« 2017年1月29日 - 2017年2月4日 | トップページ | 2017年2月12日 - 2017年2月18日 »

2017年2月5日 - 2017年2月11日

2017.02.10

■感想 荒川格ディレクター NHK『 終わらない人 宮﨑駿』70分版

20170205_202432

70分版、未公開シーンあり。 宮﨑 駿に再び火がついた!
♢終わらない人 宮﨑駿 |NHK_PR|NHKオンライン

宮﨑さんのインタビューが追加され、感情の動きがより感じられる内容となっており、番組の試写を見た人いわく「宮崎さんの気持ちがよりわかった」とのこと。番組担当の荒川格ディレクターも、「Nスペとはひと味変えて、“宮﨑駿”がいかに蘇っていったか、 宮﨑さんの感情とともにわかるように作っています。」とコメント。

 未公開シーン追加版、「毛虫のボロ」現場での宮崎駿の制作者としての闘志が燃えてくる過程の生々しい記録としても、十分に面白いのだけれど、今回も僕が注目したのは、新しい長編企画に関する部分。

 このドキュメンタリーでは、ドワンゴのディープラーニングAI CG作画を観て「生命への冒瀆だ」とコメントした後に、長篇企画が始まってる様に見える。
 そして宮﨑駿の「触れてこなかったものに挑む」という発言から、『ナウシカ』漫画版7巻のテーマにアニメーションで挑むのではないかと邪推してしまった。

 つまりあれだけ生命の実像を描いてきた宮崎アニメの現場に近いところにいながら、その核心部分に対して「冒涜」するような映像を見せるジブリ中心スタッフである川上量生プロデューサー見習いの所業。それを見た宮﨑駿の絶望感はいかばかりのものか。「毛虫のボロ」でCGに触れ、恐らくその理解の延長で川上AI CG提案を見たであろう宮崎。その時の気持ちから、新しい長篇を作らなくてはいけないのではないか、という想いがメラメラと燃えてきたのは想像に難くない。

7

 「生命への冒涜」に対して、最も宮崎が清濁併せ持つ「生命存在」を描き切った自作『風の谷のナウシカ』漫画版7巻を想起したのではないか、というのもあながち邪推と言い切れない、と『母をたずねて三千里』『未来少年コナン』からの、40年来の宮崎ファンである僕は直感的に思うのだ(^^)。

 もし長篇企画が本当にそれなら、これはとんでもない挑戦になりますね。世界でも稀代の、生命の本質に迫ったあの20世紀SFの最高傑作の一本『風の谷のナウシカ』漫画版7巻の映画化。

 そうか、場合によっては庵野秀明との共同監督の手もあるかも!(妄想ですがw)。
庵野があの『風の谷のナウシカ』漫画版7巻の映像化に熱心な気持ちを持っていることはいくつか語られている(主にジブリ鈴木敏夫Pとの対話とか)。

 もしそんな企画が現実になったら、宮﨑駿の漫画映画人生はまさに素晴らしい大団円となる気がする。『風立ちぬ』が戦時中の、宮崎の「白い服の少女」という創作のネガ→ポジ 根本モチーフに終幕をもたらしたものなら、この『風の谷のナウシカ』の新作は、宮崎生命観のクライマックスを描写するのに最もふさわしい。

 この妄想が妄想でなく実現することを、究極映像研は今後の宮崎新作の行方を見守っていきたいと思う(^^;)。

| | コメント (0)

2017.02.08

■感想 スコット・デリクソン監督『ドクター・ストレンジ』DOCTOR STRANGE


25 DOCTOR STRANGE Facts You Must Know - YouTube

 『ドクターストレンジ』IMAX 3D 字幕版を109シネマズ名古屋で観ました。

 最初にストレンジが見る時空のねじれシーンが凄かった。『2001年 宇宙の旅』リスペクトなシーンにかぶる眼や手が増殖した奇想映像がIMAXの大画面に立体映像として炸裂!ここと後半の香港の街の破壊の超絶映像だけでも観る価値がある映画かと思う。

 3D効果もなかなかのもので、かなり画面手前に飛び出るような演出もあり、立体映像ファンとしても満足。奥行きの彼方まで続く立体視空間、惜しむらくはそれぞれのシーンがすごいスピードで動いていくため、立体視でじっくりと画面全体を堪能できないところ。予告篇にもある、街が立体的に縦横高さ方向に積み木細工のようにうごめくシーン、ここはじっくりと隅から隅までその空間を堪能したいものです。

 そうした映像の出来に対して、残念ながら、物語はその奇想を支えきれず、映画全体としてはマーベルでは平均点くらいの作品だったかな、と。

 あとこの奇想映像技術があれば、神林長平『猶予の月』等現実改変奇想SFの映像化も可能ではないだろうか。
 そしてこの映画のレビューは、是非ともイアン・ワトスンにお願いしたいものです。

 最後に109シネマズ名古屋に苦言。今回、3Dはまたもや字幕版のみ。
 せっかくの大画面での3D効果が台無しなので、3D吹替え版での今後の上映を切に望みます。

◆関連リンク


Behind the Magic: Creating the Mirror Dimension in Doctor Strange - YouTube
 あのシーンのメイキング。

3D3D3D -ステレオ3D情報ブログ- : 「ドクター・ストレンジ」 3D初見レビュー
スコット・デリクソン監督(wiki)

| | コメント (0)

2017.02.06

■写真 「名古屋駅前 スパイラルタワー 他」@ 簡単パノラマVR写真 | Entapano VR

Entapano VR butfilp(究極映像研究所)

 VR写真を1ショットで撮れるカメラ Entapano 2 のモニタ品を株式会社インタニヤさんからお借りしたので、撮影したVR写真の第2回目のご紹介。
 上記リンクに僕が撮影したVR写真が掲載されています。
 アップデートしたのが、スパイラルタワー 他の名古屋駅前の光景。

魚眼レンズ一体型カメラ Entapano 2| Entaniya

"Entapano 2はシャッターボタン1つで水平視野250°の超広角な魚眼写真を撮影できるカメラです。 たった一枚の写真で目に入る全ての景色を写すことができます。

Entapano 2で撮影した写真は「Entapano VR」に登録すると グルグルと動かせる臨場感たっぷりのパノラマ写真として楽しめます。"

 この写真は、マウスで操作すると周辺画像が見渡すことができます。
 スマホでアクセスすれば、スマホを持つ角度を変えるだけであたかも周囲を見回している感覚で画像が動きます。

 今回は前回の水平方向にグルグル回せるパノラマ写真に加えて、上空を中心に光景を見渡せる画像も追加してみました。

◆関連リンク
簡単パノラマVR写真でPR | Entapano VR モニタ募集 200名までとのことです。まだ現時点では受け付けられていますので、興味ある方はリンク先で詳細確認を。
ENTANIYA コンパクトデジタルカメラ 超広角魚眼レンズ一体型カメラ Entapano 2(Amazon) こちらでカメラが発売されています。

・当ブログ前回記事 情報 簡単パノラマVR写真 | Entapano VR

| | コメント (0)

« 2017年1月29日 - 2017年2月4日 | トップページ | 2017年2月12日 - 2017年2月18日 »