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2017年7月16日 - 2017年7月22日

2017.07.19

■感想 「ゴジラ展」@ 名古屋市博物館

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特別展 ゴジラ展|名古屋市博物館

"会期  平成29年7月15日(土)~9月3日(日)                

開館時間  9時30分~17時00分(入場は16時30分まで)

休館日  毎週月曜日・第4火曜日(7/18、24、25、31、8/7、21、22、28)※8/14は特別開館
会場  名古屋市博物館  名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1
TEL.052-853-2655 FAX.052-853-3636"

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 ゴジラ展、猛暑の中、行ってきました。
 まずは冒頭の写真は、会場入り口とそこに置かれていたミニチュアセット、そして名古屋市博物館への通路に貼られていたポスター(内部の展示品の紹介パネル)。
 会場内について撮影は基本禁止でしたが、2作品のみ撮影可でした。

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 その2作品は「シン・ゴジラ」の全身造形と東京駅ミニチュア、「ゴジラ×メカゴジラ」(02年)のゴジラスーツ。これらについては3D動画も撮ってきたので、造形の立体感をどこかでお見せできると良いのですが、、、。

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 『シン・ゴジラ』については、他にも撮影禁止でしたが、幻となったアニマトロニクスの上半身像(高さ184×幅151×奥行220cm)が展示されており、凄い迫力でした。さすがにディテイルは残念ながら竹谷隆之氏の造形を取り込んだCGのリアルな迫力には敵わないのですが、この大きさの現物の迫力は特筆。大画面でこのアニマトロニクスの特撮も一度眼にしたいものです。

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 会場で配られていた作品リストと会場見取り図。
 コンパクトな会場ですが、作品リストによると展示総数は約350点ほどと充実したものになっています。

 僕は、今まで拝見したことのなかった怪獣イラストの原画。開田裕治さんの原画8枚と生頼範義さんの4枚が見られたのも収穫でした。開田さんの「魔獣降臨」と生頼さんの「ゴジラFinal Warsポスター原画」が迫力!

 あと特撮博物館にも展示されていた『日本沈没』の深海潜水艇「わだつみ」とか、『ゴジラ』(1954)のラストで出てくる「オキシジェンデストロイヤー」とか「潜水帽」とか思い入れのある作品の"本物"が見られたのも収穫。

 酒井ゆうじ氏による『ゴジラ2000 ミレニアム』造形とか、歴代作品の造形が実は着ぐるみスーツよりも映画のイメージをその形状に定着していて、素晴らしい出来に感激して見てました。

 ゴジラ作品、平成後はあまり見ていないのだけれど、これを機に見てみようかと思った次第。

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2017.07.17

■感想 米林宏昌監督『メアリと魔女の花』


「メアリと魔女の花」予告2 - YouTube

 米林宏昌監督『メアリと魔女の花』@各務原イオンシネマ、観てきた。

 エンドクレジットで「感謝 高畑勲 宮崎駿 鈴木敏夫」と表記されていたが、まさにスタジオジブリという豊穣な土壌に咲いた見事な果実。

 冒頭の畳み掛ける様なアクションから雷雲の中の不可思議な町まで素晴らしいイマジネーションとアニメートで、アニメーション映画としての完成度は、ジブリ作品と比べても水準以上というか、作画レベル,完成度は歴代ジブリ作品と並べても、トップ5位には入る見事な出来ではないか。

 隙のないアニメートと情感を湛えた霧にむせぶ森の描写等、みどころも多い。物語はストレートに幻想みとアクションが融合、さらにテーマ的にもジブリの正当な後継となっていて、人間の前向きの可能性を謳いあげていて万人に楽しめる作品になっている。

 というのが一般的な感想。

 宮崎駿ファンとして観ると、クライマックスに少し物足りなさもある。宮崎作品のどこかねじれるような情念というか複雑さというかそうしたものとはやはり距離があるように思う。宮崎の中に蠢いている闇とか光とか、あのコンプレックスな渦のようなものがないのが、米林作品にどこか物足りなさを感じる理由なのかもしれない。
 おそらく作家としてのそうした資質は違うのだろうから、米林監督らしい作風にさらに磨きがかかることが楽しみ。

 そしてまず今後この作品がどこまでヒットするか、一般的な感想として述べた部分で広くジブリファンの心を掴むのか、それとも実は今までのジブリファンも宮崎の複雑さに惹かれていたのか、そこらあたりがどう受容されていくかをみるのも、ファンとして楽しみである。

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