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2012年7月8日 - 2012年7月14日

2012.07.13

■予告篇 Sam Fell, Chris Butler監督 "ParaNorman" (スタジオライカ)

Photo

ParaNorman - Movie Trailers - iTunes

 『コララインとボタンの魔女』のスタジオLaikaが制作するストップモーションアニメの第二弾。
 『コラライン』でストーリーボードを担当したChris Butlerと、Sam Fellが共同監督。

 2012年8月アメリカ公開。
 
 ゾンビに包囲されている小さな町その町に暮らす死者と話すことができる唯一の少年ノーマンの超常的な活動を描いた映画とのこと。

 このノーマン少年のパペットの制作風景をこまどりしたメイキングが、リンク先のAppleのサイトに掲載されている。

20120708_74836

 この映像がなかなか楽しく、興味深いので、御薦めです(右引用写真)。

◆関連リンク
sam fell | Tumblr
 監督のサム・フェールのTumblr。
■感想 ヘンリー・セレック監督『コララインとボタンの魔女』: ★究極映像研究所★

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2012.07.11

■感想 園子温 監督『恋の罪』Guilty of Romance

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園子温 監督へインタビュー! 衝撃傑作『恋の罪』が遂に公開!
(Web Magazine “Qetic”
)

"言葉が無いところには何も無い。まあ、「言葉が最初にありき」って聖書にも言われるくらいなんで、言葉がモノを動かしていると思いますよね。 やっぱり僕は、言葉から創作を始め、詩を書いていたのでそういう意味では、言葉は凄く大事です。(略)
言葉が無いとここに何も存在しないんですよね。「愛」って言葉もそうですけど、それが導入される事によってその感情は「愛」と言う事になる。それでモノが動いていくんだと思います。"

 園子音監督『恋の罪』DVDを観た。
 前半〜詩のシーンまでがシリアスで今回はどこまで連れてってくれるのだろうと凄く期待…。あれ?
 後半「きちっと堕ちてこい!」あたりから、もしかしてこれはアングラ演劇風爆笑衝撃作かと思いはじめ(^^;)、最後は少しだけシリアスに戻りつつも…やっぱ不思議な作品だった。

 今のところ、僕は『愛のむきだし』>>>『恋の罪』>『冷たい熱帯魚』の順かなw。

 それにしても富樫真の“帰途”の朗読シーンはドキドキした。冒頭に園監督のインタビューを引用したが、このシーンで頭の回路が神林長平の言語SFモードへ突入したかと…w。
 そして出色の富樫、大方斐紗子、神楽坂恵の食卓シーンの超絶御茶の間描写。怖すぎる、史上最凶のホームドラマシーンかw。

 山田太一は70年代に『岸辺のアルバム』で日本の主婦の憂鬱を見事にテレビドラマで描いていたのだけれど、これはまさに21世紀の『岸辺のアルバム』でもあると思う。それは若い刑事が語る主婦とゴミ袋のエピソードに顕著であると思う。

 詩人でもある園監督、“帰途”の使い方も、あのプラハの作家の作品の使い方も鮮烈。
 東電OL事件とは、かくも深淵を覗かせる不条理なものだったのですかね。どこがノンフィクションか…無性に知りたいw。

 もうひとつ、うちのBlog的な感想を書くと…。
 冒頭の円山町の殺害現場に到着した刑事の描写と、遺体と人形。
 これはたぶん押井守監督『イノセンス』にインスパイアされた場面なのではないか。この類似はたぶん無視できない関係だと思う。

◆関連リンク
恋の罪 - Wikipedia
『恋の罪』完成披露記者会見 - YouTube
『恋の罪』初日舞台挨拶 - YouTube

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2012.07.09

■情報 「館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」CM他

Cm

「館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」特集
 CM と 記者会見動画 [テレビドガッチ]

"空想空間の創造、それを具現化する繊細かつ大胆な技術。特撮で何を見せたいか、何を伝えたいか、何を残したいのか。東京都現代美術館に再構築されるミニチュア特撮の魅力『館長庵野秀明 特撮博物館』…最新特撮短篇映画を上映"

 7/10からいよいよ一般公開となる『特撮博物館』CM、これは必見です!
 ナレーションは庵野作品常連の重鎮 清川元夢氏。氏が雰囲気を出して語られるナレーションの言葉が上の引用。まるで昭和の怪獣映画の映画館で上映された次の作品の予告篇のような映像と音の佇まい。

 まさに昭和の香り! 『帰ってきたウルトラマン』放映時、昭和46年の金曜夜7時前にタイムスリップして、テレビの前でワクワクして待ってる気分がしてくる。
 

 というわけで、この「博物館」は60年代生まれ、特に幼児期に『ウルトラQ』('66)から入って、『ウルトラマン』('66)、『ウルトラセブン』('67)、『マイティジャック』('68)、『怪奇大作戦』('68)という順番で観てきた庵野秀明氏ら世代の魂を直撃する展覧会である(僕も同世代w)。

 特にこの円谷特撮TVシリーズ、その最初が『ウルトラQ』であったのが、彼らの魂に強烈な刻印を残しているのではないか。僕の印象は、やはり『ウルトラQ』が子どもには背伸びしたような大人の話であり、むしろその後の『ウルトラマン』は、どこか子供っぽい、やはり通は『ウルトラQ』だぜっ(^^;)みたいな感想を生意気に持っていたような気がする。もちろんマンもセブンも大好きだったけれど、、、。
 そしてとどめは万能戦艦マイティ号の1〜13話、大人のムードを持ったハードな物語による徹底的な刻印である。

 今回、リンク先の記者会見の動画で、庵野秀明監督、樋口真嗣監督の後ろにある巨大なMJ号の勇姿を見て、あのマイティ号がこの場にあることの感動をひしひしと感じた僕は、魂の刻印の導きに応じて(^^;)、東京へ行くことを決めた。

 この展示が大成功を収めて、国かジブリで本物の博物館が建造されることになるのを切に祈りたい。

◆1万人事前招待会
 参加された方によるレポート等へのリンクです。
紫の豚さん(@purplepig01)/2012年07月06日 - Twilog

"スタジオジブリ特撮短編映画『巨神兵東京に現わる』(上映時間:9分03秒)
言葉:舞城王太郎、脚本:庵野秀明、絵コンテ:樋口真嗣、
(巨神兵プロトンビーム)光学作画: 庵野秀明。
特撮技術の粋・破壊の美学が詰まった短編。テロップで「火の七日間」が(『旧約聖書』「天地創造」風に)語られる"

 なんとあの舞城王太郎が「言葉」を!
 是非、あの文体で『巨神兵東京に現わる』ノベライズを書いてもらいたいものですw。宮崎駿が激怒しそう。
「館長庵野秀明 特撮博物館」展の先行公開にいった人まとめ(写真ありのみ) - Togetter

"本日行われた「館長庵野秀明 特撮博物館」展の先行公開に参加した人のつぶやき(写真あり)をまとめてみました"

 たいへん充実した写真を集めたツイートのまとめ。
 会場に設置された『巨神兵東京に現わる』のミニチュアセット(撮影可)の写真が素晴らしいです。早く3Dハンディカムで撮りたい。
 (7/9現在「特撮博物館」で動画検索してもミニチュアを撮った動画はネットにないみたい。あれ?)

◆関連リンク
Tokusatsu Pop-Up Museum at Museum of Contemporary Art Tokyo | Spoon & Tamago
 日本のアートを英語で紹介するサイト。
 それにしても、本特撮展のミニチュアステージのイメージ画等の内部資料が、何故か日本語サイトにはないのに、ここには掲載されている。もしかして海外向けプレスキットには含まれていたのだろうか。謎だ。イメージ画は稲村正人氏。
巨神兵 東京に現わる - Wikipedia スタッフリストが挙げられている。
東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO

主 催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 / 日本テレビ放送網 / マンマユート団
企画制作協力  スタジオジブリ / 三鷹の森ジブリ美術館
館 長  庵野秀明   副館長  樋口真嗣
展示コーディネート 原口智生 / 西村祐次
後 援  文化庁 / 読売新聞社 / TOKYO FM / tvk
協 賛  KDDI株式会社 / EPSON
展示協賛  ア・ファクトリー
特別協力  東宝 / 円谷プロダクション / 角川書店 / ピー・プロダクション / 宣弘社 / 手塚プロダクション
協 力  特撮研究所 / 早稲田大学芸術科学センター 安藤紘平研究室 / ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン / グッドスマイルカンパニー / 楽天トラベル / 原口智生コレクション / M1号 / カラー

早稲田大学総合研究機構 プロジェクト研究所 安藤紘平所長
マイティジャック オープニング13連発 - YouTube
庵野秀明氏監修、「円谷特殊技術研究所」DVD-BOX、<館長庵野秀明 特撮博物館>にて発売決定! | 円谷ステーション
エヴァンゲリオン : 原宿エヴァストアで「特撮博物館」との連動企画 7月10日から | RBB TODAY

" 原宿・EVANGELION STORE TOKYO-01では10日より、「特撮博物館」連動企画として、庵野秀明総監督と特撮の関係を探るアイテムを紹介する。
期間:7月10日〜8月末日
場所:EVANGELION STORE TOKYO-01(東京・原宿) 1階展示スペース、2階ギャラリースペース
企画内容
●新劇場版「序」と「破」から、総監督庵野秀明自身の描いたレイアウトや設定(複製)を展示
●庵野秀明総監督秘蔵の品(実写作品の衣装・美術素材など立体物)や、ヱヴァンゲリヲンで使用された作画参考用模型など実物展示
●特撮展の特製グッズの販売"

・当Blog関連記事
 ■情報 庵野秀明館長『特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』『特撮展 (仮) 』@東京都現代美術館 Tokusatsu Museum

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