« 2015年5月24日 - 2015年5月30日 | トップページ | 2015年6月7日 - 2015年6月13日 »

2015年5月31日 - 2015年6月6日

2015.06.03

■情報 大伴昌司の生涯を描いた 幻の映画シナリオ 池田晴海『OH 星に還った男』 電子書籍(Kindle)無料配信

Oh

幻の映画シナリオ『OH 星に還った男』 電子書籍としてKindle無料配信!

" 『OH 星に還った男』は、あまりにも熱く激しく生きた、不世出の天才クリエイター大伴昌司の生涯を描いた映画用シナリオである。

 本作は2005年に立ち上げられ、生前の内田勝が切望しながら完成しなかった幻の映画企画だ。

 内田勝が著した本シナリオの案内書『OH あの日、あの時』を併録。
 永遠の少年・大伴昌司と、盟友・内田勝の大宇宙をお楽しみください。

 シナリオ:池田晴海 表紙イラスト:加藤礼次朗
【配信について】
 池田晴海, 内田勝『OH 星に還った男』 (kindle)
・配信開始:2015年5月30日(土)~ ・価格:¥0"

 映像研究の偉大なる先達、大伴昌司氏の生涯を描いた映画シナリオの刊行!!
 シナリオを書かれた池田晴海さんという方は、シナリオライターとして2本ほどの映像作品があるようです。

 寡聞にして、このような素晴らしい映画企画があることも、このニュースを見て、初めて知ったのだけれど、2005年に企画され映画化は未だ実現していないということだが、この電子書籍の無料配信を機に、ぜひとも映像化が実現してほしいものである。

 映画が望ましいけれど、場合によったらNHK等でのドラマ化も期待できないだろうか。今までも円谷プロ等、いろいろと怪獣関係の実録物がテレビ化されたことがあるので、ここは切に期待したいものである。
 もし映画化のために、クラウドファンディング等が動き出すようであれば、僕も微力ですが、是非協力したいと思います。

 それにしてもこの本で使われている大伴氏と内田氏の内部図解のイラストが素晴らしい。シナリオの映像化の折には、是非ともこの内部図解の映像化も実現して頂きたいものである。
 立体映像研究でも当時最先端を探索されていた大伴氏の図解映像化は、3D-CGで立体視できるトータルスコープ(完全なる映像)で観せてほしい(^^)。

◆関連リンク
大伴昌司 当Blog関連記事 検索
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015.06.02

■感想 フィリップ・K・ディック、佐藤龍雄訳『ヴァルカンの鉄鎚 : Vulcan's Hammer』

Vulcans_hummer

ヴァルカンの鉄鎚 - フィリップ・K・ディック/佐藤龍雄 訳|東京創元社

"20年以上続いた第1次核戦争が終結したのち、人類は世界連邦政府を樹立し、重要事項の決定を巨大コンピュータ〈ヴァルカン3号〉に委ねた。極秘とされるその設置 場所を知るのは統轄弁務官ディルただ一人。だが、こうした体制に反対するフィールズ大師は〈癒しの道〉教団を率いて政府組織に叛旗を翻した。ディルは早々 に大師の一人娘を管理下に置くが……。ディック最後の本邦初訳長編SF!"

 フィリップ・K・ディック『ヴァルカンの鉄鎚』読了。
 ディック最後の邦訳長篇ということなのだけれど、充分に面白いですw。
 滝本誠師が訳出を試みられたとのことで、ノアール風味を期待したのだけれど、そういう小説ではなく、まさにハリウッドアクションSFになりそうな、エンターテインメント。
 師がSF翻訳されるということは他では聞いたことがなく、よほど気に入られたのでしょう。師の好みのシーンは、マリオン・フィールズという名のロリータ登場シーンかなw...と邪推。

 引用した画像は各国出版の『ヴァルカンの鉄鎚』表紙。
 それにしてもあまりに直接的過ぎませんか。空を飛ぶハンマーには笑うしかありません(^^)。小説でも確かに鉄鎚の表現はあるけれど、これはあくまでも人々にある種の神が鉄鎚を食らわせる比喩のはずなので、もう少しいい感じのイラストをお願いしたいです。

 僕的には読んでいる間、ハンマーのイメージは、『電脳コイル』の「2.0」でした。こんなやつ→ http://dic.pixiv.net/a/2.0

 それにしても最後の邦訳長篇とは寂しい。
 僕はディック長篇はほぼ読んできているので、あとは何故か読みそびれていた『宇宙の眼』を残すのみ。大事なディック最終長篇としてこれをいつ読むか、まずは老後の楽しみかと思いますが、すぐ来月にも手を出してしまいそうで、、、(^^)。

 主人公バリスの綴りは"Barris"、"VALIS"とはなんら関係はないですw。

◆関連リンク
牧眞司/フィリップ・K・ディック『ヴァルカンの鉄鎚』(佐藤龍雄訳)解説全文
フィリップ・K・ディック、佐藤龍雄訳『ヴァルカンの鉄鎚』
荒川水路訳『ヴァルカンズハマー』別翻訳 電子書籍
フィリップKディック/ 三分小説 備忘録-SF短編小説のあらすじ

Vulcan’s Hammer | Philip K. Dick Reading Club
 こちらに各国で出版された『Vulcan’s Hammer』の表紙画が掲載されています。
ディック 当Blog関連記事  Google 検索

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2015年5月24日 - 2015年5月30日 | トップページ | 2015年6月7日 - 2015年6月13日 »