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2014年8月17日 - 2014年8月23日

2014.08.20

■情報 チェコカルチャー紹介サイト「チェコ蔵 : CHEKOGURA」

Chekogra チェコ蔵CHEKOGURA of チェコ蔵 chekogura 公式サイト
 ABOUT of チェコ蔵 chekogura

"よりディープでカルトなチェコを知ろう!!
チェコは芸術の宝庫。
チェコ蔵では、知られざる素晴らしく奥深いチェコカルチャーを随時紹介しています。
さて、チェコという蔵には何が潜んでいるだろう?
チェコ蔵は、ガイドブックに載っていないチェコ
誰も知らないチェコの芸術
映画、アニメーション、デザインなどなど 幅広く深く知ることの出来る日本で唯一の『チェコの蔵』です。
日本未公開のチェコ映画上映会、各種イヴェント、展覧会のプロデュース
多彩なテーマの講演あるいは講演会などの企画
チェコに関するテレビ番組情報、全てこちらから情報をいち早く発信して行きます。

ペトル・ホリー
チェコ蔵主宰"

 元チェコセンター東京 所長、ヤン・シュヴァンクマイエル監督作品の翻訳等で有名な、ペトル・ホリーさんが主宰する"チェコ文化の普及と日本との交流を目的にした"「チェコ蔵」。その公式サイトがオープンしたということで紹介する。

 コンテンツは今のところ、「チェコッとチェコ料理教室」、「チェコ蔵チェコ語講座」、「チェコッと映画上映会」、「チェコ蔵関連 外部イヴェント 講演会」といったチェコ蔵関連イベントの紹介。
 アート面ではシュヴァンクマイエルが美術参加した関連映画の上映会、チェコ演劇関係のペトル・ホリーさんの講演会等が紹介されている。

 あとチェコ料理教室とかチェコ語講座とか、美味しくて実用的な企画もあり、チェコファンにはたまらないサイトとなっている。

 今後も続々とこうした企画が開催されるということなので、チェコを御好きな方はブックマークして定期的に眺められることを御薦めします。またFacebookでもチェコ蔵 CHEKOGURAの公式アカウントがあり、フォローされるのもいいかもしれません(^^)。

 では以下、うちのサイト向けの企画の御紹介。
 僕も東京近郊に住んでいたら、毎回通うのになぁ〜。

■チェコッと映画上映会 of チェコ蔵 chekogura
 チェコっと映画祭vol.2『アデーラは夕食前』★ « viviennesato Blogs | DROPTOKYO

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"チェコ蔵×ヴィヴィアン佐藤コラボ 真夏のチェコッと映画祭第2弾
上映作品:Adéla ještě nevečeřela『アデーラは夕食前』
(チェコスロヴァキア製作、1977年、105分)
監督:Oldřich Lipský オルドジヒ・リプスキー、ヤン・シュヴァンクマイエルが美術、特撮担当。
日時:8月19日(火)
場所:ディクショナリー倶楽部千駄ヶ谷
時間:18:00会場  19:30上映開始
料金:¥3000 ※チェコビールを含む1ドリンク付き 定員:30名(定員に達し次第〆切らせていただきます)
ペトル・ホリー(チェコ蔵代表)×ヴィヴィアン佐藤氏によるとっても濃いトークショウあり

 ヤン・シュワンクマイエル監督が手掛けた肉食植物アデーラ(アデルハイト)が登場!
 クランツマル男爵の恐ろしくも哀しい復讐劇が幕を開けます!
 ゲルトという愛犬が行方不明になる事件から物語がはじまり、名探偵がアメリカNYから呼び寄せられ、その不可解な怪事件に取り組むことになる!
 ピルゼンビールが山ほど出てきて、ワインや常にソーセージが劇中に登場。 お盆明けの都内、まずはビールを飲んで今年後半を乗り切りましょう!!! 肉食植物もビールに含まれている酵母も、そしてビールを求める人間も同じように本能のまま無垢な欲望を爆発させます。。。 乞うご期待!
定員: 30名 入場料: 3000円 (☆1チェコビール付き・ピルスナーウルケル)"

 これは観てみたい!
 引用した写真が、シュヴァンクマイエルによる、"肉食植物アデーラ"なのだろうか!!?

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■『世界の同時代演劇』 | 世田谷パブリックシアター/シアタートラム.

"2014年 (1)「チェコ演劇の流れ」 9月2日(火)19時~21時 講師:ペトル・ホリー(元チェコセンター東京所長/現チェコ蔵主宰)
(1)「チェコ演劇の流れ」
築地小劇場で上演されたカレル・チャペックの『人造人間』やチャペック兄弟の『蟲の生活』、両大戦間に東京で活躍した建築家、舞台美術家のベドジヒ・フォ イエルシュタイン、戦後世界の演劇界を驚かせた劇団「ラテルナ・マギカ」等の東西南北の関係を踏まえながら、日本でほとんど知られていないチェコ演劇につ いて解説します。"

 チェコ演劇というと、唯一観た「ラテルナ・マギカ」の魔術的舞台は印象的だった。ので、この講演もとても聴いてみたい!

◆関連リンク
チェコ蔵 CHEKOGURA(Facebook)
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・ペトル・ホリーさん関連書籍 他

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2014.08.18

■感想 フアン・ソラナス監督『アップサイドダウン 重力の恋人』


▶ 映画『アップサイドダウン 重力の恋人』予告編 - YouTube
 ★★予告篇ネタバレ注意★★
 白紙で観たい方は、予告篇禁止ですw。

" アルゼンチンのフアン・ソラナスによるSFロマンス。二つの惑星が重力で上下に引­き合う世界を舞台に、上下別々の星で暮らしていた男女の運命的な恋の行方を映し出す。­
 主演を務めるのは、『ラスベガスをぶっつぶせ』などのジム・スタージェスと『メランコ­リア』などのキルステン・ダンスト。自然や都市が上下に広がる世界の不思議なビジュア­ルはもちろん、ロマンチックな物語も魅力的。"

 フアン・ソラナス監督『アップサイドダウン 重力の恋人』録画観。

 イアン・ワトスンの奇想SFと、ロバート・F・ヤングのロマンティックSFの合体(^^)。特に"アップサイドダウン"な奇想世界を描いた、超絶ビジュアルは素晴らしい。この映像を観るだけでもこの映画価値があると思う。

 物語は、ちょっと砂糖菓子的で甘過ぎるのだけれど、この異世界設定のディテール アイデアが楽しくって(主人公のジム・スタージェスが良い)、みせる。映画的なヴィジュアルに溢れたこの異世界は、映像アイディアの宝庫と言ってよい様な魅力的なもので、公式HPのプロダクションノートにあるように監督とプロデューサーがこの設定に関して、1000のアイデアが出たと描いてあるけれど、いたく映画的な想像力を刺激する。
 科学的な理由付けはあとで考えれば良い派の僕はw、この奇想イメージ喚起力にノックアウト(^^)。

Upside_down_cheker

 ビジュアルにはテリー・ギリアムの影響も伺え、バロック的な風情が超絶奇想映像に趣きを加えている。特に山岳地帯の描写、飛行船の空の廃墟のイメージは素晴らしい。特に後者を使ったアクションはビジュアルとして出色。(最後、重力の関係が破綻している様に見える部分もあるけどw、そこはご愛嬌。)

 設定は超科学的wで、御都合主義も多く気になるところ満載かもしれないが、それらの不備を補ってあまりある魅力がこの映画にはある。一部読んだネットの感想は概ねこの映画に否定的なのは、そうした説明不足や設定の一貫性のなさを指摘している。確かにその部分をもっとシナリオを練って観客に理解できるロジックを追加していたら、まさに傑作になっていたかもしれない。

 加えてこの奇想ビジュアルが、なんでSFファンの間で評判になっていなかったのか、不思議。(SNSでも評判になっていなかった様な…というか僕が知らなかっただけかもしれないが、、、。というかこの科学無視した設定が受け入れられなかったのか…w)

 この映画、製作費 $50,000,000に対して、興収 $8,106,475ということで大コケだったようだけれど、続篇もしくは枝篇を観たいのは僕だけだろうか。超絶ビジュアルの宝庫だけに今後の発掘を望みたい。
 小物ネタで、上下世界の両方から花粉を運ぶ「ピンクミツバチ」とか、流体の混合による浮遊とか、詩的SF世界を広げるアイディアを発展させた映像をもっと観てみたい。

 逆さまシーンがこけおどしだったクリストファー・ノーランの『インセプション』観てる暇があったら、この映画を応援しよう(^^;)!!

◆関連リンク

 こちらはメイキング。あの重力靴のシーンはこんなセットで撮られていた!

Upside Down - Rotten Tomatoes
『アップサイドダウン_重力の恋人』wikipedia
『アップサイドダウン_重力の恋人』公式HP
ジム・スタージェス - Wikipedia
『アップサイドダウン 重力の恋人』(Blu-ray)

"★映像特典
●メイキング
●イラスト・CGメイキング
●未公開映像
●絵コンテ比較映像" 

 これは観てみたいです。安くなったら、買おうっとw。

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