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2011年5月29日 - 2011年6月4日

2011.06.03

■シュヴァンクマイエル・カレンダーアプリ for iPhone/iPad

Svank_calenderhorz

iTunes シュヴァンクマイエル・カレンダーアプリ for iPhone
iTunes シュヴァンクマイエル・カレンダーアプリ for iPad

シュヴァンクマイエル・カレンダーアプリfor iPhone/iPadリリース!
 (ソニー・デジタルエンタテインメント・サービス)

"そんなヤン・シュヴァンクマイエルが監督した数々の映画、過去に開催されたイベント、著作物や特集した刊行物などの情報をアーカイヴした「ヤン・シュヴァンクマイエルカレンダー・アプリ」がソニーデジタルよりリリース。

【主な機能】

■今夏公開の最新映画「サヴァイヴィングライフ」の背景がスクロールするカレンダー
■過去の公開作・出版物等のアーカイヴ記載
■アラーム機能
■壁紙ダウンロード(毎月1枚)"

 今年の頭に予告されていた、シュヴァンクマイエルのカレンダーアプリがついに登場。カレンダーは1年分、横にスクロール。壁紙はサヴァイビングライフの画像で横にスライドして移動して行く。なかなかクール!

 そして過去と今年のイベント日程、懐かしい展示会が掲載されてて、嬉しくなる。今後も、ずーっとアップデートされることを希望したい(^^)!

 それにしても、シュヴァンクマイエルをソニーがサポート。
 今後どのような展開になるのか、ここも期待したい。

Photo_2

映画「サヴァイヴィング ライフ」公式サイト
 正式にオープン。まだコンテンツは何もないが、今後のロードショー公開に合わせて充実して行くことでしょう。期待。

◆関連リンク
News - Activities of Jan Švankmajer In Japan Website

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2011.06.02

■雑誌メモ ヤン・シュヴァンクマイエル「浮世絵に挑む」@『illustration11.7月号』

雑誌『illustration (イラストレーション) 2011年 07月号』
イラストレーション | 玄光社

"ヤン・シュヴァンクマイエル「浮世絵に挑む」
チェコ・スロバキア出身の映像作家、ヤン・シュヴァンクマイエルの作品を浮世絵にする試みを紹介。シュヴァンクマイエル自身が来日し、茨城と京都の工房を訪ねた様子もレポートします"

 全6ベージの特集。カラー3P, モノクロ3P。
 まずカラーページが素晴らしい。ネットでは小さな写真で見ていたが、やはり大判のカラーで見るシュヴァンクマイエルの妖怪浮世絵が圧巻。
 このカラーページだけでも価値があるかと。

 シュヴァンクマイエルと浮世絵師の方々との対談も、とても興味深い。
 本物の自分が描いた絵と見間違えたと、シュヴァンクマイエルが驚嘆した技術の一端が紐解かれている。

◆関連リンク
ヤン・シュヴァンクマイエル歓迎会&交流会 | 美エンタ

"シュヴァンクマイエルが初めて浮世絵版画に対面された時は、輝くような目(本当に!光ってた)で息をのみ何度も素晴らしいと言っていただきました。本当に良かった~!!!"

ヤン・シュヴァンクマイエルの落款印 | 美エンタ

"各文字の意味は、 殊…とりわけ 萬…すべて、あまた 句…つげる、とどまる 舞…まう、めぐる 繪…えがく 鏤…きざみつける、版木を彫る"

 殊萬句舞繪鏤。浮世絵の落款印、この文字の並びはなかなかいいですね。

当Blog記事
ヤン・シュヴァンクマイエル 木版画 特別販売中

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2011.06.01

■パリにクラブ シレンシオ:CLUB SILENCIO オープン予定。デイヴィッド・リンチ デザインのインテリア

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David Lynch Designs Paris Club... Met to Launch Jewelry Exclusives... - Fashion Scoops - EyeScoop - WWD.com

Ever wonder what it’s like to walk into one of David Lynch’s strange and surreal cinematic worlds? Come September, you can find out. That’s when the owners of Social Club in Paris will open a new club directly below their space on 142 rue Montmartre, dubbed Silencio.
The basement venue will be entirely conceived and designed by the director — right down to the furniture — and will feature a bar, restaurant, movie theater, concert hall and art library.
In other words, it’s a culture club, targeting literary, music, film, culinary and art buffs. Lynch is keeping a tight lid on the design details — the guy knows his suspense, after all — but maybe there’s a clue in the moniker: Silencio is the name of the club in “Mulholland Dr.” No word, though, if Rebekah Del Rio will also lip-sync her way through the song “Llorando” at the club’s fall opening.

 パリに9月にオープンするクラブ・シレンシオ。
 バー,レストランであり、映画館,コンサートホール,アートライブラリでもある800m2の奇想空間。
 もちろんこのネーミングは、デイヴィッド・リンチの傑作『マルホランドドライブ』にちなんだもの。そしてリンチのデザインした家具が並ぶ。
 上の写真は、そのクラブが入る建物とそのリンチデザインの家具。
 モダンな感じであるが、特にこのスピーカは素晴らしい。ここからリンチもしくはアンジェロ・バダラメンティの音楽が聴こえてきたらきっと素晴らしいでしょうね。

 映画の、あの全てがレコーディングされた幻想空間がパリに存在することになるのか、それとも、、、。

 上のリンク記事にあるように、オープンに際して、泣き女ことレベッカ・デル・リオが"Llorando : crying"を、リップシンクで歌うのかどうかも、興味深い。レベッカ・デル・リオの歌だけは生で聴いてみたいなあー。行けるわけないんだが(^^;)。

Club Silencio, Paris | Facebook

"This Club Silencio (142 rue de Montmartre in Paris) will be first opened for the "Designer's Days" between the 16th and the 20th of June. It will also include a private screening room."

 こちらの公式フェースブックのページでは、正式なオープンは9月らしいが、6/16-20のパリ・デザイナーズデイにおいて、プライベート映写室含め、先行公開されるようである。また6/末に紹介レポートをサーチして、記事にしてみたい。

Club Silencio, Paris | Facebook

142 rue de Montmartre's building. On the right side, you can notice the engraving "La France", which was the name of a newspaper. It was first the headquarters of the "Aurore" newspaper, where Emile Zola published his famous article "J'accuse". This side of the building won't be part of the future Club Silencio.

Present (May 2011) frontage of the 142 rue de Montmartre building, where the Club Silencio will be located. This building is located just close to the place where Jean Jaurès was murdered.

 ここは、20世紀初頭にフランスの社会主義者が暗殺されたという曰く付きの場所らしい(関連リンク参照)。

◆関連リンク
David Lynch | Club Silencio - Paperblog
 紹介記事、ただしフランス語。Googleフランス語翻訳でざっとみると、ここにも9月オープンだが、デザイナーズデイに一般公開されるとある。
Mail Movement - SILENCIO : UN NOUVEAU LIEU OUVRE PROCHAINEMENT A PARIS こちらに大きな写真
Silencio(DESIGNER'S DAYS公式HP)
 こちらにも公式情報が掲載。
Designers days Paris デザイナーズデイ開催:フレンチ日記

"Designer's Daysとは家具・インテリア・デザインメーカーによる合同イベント。"

Mulholland Drive Script - transcript from the screenplay and/or David Lynch movie with Naomi Watts
Mulholland Drive Pilot Screenplay
 検索した限りでは、ここにクラブシレンシオという名は出てこない。
Club Silencio 『マルホランド・ドライブ』のファンサイト。詳細にクラブ シレンシオについて解説されている。
+++ c l u b s i l e n c i o . c o m +++
 こういうページもあります。イタリア語。マニフェストとかあって、リンチのコンセプトに共鳴した方のサイトのようです。
ジャン・ジョレス - Wikipedia.

"ジャ ン・レオン・ジョレス(ジョーレス、Jean Léon Jaurès、1859年9月3日 - 1914年7月31日)は、フランスの社会主義者、政治家。社会改良主義を主張し、急進的なマルクス主義派とは対立した。また、圧倒的な大衆の人気を誇る 雄弁家として知られた。第一次世界大戦に反対するが、狂信的な国家主義者に暗殺された。"

・当Blog記事
 リンチの歌姫 レベッカ・デル・リオ:Rebekah Del Rio
 彼女の歌を聴けるサイトへのリンク。

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2011.05.31

■天願大介監督『デンデラ』 公式サイトと予告篇

Photo

映画 『デンデラ』 公式サイト 予告篇 物語

"早く姥捨てされて神に召されたいと願っていたが、その彼女までもが死ぬのを怖がって生き続ける姿にカユの心は揺らぐ。"

 いよいよ天願大介監督・脚本作品が6/25公開。
 このポスターのビジュアルと予告篇がなかなか強烈。R.A.ラファティの「九百人のお祖母さん」を思い出すのは、僕だけだろうか(^^;)。こちらは眼が怖いが、、、。

 天願監督の情念と捩じれたユーモアを得意とする作風に、かなりマッチする傑作の予感。一律1000円公開ということなので、是非、劇場で観てみたい。

◆関連リンク
R.A. ラファティ, 浅倉 久志訳『九百人のお祖母さん』
佐藤 友哉『デンデラ』

"五十人の老婆が、奇妙なコミュニティを形成する現在の姥捨て山「デンデラ」。ある者は自分を捨てた村を恨み、ある者は生き永らえたことを喜び、ある者は穏やかな死を願う。様々な感情が渦巻く隠れ里は、一匹の巨大羆の襲来により、修羅場と化した"

“70歳”浅丘ルリ子、映画「デンデラ」で女優50人とアクション挑戦 : 映画ニュース - 映画.com

"天願大介監督、浅丘ルリ子主演の映画「デンデラ」が製作されることになった。老人役の女優50人が激しいアクションを繰り広げる衝撃作で、浅丘のほか倍賞美津子、山本陽子、草笛光子ら日本映画界を代表する豪華な顔ぶれが結集する。

同作は、佐藤友哉の同名小説が原作で、70歳をすぎた老人を山に捨てるという古代日本に残る「姥(うば)捨山伝説」が題材になっている。死んだと思 われていたはずの老女50人が、さまざまな思いを抱えながら、過酷な自然状況のなかで集落を築き懸命に生き延びていたという設定だ"

・当Blog 天願大介監督  関連記事

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2011.05.30

■黒田潔 × 古川日出男 展覧会『舗装道路の消えた世界』ドキュメンタリー

YouTube - 黒田潔 × 古川日出男 展覧会『舗装道路の消えた世界』ドキュメンタリー

"動植物をモチーフとした繊細で有機的なイラストレーションを武器に、様々なメディアで表現活動を行うイラストレーター/アートディレクターの黒田潔と、「アラビアの夜の種­族」「LOVE」といった著書をはじめ、純文学、ミステリー、ファンタジー、SFというジャンルでは括れないほど独特な視点で描いた作品を数多く発表している小説家の古川­日出男のふたりがコラボレートする展覧会「舗装道路の消えた世界」にて発表された作品の制作風景を記録したドキュメンタリー"

黒田潔 × 古川日出男 展覧会『舗装道路の消えた世界』 | PUBLIC/IMAGE.3D

"黒田潔 × 古川日出男 展覧会『舗装道路の消えた世界』ドキュメンタリー 制作:ノックオンウッド 撮影:ティーエスピー・エンジニアリング"

Tigertiger

 興味深いアートの映像。とにかくまず再生してみて下さい。

 男優の身体にグラフィックが憑依し、外見は人間だが、別の存在である何ものかに変容。
 破れた服からはみ出る、肌に直接描かれたイラスト。そして取り憑いて、まるで肌を突き破って体内から露出したように見える立体造形。

 先日のオリビエ・デ・サガザン 人体変容パフォーマンスを少し彷彿とさせる。こうしたアートは、プロジェクションマッピングの人体へ適用とか、今後の可能性を感じさせる。

 もう一つ、上のドキュメントで、僕が思い浮かべたのは、多くのSFファンと同様にアルフレッド・ベスター:Alfred Bester『虎よ!虎よ!:tiger! tiger!』。

 体に異様な刺青をされた主人公ガリヴァー・フォイルを彷彿とさせる。今回、画像検索してみたが、やはり世界的に観ても、寺田克也の表紙絵のビジュアルがこの線では最も素晴らしい(下記参照)。
 体表面の刺青ということではそうなのだが、右上に示したのは別のアーティストのビジュアル。このアーティストは、Adrian Chesterman(公式HPへリンク)。どこが虎なんだ、という指摘は置いといて、サイバーパンクの先達のこの本に合った、とても素晴らしいイラストである。

◆関連リンク

アルフレッド・ベスター, 中田 耕治訳『虎よ、虎よ! 』

“ジョウント”と呼ばれるテレポーテイションにより、世界は大きく変貌した。一瞬のうちに、人びとが自由にどこへでも行けるようになったとき、それは富と窃盗、 収奪と劫略、怖るべき惑星間戦争をもたらしたのだ! この物情騒然たる25世紀を背景として、顔に異様な虎の刺青をされた野生の男ガリヴァー・フォイルの、無限の時空をまたにかけた絢爛たる〈ヴォーガ〉復讐 の物語が、ここに始まる……鬼才が放つ不朽の名作!"

当Blog記事
Olivier de Sagazan "performance O de Sagazan 08" オリビエ・デ・サガザン 人体変容パフォーマンス
古川日出男 関連記事"

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