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2016年8月21日 - 2016年8月27日

2016.08.24

■感想3 (後半ネタバレ) D-BOX 庵野秀明 総監督/脚本, 樋口真嗣 監督/特技監督, 尾上克郎 准監督/特技総括『シン・ゴジラ』

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 『シン・ゴジラ』3回目@イオンシネマ大高、DBOXで8/16(火) 21:20回を観て来た。さすがにこの時間帯、客は2割の入りで、DBOXがその半分くらい。

D-BOX(ディー・ボックス)|イオンシネマ
 DBOXは初体験だったのだが、席が上下前後左右に動く仕組みで、4DXの様なにおいや水、スモークと言った演出はない。そして4DXの様に大きな音や、画面の中で何かが動くとめったやたらに振動する様な事はなく、演出が落ち着いている。

 感覚的には画面のすぐ手前に自分がいてその場所が振動する様なシーンでのみ椅子が動く。ほぼ振動するのはゴジラの破壊シーンと戦闘兵器の部分のみ。なのでかなり体感度は高いと言える。

 特にその振動効果により、最初のゴジラ上陸シーンの衝撃が、過去2回より相当インパクト大。
 ただし映像の臨場感はIMAXが圧倒的。DBOXはスクリーンから席が後へ離れているため、IMAX映像への巻き込まれ感に対して、今回は情景を景めてる感じ。両方の相乗効果を試してみたいので、DBOXのIMAX版をどこかでやってほしいものだ。

★★★以下、ネタばれ注意★★★








シン・ゴジラを楽しむための地図を作りました - QuZeeBlog@Hatena


 この図は、上記リンク先の、ゴジラ上陸後の経路を地図上に示されているHPからの引用。
 今回、観てチェックしたのは、タバ作戦の行われる武蔵小杉駅北。ここで自衛隊の攻撃によりゴジラは進行方向を一旦、西へ変える。しかしこのあとあきらかに進路を前のコースへ戻す様な動き方をしている。そしてそのコースの先には東京駅と皇居が存在する。

 今回も、やはり疑問は本当にゴジラは皇居を目指していたのかどうか、というところ。今のところ、この点について明確な解釈をしている感想は見当らないので気になってしかたない。

 『ゴジラ』(54年版)は太平洋の英霊が宿っているという解釈で理解できるのだけれど、何故、54年版と関係のない初代『シン・ゴジラ』が皇居を目指すのか?
(別に映画のテーマとしてはそこはどうでも良いところのような気がするのだけど、これだけ緻密に組立ててある構造の作品で、その行き先の謎が全く考えられてないと言うことはないはずで、この謎が読みとけてないのは、映画を体感するための重要なピースがひとつ欠けているような宙ぶらりん気持ちで、ひっかかってしようがないのだ。どなたかこの経路の解釈について、何か情報あれば教えて下さい)

 東京の都心へ向かうという意味だけか、東京駅を目指す意味があるのか、その先の福島を実は目指していたのか...とか考えるのだけれど、やはりどれもしっくりこない。

 牧元教授の奥さんの死と、目的地が何らか関係している、という謎の設定くらいしか思い付きません。少くともドラマの中では、そうしたことに触れている部分は皆無だと思うけど、、、。

 あと気になったのは、ラストの、ゴジラの皇居に対する向き。
 矢口蘭堂とカヨコ・パターソンの会話の背景には、東京駅と皇居とそしてシン・ゴジラの姿。このシーンの冒頭では、科学技術館に背を向けているように観えたシン・ゴジラだが、その後、カヨコが蘭堂に「あなたも好きにしたら」と言って去って行く背景のシン・ゴジラはこちらを向いているように見えた。これは僕の見間違いか??
(ちなみに、この「好きにしたら」は牧元教授の言葉に引っかけたセリフだが、そこにシン・ゴジラの姿が映像として映っているのは、明らかに、牧が巨大完全生物になった/もしくは融合したことを暗示しているのだろう。蘭堂が巨災対の室で、「どう好きにしたんだ?」とつぶやくシーンも同じことを暗示している描写かと)

 このシン・ゴジラの最後の向きの謎も含めて、まだまだ噛み足りない奥行きのある怪獣映画『シン・ゴジラ』です(^^)。

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2016.08.22

■情報 公式図録『クエイ兄弟 —ファントム・ミュージアム—』: The Quay Brothers Phantom Museums Catalog

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クエイ兄弟 —ファントム・ミュージアム—(求龍堂公式HP)

"アートアニメーション、映画、CM映像、舞台美術など、幅広いジャンルで独自の美を創り上げてきた双子・クエイ兄弟が発信するミステリアスな美の世界は、本拠地であるロンドンを始めとした欧米や日本でカルト的人気と影響力を誇る。 本書は、世界のクリエイターを魅了し続ける創作の源泉を含め、知られざるクリエイティブの全貌が明らかになる、世界初の公式データブック! アジア初の巡回個展の公式図録兼書籍。

【構成】
 各作品のビジュアルとともに、正確なデータを掲載。これまで未発表であった作品の情報も記録。
1. デコール(映像作品のボックス型模型再現)の部分アップで、独特な耽美的装飾が細部まで見て楽しめる。
2. ブラックドローイング(初期のタブロー作品一連)映像へ進む前の、クエイ兄弟のイメージの源泉が見える。
3. ポーランドポスター、ブックデザイン(空想装幀、実際の仕事作品など)
4. Student Films(学生時代の実験的映像作品)
5. Films(アニメーション、長篇実写映像作品)
6. CM Films(コマーシャル用作品 バドワ、コカコーラ、コムデギャルソンなど)
7. 舞台美術(演劇、バレエ、オペラなど)"

 クエイ兄弟の展覧会『ファントム・ミュージアム』、以前記事で紹介しましたが、図録が書店等に並びば締めています。うちの近所の田舎の本屋で遭遇しかなり吃驚。郊外量販店にも入っているということは相当の本屋さんに展開されているのでしょうか。

 上記出版社の公式HPに、本の各ページ写真が掲載されています(上の写真もそこからの引用です)。

 葉山の展覧会は行けなさそうなので、図録だけでも買おうかなと思っています。中身は値段相応に充実。欲を言えばもっと細かい字で読み物部分もがっつり充実させて欲しかったかなっと。で、即断できず、まだ入手していません(^^;)。

『クエイ兄弟 ファントム・ミュージアム』 (amazon)


Quay Brothers - Phantom Museum (Re-Score) - YouTube

"Important! I do not own the rights to this film but I do own the music.

This video was created to project a unique  interpretation with respect to the copyright holder.

My version of events.. My re-score of the film Phantom Museum by the Quay Brothers.

For More information email me at callumminton@hotmail.com
For more music visit www.soundcloud.com/callum-minton
Follow me on twitter @CallumMinton"

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