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2018年1月28日 - 2018年2月3日

2018.01.31

■感想 ギレルモ・デル・トロ監督『クリムゾン・ピーク:Crimson Peak』


映画『クリムゾン・ピーク』予告編 90秒 - YouTube.

クリムゾン・ピーク - Wikipedia.

"デル・トロは本作を「古典的である一方、現代的でもある」と説明し[3]、ロバート・ワイズの『たたり』、ジャック・クレイトンの『回転』を理想に、彼が鑑賞して育った『オーメン』『エクソシスト』『シャイニング』の伝統を取り入れた作品を目指した。"

 ギレルモ・デル・トロ監督『クリムゾン・ピーク』(深紅に染まる山頂)HD録画 初見。

 素晴らしいゴシック・ロマンの世界。同監督の他の作品同様、美術とそれによる画面造形の雰囲気がとてもいい。

 前半のニューヨーク州バッファローの20世紀初頭、そしてイギリスの赤い粘土の上で朽ち果てつつある城。ぞくぞくするゴーストストーリーの舞台である。

 そしてゴースト描写は、ロバート・ワイズ『たたり』ジャック・クレイトン『回転』を理想とした、とのことだけれど、現代の撮影技術と合わせて、新しいシャープでリアルフォトな幽霊像を生成。惜しいのはその後、日本で黒沢清他によって進化した、そこに存在する幽玄な感覚が、効果音等で継承できていないこと。彼我の感覚の違いと言えばそれまでだけれど、あのゴシックな空間で静かな諦観のある幽霊が存在していたら、もっと画面の雰囲気が上がっただろうと思うと残念だった。

 あと蛇足だけれど、クリムゾン・ピーク(深紅に染まる山頂)のアイデア、『スターウォーズ 最後のジェダイ』の雪のシーンで見事に継承されていますね。しかもギレルモ・デル・トロが中途半端であったところを鮮烈な映像でパワーアップしていると思う。

◆関連リンク
ギレルモ・デル・トロ作品 当ブログ記事 Google 検索

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2018.01.29

■感想 展覧会 「やきものの現在 牛田コレクションを中心に 2018年冬季」@多治見市文化工房 ギャラリーヴォイス:gallery VOICE

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gallery VOICE 最新イベント情報

"■展覧会 「やきものの現在 牛田コレクションを中心に 2018年冬季」
2018.1/21 - 3/11(休廊日:水曜日)
「牛田コレクション」は共栄電気炉製作所の文化事業とし て、地元作家を中心に買上げ保存を行っていく事業です。」
[出品作家] (リンク先は各作家作品のGoogle画像検索)
猪倉髙志  (Ikura Takashi)
大森健司  (Omori Kenji)
加藤委   (Kato Tsubusa)
黒川徹   (Kurokawa Toru)
田中知美  (Tanaka Tomomi)
長岡千陽  (Nagaoka Chiyo)
中島克子  (Nakashima Katsuko)
中島晴美  (Nakashima Harumi)
玄尚哲   (Hyun Sang Chul) "

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 やきものも現在を思考すると、奇想に接近しているようです。
 近いので何回か御邪魔している多治見市のギャラリーヴォイス、不思議な造形が心地よい展覧会です。
 特に冒頭の長岡千陽さんの作品、楕円の球を幾つか融合して、その上部を大きく曲線で開口させた造形が素晴らしかった。

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 球体の造形はこちらでも展示されている中島晴美さんの作品(上の右画像)は何度も見ているが、この長岡千陽さんの作品は同じ球体でもカラフルな色彩と開口部の造形でさらに形態を進めたようなものに見えて、じっくりと引き込まれる造形である。

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 他の方々の作品も、上記作家名リンク先をクリックするといろいろ見られるので、興味を持たれた方は是非どうぞ。

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