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2011年5月8日 - 2011年5月14日

2011.05.12

■感想 神聖かまってちゃん の子 ドキュメンタリー 「町に僕のロックは流れますか?~ネット世代のカリスマ“現実”に挑む~」

Photo_2

【ETV特集】2011年5月8日夜10時
「町に僕のロックは流れますか?~ネット世代のカリスマ“現実”に挑む~」

"ある日、プロモーション活動の一環として事務所が決めたインターネットテレビの生出演の現場には、「の子」の姿はなかった。

カメラは、メジャーデビューした直後から、「の子」に密着。現実社会に飛び出したネット世代のカリスマ・ミュージシャンの繊細な心を見つめる"

 「神聖かまってちゃん」の子のドキュメンタリー、強烈だった。の子ってその本質に言語への反逆ってのがあるように思うけれど言葉が壊れていた。一緒に見て
た家族は引きまくりw。こんな混沌を放映していいのかと心配になるくらいだったけど、これが彼の曲の魅力の一端なんだと思う。パンクだ。

 の子の姿はまさに言葉で形作られている社会との接点で、言葉でない世界を生きようとしているヒトのもがいてる姿だった。内部にある言葉にならない想いを言 語に変換しないで表現しようとする、とても真摯なヒトの姿。震災後、こうしたヒトがどう受け入れられるか、不安で不穏なラストだった。

 番組で流れた神聖かまってちゃん2月の新曲"コンクリートの向こう側へ"。の子がメジャーデビュー後1ヶ月引きこもってしまった間の曲。ノイズでつぶれて言葉が聴こえない。言語破壊。これがこの時期の、の子にとっての言葉の位置だと思う。

 番組を観ていると、物凄い危うさがある。いつメジャーからネットへ引きこもってしまっても/解散しても不思議はない。
 "美ちなる方へ"に感じた幸福と、今日映し出されてたような底の間を振幅し続けるのだろう。振幅の波の微分から、今後、凄いエッジが出現してくる感じ。期待したい。

◆関連リンク
神聖かまってちゃんの大人の世界のオフィシャルサイト
 メンバーのtwitterが! さっそくフォロー(^^;)。の子がいないのが残念です。
・メンバーのtwitter。
 @tombomono @SKCchibagin @SKCmisako
YouTube - 神聖かまってちゃん * の子さん ドキュメンタリー (ダイジェスト版) こちらは昨年の別のドキュメント。

"神聖かまってちゃん * の子さん ドキュメンタリー (ダイジェスト版)
映像ディレクター 丹羽貴幸 documentary"

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2011.05.11

■Olivier de Sagazan : オリビエ・デ・サガザンの造形アート

Olivier_de_sagazan

[…Olivier…de…Sagazan…Site…](公式サイト)
  (Metro Gallery: Olivier de Sagazan経由)

 昨日、ご紹介したOlivier de Sagazanのサイトより、今回はその造形作品をご紹介する。

 公式サイトのSculptureに1995〜2009年までの数百点に及ぶ彼の彫像作品が掲載されている。その中から、僕が気に入って引用したのが上の写真。

 いずれも作家の内部の叫びが聴こえてくるような刺激に満ちた作品である。

 そしてやはり印象的なのは、昨日紹介したパフォーマンスとの共鳴。
 まさに作家が内部の心象表現として造形した彫刻作品を、自分の人体をキャンパスに現出させてしまったという衝撃。

 どうしてもあの映像へのワンステップとして観てしまうのであるが、これら造形も三次元作品として、是非とも実物を周囲360度から眺めてみたいものである。

◆関連リンク
YouTube - ODSagazan.DEMOREEL
 こちらはOlivier de Sagazanのアートをコンパクトに紹介したデモリール。
 ライブパフォーマンスの準備風景と、そして音楽が付加された時のパフォーマンスのパワーを確認できる。

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2011.05.10

■Olivier de Sagazan "performance O de Sagazan 08"
 オリビエ・デ・サガザン 人体変容パフォーマンス:Performance Transfiguration

YouTube - performance O de Sagazan 08
 (Metroさんコメント経由)

"performance de Sagazan 08は傑作です"

 昨日御紹介した長野県のメトロギャラリー飯田のMetroさんから、引き続き、衝撃的なパフォーマンスを教えていただいたので御紹介。

 これは、はっきり言って、久々に度肝を抜かれました。
 まさかこのような形で、人体改変パフォーマンスが実現されようとは想像すらできませんでした。手法としてはこれを観てしまうと、誰が思いついていても不思議はないのですが、、、。この唯一無二の衝撃はなんなのでしょう。

 とにかくこの動画は必見。これ以上僕の蛇足を読むより前に、まず、この動画をクリックして観て下さい。


 ディヴィッド・リンチファンはもちろん、フランシス・ベーコン、深井克美他退廃系の絵画,彫刻アート、サイバーパンク,奇想系SF、そしてシュヴァンクマイエル、ブラザーズ・クエイといったパベットアート系、これら全部のファンに、驚くべき衝撃を与えるフィルムであると、僕は確信します(^^;)。

 とくに2'20"のところの衝撃。何故なんだろう、ゾクゾクします。

 アーティストはYoutubeでこのパフォーマンスを"performance transfiguration"と呼んでいます。transfigurationは辞書で「変形, 変貌、(山上の)キリストの変容〈〘聖書〙マタイ書17:1-9〉」と書かれている。欧米人にはこうした宗教的なイメージも喚起するのでしょうね。

◆関連リンク
[…Olivier…de…Sagazan…Site…](公式サイト)
YouTube - sagazan Channel
 その他のパフォーマンス作品がこちらの作家によるYoutubeチャンネルで観られます。
メトロギャラリー飯田・Metro Gallery: Olivier de Sagazan/心のズタ袋に暗闇の叫びを詰め込んだアーティストⅡ!

" Olivier de Sagazanの作品はどう表現したらいいのか言葉さえ浮かんで来ない。 あえて言うならば
「暗闇の心に浮かぶズタ袋の中に、叫びの感情の全てを詰め込んでしまったかの様な作品とでも表現したらいいのだろうか?」

(略)
 パフォーマンスはYouTubeで観ることができます。凄すぎます!太古から連綿と受け継がれた遺伝子が”ざわざわ”と騒ぎ始めます。"

 今のところ、ググってもこのアーティストを紹介している日本語の記事は、このMetroさんのものだけです。そしてこの紹介文は、このアーティストの衝撃を的確に表現されているので、一読をお薦めします。

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2011.05.09

■「Beth Robinson:ベス・ロビンソン 奇妙な人形達の異世界展」@Metro Gallery:メトロギャラリー飯田

201104_05metrogallery_beth_robinson

StrangeDolls/BethRobinson
 (Metroさんコメント経由)

"ベス・ロビンソン(アメリカ合衆国・バーモント州)は、アメリカ全土、ヨーロッパ、アジア圏を始め、世界中に多くのファンを抱え魅了し続けている最も希有で特異な人形アーティストです"

 長野県飯田市のMetro Gallery:メトロギャラリー飯田さんで、4/20〜6/30「ベス・ロビンソン 奇妙な人形達の異世界展」が開催中。

 魅力的な人形達。
 特に上記リンク先のHPに展示風景の写真が掲載されているが、ギャラリーの雰囲気と人形がマッチしていて、味わい深いイメージを構築されている。

YouTube - Strange Dolls by Beth Robinson

 ベス・ロビンソンの作品を紹介するビデオ。
 音楽の不気味なムードもいい!

◆Blog メトロギャラリー飯田・Metro Gallery

 そしてメトロギャラリー飯田の公式Blog。
 今までの展示作品と、それ以外のアーティストの紹介記事がとてもいい。

 特に僕が興味深く拝見したのは、下記。
 うちのBlogの読者の方には、きっと気に入ってもらえるお薦め記事です。
Dave Mckean「KEANOSHOW」
「木下晋の視点」
Marc Craste「VARMINTS」

 今後も、注目していきたいと思う。

◆関連リンク
Beth Robinson's Strange Dolls
 アーティストのBlog。
Beth Robinson doll - Google イメージ検索
YouTube - Strange Dolls: Green Label Experinece - Killington, VT(動画)
 ベス・ロビンソンが自作の人形について語っている。
YouTube - Be Your Puppet(動画)
 ベス・ロビンソンのパペットを使ったコマ撮り人形アニメ。監督は別人。ちょっと人形のイメージにフィルムのレベルが追いついていないような…。

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