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2014年8月10日 - 2014年8月16日

2014.08.15

■感想 『スズキコージの絵本原始力展 ~聖コージの誘惑~』@姫路市立美術館


▶ 姫路市立美術館 スズキコージの絵本原始力展 - YouTube

~聖コージの誘惑~ スズキコージの絵本原始力展:姫路市立美術館 公式

" 2014(平成26)年6月21日(土)~ 8月31日(日)
おばけドライブ』『やまのディスコ』『エンソくん きしゃにのる』など数々の名作絵本をはじめ、“たくさんのふしぎ”シリーズの『エネルギー』やボルヘスの『幻獣事典』など優れた挿絵で子どもから大人まで魅了するスズキコージ。その創作世界は壁画やダンボール彫刻、ライブペインティングまで無限です。
 本展は奇才・スズキコージの世界をまるごと体感できるアクティブな展覧会です"

 「スズキコージの絵本原始力展」@姫路市立美術館、8/13(水)に行ってきました。
 まずは冒頭の公式動画で会場の雰囲気を御覧ください。高2×幅4m程度の大きな50点ほどのライブペインティング絵画群が圧巻です。
 魔術画家の大判の絵に取り囲まれた空間で完全にトリップ状態(^^)になること必至。

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 まず展示会場入り口、この展示会の入り口部分は撮影可なコーナーがあり、20枚ほどの写せました。魔界の一端(^^)として御紹介。

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 会場内へ入ると、幅10mくらいで奥行きが100mほどの空間に、巨大なライブペイント群と絵本原画、オブジェがズラリー!!

 そして会場中央、何とスズキコージ氏が正に、ライブペインティング中!

 今までにライブペインティングで描かれたという30数枚の巨大絵画に囲まれて、今、作家の手によってあの魔法の世界が開陳される!
 チューブから直接筆に絵の具を取り、ボードに力強く叩き付けられていく。
 時に筆から、時に筆の木の部分から塗られた絵の具が、サイケデリックに塗られて、あの独特の絵の上に色んな表情をみせていく。
 会場で作家の手元をずっと眺めていました。

 そして今回の趣向、絵のボードに空いた穴に、顔や手を入れた撮影会も始まり、僕も魔術画家をパチリw。スズキコージさんは「こんな機会はめったにないですよ!」と気さくに観客に声をかけて、「そこの下の穴に足を入れてみて」とか自ら客にポーズを付けて、写真の演出も買って出ていました。
 僕は、恐れ多くも画家御本人に写真のシャッターを押してもらい、絵と写真スズキコージ、という貴重な一枚を撮ってもらうのを悩んだあげくw…、作家は次の瞬間、創作活動に戻られてしまい、たいへん貴重な機会を逸しました。今考えると、超残念。

 ここ数日は滞在されて描かれてるようです。嬉しいタイミングに出会えました!これだけでも貴重な体験として良しとしよう(^^)。

 会場には高校生の頃からの、コージズキンになるまでの絵画も展示されていて、魔術絵画発展の奇跡もたどって観ることが出来る。
 まさに魔法作家が誕生する過程の一望。

 この展示会、巡回として少し規模は小さくなりそうですが、タイトルを少し替えて以下の二カ所で開催予定とのことです。お近くの方、是非、足をお運び下さい。

<企画展>聖コージズキンの誘惑展||安曇野ちひろ美術館|

"<企画展>聖コージズキンの誘惑展 2014年6月22日 13:57 スズキコージ やまのディスコティック 2013年 スズキコージ やまのディスコティック 2013年 奇想天外な発想とダイナミックな描写で人気のスズキコージの企画展では、絵本原画や、ライブペイントで生まれた巨大な絵など、圧倒的な存在感を放つ作品をご覧ください。 <企画展>聖コージズキンの誘惑展 会  期 : 2014年9月19日(金)~11月30日(日) 時 間 : 9:00~17:00 場 所 : 安曇野ちひろ美術館 展示室4 料 金 : 大人800円、高校生以下無料 休館日: 第2・4水曜日

プレスリリース| 東京 ちひろ美術館
 ここの PDF "<企画展>聖コージズキンの誘惑展/ちひろ美術館コレクション 絵本に耳をかたむけて" に記載あり。

"関連展示:2015年3月1日~5月24日
ちひろ美術館・東京「聖コージズキンの誘惑展」"

◆関連リンク
スズキコージ 著『アッチコッチソッチの歌』未知谷 公式HP

"AB横判オールカラー62頁 2,200円(税別)
「スズキコージの絵本原始力展」公式本 (姫路市立美術館、安曇野ちひろ美術館、ちひろ美術館・東京) 近年の作品をスズキコージ自身のディレクションにより一覧提示する網羅的最新作品集。ファン必携"

 図録はこの本になります。
 ただ展示会場で購入すると、以下の様な、折り畳んでこの本のブックカバーになるポスターが付属するので、お得です。このポスターには対談とか記事とか、テキストも満載。

Photo

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2014.08.11

■感想 特別展「奇なるものへの挑戦 明治大正/異端の科学」@岐阜県博物館

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岐阜県博物館 特別展「特別展「奇なるものへの挑戦 明治大正/異端の科学」公式サイト。

"会期 2014年7月4日(金)~8月31日(日)
明治大正期、急激な近代化により科学への関心が芽生える一方、不可思議な現象が人々の興味をとらえ、心霊学や催眠術が千里眼(超能力)ブームを 巻き起こし、精神療法・霊術が大流行しました。福来友吉や田中守平ら、知的好奇心をもって野心的に超常現象に挑んだ近代郷土の先人の足跡を発掘し、知られ ざる近代史をひも解きます。"

 近郊で開催されている「奇なるものへの挑戦 明治大正/異端の科学」観てきた。
 冒頭の写真、中央は「生首体験をどうぞ」(^^)と書かれた写真コーナー。自分の首をテーブルの上に出して、生首写真を撮れますw。
 写真右は、複式催眠球という当時流行したという催眠術の施術道具。地元の岐阜工業高校生が制作されたレプリカ。触って眺めてみましたが、僕は残念ながら眠くなりませんでしたww。

 高山出身の福来友吉の「変態心理学」「千里眼」関連から大垣の見世物小屋「安田興行」の「人間ポンプ」、そして岐阜(八百津町?)が生んだ「口裂け女」までw。

 当時の超心理学とか不思議科学の真摯な探求の歴史を一望できます(岐阜縁の人々中心で、焼く30畳くらいの限定的な会場ですが、、、)。
 個人的にはうちの町のお祭りに毎年来ていた見世物小屋(蛇を飲む女や火を噴く人間ポンプ等)が、どうやら大垣を本拠として今も活動している「安田興行」という団体だったことがわかり、収穫だった。あの禍々しいお祭りの雰囲気は、僕の奇想の原点体験かもww。

 加えてこのBlogを観て下さってる方に興味深いものとして、夢野久作『ドグラマグラ』草稿も拝めます(リンク写真)。
 まさにこの展示会、日本三大寄書を生み出した明治大正の異端の科学に溢れた空気が体感できます。(ネットにこの草稿は7月注のみの展示という情報もありましたが、僕が行った8/8には展示されていました。10枚程の夢野久作の肉筆)

「奇なるものへの挑戦 明治大正/異端の科学」展行ってきました - Togetterまとめ.

"簡単なレポートです。御観覧になった方々のつぶやきなども順次追加させて頂いています。"

 ネットにあった逆名さん @sakana6634による詳細レポート。
 展示品の詳細が紹介されているため、観覧を考えている方は、参考になります。

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 最後にこちらは同じ岐阜県博物館に展示されている恐竜のレプリカ等。
 なかなか地方にしては充実していて、3Dハンディカムを持っていなかったのが悔やまれます。立体視に最適な被写体を拝めます。

◆関連リンク
「財団法人 福来心理学研究所」サイト
 今も仙台に存在するんですね 。知らなかった!
財団法人 飛騨福来心理学研究所
 何と飛騨にもあった!
福来友吉の研究、三田 光一が念写した月の裏側
 これはトンでもらしい(wiki)ですw。でもこういうのは、ワクワクする(^^)。
福来友吉の著作って、デジタルアーカイブで読めるんですね

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