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2012年6月10日 - 2012年6月16日

2012.06.15

■感想 NHKスペシャル『宇宙の渚』第1集「謎の閃光 スプライト」

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NHKスペシャル|宇宙の渚第1集 謎の閃光 スプライト

"「スプライト」、雷雲から宇宙に放たれる閃光だ。航空機のパイロットの間で目撃談が密かに語られていたものの、存在すらはっきりしない謎の光だった。
 いったい何者なのか?番組では、国際宇宙ステーションと航空機から、スプライトの世界初の鮮明撮影に成功、ついにその正体を解明した。その結果、地球と宇宙の間に濃密なやり取りがあり、さらには地球の天気が宇宙の影響を受けていることも見えて来た。"

宇宙の渚 | NHK宇宙チャンネル

"今回、古川聡宇宙飛行士は、ラモーン宇宙飛行士の遺志を継ぎ、スプライトの撮影に挑みます。 宇宙の古川さんと連携しながら、飛行機からもスプライトを狙いました。 その結果、宇宙の渚の上と下から、大接近映像を撮影するのに成功。謎に包まれた“妖精”の正体をついに解き明かしました"

 ハイビジョン高感度カメラがとらえた宇宙と大気圏の境界で起きる長さ200kmに及ぶ、壮絶な情景。
 まだその光の存在が写真として記録されたのは、わずか約20年という現象をNHKのカメラが、NASAとJAXAとの協力でとらえ、TVドキュメントとして科学的な解明を成して行くダイナミズム。

 電気エネルギを大量に蓄えた雲が、宇宙との境界に存在する大気光層との間で、突然の電光を生じさせる。これがスプライト:妖精と呼ばれる現象。はじめてカラーと高速度カメラでとらえられたその姿は、巨大な花火の様でもあり、羽を生やした妖精でもある。

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 スプライトの映像は、古川宇宙飛行士が撮ったISSからの高感度ハイビジョン映像も良かったけれど、圧巻は二機の飛行機から高感度高速度撮影された映像。
 肉眼では一瞬の妖精のような光としか見えないものが、まるで空中に突然現れた花火のように炸裂し、上下へ電光を伸ばす様がダイナミックに捉えられていた。

 2機の飛行機で、視点を変えて同時にとらえた映像から、3D映像がシミュレートされていた。これは是非、巨人の視点での実写映像の立体動画も放映して欲しいものである。

 学者による現象の説明。
 スプライトによって開かれた宇宙と地上の間の電気の道を通って、積乱雲の電気が大気光層に上昇して行くという。

 そして大気光に貯まった電気エネルギーが、宇宙からの放射線の照射でできた電気の道を通って、ふたたび雲の中へ。雲の中では帯電した雲の粒子が反発し、細かくなって大きな雲へと成長し、地球の気象を悪化させる、という仮設。

 以前に太陽黒点と地球の寒冷化の統計的な関係を示した資料を観たことがあるけれど、このようなメカニズムがあるとすると、トンでも説でなく、科学的な事実として証明できるかもしれない。

 最後に本blog的蛇足(^^;)。
 宮崎駿『天空の城ラピュタ』で、高層大気圏の映像として描かれた浮島ラピュタを覆う積乱雲の中の「竜の巣」。あの金田伊功による作画は、通常の雷と異なり、下から上へ電光が飛んでいた。
 スプライトの映像が初めて写真でとらえられたという1990年以前に、まさにスプライトを伝説として描いた記録である(^^;)。

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◆関連リンク
NHK取材班『NHKスペシャル 宇宙の渚―上空400kmの世界』
宇宙の渚 - goo 動画
 5分間づつ、ダイジェストを無料視聴が出来ます。
手塚プロダクション「鉄腕アトム」×「」 - 宇宙の渚 - goo 動画
 宇宙の渚を飛ぶアトムと□□□(秘密w)。

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2012.06.13

■情報 岩井俊二監督 新作『ヴァンパイア』公開日決定と公式サイト

Vampireshunjiiwaiposter

vampire(公式サイト)
岩井俊二監督の新作、全編英語作「ヴァンパイア」公開日決定

"同作は、岩井監督がカナダを舞台に全編英語で撮り下ろした“吸血鬼映画”。自ら演出・脚本・音楽・撮影・編集・プロデュースと1人6役を務めるなど、“岩井ワールド”が炸裂した作品だ。

病身の母親と暮らす高校教師の主人公サイモンが、あるWEBサイトに集まる少年少女に血を求め……というテーマから、次第にピュアな愛に昇華して行くストーリー。岩井監督は同作について「我々のすぐ近くにいながら別の空間を生きているような、生と死の境にいるような精神状態の人たちと最後の一日を共にする男の物語」と語る。"

Vampire movie trailer - YouTube
 予告篇、こちらですね。今回も詩的な映像で期待できそう。

Kristin Kreuk - Vampire - YouTube
 出演したクリスティン・クルックのサンダンスでのインタビューと映画の映像。

 既にアメリカでは2011年に公開されていたが、ついに日本の公開日が、2012年9月15日(土)と決まった。公式HPも開かれているが、まだTOP画面だけで、コンテンツは何もない。これからの充実を期待したいものです。

 公式HPにも同様のイメージが掲載されているが、引用した画像は、アメリカ公開時のポスター。シンプルで不思議なイメージが醸し出されている。

◆関連リンク
Vampire (2011) - IMDb Rating は 6/10 (207users)
Vampire - Rotten Tomatoes なぜか、No Score。
岩井俊二映画祭
 6月号は『太陽を盗んだ男』の特集。ここに少しだけ、自作を語る長谷川和彦監督の動画がある!

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2012.06.12

■情報 デイヴィッド・リンチによるドン ペリニヨンのキャンペーン Dom Pérignon David Lynch

Dom_perignon_david_lynch

Dom Pérignon by David Lynch - Revealed June 20, Los Angeles - YouTube
 ディヴィッド・リンチが再び「マルホランド・ドライブ」を撮った(^^;)!
 リンチがドン・ペリニヨンのCFをイベントを6/20に発表開催するようだ。こちらはそのキャンペーンのメイキング映像。
 そこに映るはあのハリウッド"Mulholland Drive"。
 これをもってリンチが"Mulholland Drive"を撮ったとは言えないが、この映像はそれを期待させるものである。

映画界の鬼才デヴィッド・リンチによるドン ペリニヨンの新広告キャンペーンがスタート! « GQ JAPAN

"映画界の鬼才デヴィッド・リンチによるドン ペリニヨンの新広告キャンペーンがスタート!

映画監督として、また現代美術家、音楽家としても多才な活動を展開するデヴィッド・リンチが、このたびドン ペリニヨンの新たな広告キャンペーン「The Power of Creation」を手がけることになった。ドン ペリニヨンの独創的な側面を、神秘的な魅力溢れるヴィジュアルで発信!"

 既に、2011年11月にはじまっていたデイヴィッド・リンチとドン・ペリニヨンのコラボレーション。

"The David Lynch ad campaign for Dom Pérignon"
 こちらの映像が、そのキャンペーン映像。残念ながらリンチが撮ったものではない。ドンペリのイメージと、リンチがそのラベルをPCで制作している様子を撮っている。でもこの動画の、溶接の火花は素晴らしい。

 ラベルはトップに掲載した引用写真であるが、よく見ると、"The Power of Creation by David Lynch"の文字が。こんなシャンパンなら下戸の私も気持良くトリップできるかも(^^;)。
 調べてみたが、どうやらこのボトルで発売されているわけではないようだw。

 「ドン ペリニヨン 創造する力: the power of creation」公式HP
 そして最後にキャンペーンの公式サイト。
 動画とラベルが掲載されている。たぶん6/20にリンチによるフィルムが発表されるはずである。期待して待ちたい。

◆関連リンク
『GQ JAPAN (ジーキュー ジャパン) 2012年 07月号』

"ドン ペリニョン デヴィッド・リンチ - 煙の向こうの肖像"

 5/24発売の号に関連記事が掲載されているようだ。
 掲載されている矢作俊彦の「愛と追憶のハンバーグステーキ」というのも気になる。

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2012.06.11

■情報 モーテン・ティルダム:Morten Tyldum監督『ヘッドハンターズ:Headhunters』

Headhuntershorz

たまむすびでノルウェー・ノワール『ヘッドハンターズ』
 - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記
さん

"毎週火曜日午後3時から’TBSラジオ「たまむすび」、町山智浩はアメリカでヒット中のノルウェー・ノワール『ヘッドハンターズ』を紹介します。 主人公ロジャーは身長165センチだが、モデルみたいな長身の美人妻と、大邸宅が自慢だった。 彼はノルウェーでも有数のヘッドハンターだった"

ヘッドハンターズ(Headhunters)|ノルウェーの人気作家ジョー・ネスボ(Jo Nesbø)の推理小説を映画化 | yoseyama Blogさん

" 物語は、表向きは裕福で豪華な暮らしをているロジャーだったが、裏ではその裕福な暮らしを維持する為に高級美術品の泥棒をしていた。次なる目標として彼が標的にしたのは電子工学のビジネスで成功と遂げたクラス・グレーヴェだった。ロジャーはグレーヴェの屋敷に忍び込み高級絵画を盗もとするが、物語は予期もしない方向に転がり始める。

 ノルウェーの人気作家ジョー・ネスボ(Jo Nesbø)のベストセラー推理小説「原題:Hodejegerne」を映画化。監督はMorten Tyldum。出演はアクセル・へニー、ニコライ・コスター=ワルドー、ユリエ・R. オルゴー他。この作品、ハリウッド・リメイクも決定したそうです。"

 ということで、町山智浩氏が「たまむすび」の火曜日「たいしたたま」コーナーで12年5/15に語ったノルウェー産フィルム・ノワール『ヘッドハンターズ』(YouTube)が鮮烈だったので紹介。

 町山氏によれば、マイクロマシンも登場する思いもよらぬ展開。物語を聴いていると、なかなかの奇想ノアール。そして関連リンクに掲載した予告映像も軽快重厚で期待大。
 絵画泥棒ネタということで、アートファンも注目(んっw?)

◆関連リンク
Hodejegerne (Headhunters) (2011) Trailer #2 - YouTube
Headhunters Official US Trailer #1 - Hodejegerne Movie (2011) HD - YouTube
・Weathervane (Jimmy Gnecco And Paul Waaktaar) - YouTube
 PV

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