するものだ。遠隔操縦だけであれば、目新しいものではないのだが、このシステムは操縦者がロボットの視点に立って操縦することが できるのである。3次元視聴覚ヘッドマウントディスプレイを通じてロボットの目線でものを見ることができ、周囲の音を聞くことができる。

このシステムは、本人は離れた場所にいながら「ロボットになったような感覚」で操縦できる、すさまじいシステムなのである。デモンストレーションに 参加した一般の参加者は、真後ろにいるロボットの視点から自分を見て、衝撃を受けていたようだ。自分はその場にいるのにも関わらず、離れた場所から自分を 見ているような感覚、これは言わば擬似的な幽体離脱体験ではないだろうか。"

 東大舘暲(現慶応大)・川上直樹研究室のテレイグジステンス研究の成果がいよいよ企業の製品として発表された。発売はまだで開発技術の先行発表の形であるが、いよいよこんなSFの描いた、21世紀の未来が今そこに現れたようなルックスの製品が世に登場しようとしていることに、センス・オブ・ワンダーを感じる。

 まさにこの技術、舘暲教授のロボットコンセプト、アールキューブそのものですね!長年のテレイグジステンス研究の結実。

 やはりSFは絵、そして21世紀の未来は、こうでなくっちゃ的なこのデザインセンスがとても嬉しい(^^;)。

 冒頭にリンクしたYoutubeの動画で、ロボットを操縦する映像も観られる。
 これでロボットももっとSFチックだったら、と思うのは欲張り過ぎだろうかw。もしロボットがここのTELESAR1だったら、もう言うことはありません。

 ここを起点にして、超高速インターネットの情報ハイウェイと融合して、遠隔地の感覚情報をロボットから飛ばして、擬似的にその場所にいるような高臨場感覚が得られるような、アールキューブ技術が完成していくといいですね。

 まず、月へ飛ばして、月体験を地上で得られるような、そんなものを死ぬまでに体験させてほしいものです。

◆関連リンク
Teleoperation of Pneumatic Arm with Flexible Sensor Tube (pdf)
 "テレイグジスタンスの研究 (第 59 報) FlexibleSensorTubeを用いた空圧アームの遠隔操作"
 東大 竹下佳佑,佐藤克成, 南澤孝太, 川上直樹, 慶応大 渡邊孝一, 新居英明, 舘 すすむ, 旭光電機 和田貴志, 田中徹, 上田明寿。
"Telexistence FST"を製品開発する企業旭光電機株式会社 HP
ロボット用センシング技術:視聴覚・力触覚を備えた ロボット遠隔操縦システム(旭光電機株式会社)
 特にここの冒頭に引用した画像はSFだぁ~。この会社のデザイナー氏がSFファンであることは間違いないww。

当Blog関連記事
テレイグジスタンス 当Blog記事 Google 検索
アールキューブ 当Blog記事 Google 検索
 この技術の未来にワクワクして、今までに何回か記事にしていますので、こちらをご参照下さい。今後も注目!です。

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2011.11.16

■情報 プラモデル「1/10 ISS船外活動用宇宙服」

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バンダイ ホビーサイト− 1/10スケール ISS船外活動用宇宙服 −(公式)
橘十徳の「自腹ですが何か?」- ITmedia +D LifeStyle

"バンダイ「1/10 ISS船外活動用宇宙服」は、国際宇宙ステーション(ISS)で船外活動をする際に着用する宇宙服を再現したプラモデル。各関節が可動するほか、頭部左右のヘッドライトもLEDライトで発光する。実際に組み立ててみたリポートをお届けしよう。"

 ついに発売されたので、御紹介。
開田裕治さんのパッケージアートが素晴らしいので、まずは右に引用。元の画像は、663×1024ピクセルなので、クリックして御覧下さい。

 こういうパッケージを観ると、ISSのプラモもほしくなりますね。太陽電池で発電して、夜は発光するようなやつw。

 僕はまだこのプラモデルを入手していないので、リンク先の組み立てレポートを御覧下さい。

01710789_02

 他で見つけたこちらのショップに大判の写真があったので、これもクリックしてみて下さい。ディテイルもいいですよ。

 特に好きなのがフェースカバーの金色の反射塗装。これがリアルだと気分が盛り上がりますね。

◆関連リンク
『1/10 ISS船外活動用宇宙服』
バンダイ ホビーサイト− 1/48スケール しんかい6500 −
 バンダイ Exploring Lab.シリーズ。第二弾はしんかい6500。12.2月発売予定とか。

 

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2011.11.15

■予告篇 矢口史靖監督『ロボジー:ROBO-G』公式サイト

Robog_hp

映画『ロボジー』公式サイト
 2012.1/14公開。矢口史靖監督が、独特のボケ技wで、またまた爆笑を誘う予感。公式サイトの予告だけでも、矢口映画のファンとロボット好きは、ニヤニヤしてしまう。

Robog_dance

 僕がこのロボットを初めて観たのは、国際ロボット展の報道写真だったのだけれど、最初は普通に新しく登場した本物のロボットと勘違いw。
 なかなか細部のデザインがそれっぽくていいですよね。木村電器のデザインセンス、グッドってww。

 それにしても、主題歌 Mr. ROBOTO 五十嵐進次郎とシルバー人材センターってのも笑う。
 そして主役の五十嵐進次郎氏は200人を超えるオーディションで選ばれた73才の「シンデレラ・ボーイ」とか。どこかミッキー・カーチスに似ている渋い雰囲気が映画的でいいですね。

 岡本太郎の青年時代を演じた(ヤノベケンジ「サン・チャイルド」に似た)濱田岳出演も、当Blog的にポイントです。

◆関連リンク
Twitter / @robo_g_movieによる最近の画像
映画「ロボジー」 (robo_g_movie)  Twitter

 公式twitterにロボット展での愉快な写真が多数あります。
映画『ロボジー』(Facebook)

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2011.11.14

■レポート 押井守他「アニメーションと日本の戦後社会~ロボット、サイボーグ、アンドロイド、そして人間」@東京芸術大学大学院映像研究科 講演 映像メディア学サミットLOOP-02

Photo

USTREAM: loop_002_jp:
第2回 映像メディア学サミットLOOP-02
「マンガ・アニメの映像メディア学的再考~なぜマンガ・アニメは面白いのか~」
(動画アーカイブ)

 押井出演部分は02:04:00からです。
 動画スライドバーでジャンプ可。最初、音が出ていないですが、すぐ復活します。
 USTアーカイブ日本語版20日24時まで限定公開。英語仏語韓国版14日正午まで。

"■日時:2011年11月12日(土)  14:00〜18:00
■テーマセッション1
「竹宮惠子 ~《少女まんが》の想像力」
14:00〜15:30 竹宮惠子+桂英史
■テーマセッション2
アニメーションと日本の戦後社会~ロボット、サイボーグ、アンドロイド、そして人間
16:00〜18:00 押井守、キム・ジュニアン+岡本美津子

■会場:東京藝術大学上野校地 美術学部
■主催:東京藝術大学大学院映像研究科"

第2回 映像メディア学サミット LOOP-02 マンガ・アニメの映像メディア学的再考(公式HP)
 会の趣旨、パネリストの経歴はこちら。

 身体と言語と意識論の部分、押井作品から直接そんな風にとらえたことは無かったけど、別で考えてたこととシンクロして興味深かったので、アーカイブは公開されたけれども、詳細レポートします。

 速射書き取りしてtwitterで連投したのだけど、学者の名や面妖な漢字、文語調でしゃべるので脳の日本語変換エンジンwが悲鳴を上げた。

 それにしても押井守映画の背骨に当たるひとつのテーマが年代史的に語られて、評論書くには有り難い言説になっているw。『攻殻機動隊』以降はともかく、『パトレイバー』あたりの話は、身体論ということでは後付け的に感じられたのは否めないけれど、、、。

 あと原発について、『3.11の未来』で押井守が口述し纏められてた文章に違和感を感じていたが、今日のを聴いて真意がなんとなくわかった。「技術の思想」という言葉に対して「日本の言語に対する曖昧さ」の部分があの文章に抜け落ちていたのが、真意から離れた理由のような気がする。

 ということで、以下に、全体の詳細聴き書きと最後にそれに対する僕の個人的な興味からのコメントです。長文ゴメン(^^;) ↓

続きを読む "■レポート 押井守他「アニメーションと日本の戦後社会~ロボット、サイボーグ、アンドロイド、そして人間」@東京芸術大学大学院映像研究科 講演 映像メディア学サミットLOOP-02"

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2011.11.11

■塩保朋子:Tomoko Shioyasu 究極の切り絵アート


Interview with Tomoko Shioyasu - Bye Bye Kitty!!! - YouTube

(Hand cut paper by Tomoko Shioyasu (via People and Place))

"Between Heaven and Hell in Contemporary Japanese Art March 18 - June 12, 2011
http://www.byebyekittyart.com
Japan Society had the chance to sit down and talk with Tomoko Shioyasu, one of the 16 artists in the upcoming gallery exhibition "Bye Bye Kitty!!!" "

 最近、仕事がハードで、帰宅電車でのtumblrとFacebookで一日一個の驚愕アートに出会えるのを、疲れた体と魂の活性化手段にしているのですが(^^;)、そこから紹介するのがこの凄まじい切り絵作品。

 まさか切り絵の分野に、まだこんなセンス・オブ・ワンダーが残されていたとは(失礼)!
 極められた物の凄さにクラクラですww。塩保朋子さん、作品とインタビュー動画で、切り絵と光によってその影が動く所も観ることができます。

◆関連リンク
SHIOYASU Tomoko(ARTCOUNT Gallery アーティスト紹介)
SCAI THE BATHHOUSE | Artists | 塩保 朋子 | 作品画像

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2011.11.09

■軍用人間ロボットの最新鋭像 Boston Dynamics PETMAN


PETMAN - YouTube
 (DDN JAPAN / (DIGITAL DJ Network)さん経由)

PETMAN is an anthropomorphic robot developed by Boston Dynamics for testing special clothing used by US military personnel. PETMAN balances itself as it walks, squats and does simple calisthenics. PETMAN simulates human physiology by controlling temperature, humidity and sweating inside the clothing to provide realistic test conditions.

Boston Dynamics: Dedicated to the Science and Art of How Things Move.
 腕の振り方と膝の動きがとても人間っぽい。
 Big Dogがまさに不気味の谷に落っこちていたように、こちらも相当不気味。

AlphaDog Proto - YouTube
 Big Dogの進化系(?)。大型化してます。

BostonDynamics さんのチャンネル - YouTube
 Boston Dynamics社の動画最新情報はこちら。

BigDog Evolution - YouTube
 ビッグドックの開発がコンパクトにまとめられている。雪山や海辺を歩いている。そして軍用機から降りてくるところ、あちこちに迷彩色の軍隊の姿が映っている。DARPAの資金で運用されているわけで、映像だけ観ていると既に実戦投入されている気配があり、不気味の谷どころか鬼気漂う雰囲気がある。

LittleDog - YouTube
 こちらは以前も紹介したけれど、色と陰湿さwがまるでゴキブリ。

◆関連リンク
犬型だけじゃなかった!人型も進化して両腕をゲット。ボストン・ダイナミクス社のヒューマノイドロボット「PETMAN」:カラパイア
【国内マスコミが報じない】日本の最先端二足歩行ロボット【HRP 4】 - YouTube
 こちらは日本の産総研のHRP4。こちらも膝の動きが人間らしい。

当Blog関連記事
ボストン・ダイナミクス 気持ち悪い大イヌロボットBIG DOG
ロボットロバ『BigDog』 & ラット用 義体『しろやぎ:Whitegoat』
米Boston Dynamics社 PETMAN(ペット人間)

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2011.11.07

■Nick Cave "Sound Suits" 土俗的立像たち

Pendejadas13_1

ベオグラードのCubo VerdeさんのFacebookアルバムPendejadas 13より
(メキシコのDanilo O. LaureanoさんのFBウォール経由)

 最近、Facebookの"ウォール"(twitterで言えばTimeLine)に流れてくるアートの写真を観るのがとても楽しみになっている。
 特にメキシコのDanilo O. Laureanoさんが積極的に毎日紹介されている写真群が素晴らしい。

 沢山あるのだけれど、その中から今日は、これを紹介する。
 ……と言いつつ、実はこの作品の作家名がわからない。アルバムを公開されているのは、ベオグラードの大学教員(?)Cubo Verdeさんだけれど、作家名が書かれていない。FBってそこらへん、何か調べる手がないのですかね?
 どなたか御教示いただければ幸い。

321654_180641078675728_100001895110

 ということで作家とここの読者の方に、誠に申し訳ないのだけれど、作家名不明のまま紹介します。
 土俗的な造形とカラフルな色の取り合わせ。
 この路線の作品は、美術においてもっといろいろな可能性があるように思うので、似た作品があったら御教示下さい。国立民族学博物館の仮面や像を観るのと同じく、こういう作品、大好きなんです(^^)。

 と書いて、深夜アップするようにタイマーセットしたところ、Facebookにて本 正弘さんより、以下、御教示いただきました!

" Nick CaveさんのSound Suitsという作品でしょうかね。
ページ下に動画もありました。
http://people.zozo.jp/ikmikm/diary/2484859

 何の画像かわからないときは、Googleの画像で画像検索が便利ですよ!
http://www.google.com/insidesearch/searchbyimage.html

 Chrome使っていれば、機能拡張で一発で行けます。
https://chrome.google.com/webstore/detail/dajedkncpodkggklbegccjpmnglmnflm"

 何と、作品はスーツとして着ることが出来るのだった! 動画もカラフルでなかなか素晴らしいです。それにしても"Googleの画像で画像検索"、いつの間にこんなに進化したのでしょうか!!

◆関連リンク
Photos 国立民族学博物館 September 8, 2011(Google+)
 僕の撮った仮面とか立像。

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2011.11.03

■メモ ヨハン・ゲオルグ・ピンゼルJohann Georg PinzelとYoshinori Kanada 金田伊功の立体・激情芸術(^^)

Pinzel_2

Photo

 以前、記事にしたNHK「極上美の饗宴 激情ほとばしる像の秘密 ウクライナ・祈りの彫刻は語る」で紹介されたヨハン・ピンゼルの彫刻と、アニメーター金田伊功の原画の近似について、考えている。
 記事に補足して、まだメモ程度だけれど書いておく。

 ということで、二人の代表作ピンゼル「イサクの犠牲」と金田伊功「銀河旋風ブライガーOP」を比較してみました(上の写真)。
 人物の構図と、顔と体と手の置き方による奥行きの表現。とても似ていると思うけれど、いかがだろう。

 1世紀の時間と、西欧と東洋という距離をおいて、二人の作家がその作品で見事に共鳴していると感じるのは僕だけだろうか。

 まず三次元的な物体の捉え方と、感情表現による人体の描き方が、とても似ている気がする。
 遠近感を強調するための2人の対象人物のレイアウト。
 激情に歪む/颯爽としたアクションで伸びやに跳躍する顔と体。
 一瞬の中に、物理的な奥行きと感情の奥行きを封じ込めているその表現手法は、どちらもとても鮮烈である。

極上 美の饗宴|NHK
【極上 美の饗宴】NHK BSプレミアム

"10月10日(月) 午後9時00分~9時58分 激情ほとばしる像の秘密「ウクライナ・祈りの彫刻は語る」 あまりにも生々しい表情。信じがたいほど誇張された衣装。無名だった彫刻家の作品が、いま注目を集めている。ウクライナで18世紀に活躍したヨハン・ゲオルグ・ピンゼル。過剰なまでの感情表現が見る者を圧倒する"

Dsc00137

 ヨハン・ピンゼム「イサクの犠牲」について、東京芸大 田辺幹之助氏がNHKで語った、下半身と、腰から上、顔の向きと表情が解剖学を逸脱しているという分析。
 
 この表現はそのまま、ピンゼルの作品から金田原画に置き換えても、金田ファンとっては違和感がない。

 先日の記事に書いたようにNHKの番組カメラマンの、ピンゼルの作品を撮るカメラワークが、金田伊功を意識したとしか思えない構図をとっていて、今後も金田アニメートとの近似を見つけたら、記事にしてみたい。

 最終的には、今まで書いてきた金田伊功論のようなものと組み合せて、ひとつの文章(論文(^^;))にまとめたいと思うw。乞うご期待!

◆関連リンク
Publisher Michitani 未知谷のホームページ
NHKオンデマンド | 極上美の饗宴 激情ほとばしる像の秘密 「ウクライナ・祈りの彫刻は語る」 こちらで有料だけれど、アーカイブを観ることができます。
本邦初のピンゼル作品集!(片山ふえさんのBlog ムーザの小部屋)

片山 ふえ『オリガと巨匠たち―私のウクライナ紀行』
 こちらの本でウクライナでピンゼルに出会われた衝撃が語られている、とのことです。
ヨハン・ゲオルク・ピンゼル画集『ピンゼル 』(Amazon)
Publisher Michitani 未知谷のホームページ

金田伊功 当Blog関連記事 Google 検索

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2011.11.02

■動画 Alessandro Bavari:アレサンドロ・ババリ "METACHAOS:メタカオス"


METACHAOS - YouTube METACHAOS on Vimeo
(メトロギャラリー飯田・Metro Galleryさん: Alessandro Bavari METACHAOS シュール映像の衝撃!経由)

"イタリア・ローマ生まれ1963年生の芸術家 15歳にてフォトモンタージュを作成後、ローマの美術アカデミーにて、映像・写真・美術史を学ぶ。 特に実験写真印刷技術を模索しながら、独自のアートスタイルを確立する。詩的でシュールに溢れだすイメージの洪水には圧巻! 久々に衝撃を受けた映像作品です。飾り立てた言葉や言語以前に是非ご覧下さい。"

 Metroさんが書かれているように、何はともあれ、この衝撃の映像を可能な限り大音響でまずは観てください。
 8分28秒、ネットで観るには少々長い動画だけれど、観終わった時に貴方の脳は貴方の体を離れw、異常な世界に茫然と佇んでいることでしょう(^^;)。

 灰色にくすんだ3D-CGと磁性流体が、ポーランドの孤高の幻想の巨人ズジスワフ・ベクシンスキーの絵画を、超高速でシュールな映像に変貌させたような、素晴らしくオリジナリティに溢れた映像!

 ベクシンスキーの悪夢と同質な幻想空間であり、塚本晋也『鉄男』的な感性も、流入してそうな異界の映像。

 特に、この動画のクライマックスが素晴らしい。
 庵野秀明が『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』で目指すシュール映像の、さらに極北って感じ。庵野監督にこれを観せたら、対抗心で『ヱヴァ:Q』は公開延期になるかもしれないw。

Alessandro Bavari - Metachaos.  (公式HP) 

"Duration: min. 8:27 Original format: Pal Widescreen 1050x576
Progressive Alessandro Bavari: Camera Tremula 1, Noise Melange, XYZ Ocula Depth Fulvio Sturniolo: Camera Tremula 2 Jeff Ensign aka Evolution Noise Slave: Sonic Harmonium

the Golden Nica at Prix Ars Electronica, Austria.
Best Experimental Film at the Stortford Film Festival, Stortford, U.K.
the Special Award IED Madrid at the  Skepto International Film Festival.
"Best Direction Prize" at the  Cinemavvenire Video Festival.
the 1° Prize Art Lab at the Festival Internazionale del Cinema d'Arte."

 こちらの公式HPには、スチル写真とともに、このフィルムの受賞歴が記されている。
 上の引用にあるように、5つのフィルムフェスティバルで賞を獲得している。(またもう一本の作品"Alessandro Bavari - headcleaner"は映像の習作という感じだけれど、こちらも見逃せない。)

 この"METACHAOS"の凄い映像、どこかでいつかスクリーンにて鑑賞したいものである。

◆関連リンク
Alessandro Bavari Facebook
 このフィルムの監督Alessandro Bavari:アレサンドロ・バーバリ氏にFacebookで友達申請したらさっそく承認! これぞFBの醍醐味。
Alessandro Bavari(Amazon)
 幻想イラスト集とかに収録されている様です。

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2011.11.01

■ディヴィッド・リンチ:David Lynch アルバム『気違いピエロの時間:Crazy Clown Time』PV

David Lynch - Pinky's Dream - YouTube.

Pinky's Dream is the first track from Crazy Clown Time, the debut album from David Lynch. Available from Sunday Best Recordings worldwide on November 7 / USA November 8 on Sunday Best Recordings[PIAS] America. To PRE ORDER please visit here: http://davidlynch.com/

 いよいよ11/2に発売されるデイヴィッド・リンチ監督 初ソロアルバム"Crazy Clown Time:クレイジー・クラウン・タイム"。収録曲が先週から一曲づつ、PVとしてYoutubeに上げられているので紹介する。
 PVの映像は、リンチ自身のものなのか、他のアーティストのものなのかわからないが、ほぼ静止画と文字で表現された映像が、曲のムードにマッチして、なかなかの味わい。


David Lynch - Noah's Ark - YouTube


David Lynch - So Glad - YouTube

 特に良いのが、最初に掲載した"Pinky's Dream"。
 ボーカルの女性は『かいじゅうたちのいるところ』のサントラを歌ってたKaren Oなんです。これはすきな声(^^;)。

Karen O & The Kids - All Is Love (Where The Wild Things Are) - YouTube
Karen O and the Kids "Worried Shoes"
 これら二曲、『かいじゅうたちのいるところ』のカレン・Oのサントラ曲。
 後者の映画から離れたオリジナル映像のPVも素晴らしい。

カレンO - Wikipedia
 そうかスパイク・ジョーンズの元彼女なんですね。

 そしてディヴィッド・フィンチャー『ドラゴン・タトゥーの女』特報の歌もKaren O!
 Karen Oは二人のディヴィッドの歌姫なんだ(^^;)
 ちなみに予告篇はこちら。

◆関連リンク
Karen Oのヤーヤーヤーズでのパンクな姿All Is Loveとの落差がたまりませんw。
David Lynch - Crazy Clown Time(http://davidlynch.com/)
映画監督のDAVID LYNCH、初フル・アルバムにKAREN Oをフィーチャー - TOWER RECORDS ONLINE.

"ヤー・ヤー・ヤーズのカレン・Oがゲスト・ヴォーカルで参加した“Pinky's Dream”を含む全14曲が収録"

David Lynch『Crazy Clown Time』輸入版
David Lynch『Crazy Clown Time [Analog]』輸入版

・当Blog記事
 デイヴィッド・リンチ監督 初ソロアルバム"Crazy Clown Time:気違いピエロの時間" 今秋発売

 

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