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2014.09.15

■動画 ティル・ノヴァク監督「遠心脳プロジェクト」 Till Nowak "The Centrifuge Brain Project"


The Experience of Fliehkraft
from Till Nowak on Vimeo

 まずはこの遊園地の超絶な遊具の映像を観て欲しい。昨年、公開された映像なので既に観られた方も多いかもしれない。僕は先日Facebookで観て、仰天、以下調べてみました。

▶ The Centrifuge Brain Project - YouTube

"The "Centrifuge Brain Project" gives an insight on scientific experiments with amusement park rides.

(2011)

Regie: Till Nowak
Drehbuch: Till Nowak
Kamera: Ivan Robles Mendoza
Produzent: Till Nowak
Schnitt: Till Nowak
Musik: Siriusmo
Darsteller: Leslie Barany
Weitere Funktionen: Ton: Andreas Radzuweit, Lukas Bonewitz"

 この6分間強の短篇ドキュメンタリー映像に、先の超絶遊園地の秘密が書かれています。まずは動画を観て頂いて、さらにその詳細は以下のリンク記事を御覧ください。

遠心力で人間を振り回すことに命を懸ける、鬼才ラスロヴィクス博士の架空絶叫マシーン - エキサイトニュース

"フロリダ州にある「遠心力研究所(ICR)」の研究リーダーであるラスロヴィクス博士が構想するアトラクションの数々は、まさにとんでもない事になっているのだ。この博士、「遠心力で人を振り回す事」だけに生き甲斐を感じているのである。(略)

ニューヨーク州にある大学のマシュー・ブランズウィック教授が「遠心力が脳を刺激し知能を上げる作用がある」という事を発見し、1976年に二人は「遠心力研究所(ICR)」を設立するに至り、物理的にその作用の正しさを検証する為に様々な遊園地のアトラクション制作を開始する。この「遠心脳プロジェクト(The Centrifuge Brain Project)」が幾多の試行錯誤の末、1991年に開発されたのがこの「高度運搬システム(HIGH ALTITUDE CONVEYANCE SYSTEM)」と名付けられたこのアトラクションである。(略)

ラスロヴィクス博士という架空の人物がその生涯を遠心力の研究に捧げ、究極ともいえるアトラクションを生み出して行くという映像ドキュメンタリー作品なのである。ドイツのデジタルアーティスト、ティル・ノヴァクによって作られたこの6分間の映像作品は、偽(mock)のドキュメンタリー(documentary)という意味で「モキュメンタリー」と呼ばれている。"

 ここまで引っ張ってすみません。これ、架空のドキュメンタリー短篇なのです。
 でも素晴らしく上手く纏まってますね。

ICR - Institute for Centrifugal Research - Home of the Centrifuge Brain Project(「遠心力研究所(ICR)」公式サイト)

ICR - Institute for Centrifugal Research ( 同 )
 ここに各アトラクションの図面があります。

Steam_pressure_catapult STEAM PRESSURE CATAPULT established 2003. Number of seats: 172 G-Force: 9 Model no. 01758X-KAZT

High_altitude_conveyance_systemHIGH ALTITUDE CONVEYANCE SYSTEM established 1991. Number of seats: 2844 Duration: 14 hours G-Force: 1 Model no: none (unique)

 僕が素晴らしいと思ったのは、この二つ。
 どちらも空の彼方まで延びた、壮大な規模の建造物で、これはまさにアート。
 公式頁のキャプションによると、上の「蒸気圧カタパルト」(蒸気!!)は加速度9G、相当に脳が強い加速度を感じるかも。映像で観るともの凄い勢いで加速度がかかっている、最後に出てくる"CENTRIDUCTOR SCHWINGMASCHINE"という長い腕を振り回すマシンは、何と17G。脳震盪必至 !

◆関連リンク
The Centrifuge Brain Project(Facebook)
ICC ONLINE | アーカイヴ | 2013年 | オープン・スペース 2013 | 展示作品.

"一見すると,遊園地のアトラクションのような7つの遊具の映像ですが,それらは常軌を逸した,普通ではありえないような構造や挙動を伴っています.高速に回 転する巨大な球体から放射状に,その遠心力によって飛び出す回転ブランコ,または,一周するのに14時間もかかるという巨大な構造を持った観覧車,などな ど.これらのアトラクションは,おもに高速な回転運動によって強力な遠心力や加速度を体験できるようにデザインされています"

 昨年日本で、図面含めて、こうした形で映像公開/展示されていたそうです。
Till Nowak’s Videos on Vimeo
 ティル・ノヴァク監督の、32の動画作品がここで観られる。

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コメント

>>落下系は駄目で遠心力はOKなんですか、うーん僕はどっちも駄目で、片方が良い理由がわかりません(^^;)。

例えば車でちょっとスピード出して坂をおりるのも苦手です(泣)。足下が不安定になるのが不快なんでしょうね。なので足が踏ん張れる回転は大丈夫だったりして。スプラッシュマウンテン、ジュラシックパークザライドは駄目ですがスペースマウンテンは大好きだったりして(*^m^)

投稿: あんまりよう | 2014.09.21 10:30

 あんまりようさん、お久しぶりです。

 そうでょ、天へも届くこのオーバーテクノロジー、思わず最初は本当じゃないかと驚きますw。

 落下系は駄目で遠心力はOKなんですか、うーん僕はどっちも駄目で、片方が良い理由がわかりません(^^;)。基本的に三半規管が弱いんです、酒もクラクラするし…w

投稿: BP(あんまりようさん) | 2014.09.21 08:24

恐ろしくも素晴らしい動画ですねー何時の間にこんな
オーバー・テクノロジーを人類は・・と思って観てい
たらやはりCG/フェイクなんですね、ちょっとがっかり(笑)
絶叫マシン、落下系は死ぬほど苦手ですが回転/遠心力は
結構好きな自分‥。

投稿: あんまりよう | 2014.09.21 01:57

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