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2018年12月16日 - 2018年12月22日

2018.12.19

■感想 トラヴィス・ナイト監督『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』Kubo and the Two Strings


Kubo and the Two Strings 'Creatures of Darkness' Featurette (2016) - YouTube

 トラヴィス・ナイト監督『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』WOWOW録画初見。
 素晴らしいパペットアニメーションでした。

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 特にメイキング動画にある骸骨のパペット。4m超えの巨大なパペットを使ったそうだけれど、この迫力は凄い。劇中にも、歌川国芳「相馬の古内裏」が出てくるように、まさに浮世絵を立体的に再現しようとしたような描写。そしてさらにはヱヴァンゲリヲンや宮崎駿 巨神兵へのリスペクト。髑髏が赤いのは、巨神兵もしくは暴走2号機オマージュでしょうかw。

 単なる日本趣味の美術だけでなく、神社の森に顕著なように、そこに生える草木まで日本の自然を活かそうとした画面が素晴らしい。
 3Dで劇場へ観に行かなかったことを悔やむ素晴らしい立体感を2Dでも感じる映像。3Dブルーレイ、絶対買わないとね。

◆関連リンク
『 KUBO/クボ 二本の弦の秘密 3D&2D Blu-rayプレミアム・エディション(2枚組)』

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2018.12.17

■感想 バンダイナムコ VR ZONE「シン・ゴジラVR」


VR ZONE SHINJUKU/『ゴジラ VR』 - YouTube
ゴジラVR - VR ZONE SHINJUKU(公式HP)

ASCII.jp:デカイ! 怖い! リアル! シン・ゴジラの世界が目の前に「ゴジラVR」.

" 「ゴジラVR」が、11月3日から全国のVR ZONEで楽しめる。
 稼働店舗は、VR ZONE SHINJUKU (東京都) 、VR ZONE OSAKA(大阪府) 、namcoイオンモール各務原店(岐阜県)、namcoイオンモールKYOTO店(京都府)、namcoイオンモール大日店(大阪府)。"

 各務原イオンで『シン・ゴジラ VR』を体感してきた。

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 以前試したPS VRの「『シン・ゴジラ』スペシャルデモコンテンツ for PlayStation®VR」(右引用画像)と比べると、画像の解像度が高くなっていて、より映画のCGに近づいている。ただしとは言っても、映画のフォトリアルと比べると一昔前のCG、ゲーム画面のCGに近い(特に街並みとか)ため、さすがに映画の世界に入り込んだような臨場感までは持たせられていない。

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 全体の構成は、PS VRが東京駅近く丸の内からゴジラの進撃を眺めているだけだったのに対し、今回は自衛隊の戦闘ヘリの操縦席に自分が乗って、シンゴジラの近くまで寄っていくので、ずっとこちらの方が迫力あって見ものになっている。加えて戦闘ヘリの動きに合わせてシートも動くため臨場感もそこそこ出ている。ヘリでゴジラの近くまで寄って、特にその足元から上を見上げるシーンは、その巨大感はなかなかのもの。

 ただしヘリの操縦は、シートに操縦桿はあっても自分では操縦できなくてただ動画のように自分の視点が動いていくだけなので、そこは残念。操縦桿で貫通弾と血液凝固弾は打てるが、それも擬似的なのが惜しい。

 ヘリを自分で操縦し、自分の機だけ、自分の攻撃だけで倒すところまでやれたらもっと臨場感があってすごいかもしれない。

 7-8分 1000円は映画と比べると、ちょっと高いので、15分くらいで自由に動けてそこまでやれたらいいのかも。

 PS VRに比べると、ゴジラを追撃していくため、巨大な尻尾の下をくぐったり、眼の前に巨大な口が開いたり、背びれからの光線が眼の前を切り裂いたり、そうした迫力も相当のレベルなので、操作性が加わるとさらに凄いはずで残念なところ。(とは言え、そうすると全シーンリアルタイム計算が必要なのでここまでの画像クオリティは確保できないだろうから、どちらを取るかですね)

 今回のシステムは、HTCのVIVEを使用したシステム。

 ゴジラの紫の光線の迫力がとにかく素晴らしかったということで、『シン・ゴジラ』ファンにはお薦めです。

 それにしても各務原イオンのVR ZONEは、空いていた。
 週末で広大な駐車場の空きがないような店内の混雑状況にもかかわらず、VR ZONEにはまるで人がいなくて、貸切状態。やはりVRはまだまだ一般的なものではないようだ。こうした施設の存続がいつまで続くか不安になる。いずれ家庭に高解像度のものが入って行って、テレビに置き換わるような存在にならないとポピュラルなものにはなっていかないのかもしれない。立体映像ファンとしては、3Dテレビに続き、VRもそれと同じような末路を辿り、家電店からもゲームセンターからもなくなることがないように祈るばかりである。

◆関連リンク
・内閣総辞職ビームに震える、VR ZONE OSAKA「ゴジラVR」体験レポ | Mogura VR - 国内外のVR/AR/MR最新情報.

"「ゴジラVR」は発射許可まで待機する演出のため、「自分から何か行動する」よりも「眺めている」時間が長い印象はあります。体験時間は心なしか短く感じるかもしれません。ただ、「ゴジラVR」はたくさん体験者に操作させるぞ! というアクティビティを作るなら当然考えるであろう選択をせず、「シン・ゴジラの世界はこうでなくては!」とあえて操作をさせない大胆な演出を選んでいるんですよ。私はこの選択を評価したい! ゴジラという脅威に、一兵卒として立ち向かう。まさしく思い描いた夢そのままの体験が待っています。"

 たしかに演出意図としてはそうした映画での効果を狙ったものかもしれないが、アトラクションの短い時間の中では、上述したように、シートの動きと客のアクションを最大に活かす、インタラクティブなものを狙ったほうがよかったと思うのである。

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