音楽

2016.09.21

■情報 芸術暗黙知の言語化 「森山威男 スイングの核心ー1970年代日本におけるフリージャズの創造」

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森山威男 スイングの核心ー1970年代日本におけるフリージャズの創造 | 先端芸術表現科|Intermedia Art

" 70年代のジャズシーン、日本に出現した特異なフリースタイルとは、いかなる身体性をそなえていたのか。
 山下洋輔トリオのドラマー・森山威男本人が、若き日の実験を語り、実際の演奏でフリージャズの核心を伝える実践的講義を行います。"

KAKEN — 森山威男のフリースタイル奏法のデジタルアーカイブ作成および対話を通じた分析と考察

"ジャズドラマー 森山威男氏が「山下洋輔トリオ」在籍時に編みだし、世界的な評価を得たフリースタイルの演奏技術は、現在は継承する者もなく、当人の身体に暗黙知として埋め込まれたままとなっている。"
" 森山氏単独の演奏と分析を撮影することまでが初年次の課題だったが、それは夏に終了し、その後に予定外の山下氏・坂田氏とのデュオを収録することができ た。今回の研究目的を超えることではあるが、デュオ映像を収録したことだけでも大きな研究成果であり、音楽界にとっても貴重な貢献ができたと考える。"

 毎年参加している「森山威男ジャズナイト」で告知されていた興味深い講演。
 音楽の分野では、芸術の暗黙知の言語化がこのように進められているのですね。この講義、聴きたいです。

 凄まじい勢いで自由に奏でられる森山ドラム。その秘密が解き明かされようとしています。山下トリオの映像記録から何がわかってくるか、今後の研究もとても楽しみです。

 音楽だけでなく映像の分野でもこうした暗黙知の言語化という研究は今後ますます重要になるように思います。
 例えば、アニメーターの暗黙知もこうした研究が望まれます。
 もし金田伊功氏の在命中に詳細なインタビューとあのアニメートの技が暗黙知から言語化され解析されていたらと残念でなりません。言語化されていたら、天才の仕事は何らか次代に引き継がれ、その作画芸術の遺伝子は、引き継がれていたのではないか。金田モドキという作画は世に多いですが、その本質から離れている形式的な模倣のように観えます。あの作画の本質を正当に引き継いだアニメートをどこかでみたいと思うのは僕だけでしょうか。

 また監督としてでなく、あの独特のリズムを持った動画作画家としての宮崎駿氏のアニメートについても、いろいろ制作中の映像は残ってますが、今のうちにNHK Eテレの漫勉のような、その描き方を映像と本人のインタビューから紐解くようなアプローチが望まれます。

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2016.07.06

■動画 ジェシー・カンダ監督 ビョークPV「マウス・マントラ」björk "mouth mantra"


björk: mouth mantra - YouTube

"björk: mouth mantra taken from the album vulnicura

director, editor, post production: jesse kanda

music: björk
produced by: prettybird
exec producer/producer: juliette larthe
head of production: margo mars
producer: hannah may"

 ビョークのPVが凄い。強烈なので僕は全篇をまだ正視できませんw。視聴は御注意を。自己責任でお願いします。
 今回はこのPVを作ったジェシー・カンダ監督作品について簡単にご紹介します。
 まずは日本語での情報はほとんど出てないですが、以下のサイトで紹介記事がありましたので、引用させていただきます。

これが世界のエグさの最先端!ジェシー・カンダの閲覧注意なMV – 音楽WEBメディア M-ON! MUSIC(エムオンミュージック)

" 最後はアイスランドが世界に誇る歌姫、ビョークの最新アルバム『ヴァルニキュラ』に収録されている「mouth mantra」。なんか、キ、キモいんですけどー!!
 同曲は3年前の声帯ポリープの除去手術で、一時的に声を失ったビョークの心境がテーマ。ジェシー・カンダは特製カメラで、大胆にも「歌っている最中のビョークの口の中」を撮影しているのだ。 ズームが多用された口内は、とにかくグロテスク!
 そこにジェシー・カンダが加えた色の反転や回転の編集により、この世のものとは思えないほど恐ろしい映像に仕上がっている。一度は観ておくべき、世にも奇妙な「口内ミュージックビデオ」である。"

ビョーク『ヴァルニキュラ』

150306_bjork_02

 左はそのビョーク『ヴァルニキュラ』のジャケットイメージ。
 なんとも壮絶な身を切るようなビョークの姿勢が感じられる。

 このアルバムの最後を飾る曲が「mouth mantra」である。
 そのPVの刺激的な内容には、まさにこのビョークの強い想いが反映されているのではないかと想像できる。

 

ビョークの新譜『VULNICURA(ヴァルニキュラ)』に思うこと | 編集部ブログ | mi-mollet(ミモレ) | 講談社.

"このアルバムは、長年連れ添った最愛のパートナー、現代美術家のマシュー・バーニーとの離別、絶望、家族崩壊からの傷の癒えがテーマになっています。"

 マシュー・バーニーとのいきさつ、僕はよく知らないのだけれど、この経験が『ヴァルニキュラ』に強く影響しているのは間違いないだろう。われわれはこの音楽と映像から、そのビョークの経験を想像するしかない。

音楽の発明家、Björkインタビュー:「VRはライブすら超えるかもしれない」 : ギズモード・ジャパン
 こちらのヴァーチャルリアリティについての、ビョークのインタビューがとても興味深い。VRと身体のリアル、この関係について、とても強い関心を持っているアーティストであることがよくわかる。冒頭のPVはその志向が強く反映されたもののようだ。

 そしてそのPVを監督したジェシー・カンダについて、前述のM-ON! MUSICで紹介されている。

これが世界のエグさの最先端!ジェシー・カンダの閲覧注意なMV – 音楽WEBメディア M-ON! MUSIC(エムオンミュージック)

" ジェシー・カンダは、カナダ・バンクーバーのビジュアルアートデザイナー。3Dデザインやアニメーションを専門とし、超現実的でユニークな映像作品を作ることで有名だ。 彼の知名度を世界的なものにしたのは、1990年生まれの若き天才トラックメイカー/プロデューサー・アルカと制作した数々の作品である。"

Jesse Kanda(公式HP)
 ジェシー・カンダ(もしかして日系の方でしょうか?神田?)監督の公式HPに、動画やCGイラストの各種作品が掲載されています。その中から僕が興味深かったものをいくつか引用掲載します。


Arca x Jesse Kanda — Fluid Silhouettes - YouTube.
 こちらも異様な人体の変容です。この動画のサムネイルは、このブログでも時々紹介する日本のアーティスト加藤泉氏の作品をどこか思い出させるプリミティブな雰囲気があります。この色彩のタッチがどこか共通項を感じます。


FKA twigs - How's That - YouTube.
 こちらは日本アニメ(金田伊功)の影響もありそうなシャープな人体変容。金田伊功の人がヒカリのようなものに変容する動画を、3D-CGで再現したものの様に見えます。


HBA GALVANIZE BY WENCH - YouTube.
 こちらは爆発を美しく表現しています。この橋の爆発は実写なのかCGなのか。
 なかなか多彩な監督ですね。今後も新しい作品、楽しみにしたいと思います。

◆関連リンク
・Arca & Jesse Kanda、東京・大阪にて来日公演 » UNCANNY.

"「TAICOCLUB’16」出演で来日するArcaとJesse Kandaが、東京・大阪にて来日公演を行う。大阪公演は、6月10日、CIRCUS OSAKAにて、また、東京公演は、「TAICOCLUB’16」のオフィシャルアフターパーティとして、6月11日にWOMBにて開催される。詳細は、 各会場のホームページにて。"

 盟友Arcaとこの6月に来日されていたようです。これは覗いてみたかった。
Jesse Kanda (Facebook)

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2015.12.16

■動画 ラナ・デル・レイ「ブルー・ベルベット」


Lana Del Rey - Blue Velvet (Official Video) - YouTube
 2012年のラナ・デル・レイ「ブルー・ベルベット」。
 映像はちょっとリンチテイスト。映像よりも、歌がいいですねw。
 この歌にも関連して、リンチとのコラボレーションについて、ラナ・デル・レイがインタビューで答えています。

A Letter From Lana Del Rey - The Full NME Cover Interview | NME.COM

"David Lynch is making a new series of Twin Peaks – a show that seems to have had an impact on your music. Are you excited?

“I would love to do anything with David Lynch. I don’t know too much about what’s going on but I certainly love the original TV series and his movies since then.”"

 ラナ・デル・レイの発言は、「リンチと何かを一緒にしたい。(『ツイン・ピークス』について)私は何が起こっているのか知らないけれど、私は確かに、オリジナルのテレビシリーズと彼の映画が大好きです。」と発言している。
 これをもってコラボレーションが実現するということはないかもしれないが、あのボーカルはリンチとの相性は抜群なはずなので、バダラメンティが作曲した曲で『ツイン・ピークス』において、ラナの歌声がテレビから響いてきたら素晴らしいでしょうね。

◆関連リンク
Lana Del Rey open to David Lynch collaboration: 'I would love to do anything with him' | NME.COM.

"Lynch has previously spoken highly of Del Rey, saying: "She's got fantastic charisma, and this is a very interesting thing. It's like she's born out of another time. She's got something that's so very appealing to people, and I didn't know that she was influenced by me"."

 リンチのラナに関する発言です。

LANA DEL REY - BLUE VELVET (FULL VERSION) - YouTube

ラナ・デル・レイ『ウルトラヴァイオレンス』
ラナ・デル・レイ『ハネムーン』
ラナ・デル・レイ『 ボーン・トゥ・ダイ ザ・パラダイス・エディション Deluxe Edition 』

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2015.10.07

■情報 空想科学特撮バンド 科楽特奏隊 「ウルトラマンレオ」田口清隆監督 Music Video と アルバム『空想科楽カバーズ ウルトラ グレイトフル ヒッツ』


科楽特奏隊「ウルトラマンレオ」Music Video - YouTube

"科楽特奏隊 / ウルトラマンレオ
作詞:阿久悠 作曲:川口真 ©1974 NICHION,INC.

出演 科楽特奏隊(北斗ヒョウリ/モロボシ・ライダーン/遼秀樹/ハヤタ・森/エミソンヌ)市川りお

監督・特技監督 田口清隆 撮影 村橋佳伸 編集・監督補 川村清人
特殊美術 堀礼法(マーブリング・ファインアーツ
特殊美術助手 杉浦圭郎 植原月美
視覚効果 田口清隆 飯塚貴士(ワッヘンフィルムスタジオ
美術協力 イッチの谷博士 スチール 勝永裕介 ロゴデザイン 中村 遼

協力 株式会社マーブリング・ファインアーツ 岩田商会
製作協力 タワーレコード株式会社
Special Thanks 株式会社円谷プロダクション

製作・原案 科楽特奏隊
科楽特奏隊 公式オンライン支部 http://www.katokutai-band.com
科楽特奏隊 ツイッター支部 http://twitter.com/katokutai_band"

特撮リスペクト ロックバンド「科楽特奏隊」が円盤制作本部を設立!
 往年の特撮ヒーロー・カバーアルバム第1弾リリース!

"科楽特奏隊 『空想科楽カバーズ ウルトラ グレイトフル ヒッツ』
発売日:2015年10月7日(水)
価格: \ 1,800(税抜価格) 税 品番:KGTST-001

■収録曲■
01. ウルトラマンレオ 02. ウルトラマンタロウ
03. ULTRA 7 04. 恐怖の町 05. ウルトラマン80
06. ファイヤーマン 07. 帰ってきたウルトラマン

■LIVE■
●10 月3 日(土) @新宿LOFT KAGERO presents "FUZZ'EM ALL FEST.2015"
●10 月20 日(火) @新宿motion(10th anniversary!) 今日のできごとpresents “Hello world”※入場フリー(2 ドリンクオーダー)
●10 月29 日(木)@タワーレコード渋谷店1F タワーレコード渋谷店1F イベントスペース 科楽特奏隊 1st.cover album 「空想科楽カバーズ ウルトラ グレイトフル ヒッツ」発売記念ミニライブ&特殊撮影会(チェキ会)※観覧フリー
●11 月3 日(火祝) @青山月見ル君想フ(昼帯) 科楽特奏隊リリース記念ワンマン公演 「爆音チャンピオンまつり'15 ~科楽特奏隊 月へ~」

オワリカラ、夏の魔物…等。シーンで支持を得る個性豊かな若手ミュージシャンが「特撮を愛し、特撮を奏で、特撮を広める。」をモットーに集結した特撮リスペクトバンド、科楽特奏隊(カガクトクソウタイ)。

■メンバーコメント■
 幼少期、物心ついた時に、いや物心つく前からこの国には「特撮」があった。 とにかく巨大なもの、怪しくうごめくもの、はるか宇宙から来たもの、どんな苦難にも立ち向かうヒーロー、ヒロインた ち、それを表現する職人技、そしてそれを彩る無数の音楽たち。 はじめて見る世界に夢中になった想いは、年をとるにつれて薄れていくのだろうか。
 いや、ちがう。表面的には大人になっていっても、その熱や憧れは奥底で同じように燃えているはず。 僕たちはミュージシャンだから、それを音楽で表現し伝えます。

 かつて少年少女だったすべての人に捧ぐ、一大特撮リスペクトロックバンド『科楽特奏隊』、これはその「第1話」。 そして、そのときめきを感じたことがあるのなら、君も科楽特奏隊の一員なのです!
北斗ヒョウリ(科楽特奏隊 Vocal / Guitar)"

科楽特奏隊『空想科楽カバーズ ウルトラ グレイトフル ヒッツ 』CD(Amazon)

 とにかくまず冒頭に貼った、田口清隆監督による熱いPVを御覧ください。
 僕は、特に『ウルトラマンレオ』の歌に思い入れがあるわけでないのですが(というか、幼少期に観た『ウルトラQ』から『ウルトラセブン』のインパクトが強く、小学生高学年で観た『ウルトラマンレオ』は幼稚だと嫌いだったw)、この歌を聴いて、科特隊にやられました(^^;)!!

 この発想とアレンジが熱い。特撮ソングのファンキーなロック化にやられました。
 そして田口清隆監督の特撮PVも素晴らしい。マイクスタンドが倒れるシーンにセンス・オブ・ワンダーを感じますね。

 アルバムの発売が、10/7ということで、楽しみで仕方ありません(もう今日ですが、、、)。
 発売までは以下のYoutubeにUPされたライブ映像をお楽しみ下さい。

◆関連リンク
科楽特奏隊「ゴジラ」テーマメドレー〜かえせ!太陽を(「ゴジラ対ヘドラ」より) - YouTube

"特撮を愛し、特撮の素晴らしさを伝えるため日夜出動する
日本初の正義と怪奇のダンスフロア対応型特撮ソングカバーバンド「科楽特奏隊」"

 ロック伊福部昭、という感じでカッコイイ!
科楽特奏隊「帰ってきたウルトラマン」-Kagaku Tokusotai band「THE RETURN OF ULTRAMAN」 - YouTube.
 コスチュームが祝祭! X星人のバイオリニスト!
科楽特奏隊「爆音"G"サミット」全曲ダイジェスト 2014.08.03 - YouTube
 モスラのテーマ曲「聖なる泉」がいい。テルミンの演奏が最高です。3:20"から。
科楽特奏隊「円谷メドレー」-Kagaku Tokusotai band「TSUBURAYA ULTRAMAN MEDLEY」 - YouTube
科楽特奏隊『怪獣大戦争マーチ』 - YouTube

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2015.09.14

■感想 REBECCA "20年振りの再結成LIVE ― Yesterday, Today, Maybe Tomorrow"

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レベッカ 20年振りの再結成LIVE ― Yesterday, Today, Maybe Tomorrow ―|音楽|WOWOWオンライン

 レベッカ再結成LIVE録画観。
 NOKKOの高音のあのボーカルは健在、そして土橋安騎夫の曲、20-30年前と同じ旋律が、過去へのタイムトリップを誘いますね。
 NOKKOの高音に感じる溌剌さとそれに混じる繊細な神経とか、どこか幽玄が混在したシャープな曲想とか、、、あの頃の自分の感覚、就職して一人暮らし、自分の車でカセットでレベッカをかけて感じた疾走感といったものを想い出します。
 "MOON"とか"Cotton Time"の旋律は、磨耗してきて奥底に埋もれている自分の細い神経wを刺激するし、"Love is Cash" "76th Star"の突き抜けたトーンは、疲弊した細胞を賦活する(^^)。

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 2015年ver.として新たに英語部分を日本語詩に置き換えた"真夏の雨"は、NOKKOの語りから、母親がいつもこの歌は「終戦の歌」だと言うのを想起しつつ書かれたという。
 暗くした会場で、バンドの直上から落ちる青いライトに囲まれる形でこの曲が歌われたのだけれど、まさに真夏の雨の匂いを運んでくるようで、とてもマッチしてました。
 最後の"MAYBE TOMORROW"が流れる頃には、まさにあの頃のNOKKOが戻ってきたようなオーラが会場に充満しているようで、、、。
 これなら、今から新曲も有り得るんじゃないか、というのが僕の感想。ぜひ、来年くらいにニューアルバム、といった奇跡が実現するのを待ちたいものです。

コンサートのセットリスト

"1.RASPBERRY DREAM
2.MOON
3.LONELY BUTTERFLY
4.Cotton Time
5.ONE MORE KISS
6.CHEAP HIPPIES
7.メドレー (Hot Spice~Girls Bravo!~Boss Is Always Bossing~Love Is Cash~蜃気楼~Hot Spice)
8.真夏の雨
9.Time
10.76th Star
11.LITTLE DARLING
12.(It’s just a) Smile
13.OLIVE
14.WHEN A WOMAN LOVES A MAN
15.MONOTONE BOY
16.PRIVATE HEROINE
アンコール
17.Friends
18.MAYBE TOMORROW"

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2014.02.26

■PV パンプルムスの手作りプロジェクションマッピング Pomplamoose "Pharrell Mashup (Happy Get Lucky) "


▶ Pharrell Mashup (Happy Get Lucky) - Pomplamoose - YouTube

Pomplamooseの手作り感満載のプロジェクションマッピングがセンス良すぎて震える | RAW-Fi経由

"かわいいナタリーとひげのジャックによる音楽グループ、Pomplamooseが今度はPharrellの"Happy"とDaft Punkの"Get Lucky"をマッシュアップしたビデオを公開。ナタリーのかわいい歌声もジャックの演奏も素晴らしいのだけどそれを演出する手作り感満載のプロジェクションマッピングがまた素晴らしい。手作りのセットに安物のプロジェクターで映像を投影。"

 とてもキッチュな人体プロジェクションマッピング。手作り感覚がたまりません。
 関連リンクによると、カップルで自宅録音というまさにハンドメイドなグループのようで、プロジェクションマッピングのこうした可能性というのも開拓されていて素晴らしいと思うのです。
 手作りと、あと人体へのプロジェクションマッピング、そして人体のパフォーマンスとの組み合せというのが、さらに領域を広げていくようで、これからのこの分野の可能性に期待です。

◆関連リンク
PomplamooseMusic パンプルムスミュージック | Cafe Life.

"Pomplamooseパンプルムスは仏語で意味は『グレープフルーツ』です。 なんとなく、懐かしいような、曲調です。 カップルで、自宅録音というシンプルだけど、だからスゴイって思える"

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2013.09.25

■感想 森山威男ジャズナイト2013 : Jazznight 2013

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森山威男ジャズナイト2013

"公演日時:2013年9月21日(土曜日)

飛び散る汗、激しい駆け引き、これはまるでBOXING♪

毎年9月の恒例となっているジャズナイト。
今年も国内トップレベルのプレイヤー達を招き、ド迫力の一夜をお届けします。

【出演者】森山威男(ds) 岡崎好朗(tp) 中路英明(tb) 渡辺ファイアー(as) 川嶋哲郎(ts) 田中邦和(bs) 佐藤芳明(acc) 田中信正(p) 加藤真一(b)"

 毎年恒例(^^)、森山威男ジャズナイト2013に行ってきた。
 今回、特に凄かったのが、何度か聴いているオリジナル曲"FOREST MODE"。

 舞台の両翼、森山威男、田中信正のドラムとピアノが超エキサイティング!
 腕と指の過激な動きに、視覚と聴覚がひっくり返って喜んでいた(^^)。どのような身体の活動があんな超絶な動作を創り出すのだろう。まさに人体の宇宙の不思議w ! 音響のとても良い、このホールでの音と映像に浸る時間は、今回、まさにこの曲とクライマックスに何かが降り立った様な感覚が感じられた(^^;)。

 演奏楽曲は、以下(Twitter / SHIN1090takさんのツィートより)。

"Bolero
Forest Mode
東雲 (しののめ村の消防団イメージw)
It don't mean a thing スイングしなけりゃ意味ないし
Danny Boy
Lamentation
Gratitude
Sunrise
Hash A Bye
Good Bye"

 激しくアヴァンギャルドな曲と静かなバラード(ただしいずれも途中で楽器が暴れ回るw)が交差して演奏される場は、田舎町のコンサートとして地元住民観客の満足を得ながら、最大限の実験を試みているスリリングな場だと言えよう(^^;)。
 クライマックスの畳み掛ける様な、アヴァンギャルドとバラードのハイブリッド感覚な破壊力は相当のものと思います。素晴らしい。

熟練ドラム奏者の最速リズム運動制御機構( Abstract ). Author(s). 藤井, 進也. Citation. Kyoto University (京都大学), 2010-03-23. Issue Date 2010-03-23 (PDF)

"第6章では,世界最速ドラム奏者の片手最速リズム運動パフォーマンスと前腕筋表面筋電図活動について検討し,世界最速ドラム奏者のタップ速度が左右手とも10Hzであり,その速い動作においても安定した時間間隔でタップしていることを明らかにした.さらに,世界最速ドラム奏者は,39ミリ秒というヒトの神経信号処理速度として極めて短い時間間隔で主働筋・拮抗筋を相互収縮させており,また主働筋・拮抗筋の共収縮水準が低いことを明らかにした.この研究成果は,ヒトの身体運動制御能力の限界について新たな知見を加えた点でオリジナリティが高く,その成果はNeuroscience Letters(2009)に掲載されている"

 森山威男のドラムと田中信正のピアノの手の動きが頭から離れなくなったw。
 あれだけ高速で繊細な人体運動ってオリンピックの競技にもないのではないか…とか思って研究がどんな状況か調べてみた。
 まだ少なくとも日本では、こうした研究は始まったところみたい。引用の文献は京都大学 藤井進也氏の博士論文のようです。

 森山威男のドラムは感覚的に10Hzくらいはあったように見えた。
 どのようなメカニズムであの超絶な技巧が駆動されているのか、ものすごく興味が沸いてきてる。

マーク・チャンギージー『<脳と文明>の暗号 言語・音楽・サルからヒトへ』

"言語と音楽の起源とは? 何がヒトとサルを分けるのか? 自然界に隠された驚くべき暗号を最新認知科学が読み解く! 定説をうちくだき、まったく新しい視点から「人間とは何か?」に迫る、かつてない知的興奮の書。
 最新認知科学が明かす言語と音楽の起源。そして見えてくるわたしたち人間の正体とは?かつてない知的興奮の書。『New Scientist』誌が選ぶ「2011年の科学書ベスト10」!"

 脳にとっての音楽の起源を解き明かしているらしい。
 ドラムとピアノにおける超絶技巧奏者の運動制御の知見もあるかな? そこから進化して10Hzの運動速度を獲得した人類の脳と体のメカニズムについて、激しく知りたいw。

◆関連リンク
・森山威男と田中信正の手の動きがよく見える動画が見つからないがいくつか。
 www.youtube.com/watch?v=sMfzbH
 例えば3:30辺りの田中の指の動きと4:30辺りの森山のスティック。
 www.youtube.com/watch?v=_kCGAR
 5:18辺りとか。昨日の動きの方が凄かった記憶だけど…
HORI AKIRA:マッドサイエンティストの手帳

" いずれも森山追っかけ歴40年を超える顔ぶれである。
 おなじみの曲だが、メンバーが最高の充実期にあって、たまらんなあ。
 「スイングしなけりゃ……」は初めて演奏されたが、川嶋哲郎さんの編曲、これはオーケストレーションの面白さと個性的なソロ回しを並立させた見事なアレンジと思う。"

 今年も堀晃さんはいらっしゃっていたそうです。ドラムの運動工学の観点で、ハードSF的に何か語って頂きたいものです。
Neurophysiological and Dynamical Control Principles Underlying Variable and Stereotyped Movement Patterns During Motor Skill Acquisition
Shinya Fujii - Publications
 藤井進也氏のNeuroscience誌に発表された研究リスト。
J-GLOBAL | 「ドラム奏者」についての研究論文 検索結果
J-GLOBAL | 「ピアノ奏者」についての研究論文 検索結果
マーク・チャンギージー『<脳と文明>の暗号 言語・音楽・サルからヒトへ』
マーク・チャンギージー『ひとの目、驚異の進化: 4つの凄い視覚能力があるわけ』
 同じ著者の視覚研究。究極映像研究には、欠かせない書籍かもw。読んでみます。

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2013.08.02

■情報 杉瀬陽子「太陽の子」 茨木芸術中心「ようこそ!サン・チャイルド」プロジェクト 公式テーマソング

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TaiyonokoToriatsukai - 茨木芸術中心 -Ibaraki Art Centre-

"この、杉瀬陽子が歌う「太陽の子」という楽曲は、大阪・茨木市に恒久設置された彫刻作品「サン・チャイルド」の設置にあわせて、テーマソングとして作詞・作曲されました。

2012年3月11日に、サン・チャイルド設置除幕式イベントにおいて、初めて発表されました。

「ようこそ!サン・チャイルド」プロジェクト
公式テーマソング/太陽の子

作詞・作曲:杉瀬陽子

01. 太陽の子
02. 太陽の子(radio edit)
03. 太陽の子(demo version)
杉瀬陽子ウェブサイト http://www.sugiseyoko.com"

 昨日記したあいちトリエンナーレ公式ショップ(名古屋三越)で購入したCDの紹介です。

 ヤノベケンジ「サン・チャイルド」に無くてならないと言っていいと思うくらい、この立体造形作品にぴったりの曲。トリエンナーレ公式ショップの「ヤノベケンジ展」でも流れていたけれど、この曲がかかるとサン・チャイルドの居る空間がふわっと何か暖かいものに包まれた様な安心感に満たされるのがとても印象的だった。

 核の被災地に染み渡るような楽曲にしばし聴き入ってしまいます。
 冒頭のリンク先で一部視聴できるので、サンちゃんファンの方は是非。

 このCD、販売は限定された場所だけらしいので、今回のあいちトリエンナーレのショップでの販売は貴重な機会です。

◆関連リンク
杉瀬陽子『音画』

"奈良県出身、大阪在住。
クラシック、ロック、ポップス、ソウル、ジャズ等、 様々なジャンルのバンド活動を経て、現在ピアノ、ギターの弾き語りで関西を中心に活動中。 観る者を瞬間的に惹き付ける、独特の世界観に注目が集まっている"

杉瀬陽子『遠雷』

"2013年9/20発売予定
関西在住のシンガー・ソングライター杉瀬陽子が、ベースの伊賀航(細野晴臣、星野源)、ドラムの北山ゆう子(流線型、曽我部恵一)、Hicksvilleの 中森泰弘、ウナドスら、豪華メンバーを迎えて録音したアルバム。音源化が待たれていた「クジャク」、ライヴで人気の「遠雷」のほか、奇妙礼太郎がヴォーカ ルで参加した「ゆうげ うたげ」"

杉瀬 陽子 - YouTube こちらで幾つかのライブが聴けます。

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2013.06.12

■情報 デイヴィッド・リンチの新作 セカンド・アルバム『The Big Dream』


David Lynch - The Big Dream (OFFICIAL ALBUM TRAILER) - YouTube

"The Big Dream will be released on 15 July (UK & Europe) and 16 July (USA & CAN) Pre-order your copy from iTunes: http://smarturl.it/8nyamg and receive I'm Waiting Here by David Lynch and Lykke Li as an instant download! Tracks featured in trailer: 'Wishin' Well' and 'Last Call'
http://www.davidlynch.com"

デヴィット・リンチの新作『The Big Dream』、アルバム・トレーラーが公開 - amass

"デヴィット・リンチ(David Lynch)がミュージシャンとしてリリースする新たなアルバム『The Big Dream』。本作のアルバム・トレーラーが公開。発売は日本で7月10日、欧州で7月15日、米国で7月16日に発売。国内盤のみのボーナストラックもあり。

自らの音楽スタイルを"モダン・ブルース"と称するリンチ、新作について「大半の曲はブルース・ジャムのようなものから始まり、そこから逸脱していく。その結果生まれるのが、ハイブリッドでモダナイズされた陰鬱なブルースなんだ」とコメントしています。

『THE BIG DREAM』は、CD/LP/デジタルのフォーマットでリリースされ、その全てにダウンロード可能なボーナストラックとして、リッキ・リー(Lykke Li)をフィーチャーした「I'm Waiting Here」が追加されます。また重量盤仕様の2枚組LPには、リッキ・リーのトラックを収録した7インチのボーナス盤が封入され、さらにそのB面にはリンチが彫ったエッチングが施されています。"

"『The Big Dream』
01 The Big Dream
02 Star Dream Girl
03 Last Call
04 Cold Wind Blowin
05 The Ballad of Hollis Brown (Bob Dylan cover)
06 Wishin' Well
07 Say It
08 We Rolled Together
09 Sun Can't Be Seen No More
10 I Want You
11 The Line It Curves
12 Are You Sure
13 And Light Shines ( Bonus Track - Japan Exclusive )

+ I’m Waiting Here with Lykke Li ( Download Bonus Track - Worldwide )"

 リンチの単独アルバム、第二弾がリリースされる。
 今回も自身で監督したと言われるトレーラーが公開。映画でリンチの映像を観られなくなった現在、ファンには貴重な映像だ。
 今回も演奏するリンチの映像と、素早く切り替わるカットの連続。前作よりさらにアグレッシブな印象を受けるが、どうなのだろうか。

 日本が世界最速の発売とか(それにしても公式トレーラーで日本の発売日が表示されないのは、何とも寂しい限り。まだ中国発売が告知されていないだけ良いか…(^^;))。

TBD716 - YouTube
 こちらは2013.5/31にリンチのYoutubeチャンネルで先行公開されたテザー映像。まさにノイズ!
::: BEATINK Official Website / Sunday Best / David Lynch - The Big Dream ::: こちらがリンチの音楽活動の情報多いです。

David Lynch & Lykke Li - I'm Waiting Here - YouTube
 冒頭引用したリンチの唄は、少ししか聴けないけれど、こちらのリッキ・リーのトラックはしっかり聴けます。リンチの作る女性ヴォーカル、今回も物憂げで沁みます。
David Lynch & Lykke Li - I'm Waiting Here [Javision] - YouTube
 その別バージョン。音は一緒だけれど、PV映像が別。
・David Lynch - I'm Waiting Here ft. Lykke Li (Official Doll Cover Rmx no Music or On Screen Lyrics) - YouTube さらに別バージョン。こちらは歌も崩してますね。
Lykke Li / リッキ・リー|Warner Music Japan
 「スウェーデンの美麗シンガー、リッキ・リー」とのこと。
Lykke Li - YouTube 彼女の公式Youtube。
Lykke Li - the official website... こちらは公式HP

 それにしても、いつリンチとラナ・デル・レイは響宴してくれるのだろう。このコラボを期待するファンは多いはず(^^;)

◆関連リンク
 Amazonでは、4種類予約受付中。どれを買ったらいいんだ!?(^^;)。
 前回、輸入CDにしたのだけれど、今回は国内盤にしようかなぁ〜。
デヴィッド・リンチ 国内盤CD『The Big Dream [帯解説・ボーナストラック1曲収録 / ゲートフォールド式紙ジャケ仕様 / 12ページ・ブックレット / DLコード付カード封入]』
デヴィッド・リンチ 輸入盤CD『The Big Dream [ゲートフォールド式紙ジャケ仕様 / 12ページ・ブックレット / DLコード付カード封入]』
デヴィッド・リンチ 輸入アナログ盤LP『The Big Dream [ゲートフォールド式ジャケット / ヘヴィーウェイト・ヴァイナル / DLコード付 / 2LP + 7インチ]』
 「リッキ・リーのトラックを収録した7インチのボーナス盤、B面にはリンチのエッチング」というのはこれのことみたい。他の2倍以上の値段。LP再生環境はあるけれど、、、ファンとしては悩むところですw。
デヴィッド・リンチ 輸入盤CD『Big Dream [Import]』
 これが最安なのだけれど、ちょっと不安。自己責任でどうぞw。

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2013.05.10

■動画 田中裕介監督 PV サカナクション『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』


サカナクション/『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』(MUSIC VIDEO) - YouTube

"2011年7月20日リリース5TH
MAXI SINGLE『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』
d:田中裕介、cd:北澤"momo"寿志"

 ちょっと前のPVだけれど、これ、凄いので紹介しておきます。(以前twitterで書いただけで、Blogでも記事にしたつもりになってましたw)
 とにかく未見の方は、騙されたと思って、一度、是非観てみて下さい。

 監督の田中裕介氏は、CM、PVなどのディレクター。
 このアイディアが、監督のものなのか、サカナクションによるものなのか分からないが、素晴らしいアイディアだと思う。

 何故、この曲にこのアイディアなのかはわからないがw、ボーカルの山口一郎のアンドロイド的なテクノな風貌をこのように活かした映像、ベストマッチです(^^)。

 特に横に長いバーに人形山口一郎が並んだシーン。
 なんとも言えない笑いが込み上げる不思議な映像。このシーンにはとにかく痺れます。

SONGS|第257回 サカナクション(NHK公式サイト)

"山口一郎の故郷・小樽を訪ねた。 「北海道の景色やそこで得た感覚や哲学が自分の創作を支える」と話す山口。 サカナクションの音楽が生まれた足跡をたどる。"

 NHKでこの4月に放映された「SONGS サカナクション」が興味深かったので、合わせて記します。

 山口一郎の小樽での子供時代。両親が哲学,文学愛好家で子供時代から本を課題に出され感想を書いていた!
 寺山修司、種田山頭 火、宮沢賢治、吉本隆明…。テレビやゲームに触れられず昭和文学が唯一の娯楽だったとか。歌を聴いて何だかそれはよく分かる様な気がする。

 そして番組で、影響を受けた詩人 石原吉郎の「竹の槍」について語る。

石原吉郎「竹の槍」

"終りからひとつ手前を 削ぎ落とす 削がれた先が 絶句して落ちる 一節ごとの呼吸のとぎれ目へ 一条の殺意を 叫ぶようにとおす  ひと節ごとに あおざめる密室を おしつめてつらぬき おしつめてつらぬいた…"

 8年のシベリア抑留における未来への不安をうたった詩とのこと。
 山口はこの詩が当時、悩んでいた自分に大きな影響があったことを語った。

サカナクション - Wikipedia

 "変化を恐れずにやっていこうという意味をこめて「サカナのアクションでサカナクション」にした"

 魚というのは文学的には無意識のメタファーを思い出す。
 たぶん「サカナのフィクション」の意もあるのでしょうね。『バッハの旋律を夜に聴いたせいです。』PVは、まさに無意識を直撃される(^^)

◆関連リンク
サカナクション/夜の踊り子(MUSIC VIDEO) - YouTube
 こちらも同じ田中裕介監督のPVのようです。残念ながら、傑作PV バッハの衝撃には及びませんね。
・オフィシャルサイト:http://sakanaction.jp/
・レーベルサイト: http://jvcmusic.co.jp/sakanaction/
・iTunes: http://itunes.apple.com/jp/album/id44...
・amazon: http://www.amazon.co.jp/dp/B004TD53J2/

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