映画・テレビ

2019.02.20

■情報2 デイヴィッド・リンチ監督 構想作品『ロニー・ロケット』関連 David Lynch "Ronnie Rocket"


Ronnie Rocket de David Lynch / générique de Pierre Albanèse, Hanne Son et Maud Zaba - YouTube
 デイヴィッド・リンチ監督の映画かされていない構想作品『ロニー・ロケット』に関して、以下の情報が日本語で出たので、ご紹介します。
 その前に、上のリンク先動画は、ファンメイドのOPフィルムです。なかなかいい感じです。

スター・ウォーズを断ってもデヴィッド・リンチが作りたかった映画:幻に終わった傑作映画たち - シネマトゥデイ

“ 脚本の出だしはこうだ——。
 「暗闇……巨大なステージがフェイドインし……とてつもなく大きな黒い幕が引かれている。と、やおら幕が開く。ステージ全体に60メートルの火柱が立ちのぼっている。炎の中で、何千もの魂が音もなく叫び……聞こえるのは炎の咆哮(ほうこう)のみ。(中略)

 映画の舞台は、暗く抑圧的な工業都市で、工場から煙がモクモクあがり、電気に満ちた空気に低音のハム音がブーンと鳴る。探偵が路線の終点であるこの町にやってくる。立ち入り禁止になっている町の中心部に関わるあいまいな事件に巻き込まれる探偵。彼は一本足で立つ能力を持ち、出会う人々から一種の天才扱いされる。町の深部へ旅するうち、探偵は美しく純粋なダイアナと恋に落ち、不吉な“ドーナッツ男”と悪い電気に殺されないためには苦痛を感じ続けなければいけないと学ぶ。(中略)

 一方、妄想に取りつかれた二人の科学者ダンとボブは、妻であり母でもある存在のデボラの後押しで、異形のロナルド・デ・アルテを実験にかけ、「標準的なハンサム」に作り替えようとする。だが、ハンサムにする代わり、彼らはロナルドに電流変換器を取りつけ、その結果、15分ごとにコンセントにプラグを差し込まなければ電力を失うようになる。(中略)

 ストーリーは『フランケンシュタイン』(1931)、ロックンロールの寓話(ぐうわ)、昔ながらの善対悪の物語が少しずつ混ざる。奇妙な出来事(靴ひもが悪人の破滅を証明する。女性たちが探偵に裸身をさらす。円に関する意味不明な仮説、閉回路、宇宙)と、リンチ的なモチーフ(ミステリー、官能、愛、暴力、抑圧的な産業、ポンパドゥール、シュールなミュージカル・パフォーマンス)の詰め合わせだ。探偵とテリーが交わす哲学的な掛け合いのような軽妙な瞬間と、発作で倒れたり、生き続けるために自分を刺して流血する人々といった、極端な暗さの間で、大きな振り幅を見せる。大衆受けするにはあまりに変わっていて、ファンにはリンチワールド全開の天国だが、それ以外の者には訳がわからない。(中略)

 脚本には、巨大な建築物と、クローンたちの音楽堂や、地獄に落ちた燃える魂のステージが織りなすサイケデリックなクライマックスが登場する。「あの世界に行って、しばらくの間暮らす時間が欲しいが、それには金がかかる。『ロニー・ロケット』では、通常のような11週間のスケジュールでの撮影はしたくない。少人数のクルーと一緒に、セットを建ててしばらくそこに住みたいんだ」とリンチは語っている。”

 デヴィッド・リンチの幻の映画『ロニー・ロケット』の紹介記事です。

 『ツイン・ピークス』の小人役 マイケル・J・アンダーソンが主役、イザベラ・ロッセリーニ、デニス・ホッパー、ディーン・ストックウェルが出演者リストに挙げらていたとか。こんなに観たい映画は他にはありません(^^)。

 他のリンチ作品を連想させる言葉が並んでいる。
 リンチの潜在意識の顕在化、って感じで、どの作品とも通底しているのでしょう。

 それにしてもたのリンチ作品に、この映画のそのままの具像的な要素は、まだ使われていないので、リンチは映画化を捨てていないのかもしれない。是非、実現してほしいものです。

◆関連リンク
Ronnie Rocket Screenplay
 ネットで公開されている『ロニー・ロケット』シナリオ。
Google 翻訳 そのシナリオの機械翻訳。

・当ブログ記事
 ■情報 デイヴィッド・リンチ監督 構想作品『ロニー・ロケット』関連 David Lynch "Ronnie Rocket"
 以前にも記事にしています。その他のネット関連情報は、リンク先記事をご覧ください。

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2019.02.18

■感想 イ・チャンドン監督『バーニング』NHK放映版

 イ・チャンドン監督『バーニング』NHK放映版、録画初見。
 実は初イ・チャンドンなのですが、抑えたトーンと不可思議なテーマが昏く、でも心地よく凄く良かった。

 特に素晴らしかったのは、リンク先の予告篇サムネイル画像の、北朝鮮国境近く、主人公の青年 ジョンスの生まれ育った農家の庭の夕暮れのシーン。なんでもない農家の庭がマジックアワーの光の中で、なんとも不思議で心地の良い実存を探る空間に変貌する奇跡的な映画の時間を創り出している。特にヘミ役のチョン・ジョンソの舞う姿が素晴らしい。

 村上春樹の原作「納屋を焼く」のアウトラインとディテイル(パントマイム、アフリカ旅行、ジョンスの家での三人の食事、スポーツカー、フォークナー、ギャッツビー等々)を使いながら、そこにさらに追加されるイ・チャンドン監督と脚本のオ・チョンミによるマジカルなディテイル。

 例えば、アフリカの実存を希求するダンス、ヘミのアパートの存在するかわからない猫、前述の農村の庭でのダンス、幼馴染としてのヘミとジョンスの井戸にまつわる記憶の齟齬、、。とりわけ主人公ジョンスの設定がヘミと同年代で、韓国の職のない若者としての設定が、原作に追加したこの映画の大きな雰囲気を作りだしていて、独特のイメージとなっている。深みのある魅力は、この村上春樹的な不可思議な物語に、映画スタッフが追加した多層的な構造によるものだろう。

 村上春樹原作映画としては、トラン・アン・ユン監督『ノルウェイの森』も傑作であったけれど、こちらは村上独特の不思議物語として、素晴らしい高みに達していると思う。(『ノルウェイの森』は元々そうしたイメージを目指したものではないので。)

 『バーニング 劇場版』は、NHK版より52分長いとか。これだけでもかなり過不足なく描ききっている印象なのだけれど、吹替え→原語版でのイメージの違い含めて、体験したいものです。

◆関連リンク
イ・チャンドン「バーニング 劇場版」出演者が語るメイキング映像を入手 : 映画ニュース - 映画.com
古川耕『バーニング 劇場版』イ・チャンドン監督インタビュー書き起こし(アフタ−6ジャンクションより)
イ・チャンドン作品DVD (Amazon)

・当ブログ記事 ■感想 トラン・アン・ユン監督 村上春樹原作『ノルウェイの森』

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2019.02.13

■予告篇 アレクセイ・シドロフ 監督『T-34』


Battle Of Tank T-34 Movie Best Scene Slow Motion - YouTube.
 これは凄い!T-34戦車の戦闘シーンで、砲弾がスローモーションになるとともに、バレットタイム撮影で人物/風景を含む大胆な回り込みの映像を見せてくれる。リンク先のYoutube動画は、そのシーンをつるべ打ちに見せてくれる、たぶんダイジェスト編集したもの。

 戦車戦の迫力ではブラピの『フューリー』がリアルな迫力が凄かったけれど、こちらも砲弾が戦車の装甲にはじかれたり、めり込んでいく映像で、相当な迫力になっている。

 CGを多用していると思われますが、人物シーンが本当にバレットタイム撮影なのか、CG化したものか不明。メイキングもぜひ知りたいものです。

 映画は、Aleksey Sidorov 監督『T-34』というロシアの2018年のもののようです。全篇観てみたいですね。調べてみても日本公開の予定は不明です。

 こちらが正式予告篇。


T-34 | Official HD Trailer (2018) | WORLD WAR II DRAMA | Film Threat Trailers - YouTube

◆関連リンク
T-34 - Wikipedia

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2019.02.11

■PV 郭帆 : Frant Gwo監督『流浪地球 : The Wandering Earth』 主题曲《带着地球去流浪》


电影《流浪地球》主题曲《带着地球去流浪》|The Wandering Earth Theme Song - YouTube
中国初のSF大作映画『流浪地球(さまよえる地球)』が公開! 国外メディアからの意外な反応=中国メディア | ニコニコニュース.

 5日の公開以降、7日までのわずか3日間で、同作の興行収入は5億人民元(約81億円)に達した。現在、中国は春節(旧正月)休暇のさなかであり、10日まで続く連休期間中に興行収入はさらに伸びると予想される。2019年は、中国SF映画史の元年として人々に記憶されるかもしれない。  『流浪地球』は8日以降、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでも公開予定となっている。残念ながら現在のところ、日本での公開予定は未定である

劉慈欣原作『流浪地球』、中国での公開、既に2/5公開から3日間で興収81億円とのことで、大ヒットになりそうです。
この勢いで劉慈欣のヒューゴー賞受賞の『三体』も映画化されるのでしょうか?

ヒットを伝える記事

アメリカでも2/8公開が既にスタート。
シャマラン『ミスター・ガラス』が3週トップのところにどう喰い込むか。にしてもシャマランのあの映画がトップを続けるあの国で、今、
これだけストレートなこの話がどこまで受け入れられるか興味深いです。

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2019.02.06

■岐阜ゴジラ 柳ケ瀬商店街でゴジラ映画の撮影

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第一回目テーマ:「ゴジラ」 | GEMSTONE

"東宝株式会社とAlphaBoat合同会社は、多様なジャンルの有能なクリエイターの発掘を目的として、世界に誇る日本の大怪獣「ゴジラ」をテーマに次の要項でGEMSTONEクリエイターズオーディションを実施いたします。

GEMSTONEクリエイターズオーディション募集要項 募集作品 「ゴジラ」の世界観にインスパイアされた以下のジャンルのオリジナル作品 ・映像(アニメ・実写・CG) ・音楽 ・イラスト ※詳細につきましては、応募規約、FAQ(よくあるご質問)などをご参照ください。"

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柳ケ瀬商店街でゴジラ映画の撮影|NHK 東海のニュース
  (リンク先にロケの動画あり)

"岐阜市の繁華街、柳ケ瀬商店街で、ゴジラがまちを襲う短編映画の撮影が行われ、エキストラとしておよそ300人が参加しました。

撮影が行われたのは、岐阜市の柳ケ瀬商店街にある高島屋南地区で、一帯が再開発のため、今年3月から取り壊されます。
映画は、ゴジラが襲来した町の足跡などを生かしてビジネスチャンスにつなげるストーリーで、岐阜県各務原市に住む映像クリエイターの柴田晃宏さんが、映画配給会社の東宝などが行うオーディションへの応募作品として、5分間の短編映画を制作します。"

 『シン・ゴジラ』に続く国内実写版『岐阜ゴジラ』w、柳ヶ瀬で撮影が始まったようです。「東宝などが行うオーディションへの応募作品として5分間の短編映画」とのことで、3月以降にネット公開のようです。ゴジラ本体が出るかどうか、不明ですが、岐阜市柳ヶ瀬の高島屋近辺の商店街が舞台ということで、期待です。
◆関連リンク
「岐阜ゴジラ」エキストラ募集 26日に短編映画ロケ:岐阜:中日新聞(CHUNICHI Web).

" 羽島市出身の柴田さんはテレビ番組の制作会社で働いた後、二〇一五年にフリーとなった。その後、「東海制作」を設立。主に東海地方で活動している。三重県熊野市のまちおこしがテーマの映画を撮影したこともある。"

柴田晃宏 東海制作 | Eight プロフィール

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2019.01.28

■感想 コーネル・ムンドルッツォ監督『ジュピターズ・ムーン』

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 ハンガリーのコーネル・ムンドルッツォ監督によるハンガリー・ドイツ製作の映画。ハンガリー国境からブタペストの都市部を舞台としたこの映画、僕はWOWOWの録画で、公開時のポスターイメージも予告篇も何も知らずに、タイトルのみの情報で、内容については真っ白な状態で観られたのですが、かなり意外な物語と映像で、是非、前情報なしで観られることをお薦めします。

 というわけで今回は冒頭の予告篇動画リンクも、記事の以下のネタバレ部分に置くこととします。

 とはいえ、これではどんな映画か全くご紹介できないので、ネタバレ回避しつつまずは全体のイメージ、感想をご紹介してみます。
 とにかく冒頭から急展開、あるとても印象的なシーンが開劇十数分のところで突然画面に開示されます。この映画的なインパクトは素晴らしい。僕が観たここ数年の映画の中でも1,2を争う印象的なシーン。
 この映像をメインアイデアに展開する映画の宣材はそのため必然的にネタバレになってしまうので、ポスターも予告篇もここで示すことができなくなるわけですね。

 シリア難民とヨーロッパの関係。それをある映像のマジックで、未来の姿/夢を見事に描き出した映画、というのが僕の感想。それにしても猥雑に進む構成のストーリーは、そんなゴールイメージを描き出すまでに、相当な迷宮に入っていく。その迷宮が難民とヨーロッパの関係そのものであるかのように。

 僕は学生時代に読んだ栗本慎一郎『ブタペスト物語』にて、ハンガリーのブタペストの魔術的で自由な空気に憧れたことがあったけれど、この映画のブタペストは移民に対して都市がその歪を受け止めきれず、昏い叫び声をあげているように見える。そんな陰鬱な雰囲気の街で描かれた微かな光の物語。

 極めてシリアスな現実問題を、映画だけが持ち得る表現で見事にスリリングにフィルムに定着させた傑作と思う。何も情報を事前に入れないで、観られることをお薦めします。






★★★★★★★★★★ネタバレ、注意★★★★★★★★★★★



 冒頭でのみ、タイトルになっている木星の衛星に関する文言がタイトルバックに映し出される。生命の可能性がある「エウロパ」についての説明である。
 この記述から、タイトル「木星の衛星」の意味は、本作のヨーロッパにおける主人公の奇跡を、エウロパに例えていると捉えられる。

 冒頭、狭い車室空間に満載された難民風の人々を見て、何故かシリアからの難民なのだろうと直感される。
 それに続く、船のシーン、まさにニュースで報道されたシリアの難民の様子の再現。そして銃撃と、血の浮遊を用いて印象的に描かれた主人公の突然の浮遊。


『ジュピターズ・ムーン』メイキング映像 - YouTube

 疾走する映像は、浮遊を神か天使の降臨のように見せて、神的なイメージを映像に焼き付けている。ここの説得力が映画全体を牽引していると言っても過言でない。

 上のリンクのメイキングのように作られた浮遊感は、この映画の見事なテーマの形象となっている。素晴らしい映画のマジックとなっている。
 僕がこの映画でよくわからなかった描写が1つある。
・浮遊の奇跡を見た訪問治療の患者二人が何故死ぬのか。
 このあたりをもっと丁寧に描いて、この神的な現象がヨーロッパの今後にどう影響をもたらすのか、そうしたところを具体的に描けていたら、もっと素晴らしいラストになっていたのでないだろうか。

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2019.01.23

■感想 M・ナイト・シャマラン監督『スプリット』『ミスター・ガラス』


Split Official Trailer 1 (2017) - M. Night Shyamalan Movie - YouTube

 M・ナイト・シャマラン監督『スプリット』Amazonプライム初見。なかなか素晴らしい映画でした。サスペンス部分もストーリーテリングも、そして最後に示されるヴィジョンも、絶好調のシャマランらしくていい映画になっています。

 この週末から公開されている『ミスター・ガラス』が観たくて、『アンブレイカブル』(初公開時と今回で2回目)とこの『スプリット』を連続で観たのも、『スプリット』で盛り上がった要素。

 まず主人公 ジェームズ・マカヴォイの演技がとてもいい。若干、誰が誰だか分からない部分もあったけれどw、複雑な役を見事に演じ分けている。

 そして予告篇のサムネイル画像にも出てくるケイシー役のアニャ・テイラー=ジョイのクールな演技も素晴らしい。多重人格から超現実的な事象へと浮き足立つシャマランの映画を、うまく地面に引き戻しているのは、この女優さんの演技とそのルックスの魅力によるのではないか、と思うほど。

 『ミスター・ガラス』と繋がる部分も粋な仕掛けで感動。

 ある意味、最近主流のMCU等スーパーヒーロー映画のアンチテーゼになりそうな期待感まで持たせてくれて、次作にさらにワクワク。

 本作、制作費 $9 millionに対して、世界興行収入 $278 millionという凄いヒットとなったとか。シャマラン最大のヒット作『シックスセンス』の制作費40 million、興行収入 $672 millionに比べても、興収/制作費=30倍は最大かと。


Glass - Official Trailer #2 [HD] - YouTube

 『ミスター・ガラス』@名古屋ミッドランドスクエアシネマ、期待が高かったので、観終わった後は、ちょいイマイチの感想。
 アンチスーパーヒーローであることは間違いなかったけれど、その言葉通りの事象がメタレベルでなく表現されていて、、、、エンタテインメントなので確かに致し方ないけれど、、、。

 スーパーヒーロー誕生のメカニズムを前作で自身の中心テーマと絡めて描き出したシャマランだったが、そのテーマの追求の形でのアンチスーパーヒーローものとしての昇華は不十分だったと思う。実はシャマラン独特のコメディではないか、という説も出そうだけれど、それにしてはいつも通りの重いテーマ音楽で、下手をすると悪趣味とも映ってしまう後半なのであった。一見さんには厳しい話運びだけれど、前2作を観ているシャマランファンには、前半までとてもいいだけに残念無念。



★★★★★★★★★ネタバレ注意★★★★★★★★★★★



 特にあのラストはいただけない。特に昨日どっかのゆるキャラが軽自動車をひっくり返すネット動画がテレビにも大きく報道された日本では、ワゴン車をひっくり返す映像ではスーパーヒーローが存在する証明と言われましても…、ギャグにしか見えません。撮られていた動画がネットに、というオチはシャマランへの僕らの期待値とは大きくずれています。

 途中でヒーローは最初は飛べなかったみたいなセリフもあったので、もしかして飛ぶかも、と期待したクライマックス、もっと派手にする必要があったのではないかと思います。

 そしてビーストがライフルの狙撃で倒れるところも、もう一度ビーストに戻って弾が身体から弾き出される位の展開もあってよかったのではないか。

 イライジャの能力も分かりにくい。時間を遡るような描写があったけれど、唐突感はいなめない。

 また「照明」は心的な現象の例えのはずで、それがストロボで起きてしまうとか、いかにプラグマティズムのお国の話でも不味かろうと思うのだけれど。

 とにかくこの三部作、3部の前半まで期待させてくれた手腕で、次回作も大いにファンを楽しませてほしいものです。

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2019.01.21

■写真レポート 「特撮のDNA展」@東京蒲田

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特撮のDNA | ゴジラ、モスラ、メカゴジラ……大怪獣が目の前に!
 日本が世界に誇る「特撮」。その技術と継承者たちにスポットをあて、特撮史を紐解く大展覧会!!

 本業の東京出張の帰りに、特撮のDNA展観てきました。
 Facebookに掲載した写真を掲載します。特にFacebookの新機能の3D写真、マウスでグリグリしてお楽しみいただければ幸いです。

 シン・ゴジラ三態。 本当は3Dハンディカムで立体映像に記録したかったのですが、何と動画撮影禁止。悔しいですがFacebook 3D用の写真で諦めました。
 シン・ゴジラの絶妙の造形が、どなたかの手で3D映像として残されているのを期待するばかりです。


(8) Akira Kiei - 禍々しくも、第五形態が飛び出してくる様 @ 特撮のDNA展

 シン・ゴジラ3D。肉感的な上腕と太腿の立体感をお楽しみくださいw。

 最後にこの展示会に対する苦言。
 残念だったのは、着ぐるみ、ミニチュア等がどの映画に使用されたものか、表示がほとんどなかったところ。以前アニメの展示会の際にも記したことだけれど、こうした展示会、美術展と考えると、映画の表記だけでなく、作成したスタッフの表記をできる限りしてほしいもの。こうしたところのフォローが特撮の価値の向上につながると思うので、できる限り今後は対応頂きたいものです。

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2019.01.14

■感想 マイケル・ベイ監督『トランスフォーマー/最後の騎士王』"Transformers: The Last Knight"


Transformers: The Last Knight Official Trailer 1 (2017) - Michael Bay Movie - YouTube
 マイケル・ベイ監督『トランスフォーマー/最後の騎士王』WOWOW録画初見。

 評判がよくなかったので、劇場へは行かなかったのだけれど、期待していなかったせいか、なかなか楽しめました。大味ではあるけれど、マイケル・ベイの創る地球規模の壮大な絵が良い。

 特にストーンヘンジ上空に広がる異星からの侵略絵図が素晴らしい。宇宙から地上に巨大な侵略構造物が降りている絵には(何が何だかわからないが)興奮してしまう。3Dで観ておくべきだったと後悔。

 次作『バンブルビー』は、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』のトラヴィス・ナイト監督によるということで、大味ではなくライカ仕込みの奇想に凝った物語と、トランスフォーマーの壮大さの混じった絵作りに期待したい。

◆関連リンク
『バンブルビー』日本版予告 - YouTube
・当ブログ記事
 トランスフォーマー 当ブログ関連記事
 ■感想 トラヴィス・ナイト監督『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』

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2019.01.09

■感想 マーク・ウェブ監督『gifted/ギフテッド』


『gifted/ギフテッド』予告編 - YouTube

 マーク・ウェブ監督『gifted/ギフテッド』、WOWOW録画初見。

 数学の天才少女を描いた佳作。なかなか気持ちの良い物語になっている。猫がうまく使われているのも花丸w。(ちなみにWOWOWのW座、小山薫堂の解説によると、猫は脚本家トム・フリンの飼い猫であるらしい)

 クリス・キャプテン・エヴァンス、いい役演ってますね。

 7歳の少女役のマッケナ・グレイスもとても良い。wiki見るとこの時に既に11歳みたいだけれど、見事にキュートな「ギフテッド」な天才を演じています。

 題材になっているミレニアム懸賞問題のナビエ–ストークス方程式については、流体解析に用いられる方程式というくらいは知っていたのだけれど、数学的には証明されていないのですね。実践的なCFDではバンバン使われているわけで、工学分野ではある意味、当たり前の式なだけに、違和感も、、、、w。

 3次元CGでも爆発の煙や、水中の描写で欠かせない方程式のはずだけれど、実践的な式としては、人間の眼に流体の動きを自然に見せるのには、数学的/物理学的理論が不明のままでも、全く問題ない、ということですかね。詳細を詳しい方に解説していただきたいものですw。

◆関連リンク
CG-ARTS教育リポート 日本と世界のCG教育のいまが見える

"ナビエ・ストークスの方程式を極力単純化し、許容範囲内の数値的エラーは容認することで、できる限り高速にこの方程式を解くことが目標とされる。逆に流体の“境界部分”(水であれば“水面”)を美しく表現するといったような要素は、CFDにはなかったCG流体シミュレーションならではの重要な要求だといえる。"

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