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2018年8月

2018.08.31

■情報 ヤン・シュヴァンクマイエル監督が引退を表明

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 ヤン・シュヴァンクマイエルがついに引退を表明しました。本当に新作『蟲』が最後の作品になってしまうのでしょうか。まだまだ作って欲しいものです。

 チェコの映像配給等されているアットアームズさんのチェコチェコランド ブログにおいて詳細記事が発表されているので、ご紹介します。(右の引用画像は今回の引退表明の画像ではなく、最新作にして最後の作品になる『蟲』のポスターです)
 

" 世界のシュルレアリスト ヤン・シュヴァンクマイエルが 引退を表明しました。 新作の「蟲」が 完成したとは 聞きましたが、 それと ともに”引退表明”と ネットで見つけましたので、 私の代理人を通して 事実かどうか シュヴァンクマイエルに確認しましたら、 「It is true.」と 返信がございました。

 シュヴァンクマイエルも 来月 9月4日で 84歳になられます。 私は 10年以上のお付き合いがございますので、 彼の性格は 少しは理解しているつもりですが、 力が尽きるまで 創作をされる方だと勝手に 思っていましたが、 やり尽くしたのでしょうか。"

 アットアームズの チェコアニメ事業部の記事になります。この記事自体がどなたの執筆になるものか、忌明がないためよくはわかりませんが、文面からシュヴァンクマイエルの著作の翻訳、来日時の通訳等をされていたペトル・ホリーさんが関係されているように思われます。あくまでも推測ですので、間違っていたら申し訳ありません。

シュヴァンクマイエルさんという人… | チェコチェコランド

"(ヤン・シュヴァンクマイエルが)ミクロネシアのある国に招かれたことがあったそうです。

そこで初めてカヌーを経験されたそうです。楽しんで遊んでいたら、引き潮であっという間に沖に流され、島は見えなくなったそうです。

喉が渇き、どうしようもなく、”死”を意識したそうです。
しかし彼が感じたのは、”恐怖”ではなく、こう思われたそうです…。

「しまった!カメラを持ってくるべきだった!

人間の体が干からびて、ミイラになる過程が撮影できる絶好のチャンスなのに!大きなミステイクだ!

…でも、カメラが合っても誰が撮影するんだ?
…助手を連れてくるべきだったか?
…いや、こんな映像自分で撮影しなければ意味がないぞ!
…でも、さすがの私も自分がミイラになる過程を自分で撮影はできやしない!絶好の撮影素材なのに!」"

 そして引退に関係して、チェコチェコランドブログの執筆者の方が語られたシュヴァンクマイエルのエピソード。
 シュヴァンクマイエル自身が、カヌーで沖へ流された際に、人間がミイラ化する過程が撮影できる絶好のチャンスと考えた話。凄まじい映画魂。

◆関連リンク
シュヴァンクマイエル 当ブログ関連記事 Google 検索

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2018.08.29

■感想 セオドア・メルフィ監督『ドリーム』"Hidden Figures"


Hidden Figures | Teaser Trailer [HD] | 20th Century FOX - YouTube

 セオドア・メルフィ監督『ドリーム』"Hidden Figures" WOWOW録画初見。
 マーキュリー計画とその後のNASAのプロジェクトにおいて、黒人女性数学者,工学者の活躍を描いた実話ベースの物語。

 何度もグッとくるシーンがあって泣けます。いい映画です。数学弱いんで黒板に描かれる数式のエキサイティングなシーンは雰囲気で感じるしかないのだけれど(まあエンタテインメントとしてかなり簡略的に描かれているんでしょうが、、、)、良きアメリカンスピリットに溢れた感動作でした。

 「電子立国日本の自叙伝」(古い! w)みたいなNHK的描き方、もしくはさきほど感想を書いた是枝監督ドキュメント風フィクションの描き方、史実を描く手法として、このNASAの女性数学者テーマでそうした別の手法を想像すると、また幅広いドキュメンタリーの広がりがある素材だと感じる。

 果たしてこの映画の手法がベストかというと、擦れたSFファンとしては、もっと別の描き方もあったかも、とか無い物ねだりをしてしまうのだけれど、この映画は広い人々に受けるエンタテイメントとしてはベスト級の映画になっているのでしょう。

 しまった、前の記事で書いた『3度目の殺人』と同じ日に観るんじゃなかった、、、(^^;)。

ドリーム (2016年の映画) - Wikipedia

"史実との相違点 本作は1961年のNASAを舞台にした作品であり、当時のNASAに白人用の設備と黒人用の設備が存在したかのように描かれている。しかし、1958年にアメリカ航空諮問委員会(NACA)がアメリカ航空宇宙局に改組された際、そうした差別的な設備は取り払われた。

また、劇中のドロシー・ヴォーンは昇進願いを却下されているが、実際のヴォーンは1949年の段階でスーパーヴァイザーに昇進している[19]。 劇中でメアリー・ジャクソンは工学の学位を得ようと奮闘する女性として描かれているが、実際のジャクソンは1958年の段階で工学の学位を修得し、エンジニアの職を得ている[20]。

また、劇中でキャサリン・ジョンソンは1961年にNASAに配属されたことになっているが、実際のジャクソンは1953年の段階でNASAの前身であるNACAに配属されている[21]。 劇中では、アル・ハリソンがSTGの責任者であったとされているが、実際のSTGの責任者はロバート・R・ギルラス(英語版)であった。これは複雑な人間関係を分かりやすくするための処置であった。ヴィヴィアン・ミッチェルとポール・スタフォードは実在の人物ではなく、当時のスタッフの行動及び価値観を分かりやすい形で反映したキャラクターとなっている。

なお、カール・ジーリンスキーはメアリー・ジャクソンのメンターであったカジミェシュ・クザルネッキをモデルにした人物である[22]。 ジョン・ハーシェル・グレンがジョンソンにIBMの計算が正しいかどうか確かめて欲しいと依頼するシーンがあるが、現実のジョンソンはそのシーンの数日前から検算に取り組んでいた。 "

 wiki pedia見ると、史実から大分と脚色してしまっているのですね。エンタメとしては致し方ないか。

 

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2018.08.27

■感想 是枝裕和監督『3度目の殺人』


映画『三度目の殺人』予告編 - YouTube

"第66回カンヌ国際映画祭審査員賞受賞作『そして父になる』の福山雅治と是枝裕和監督が再び組んだ法廷サスペンス。死刑が確実視されている殺人犯の弁護を引き受けた弁護士が、犯人と交流するうちに動機に疑念を抱くようになり、真実を知ろうとするさまを描く。弁護士や検事への取材に加え、作品の設定通りに実施した模擬裁判で出てきたリアルな反応や言動などを脚本に反映。福山ふんする主人公が弁護を担当する殺人犯を、役所広司が演じる。 公式サイト:http://gaga.ne.jp/sandome/ "

 是枝裕和監督『3度目の殺人』WOWOW録画初見。
 是枝監督タッチで撮られた黒沢清作品的な映画w。といったら「違う!」と言われそうだけれど、役所広司の役がそんなイメージをもたらしたのかもしれない。

 その役所広司が素晴らしい。
 特に接見室のシーン、この多重性。福山雅治演じる重盛が次第に役所に引き込まれていくシーンが凄い。その重盛に「俺たちは象のどこを触っているのだろう」というセリフがあるのだけれど、まさに我々観客(群盲)もなでているその巨大な象の姿が見えない。

 ミステリが描き続けている「真相」を霧散させてしまうラスト。まさにアンチミステリの秀作と言える。そして日本の司法の阿吽の呼吸の描き方、アンチミステリはこの現代日本の法廷に横溢しているのだろうか。

是枝監督のインタビュー(セッション22 Podcast)
 阿吽の裁判舞台裏の会話は本職弁護士がまず台本を書き、撮影も立ち会ってリアルを追求したとか、興味深い。
 このリアルは、裁判にかけられることは絶対に止めようと誓う位の抑止力を持った恐怖(^^)。

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2018.08.22

■感想 ドゥニ・ヴィルヌーヴの長編第2作『渦』Maelstrom 2000


Maelstrom 2000 trailer - YouTube.

 ドゥニ・ヴィルヌーヴの長編第2作『渦』WOWOW初見。
 なんの予備知識もなく観始めたのですが、なかなか重厚な傑作。
 冒頭のまるでアレクセイ・ゲルマン『神々のたそがれ』のような陰鬱な映像、沼地の木造建築の中で奇怪な魚をさばく男。そして映画はパリの街のひとりの20代の娘について、その魚が語り出すところから始まる。

 その主人公マリ=ジョゼ・クローズ、その影のある姿は、どこかナオミ・ワッツに似ているというか『マルホランド・ドライブ』後半のあばずれ状態のワッツに酷似して眼の周りの隈がその陰鬱な状況を顕現。そして主人公の堕胎した胎児はまるで『イレイザーヘッド』の悪夢の再現。
 物語にここかしこで登場する魚の姿。
 魚と水が画面のトーンを昏く煌めかせ、ある男の事故死とその息子と主人公の恋。そうです、この映画は実は恋愛映画だったのです。二人の運命の奇想は、クライマックスでの恋愛感情の高まりをそのまま盛り上げて終わるのだけれど、その未来に横たわる気味悪い魚の姿。
 これだけ陰鬱な恋愛映画はそうそう出会えません。
 クローネンバーグを継ぐようなスタイルでこの長篇を撮ったカナダの秀英監督、やはりただ者ではありません。
 今回WOWOWで初期代表作を放映したので、録画したそれら作品を紐解くのが楽しみでなりません。

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2018.08.20

■感想 細田守監督『未来のミライ』


「未来のミライ」予告3 - YouTube

監督メッセージ |「未来のミライ」公式サイト

"子供と、その親の子供時代は、時代こそ違えども、
じつはきれいな相似形を成していることに気づく。
  あれだけ反発した親と全く同じ言葉を、
親になった自分が子どもに言ってしまっていることにハッとなる。
  果てしない子育ての苦労は、実のところ、
自らの子供時代の視点を変えた生き直しなのかもしれない。"

 細田守監督『未来のミライ』@各務原イオンにて観てきた。

 僕には、残念ながら細田作品としてはつまらない部類の作品でした。丁寧な描写、コメディシーン、幻想的シーン等々、確かに見せるシーンは多々あるのだけれど、とても眠い出来。

 要するに、細田監督の子育ての記憶のディテイルを映画として定着させたいの? って思ってしまうようなモチーフがプンプン。うちも子供二人、映画の家族と同じ位の歳の差だったので、いろいろと想い出す諸処の描写は懐かしい。でもなぁ〜。かつての細田作品のエンタテインメントとしての映画の結構がないのが残念でならない。





★★★★以下ネタバレ注意★★★★





 映画冒頭で2回、この家族の住む港に近い街が俯瞰で映る。このシーンで家と海との距離に不穏さを感じたのは僕だけだろうか。

 主人公くんちゃんが前半でトリップする街に薄く溢れている水。ここで僕はもしかしてこの映画の舞台はクライマックスで津波か何かで水に沈む街なのか?と感じてしまった。

 後半駅のシーンで、海抜3mとかの看板が描かれていたり、そうしたほのめかすようなディテイルもそんな気持ちをフックする。

 なんでもない日常、過去から未来への連綿と繋がる人と人の連鎖。それらのかけがえのなさを描いている映画は、幻想シーンで色々な不穏なイメージが描かれることで、そうしたカタストロフを迎えるのか、と思ったのは僕だけの誤解だったのか。

 もちろんそのまま描けば、映画の骨格は、あまりに安直な構成と感じられるだろう(震災後映画とも呼ばれるアレやコレにあまりに似てしまう)。もしかしてそれを醸し出しつつ、最後でそこにまとめるのを避けたのか?? と考えるとクライマックスのカタルシスのなさは合点が行くが、、、、。

 『未来のミライ』と津波のキーワードで検索しても、そうした邪推に触れている感想はひとつも見つからない。なので、たぶん僕だけの妄想だったのでしょう。もしそんなラストを臆面もなくやっていたら、どういうイメージの映画になっていたか、想像してしまうのでした。

 以上から、これはもしかしたら、ひとつの震災後映画なのかもしれない。

 なんでもない日常、過去から未来への連綿と繋がる人と人の連鎖を断ち切る、関東圏、横浜での震災の予感を描いているのかも。ということは、ミライの未来は実は来ないのかもしれない。時空が交差するシーンは、そうした災害により失われてしまった過去と未来の走馬灯なのかもしれない。

 と考えると、細田監督があえて、私小説的にディテイルを描いたのもある程度納得できる気がしてきました。

 とはいえ、僕はこの映画、あまり「好きくない」ですが、、、(^^;)。

◆関連リンク
細田守 関連記事 当ブログGoogle 検索

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2018.08.15

■感想 ベリンダ・サリン監督『DARK STAR/H・R・ギーガーの世界』


『DARK STAR/H・R・ギーガーの世界』予告編 - YouTube

映画『H・R・ギーガーの世界』オフィシャルサイト

"H・R・ギーガーは、チューリヒの中心部で、自給自足同然のパラレルワールドに住んでいた。それは「ダーク・スター」であるH・R・ギーガーを中心に据えた、別の宇宙であり、他のすべてのものは彼の周りを回っていた。時間からもぎとられ、閉ざされたシャッターの向こう側にあるこの宇宙では、昼と夜が溶け合っている。彼の王国について知る者は家族と親しい友人たち、数名のアシスタントのみである。彼はその世界を、愛するゆえに創ったのではない。人懐っこく控えめでユーモラスな男が恐怖心をコントロールするためにはそうするしかなかったのだ。だから彼は我々の悪夢を図面化し、我々の潜在意識の地図を描き、我々の初源的恐怖の鋳型を作った。"

 ベリンダ・サリン監督『ダークスター H・R・ギーガーの世界』WOWOW録画 初見。スイスのギーガーの自宅を主要撮影場所にして、晩年のギーガーの創作風景と私生活を描いたドキュメンタリー。

 特にギーガーの自宅の庭と室内、そこに置かれた作品群によって独特の「美的感覚」にあふれた情景が素晴らしい。これはギーガーのある意味、脳内世界の顕現だろう。

 特に子供の頃に衝撃を受けたという「幽霊列車」を、胎内道を見立てて描き出したオブジェ群。走る列車に嬉々として子供のような表情で乗っているギーガー。
 創作風景としても鉛筆でのスケッチ、エアブラシで実際のギーガーの手元からあの絵画が生み出される瞬間が記録されている。

 幼少期の姉とミイラを見に行った時の衝撃的な体験、3人のパートナー、特に自殺してしまった初めての妻リーとのエピソード、『エイリアン』撮影時ギーガー自身が自らの手でセットを作っているメイキング映像、晩年に自費を投入して作ったギーガーズバーとギーガー美術館の計画風景等々が生々しくギーガーの人とその脳内風景を描き出している貴重なドキュメンタリー。ファン必見です。

 映画の中で、「自分の中にある不安を絵や造形として表現することで、ギーガーは安心感を得ていたのではないか」というコメントがある。この言葉はすんなりと自分の中に入ってくることはなかった。このあたりのギーガー本人の言葉を映画の中で聴いてみたかったと思う。"Dark Star"ギーガーの闇の光のコアは、たぶん彼の死と共にこの世界から失われたのだと思う。

◆関連リンク
『DARK STAR H・R・ギーガーの世界』(ブルーレイ)
McFarlane Toys『H.R. Giger: LI II Limited Edition Sculpture』
 初めての妻リーをモデルにした絵「LI II」のフィギャア。これ、ほしいですね。
『マケット エイリアン スペースジョッキー』
 映画には、このスペースジョッキーを制作するギーガーの姿も動画で収められています。

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2018.08.13

■感想(ネタバレなし) 上田慎一郎監督『カメラを止めるな!』One Cut of the Dead @ Zombie Channel

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映画『カメラを止めるな!』公式サイト

 上田慎一郎監督『カメラを止めるな!』を本映画上映の後進県 岐阜(モレラ岐阜一館のみの公開)wで観てきた。

 噂に違わぬ面白さ。劇場での周りの観客の盛り上がりも上々。またパンフレットも『ミッションインポッシブル フォールアウト』『ジュラシックワールド』『インクレディブルファミリー』『仮面ライダービルド』を抑えて、第1位の売り上げ! (以下写真 参照)

 "感染"しファンとなった皆さんも書いてますが、映画好きなら、前情報を入れずに(予告篇も絶対観ないで)、今すぐお近くの劇場へ。面白さは保証(^^)。

 うちは帰省した娘と家内の3人で行ったが、全員大絶賛。まさか自主映画を家族と観に行って全員で盛り上がれる日が来ようとは!

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 一昨年観た岩切一空監督『花に嵐』は自主映画として素晴らしいエンタテインメントになっていて、劇場公開できるレベルと思ったが、エンタテインメントとして観ると今回の上田慎一郎監督作は、まさにブロックバスターで劇場公開してハリウッドエンタメ大作と堂々面白さを競える出来。

 『ハンソロ』の1秒分にも満たない制作費300万円と関係者の知恵で築きあげた映画史に残る傑作。
★★★★★★ネタバレ感想は、後日、掲載します。まだ情報はシャットアウトされるのが望ましいのでw★★★★★★

◆関連リンク
上田慎一郎監督 twitter

"明日7/23(月)アフター6ジャンクションに出演して「カメラを止めるな!」について宇多丸さんと話します。僕にとってはアカデミー賞の壇上と同等かそれ以上の舞台です。舞いあがって30秒に1回は噛むと思われますが暖かく見守ってください。 "

話題沸騰の映画「カメラを止めるな!」上田監督が多大な影響を受けたのは宇多丸ラジオだった.

"そんな上田監督、宇多丸さんと会うのをとても緊張していて…その理由を聞いて超納得!そして恐縮!"

 リンク先にTBSラジオ「アフター6ジャンクション」でのライムスター宇多丸氏と上田監督の対談録音版が掲載されている。ここで上田監督が「自分は高卒で映画について特に学校で学んでいない。TBSラジオ「ウィークエンドシャッフル タマフル」「アフター6ジャンクション」での宇多丸さんの映画評でいっぱい映画について学んだ。まさに宇多丸さんは映画の師匠」と語っている。
 タマフルファンとして、なんだかワイワイ映画を語ってきた仲間のような気がして、この対談はとても嬉しい(^^)。 

カメラを止めるな!NHKニュース - YouTube
 【リンク先動画 鑑賞後の視聴推奨!】 NHKの『カメラを止めるな!』上田慎一郎監督インタビュー。 「映画の力、凄いです」に涙w。伏線を見事に回収するエンタメの力ですね。 そしてこの動画自体が「カメラを止めるな!」になる、正に「感染」としか言えない現象!(^^)
『ブルーサーマルVRーはじまりの空ー』 | 2018年7月5日 全国公開
 視聴可能店舗一覧 - list.pdf


『ブルーサーマルVR ーはじまりの空ー』 予告編 /SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018 VR上映作品 - YouTube.

" 大学の航空部を舞台に、少年少女の青春群像を描いた人気漫画「ブルーサーマル -青凪大学体育会航空部-」を話題の新鋭監督がVRで実写化!今年開催されたカンヌ映画祭のマーケット内VRシアターでも注目された作品です。

 体育会航空部を舞台に、少年少女たちの青春群像を描いた人気漫画「ブルーサーマル-青凪大学体育会航空部-」をオリジナルストーリーで実写VR映像化。エンジンもプロペラもなく、風と翼のみで空を飛ぶ“グライダー”に青春のすべてを捧げる若者たちを描く。監督は『カメラを止めるな!』で世界から注目を集めている上田慎一郎。彩の国ビジュアルプラザのVRコンテンツ人材育成プログラムを受け、初めてのVRの演出に挑んで制作した。"

 『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督の最新作はVR映画! 既に全国のVRシアターで公開されてる様です。観たい!

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2018.08.08

■感想 クリストファー・マッカリー監督『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』"Mission: Impossible – Fallout"


(1) Mission: Impossible - Fallout (2018) - Helicopter Stunt Behind The Scenes - Paramount Pictures - YouTube

 クリストファー・マッカリー監督『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』@ミッドランドスクエアシネマ2にて、初ドルビーアトモスで観てきた。

 アクション堪能。プラス幾つか仕掛けられたどんでん返しに拍手。なかなか楽しめました。

 最初噂としては、世界のアクション映画の新しい地平を切り開いた、等の絶賛が聞こえてきていたため、もしかして『マッドマックス 怒りのデスロード』を超えてる? なーんて凄い想像をしていたのだけれど、そこには到底及ばず。

 物語もなかなかトリッキーに凝っているけれど、少しアクション優先で、物語とアクションが有機的に映画を高めていた『マッドマックス 怒りのデスロード』には遠く及ばないし、注目ポイントのアクションシーンもキレは凄いけれど、どこかで観たようなと言えば観たことある感じだし、、、。 トム・クルーズ自身がスタントなしに演じている、というのは映画本来の評価と別の問題じゃないかと思えるんだけど、、、。あれだけやれるのは確かに凄いが、それよりも映画としてのフィルムに焼き付けられたその世界が本来の評価対象でしょう。

 どちらかというと僕はストーリーのトリッキーさの方が面白かったかな、という感じです。

 とはいえ、この迫力は一見の価値は有です。
 あ、初めてのドルビーアトモスは思ったほどではなかったです。これなら109シネマズ名古屋のIMAXの方がよいかなw。

◆関連リンク
COMMENT|映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』公式サイト.

"スケールが大きく息つく間もないノンストップアクションに脈が速まる 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の容赦ないスピード感と『ダークナイト』の一発触発の緊張感とIMAXによるスケールの大きさを持ち合わせた作品だ 面白くて、革新的、そして混じりけなしの素晴らしいアクションシリーズ -FORBES, Scott Mendelson"

 Scott Mendelson、FORBESの記者のようだけれど、うーん、この評価は過大では??

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2018.08.06

■支援のお願い 自宅が火事で全焼 原將人監督への支援の呼びかけ

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【News】自宅が火災! 原將人監督への支援の呼びかけ | neoneo web

"去る2018年7月28日の16時半ごろ、京都市上京区在住の原將人監督の自宅が火事になり、全焼しました。火元のないところから出火したので、建物の老朽化による漏電が原因と見られています。

原監督は『初国知所之天皇』『20世紀ノスタルジア』などの映画作品で知られています。
この火事によって家族5人は全員無事でしたが、監督は新作映画のデータが入ったハードディスクを取りにもどり、顔や腕にヤケドを負って入院しました。(略)

わたしたち「支援する会」は、一日でも早く原監督のご一家が日常生活を取りもどすために、そして原監督の映画フィルムを収集・修復・管理するために、有志のみなさまからカンパ(支援金)を募ります。 カンパはいくらでも構いません(振込手数料は支援者が負担になります)。下記の郵便局、銀行、信用金庫のいずれかの口座にお振込いただきますようお願い致します。

ゆうちょ銀行 店名四四八 店番 448 普通預金
記号14460 番号43146771
MOVIE STARS PROJECT合資会社

みずほ銀行 京都中央支店(店番473)
普通 1390558 原將人

京都信用金庫 九条支店(店番013)
普通 0946874 原正孝
(略)"

 傑作『20世紀ノスタルジア』を撮られた原將人監督が火事あわれ、さらに火傷を負われたそうです。微力ですが、記事をシェアし、御支援したいと思います。僅かですが振込させて頂きました。ぜひ、ファンの皆様、上記記事を拡散お願い致します。

 僕は『20世紀ノスタルジア』に深い感銘を受けて(今でも折に触れ再見しています)、その後、氏の作品をDVDで御本人が運営されるサイトから購入させて頂き、みずみずしい作品群を楽しませて頂いているので、少しでもお役に立てればと考えています。次の作品『双子の星』、早く観たいものです。

◆関連リンク
Welcome to HARA MASATO Official Site
21世紀を音楽の世紀に! 『20世紀ノスタルジア』の原 將人監督の最新作「双子の星」始動! - クラウドファンディングのMotionGallery
 既にクラウドファンディングは受付終了されています。

原將人監督作品 当ブログ感想  Google 検索

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2018.08.01

■情報 フィリップ・K・ディック「偉大なる神(The Great C)」VR

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ディックSF短編「偉大なる神」がVR映画化。ベネチア国際映画祭に出品へ - Engadget 日本版.

"フィリップ・K・ディックのSF「偉大なる神(The Great C)」をVR化した映像作品がベネチア国際映画祭に出品されます。制作はエミー賞獲得経験もあるコンテンツスタジオのSecret Locationで、Oculus Rift、HTC Vive、PS VRでも視聴できるようになるとのこと。"

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Philip K. Dick's short story 'The Great C' will become a VR experience | VentureBeat(元記事)
フィリップ・K・ディックの短編「The Great C」がVR体験になる Google 翻訳

"「 The Great C」では、シークレット・ロケーションが、編集、構成、ストーリー構造などの映画技術を活用し、新しいメディアに適応させることで映画体験の境界を押し進め、VRの内面的な雰囲気を作り出したいと考えています。 この映画の言葉は、リアルタイムで部屋の文字や環境と融合され、観客をVRのためにカスタマイズされたストーリースタイルで表現します。"

 ディックの「偉大なる神」は、『フィリップ・K・ディック短篇集〈2〉ウォー・ゲーム 』に掲載され訳出された作品。かつて読んだはずなのだが、何しろ出版されたのが1992年とのことで、読んだ記憶は既に微かなものにw。

 映画的なVR:ヴァーチャルリアリティになるということで、たぶん動画的に物語が進行し、それを360度立体視映像として観られるようなものなのではないだろうか。

 そしてベネチア映画祭への出品とのことで期待が高まります。以下のリンクにあるように、ベネチアではVR部門が2017年から開設。今年は「Best of VR」に「攻殻機動隊」と「結婚指輪物語」が選出されているということである。

◆関連リンク
・制作したカナダトロントのスタジオ Secret Location | A content studio for emerging platforms, based in Toronto and Los Angeles (公式)
ヴェネツィア国際映画祭にVR部門開設 中国のVR映画もノミネート | Mogura VR - 国内外のVR/AR/MR最新情報.

"今年(2017年)で74回目を迎え、イタリアの現地時間8月30日から9月9日まで開かれます。今年からコンペ部門にバーチャル・リアリティ部門(Venice VR Competition)が新設されます。世界中の優れたVR映画が入賞対象となります。"

ヴェネツィア国際映画祭「Best of VR」に日本の「攻殻機動隊」と「結婚指輪物語」が選出 | Mogura VR - 国内外のVR/AR/MR最新情報.

"8月末からイタリアのリドで開催される第75回ヴェネツィア国際映画祭において、日本から2作品が「Best of VR」に選出されました。選出されたのは株式会社プロダクション・アイジー(プロダクションI.G.)の「攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver」、及びスクウェア・エニックスの手掛ける「結婚指輪物語VR」です。"

フィリップ・K. ディック, Philip K. Dick, 仁賀 克雄『フィリップ・K・ディック短篇集〈2〉ウォー・ゲーム 』(Kindle版)

フィリップ・K. ディック, Philip K. Dick, 仁賀 克雄『フィリップ・K・ディック短篇集〈2〉ウォー・ゲーム 』(1992 ちくま文庫)

"子供たちの玩具に隠された秘密を見つけだせ。地球輸入基準局はやっきになった他の星から送られてくる輸入玩具をチェックする。“ウォー・ゲーム”と名付けられたゲームに隠されている謎とは―?彼らは地球を守ることができるのか?―表題作他、本邦初訳を含む初期短篇9篇収録。"

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