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2012年4月22日 - 2012年4月28日

2012.04.27

■新刊メモ 栗本慎一郎『ゆがめられた地球文明の歴史 ~「パンツをはいたサル」に起きた世界史の真実~』

栗本慎一郎『ゆがめられた地球文明の歴史 ~「パンツをはいたサル」に起きた世界史の真実~ 』  技術評論社(公式サイト)

"私たちはこの世界でいかにして生きてきたのか? 1981年に上梓した『パンツをはいたサル』以来、人間社会の根底にある過剰と蕩尽の構造を解き明かし、 警鐘を鳴らしてきた栗本慎一郎が自らのライフワークの集大成として世に問う“パンサル版”世界史の真実。“世界四大文明”に象徴される歴史教科書の「通説」のなか、ゲルマン民族(西欧),漢民族(中国)中心の歴史観を打破し、埋もれてきたユーラシア大陸全体を俯瞰し、この地上で起きた本当のこと・文明という病の起源とその展開について壮大な規模で書き下ろす。栗本経済人類学の精髄が凝縮された衝撃の一冊。"

 2007年の『シルクロードの経済人類学―日本とキルギスを繋ぐ文化の謎』以来の栗本慎一郎の新刊。
 そして本書は、この
『シルクロードの経済人類学』に続き、世界史の謎に栗本経済人類学が切り込んだものになっているようだ。

 今、冒頭を読みはじめたところ。興味のある方は、関連リンクに掲載したラジオ番組で本書の内容を説明されている栗本氏の言葉を聴いていただきたい。

◆関連リンク
20120408栗本慎一郎 - YouTube
20120415栗本慎一郎 - YouTube
 ラジオ日本「栗本慎一郎の社会と芸術を語る」
 声の調子が昨年聴いたこの番組の録音の時よりも疲れてみえるように聴こえます。御自愛いただきたいと思います。
栗本 慎一郎『シルクロードの経済人類学―日本とキルギスを繋ぐ文化の謎』

栗本慎一郎 当Blog記事 検索
 

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2012.04.25

■3D動画 『Monsters and Misfits II : モンスターズ・アンド・ミスフィッツ2 怪物と不適応者たち II 展』 Japan Exhibition 3D movie


"Monsters and Misfits II" Japan Exhibition 3D movie - YouTube

日下部民藝館『Monsters and Misfits II : モンスターズ・アンド・ミスフィッツ2 怪物と不適応者たち II 展』
 飛騨高山 留之助商店 本店/サーカス・ポスタラス・スタジオ提供。
 2012.4/13〜26 開催。
 アーティスト:キャシー・オリヴァス、ブラント・ピータース、クリス・ライニャック、アマンダ・ルイーズ・スペード、ドクターA。
 プロデュース:中子真治氏。
 Tomenosuke-Syoten / Circus Posterus Studios and Kusakabe Folk Museum" Monsters and Misfits II " Japan Exhibition , April 13 - 26 2011, Ojimachi 1-52, Takayamashi, Gifu 506-0851 Japan
 Artist : Doktor A、Kathie Olivas、Brandt Peters、Chris Ryniak、Amanda Louise Spayd

 一昨日の感想に続き、撮影した動画の紹介。
 すでにYoutubeには日曜日から公開して、Facebookのやりとりで中子真治さんには飛騨高山 留之助商店 店主のブログにて"Monsters & Misfits II、3D Video by 究極映像研究所"として紹介いただいたので、留之助商店ファンの方には観ていただいているかもしれない(^^;)。
 昨年に引き続き、紹介いただき望外の喜びなのです(^^)。

 今年の新機軸は、愛機ソニーハンディカムHDR-TD10による3D撮影。
 立体視は平行法or3D専用モニタで御覧頂ければ幸い。本当はHDR-TD10の超絶w裸眼立体視モニタで観ていただきたいのですが、こればっかりは致し方ない。…Youtubeの低解像度が残念でなりません。

 日本国内でも遠方で行けなかった方、そして海外のサーカス・ポスタラス・スタジオのファンの方に、あの雰囲気を少しでもリアルに感じていただければ幸いです。

 Youtubeの動画はともかく、以前の記事 ■凄い! 3Dハンディカム HDR-TD10 裸眼3D対応 3.5型高解像度液晶モニターとiPhone 3D (^^) にて紹介したように、3.5インチの現実、といった感のある世界最高の裸眼ステレオ視モニタで観る作品立体映像は、こうした立体造形の記録として抜群の性能を発揮している。

 僕は収納的にも金銭的にも(^^;)、昨日紹介した愛するキャシー・オリヴァスやアマンダ・ルイーズ・スペードの作品は購入することが出来ないけれど、こうして3D動画の生々しい姿を家に持ち帰ることが出来て嬉しい。

 もっとソニーはこの網膜ディスプレイに迫る裸眼立体視を実現したテクノロジーを誇っていいと思う。今のところ、このモニタについて正統に評価した記事を僕は眼にしたことがないけれども(視野角の狭さは弱点だけれども)映像史的に画期的な出来事なのだと思うのだけれど、、、。家電屋の隅にひっそりと並ぶ超絶な現実再生装置。
 この装置の真価の一つとしては美術作品、とりわけ彫刻等の造形物の記録としては、絵画のハイビジョン記録と同様に、テクノロジーによる鑑賞機会の創出という側面を持っているので、本格的に美術館等での運用も考えてほしいものです(^^)。

 いかんいかん、ついこのモニタの話になると熱くなってしまうw。
 Youtubeでの掲載は解像度的には不満が大きいけれども、動画に15万曲のフリーBGMが提供されている機能は素晴らしい。動画のアップロード後に選曲をキーワードで実施できるのだけれど、多様な曲が用意されているため探すのがはっきりいってとても楽しいのである。

 今回、昨年のトーンか、もっとファンキーに振ったものか、悩んでしまった。
 サーカス・ポスタラスの作家の風貌と会場の作品をイメージしつつ選んでみたのだけれど、いかがだろうか。
 作品の特徴から、曲を探す時のキーワードを"Surreal"とか探してみたのだけれど、なんと"Surreal"な曲は、ほとんどが、Hip Hopばかり(^^;)。Hip Hopとシュルレアリスムの親和性という全く予期しなかった事実に少し吃驚したんだけれど、何か強い関係があるんでしょうか。謎だw。

◆関連リンク
 留之助商店
サーカス・ポスタラス・スタジオ
日下部民芸館
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ソニー『フルハイビジョン3D ハンディカム HDR-TD10』
ソニー『フルハイビジョン3D ハンディカム HDR-TD20』
 新型機はふたまわりほど小形化。

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2012.04.23

■感想『Monsters and Misfits II : モンスターズ・アンド・ミスフィッツ2 怪物と不適応者たち II 展』Japan Exhibition

Photo_4

日下部民藝館『Monsters and Misfits II : モンスターズ・アンド・ミスフィッツ2 怪物と不適応者たち II 展』
 飛騨高山 留之助商店 本店/サーカス・ポスタラス・スタジオ提供。
 2012.4/13〜26 開催。
 アーティスト:キャシー・オリヴァス、ブラント・ピータース、クリス・ライニャック、アマンダ・ルイーズ・スペード、ドクターA。
 プロデュース:中子真治氏。
 Tomenosuke-Syoten / Circus Posterus Studios and Kusakabe Folk Museum" Monsters and Misfits II " Japan Exhibition , April 13 - 26 2011, Ojimachi 1-52, Takayamashi, Gifu 506-0851 Japan
 Artist : Doktor A、Kathie Olivas、Brandt Peters、Chris Ryniak、Amanda Louise Spayd

 開幕早々に行きたかったが、本業に忙殺されて赴けなかった待望の "Monsters & Misfits II展" へ12.1/21(土)に行ってきた。
 まずは囲炉裏に座り、 再会(?)した怪物と不適応者たちに挨拶し、しばらく沈黙の会話を(^^)。

 ひととおり雰囲気を楽しみ、まずは作品を一体づつ、じっくりと鑑賞。

2

 キャシー・オリヴァスのエリザベスとリジーの『悲惨な子供たち』と名付けられたシリーズは、今回も素晴らしい。
 この醸し出される優しさと異端は、どこから来るのだろう。愛くるしい丸を基調とした均衡のとれた完璧なパランス下にある幼児体形。そして上目遣いに世界をにらむ、円らなアイロニカルな視線。

 図録にキャシー・オリヴィスの以下のような言葉が書かれている。

"(略)キャラクターは孤独や恐怖や不安を演じ、郷愁を誘うと同時に、力を得たもうひとりの自分としての役割もこなします。このシリーズの作品は、恐怖心が人の現実感にどのような影響を及ぼすかを、皮肉的な視点から表現しているのです。さらにキャラクターは自らの置かれている現実を探求する、孤独な世界の語り手も演じています。(略)"

 この言葉は帰宅してから図録で初めて読んだのだけれど、作家の視線は、この造形を観る者に確実に届いていると感じさせる。やはりあの眼は世界に恐怖を感じている視線を宿していたわけである。キャシー・オリヴィスの世界への"Misfits"。

Photo_2

 そして、もうひとつ強く感銘を受けたのが、アマンダ・ルイーズ・スペードの作品。囲炉裏の中央に立つ背高の二人 "パン職人とデザートをお持ちしました"。
 くすんだ赤と点の眼が素晴らしい。この絶妙のバランス感はなんでしょうね。

Photo_3

 不適応者たちにズバリフィットする、僕のこの感覚(^^)。和みます。
 影のある楠んだ白い陶器のような顔の肌。布地でできた明るい赤を基調とした衣装。佇む姿が周囲の空気を異次元に変えるような強いイメージに溢れている。

 ショーケースに収められていたアマンダの別の作品も布地の暖かみと冷たい視線が印象的。

 他の作品の写真は、こちらにアーカイブしたので、よろしければ御覧下さい。
 Pictures by Ultimate Future Image Lab (Picasa)

2012-04-21 Monsters & Misfits II

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