« 2012年12月30日 - 2013年1月5日 | トップページ | 2013年1月13日 - 2013年1月19日 »

2013年1月6日 - 2013年1月12日

2013.01.11

■3D動画 海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 エヴァンゲリオン他

海洋堂フィギュアミュージアム 3D動画 キャラクター篇 - YouTube

海洋堂フィギュアミュージアム 3D動画 恐竜篇 - YouTube

 海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館 @ 滋賀県長浜市に行ってきました。
 まずは、3D動画でのレポートです。立体映像は、造形物の鑑賞として優れた手段なので、ここで紹介します。

 今回は、展示され撮影可能とされている海洋堂フィギュア(リボルテック等)を利用したジオラマを、3DハンディカムHDR-TD10にて立体動画として撮影。そこから全体が長くなるので、キャラクタと恐竜に大きく分けて、2本に纏めてみた。(それでも各6分は長いので、適当に飛ばして観てやって頂ければ幸い。

 音楽は、今回もYoutubeが用意してくれている数十万の音楽から、適当なキーワード(Dinosaurとか(^^;))で検索して、それらしいのを選んでみた。
 かなり大げさな音楽になってしまった様な気もするけれど、好みに合わなければ、音を消して御覧下さいw。

海洋堂 エヴァンゲリオンフィギュアワールド

"日本初のフィギュアのミュージアム「海洋堂フィギュアミュージアム」にて開催される特別展。海洋堂の人気可動フィギュアシリーズ「リボルテック」を使ったジオラマ(情景模型)によってエヴァンゲリオンの映像世界を立体化します。

名称 海洋堂 エヴァンゲリオンフィギュアワールド
開催期間 2012年10月27日(土)~2013年1月27日(日)※会期中は無休
開催時間 10:00~17:00(10月中は18:00まで)
開催場所 海洋堂フィギュアミュージアム黒壁 龍遊館 〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町13-31"

 ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破を中心にしたジオラマが30点ほどありましたが、それらは撮影禁止。撮ったのは、撮影禁止と書かれていなかった大型のジオラマのみ。それが上の一番目の動画です。
 ガラスをうまく使った、映画の映像をリアルに再現し、しかもそれを360度周辺から眺められるという迫力の展示でした。3D動画からその雰囲気がわかってもらえると幸い(^^;)。

 あとグーグル+で写真を公開してます。
 一部、動画にないジオラマ等の写真もあるので、興味があれば、観て下さい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.01.09

■情報 「フランシス・ベーコン展」@東京国立近代美術館, 豊田市美術館

Photo

フランシス・ベーコン展 Francis Bacon|東京国立近代美術館

"会期 2013年3月8日(金) ~ 5月26日(日)
 東京国立近代美術館 企画展ギャラリー

巡回 2013年6月8日(土) ~ 9月1日(日)
   豊田市美術館

 アイルランドのダブリンに生まれたフランシス・ベーコン(1909‒1992)は、ロンドンを拠点にして世界的に活躍した画家です。その人生が20世紀と ほぼ重なるベーコンは、ピカソと並んで、20世紀を代表する画家と評されており、生誕100年となる2008年から2009年には、テート・ブリテン(英国)、プラド美術館(スペイン)、メトロポリタン美術館(アメリカ)という世界でも主要な美術館を回顧展が巡回しました。(略)
 ベーコンの「世界」を、代表作、大作を多く含むベーコン作品30数点により紹介するものです。"

「フランシス・ベーコン展」 記者発表会 - はろるど

"フランシス・ベーコン(1909-1992)欧米ではピカソと並び、20世紀を代表する画家と称されるものの、日本では決して知名度が高いとは言えません。

それもそのはず、国内にあるベーコンの絵画は全部で5点のみ。しかも大規模な回顧展はベーコンの生前、1983年に開催されて以来、一度も行われたことがありません"

 ということで、デイヴィッド・リンチファン待望wのフランシス・ベーコン展の詳細が公開されたので、うちのBlogでも紹介します。
 そして嬉しいことに、展覧会は東京だけでなく、本研究所wから車で一時間の豊田市でも開かれる!! ということで、開催される6月が今から待ち遠しい。

 開催の詳細については、公式東京国立近代美術館公式HPと、記者会見でのスライドを紹介されている上記はろるどさんのHPを参照下さい。

 我がBlogでの紹介は、やはりデヴィッド・リンチとの関わりになる訳で、以下、簡単だけれど、リンチとベーコンの絵画作品について。

 リンチは自らフランシス・ベーコンの芸術に関しての強い関心を述べ、そしてその絵画から映像作品とアート作品に影響を受けていることはよく知られている。

Photo_3

 例えば、右の引用画を観て頂きたい。
 上がベーコンの作品。そして下はリンチの『マルホランド・ドライブ』でキーとなるシーンの映像である。
 『マルホランド・ドライブ』のシーンは動画でないとわかりにくいが、映像の中にこうしたベーコン絵画の一部の様な、合成された人体の変容の画がインサートされていることで、異様な雰囲気を映画に導入している。映画の登場人物が、異空間へ滑り込んでいく様なあの感覚は、ベーコンの絵画をそのヒントに設計されていると考えられる。

 下の動画は、YouTubeにアップされているベーコン作品とリンチ作品を交互に示し、その影響を検証している映像である。 

Francis Bacon & David Lynch: La anomalía orgánica - YouTube

 日本で30点の作品が直接鑑賞できるこの回顧展で、ベーコンが直接描いた生の絵画に触れることで、かの作家が覗き観た異界を、しかと我が眼に焼き付けたいものです。昨年のリンチ展の絵画のイメージとも重ね合わせて、リンチとの関係も探索してみたいと考えます。

◆関連リンク
感想 町山智浩著『ブレードランナーの未来世紀』(当Blog過去記事)

" 面白かったのが、リンチが好きな画家フランシス・ベーコンの絵と『ブルー・ベルベット』のシーンの対比についての町山氏の指摘。この本ではモノクロの写真だったのだけれど、どうしてもカラーで観たくて、下記ネットで探して引用。ベーコンのTwo Figuresとの対比です。映像のボケ方に注目。 "
FrancisBacon_bluevelvet

Francis Bacon | Tate(テート・ブリテン公式HP)
 こちらで数十点のベーコン作品が鑑賞できる。
Museo Nacional del Prado: Francis Bacon(プラド美術館公式HP)
 ベーコン展のPVが観られる。
The Metropolitan Museum of Art - Francis Bacon(メトロポリタン美術館公式HP)
 130作品が展示されたとか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.01.07

■作品集『デヴィッド・リンチ展 ~暴力と静寂に棲むカオス』

『デヴィッド・リンチ展 ~暴力と静寂に棲むカオス』 (赤々舎)

"アートディレクション:原田祐馬(UMA/design farm)
執筆:飯田髙誉(青森県立美術館美術統括監)

2,940円 (税込)|A4変形判 | 136頁 | 並製本

2012年11月10日から12月2日までラフォーレミュージアム原宿にて開催されている同名の展覧会の公式カタログとして刊行された、巨匠デヴィッド・ リンチの最新作品集。絵画、ドローイング、写真、ショートフィルムなど、日本初公開作品を含む幅広い作品群を通してその表現の深層に迫っています。寓話的なモチーフを描いた絵画作品や、日常に不穏な影の片鱗を見出すような写真作品など、 世界的映画監督という枠を超えた現代美術作家としての彼の魅力を余すところなく伝える一冊です。創作の源泉である「ハリウッドの光と闇」を伝える写真ページも必見。

I believe there are rules to follow which apply to painting and cinema.
These rules are very friendly and very abstract.
These rules make us feel there are infinite possibilities.
They make us feel that even there are no rules! Yet the rules are there.
They are not in a bool but exist inside us in the mind and heart.
They reveal themselves through intuition just before and just after each action or decision.
These rules apply to all mediums.
Following them brings happiness.


David Lynch"

 昨年秋に開催された「デヴィッド・リンチ展〜暴力と静寂に棲むカオス」@ラフォーレ原宿の図録として発刊された作品集。
 作品集を発行した赤々舎の公式HPに、この図録の20枚の見本が掲載されている。

基本情報・デイヴィッド・リンチ展~暴力と静寂に棲むカオス|株式会社ラップネット

"絵画29点、ドローイング9点、写真33点、計71点のアート作品(このうち68点が日本初公開)と実験的な短編映像11本(本展のためにデヴィッド・リンチがエディットした日本初公開映像)を展示・上映。"

 作品集には、展示作品のうち、絵画29点、ドローイング9点、写真12点が掲載され、それとともに会場で上映されていた短篇映像から83点の写真が収録されている。(何故、写真が全点でなく、1/3ほどになっているかは不明である。)

 また作品集には、その他 "「ハリウッドの光と闇」を伝える写真"(Mori Koda氏の作品)25点が掲載、このうちの4枚は「ハリウッドの闇」を代表するデイヴィッド・リンチをとらえた写真である。
 巻末にはリンチのプロフィールとバイオグラフィ、そして作品リストが4ページにわたって掲載されている(何故か作品リストには会場で上映されていた短篇作品は欠落している)。

 作品集冒頭は、2ページ見開きを使って、会場でも異彩を放っていた巨大な絵画作品が掲載されている。巻末の作品リストによると、最大のものでも1.8m×3m。

 展覧会感想で書いたように、会場の一角で観客を取り巻く様におかれたそれらの巨大絵画は、4〜5m程度はあるのでないかと感じた(関連記事 ■感想1 個展『デヴィッド・リンチ展 ~暴力と静寂に棲むカオス』(DAVID LYNCH "CHAOS THEORY OF VIOLENCE AND SILENCE"))。
 しかし実際の大きさはそれほどでもなかったわけだ。
 会場の雰囲気と周りで上映されるリンチ映像の醸し出す異様な迫力で、われわれ観客の体は異次元に連れ去られ、あたかもリンチの描く赤い部屋の小人になったように、絵画作品を巨大なものに感じたのかもしれない(^^;)。

 リンチのアート作品を日本語の作品集で見られる、現時点、奇跡的な書籍。
 また本の装丁も素晴らしいものとなっていて、特に大胆に最新短篇映画 "Memory Film" (2012) の一コマ(リンチ自身がその眼を手で覆った映像)を引き延ばした表紙はインパクトがある。
 出版された赤々舎の方々と回顧展関係者の皆さんには大きな感謝を捧げたいと思う。
 これによってリンチの映画作家としてだけでない、多彩な活動に日本でも日が当たっていくことをファンとして、強く望むものである。

◆関連リンク
デイヴィッド・リンチ当Blog関連記事 - Google 検索

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年12月30日 - 2013年1月5日 | トップページ | 2013年1月13日 - 2013年1月19日 »