2008.06.19

■『ナンシー関の記憶スケッチアカデミー』

『ナンシー関の記憶スケッチアカデミー』(amazon)

「記憶スケッチ」とは、提示されたお題を記憶のみに頼って描くこと。「カエル」「パンダ」「鉄腕アトム」「ランドセル」など、お題は一見簡単に描けそうなものばかり。ところが全国から寄せられた大量のサンプルが、「人間の記憶」のあやふやさを暴き出してしまう。

NANCY SEKI's FACTORY『ボン研究所』:記憶スケッチアカデミー

 このナンシー関のHPで、本の一部を見ることができます。加えて、アントニオ猪木カッパパイナップルとか本に入っていないお題も楽しめる。

 この「記憶スケッチ」って、うちのBlogのテーマに直結。脳の記憶の映像をスケッチという形で取り出したサンプルがここに一堂に会している。
 抱腹絶倒な超画伯な絵から、哲学的深淵を覗きこむような震撼するようなイメージまで、ナンシー関のコメントを読みながら、いろいろと考えさせられる一冊。

 また最後に記された分析が面白い。
 たとえば年齢と連続直線の関係。これは年齢と一気に引ける直線の平均距離が反比例するというグラフを示した分析。凄い。脳の構造と何か関係があるに違いない。

 そして最後に置かれたいとうせいこうと押切伸一との対談も面白い。この中に人間は物を二次元の絵としてではなく概念(例えば「カエルは緑」とか「パンダは目の周りが黒い」とか)で記憶しているのではないか、と分析している。

 では皆さん、ちなみにカマキリの絵を、今、記憶だけで描いてみてください。

お題の「カマキリ」は記憶スケッチ界において「伝説のお題」と呼ばれているほどの大ネタです。ソツもスキもなく、人から「アイツはデキる」と言われる人に、カマキリを描かせてみましょう。その人がそれまでに積み上げてきたものが、一瞬にして崩れるかもしれません。カマキリを描くというのはそれほど危険なのです。

 そのうち脳-コンピュータインタフェースが発達して、3D-CGソフト(アニメーション可)とダイレクトに繋がったら、21世紀記憶スケッチアカデミーを開催してほしい。ダイレクトに脳内記憶が眼前に現れた時、我々はどんな驚愕を覚えるのか(^^;)。

◆関連リンク
テレビ朝日|『ぷっ』すま 記憶力絵心クイズ!
 実はこのTVの絵心クイズのネタはこの本からのパクリ。
 でも草彅画伯の傑作にはいつも笑かしてもらいました。
眞鍋かをりのココだけの話 画伯ゲーム: バカボソパパ
 これも同じですね。

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2008.06.11

■Kazuhiko Nakamura - Mechanical Mirage -

Kazuhiko_nakamura

CGSociety - The Making of Metamorphosis

 昨日のEdoardo Belinciの絵を探している過程で、ネットで見つけたKazuhiko Nakamura氏のMetamorphosisと名付けられた絵とその制作プロセスの記事。

 アルチンボルトの絵をCGでやってみたらと着想し、カフカの『変身』をモチーフに作成されたのが右の絵。サイバーパンクなアルチンボルト。ガジェットな感覚とパンクな雰囲気が見事。この記事で、シュールレアリスムとサイバーパンクに影響を受けたと語っている。

調べてみると、Kazuhiko Nakamura氏は、1961年兵庫生まれの日本のアーティストでプロではなく、アマチュアとしてCGをHPで公開されている方らしい。

- Mechanical Mirage -(公式HP) Kazuhiko Nakamura (Google Image)

 CGによる数々のアルチンボルト(?)な作品が素晴らしい。CGのコンテストでの受賞、Galleryでの展示等についてもHPで触れられている。

Kazuhiko Nakamura (ALMACAN)

 作家についてはこちらが詳しい。しかし名前の日本語表記がわからないので、ご存知の方、ご一報ください。

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2008.06.10

■イタリアの幻想画アーティスト エドアルド・ベリンチ : Edoardo Belinci

Edoardo_belinci_00

Edoardo Belinci ARTWORK Gallery

 『独白するユニバーサル横メルカトル』の表紙画のアーティスト エドアルド・ベリンチ: Edoardo Belinci氏のギャラリー。それにしてもまだそれほど著名でない(ようにネット検索ではみえる)こういう若手のアーティストを表紙に起用しているのは、光文社の編集者の成果なのか作家の平山氏なのか、興味のあるところ。

 『ミサイルマン』のベクシンスキーも素晴らしかったが、このEdoardo Belinci氏も好きです。

 表紙のイメージで、ギーガー風の絵かと思ってGarallyを覗いてみると、ずいぶんイメージが違った。CGによる上のような幻想的な画。

 僕が気に入ったのは、下記の作品。端正なイメージがいい。
 "NUCLEAR" 2002 "an old power pump" 2003
 untitled "untitled" 2003 
 TBIRD LNURK255 TM

CGソフトのチュートリアル  Showreel2007

 上の右の絵を作成したCGソフト<3D JUICE>のチュートリアルとPRムービー。説明はイタリア語で書いてあるので全部がBelinci氏の手になるものかは不明。かなりポップ、画風が違う。

tropical lamborghini video clip

 2Dのポップなキャラクターが3D空間を動き回る

 

◆関連リンク
Edoardo Belinci Google Image検索
・Edoardo Belinciも参加した展覧会 Body Metamorphosis 
Edoardo Belinci Home Page なぜか何もコンテンツがない。

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2008.06.03

■辻 惟雄『奇想の江戸挿絵』

辻 惟雄『奇想の江戸挿絵』(amazon) 試し読み(集英社公式HP)

(略)北斎・馬琴の『新編水滸画伝』『椿説弓張月』から無名の作者、絵師の作品に至るまで、幽霊や妖怪、異界のものたちが跋扈し、生首が飛び、血がしたたる、残虐とグロテスクに満ちた「奇想」のエネルギーが横溢しており、斬新な技法、表現、意匠の実験が絶えずくりかえされている。

・はじめに 江戸後期挿絵の魅力
・第1章 「異界」を描く ・第2章 「生首」を描く
・第3章 「幽霊」を描く ・第4章 「妖怪」を描く
・第5章 「自然現象」を描く ・第6章 「爆発」と「光」を描く
・第7章 デザインとユーモア

 日本人は静的でなく、動的な絵を描くことを昔からしていた、という言説とその例示としてのダイナミックな奇想画のコレクション。随所に現在の漫画、アニメの文脈へとつながっていくイメージが散らばっている。

 特に「自然現象」、「爆発」と「光」とか人物のクローズアップとか。
 大友克洋『AKIRA』の絵との比較にも触れられている。当時の読者へのインパクトが、現代人が大友漫画を見たのと同じものだったのではないか、と書いているところがさもありなん。江戸の町で、和紙に印刷された浮世絵で、大友漫画と同じサイバーパンクな感覚を江戸人が楽しんでいたかと思うとリアル。

 よく日本人は平面(2D)、欧米人はかたまり(3D)で事物をとらえていて、工業デザインにその嗜好が表れている、という記述はみたことがあり、事実自動車デザインにそれが顕著なのも実感していたのだけれど、ここに動的/静的という対立項を持ち込むと、もっと面白い分析になるかもしれない。本書でもそれほどこの部分は記述されていないが、今後、折に触れ考えてみたいと思った。

 では、インパクトのあった絵の紹介(残念ながら図版はネットにはほとんどないので、興味がわいたら是非本書、ご一読を)。

P27 月霄鄙物語. [前],後談 / 四方歌垣主人 著 ; 柳々居辰斎 画

 この火車の映像の迫力が凄い。色を思わず想定して見てしまうダイナミックな絵。

P92 戯作者神屋蓬洲「天縁奇遇」の全身口だらけの妖怪野風。

 この描き込みは素晴らしい。水木しげるの緻密画にはかなわないけれど、この土俗的な感覚がとてもいい。この野風の絵が引用してある→Hugo Strikes Back!さん: 読んだ本「奇想の江戸挿絵」

P99 馬琴『十三鐘孝子勲績』の挿絵
 丸い目の妖怪のキャラクター性が際立っている。

P105 歌川広重『平清盛怪異を見るの図』

 多数の髑髏が庭に現われている図 夢幻なタッチがたまりません。

P121 蹄斎北馬『尼城錦』 

 陰影を利用したモダンなタッチの狐の絵。これ、結構怖い。

P152 北斎『新編水滸画伝』

 火山以外には当時見る機会のなかったはずの爆発を描いた迫力の一枚。 
 閃光の描写が素晴らしい。

P162北斎『霜夜星』 

 瓦の落ちるシーンにスローモーションの技巧が使ってある。当時の究極映像である。

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2008.05.27

■チェコ ラテルナ・マギカ:Laterna magika
   『ワンダフル・サーカス:Kouzelny Cirkus』映像

air artlog: #4 映像舞台芸術の粋、ラテルナ・マギカ。

知る人ぞ知る映像を使った舞台パフォーマンス、ラテルナ・マギカ。これはメディア・アートのルーツとも言われているそうです。今も、プラハの町にはラテルナ・マギカ専用のシアターがあるのです。

 昨日の『ラギッドガール』に関係して、ラテルナ・マギカの映像がネットにあったのでご紹介。
 ここに動画と解説があり、シュヴァンクマイエル制作の映像も後半に入っている。これはたぶん日本で初めて観られる映像。

◆関連リンク
当Blog記事
チェコプラハ ラテルナマギカ
ヤン・シュヴァンクマイエル他『ワンダフル・サーカス』予告編@ラテルナマギカ  Kouzelny Cirkus (Wonderful Circus) @ Laterna magika

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2008.05.24

■なんで??鴻上尚史脚本・演出
  舞台版『ドラえもん のび太とアニマル惑星』

 うぉー、吃驚したぁー。今年の最大級ビックリ。
 今朝、新聞を開くと、舞台版『ドラえもん のび太とアニマル惑星』の広告が眼に留まる。

 「ドラえもんの芝居? どうせ子供だましのいい加減な舞台じゃないの?」と思いつつ、のび太役の俳優の写真なぞ見ようとしたら、、、、何か違和感のある文字が眼に飛び込んでくる、、、あれ、なんだこれ?? 脚本・演出 鴻上尚史、、、えぇっつーー!!」

 この驚きは、第三舞台のファンの方なら、きっとわかってもらえると思う。
 SFで例えるなら神林長平が『忍たま乱太郎』のノヴェライズをするくらい、映画ならデヴィッド・リンチが『おばけのQ太郎』をTVシリーズでリメイクをするくらい、そしてアニメなら押井守が『空手バカ一代』をCG使いまくりで映画化するくらいの吃驚。(貴方も是非この驚きを自分の好きな作家で例えてみて下さい(^^;)) (でもリンチの『おばけのQ太郎』はちょっと観たい。凄まじくシュール)

Koukami_draemonthirdstage.com :

「イギリスに1年間滞在している時、どんなものでも演劇化するイギリスの演劇人の志に感動しました。

そして、それを受け入れ、楽しんでいるイギリスの子どもたちの姿にも感動しました。

国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ」から子どもも大人も楽しむことのできる演劇をと、求められた時、真っ先に『ドラえもん』が浮かびました。日本の演劇人の一人として、舞台ならではの魅力のある『ドラえもん』が創れたら、これほどの幸せはないと思っています。」(鴻上尚史) 

 古来、アニメの舞台化というのは仰け反るようなものが多かった。娘が小さい頃に連れて行って観たそれらのおぞましさを僕は忘れない。『セーラムーン』の着ぐるみのあの金髪の巨大な頭。そして蕪のような足。その他にも幾つか観たはずだが、あまりに辛い記憶で既に消去されている。これでも小劇団ファンだったのに、なんでこんな酷いものを観ているんだ、俺はって(^^;)。

 良い記憶としては大隈正秋氏の劇団「飛行船」のマスクプレイミュージカル。これは子供も喜んだし、大人も丁寧なつくりを楽しめた。

 、、、、しかしそれにしても、鴻上が、、、。

 あとはドラえもんの着ぐるみがどんなもので、誰が中に入るか(鴻上本人が昔、第三舞台で何かの着ぐるみを着てたので、もしかして、演出家本人!?)。今のところ、新聞広告には役者の名前はない。

◆関連リンク
『ドラえもん』初舞台化が決定! しずかちゃん役にすほうれいこ(オリコン) - Yahoo!ニュース 役者の名前はこちらに。

舞台『ドラえもん のび太とアニマル惑星』は7月の沖縄公演から始まり、熊本、北九州、富山など全国各地で行われ、東京公演は9月に行われる。

◆丸秘情報
 この芝居、ファミリー向けは19:00の回が最終だが、実はレイトショーで第三舞台ファンのための大人版がこっそりとあるらしい。

 今だベールに包まれているが、噂ではファミリー版と同じ展開で進んだ後、ラスト15分でトーンが一変。ドラえもんが舞台で着ぐるみを脱ぐと、そこから現れるのは大高洋夫。そして語られるドラえもんの隠された真実とは、、、、!乞うご期待! (というのはフィクションです。信じないでね。でもこんな嘘でも書かないとやってらんないほど、実はショックだったのさ)

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2008.05.22

■オスカール大岩展 夢見る世界

オスカール大岩展 夢見る世界 ー MOT 東京都現代美術館
  (ひねもすのたりの日々経由)

Ooiwa_oscarl shamonさんが紹介されたこの展示会、幻想的でハートウォームなオスカール大岩氏の絵が素晴らしい。

オスカール大岩(公式HP)

 公式サイトでたくさんの絵を観ることができます。一時間ほどで全点、しっかり楽しませていただきました。その中からいくつかリンクと紹介です。

 shamonさんも述べられているように『電脳コイル』との親和性も高い!

"Light Rabbit meet Shadow Cat 2" まさしくイリーガル どれか一匹がデンスケかも。

"Sleeping Man"(上の引用画) この素朴なタッチと題材の幻想性が好き。

"Rainbow" これ、天沢退二郎『光車よ、まわれ!』のイメージ。

"Whale 1 & 2" こんな巨大なクジラが街に、、、。

"Peace & War (War)" 素晴らしく幻想的な夜。

"Global Warming" この色が好き。

"Bean" (Summer/Winter) 彫像作品も複数ありますね。

"Green River" 緑の幻想的AKIRAの廃墟

"Urban Fossil" どこかの街にこんな生物がいるんですね。

"Ophelio" ロボットのオフェーリオ

◆関連リンク
Fuji-tv ART NET:大岩オスカール幸男展

メディアも映画のように、つまらない事件や出来事を特別なものにする、又は別のものにする力を持っています。メディアが何を報道したいかによって、別の現実を作ることができます。 肉眼で見た現実ではなく、カメラが見たドラマティックな現実を。

情報も商品化される資本主義のこの世の中では、世界の出来事を撮影された視線から見るしかありませんが、私達は現実と信じて一生ずれた“本当の現実”の反射を見続けているのではないでしょうか?

大岩オスカール幸男『はじめてアート』 (amazon)
『Art & ist―大岩オスカール幸男特集』 (amazon)

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2008.05.18

■チェコのアーティストグループ:ZTOHOVEN
  核爆発フェイクビデオとそのドキュメンタリー

Ztohoven_art02horz_2
YouTube - Fiktivní výbuch atomové bomby v Krkonoších (Zprávy ČT24)
                         (放映された映像)
Exclusive trailer: How to stage a mock nuke blast on live TV (Aktuálně.cz)
         (ハッキングを記録したドキュメンタリービデオ)

 チェコのアーティストグループZTOHOVENが、チェコの公共放送局:Czech Televisionのウェブ天気カメラにハッキングして放映された核爆発のフェイク映像。

 07年6/17(日)の事件。ZTOHOVENによる声明文は下記に要約されている。

お天気カメラが核爆発の瞬間を捉えて生放送 - GIGAZINE

 発表された声明によると、(略)社会を脅迫したり操作したりするためではなく、毎日の生活の根本が「メディア」によって成り立っていることを証明するためだったそうです。

 今回の活動によって、実際の我々が現実と思っている世界は単純にメディアが作った世界を見ているだけであり、我々がテレビで毎日見ているものが「現実」であるかどうかはわからない、としています。

 これを読んだ時は、凄いアートだ、と思ったわけです。
 チェコと言えばヤン・シュヴァンクマイエルを思い出すのだけれど、彼のコンセプトに「マニピュレート(不正操作)」というものがある。それを思い出して、まさにマスコミによる操作へのアンチテーゼとしてのハッキングアートだ、凄いと。

 しかし、ZTOHOVENが自作した上記リンクのドキュメントビデオを観て、その感想は脆くも崩れ去った。

 ドキュメントには、放映の瞬間の「大喜びする姿」が歓声とともに映っている。その歓声の音声が彼らの真の意図をしっかり示しているように思う。この卑しい感じの笑いを聴いたほとんどの人は、こいつらは面白半分にやっている、と思うだろう。作品と作者は切り離して考えるという考えもあるけれど、、、。

 テレビを使うことにより生々しいアートをある意味見事に表現したつもりでも、このドキュメントを映像として公開したことで、これも生々しくリアルに彼らの卑しい本質(たぶん)をさらけ出してしまった。

 映像の持つ怖さがここにある、と思う。そして顛末としては以下。

テレビで「キノコ雲」放送の6人を起訴、チェコ 国際ニュース : AFPBB News.

【08年1月4日 AFP】
チェコ・プラハ(Prague)在住の6人が2日、2007年6月、チェコ・テレビ(Czech Television)の番組放送中に、映し出されていた田園風景の映像を核爆発によるキノコ雲の映像にすり替え、虚偽の情報を流したとして起訴された。
 起訴された6人は、チェコ国内の美しい風景をウェブカメラで中継する早朝番組の電波に、何らかの方法で侵入。核爆発に続き、キノコ雲の映像を放送した。  チェコ・テレビによると、虚偽の情報を放送した6人には3年以下の禁固刑か高額の罰金が科せられるという。(略)

Ztohoven_art◆関連リンク
・彼らの過去のアート(右)。
 あまり大したことないなーと。
CzechTek WebLog: Statement made by art group ZTOHOVEN regarding their attack at the public service broadcaster in the Czech Republic. (English) 
CzechTek WebLog: Ztohoven vs. Czech Television (English). 受賞に対するTV局の批判

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2008.05.09

■アート雑誌 『HI-FRUCTOSE:ハイ・フルクトース
         アンダー・ザ・カウンター・カルチャー』

Hi_fructosevert_2

Hi-Fructose Magazine(公式サイト)

 飛騨高山 留之助商店 本店 訪問の記事で書いた『HI-FRUCTOSE:ハイ・フルクトース』という雑誌と、そこに掲載されていたアーティストの絵について紹介します。

店主55才、玩具道(オモチャミチ)の光と影:HI-FRUCTOSE

ハイ・フルクトース=高果糖という意味のこの雑誌のサブタイトルは、アンダー・ザ・カウンター・カルチャー=反体制文化の内側で。
ひとことでいうなら“最新ロウブロウアート情報誌”、というよりは“アートの秘境ガイド”、つまりオブジェモチャのルーツを探検するような心弾む内容なんだよ。
ギャラリーやモチャメーカーのグラフィカルなアドも多く、旬な情報はここらへんからも拾えるね。

 僕が購入したのは、留之助書店でネット通販もされているHI-FRUCTOSE Vol.7。表紙は趣味に合わず今ひとつなのだけれど、中身はとても刺激的。数々のアーティストの作品を大判のカラーで紹介してあってとにかく眼に楽しい。
 こんな刺激的な雑誌を教えていただいた留之助商店に感謝です。

 加えて、ギャラリーの広告がいくつも掲載されているのだけれど、そこで紹介されているアーティストも素晴らしい。

 このネット時代、嬉しいのは、アーティストの名前さえ情報として入手すれば、どんどん検索で探すとPCのディスプレイに美麗なイラストやオブジェの写真が高解像度で表示できること。

 もちろんそれで気に入った我執や雑誌は紙媒体としてもほしくなるのが人情で、ネットで厳選した上で購入できるのが嬉しい。留之助書店での通販もとてもありがたい。

◆こんなアーティスト、いかがですか。

 HI-FRUCTOSE Vol.7で気に入った絵から検索した結果が以下です。リンクの後ろに記載した丸付き数字が、右上の引用画像の上から順のNo.。どれも幻想的でポップでワクワクするので、しばし浮世を忘れて画像に見惚れていただければ、幸いです。
(注.引用画像はHI-FRUCTOSE Vol.7掲載作品とは別のものです。単なる僕の趣味に合ったもの)

Brian Despain(Google イメージ)
Mark Ryden
LUKE CHUEH.com
Elizabeth McGrath(Google イメージ) ③ ④
 Elizabeth McGrath 公式HP ギャラリー
Greg Simkins(Google イメージ) 
Chris Mars(Google イメージ)
Naoto Hattori (Google イメージ)
Edwin Ushiro(Google イメージ)
 WELCOME TO MRUSHIRO.COM
Brian Mccarty(Google イメージ) ⑥ ⑦
 McCarty PhotoWorks 公式HP
 Flickr: Brian McCarty's Photostream
  メイキング写真もある。ここは素晴らしい。
BEAUTIFUL MUTANTS Mark Mothersbaugh(Google イメージ)

◆関連書籍リンク
 以下、これらアーティストの書籍について、amazonと留之助書店へのリンクです。
Mark Ryden『Anima Mundi』
Elizabeth McGrath『Everything That Creeps』
Christy Kane『Tales of the Sisters Kane』 (留之助書店) 
Brian McCarty『Toys 2008 Calendar』 (留之助書店) Monte Beauchamp,Mark Mothersbaugh『New and Used Blab!』
Dot Dot Dash: Designer Toys, Action Figures And Character Art『Dot Dot Dash: Designer Toys, Action Figures And Character Art』 (留之助書店)

◆関連リンク
店主55才、玩具道(オモチャミチ)の光と影:SWINDLE.

SWINDLEと書いて、スウィンドルと読みます。意味は、ペテンとか、詐欺とか、ボッタクリといったところでしょうか。ロサンゼルスの先頭をいく超人気ポップカルチャー誌の名前です。

 もう一冊、留之助書店で扱われているアート誌。
Dot Dot Dash: Designer Toys, Action Figures And Character Art『Dot Dot Dash: Designer Toys, Action Figures And Character Art』 (留之助書店)

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2008.05.02

■現代陶芸アート カルロ・ザウリ:Carlo Zauli展
  アンディ・ナアシィス:Andy Nasisse

Carlo_zauliカルロ・ザウリ展
  -イタリアの現代陶芸の巨匠-

 (岐阜県現代陶芸美術館)

土の造形素材としての可能性を徹底的に追求しダイナッミックな陶による造形作品から、繊細で緻密な建築壁面の仕事まで多様なもので驚かされます。

 カルロ・ザウリ美術館
 carlo zauli - Google イメージ検索

 うちの地方は陶芸が盛ん。素晴らしく立派な美術館も整備されている。
 ここに住んでたら陶芸の鑑賞を楽しまない手はないのだけれど、あまり実は食指が動かなかった。

 この作家の展示はポスターを見ると、心躍るものがあったので今週初めに行ってみた。
 平日とはいえGWなのでそれなりに混んでいるかと思えば、なんと我々の貸し切り。京都、東京と巡回される大型の展示にしてこの惨状。陶芸って現代的な美術としては、アピールするものが弱いのだろう。

 展示は写真を引用した巨大な球体の陶彫がなかなかインパクトがあった。大きさは直径約1m。波打つ様がダイナミックに迫ってくる。球体のモチーフだけで10点近く展示されていた。この奇妙な球体を360°で眺めることが出来て、眼は幸せでした。

Sandro_lorenzini_the_other_the_sameイタリアの現代陶芸

 併設の常設展。
 こちらでよかったのは、展示の最後に飾られていたサンドロ・ロレンツィーニ氏の作品「他者、同一者」(1994)(右の引用写真)。
 高さ1.2mくらいの迫力のある陶芸で、ご覧のように赤い仮面のマペットのような作品。

 解説によると、ロレンツィーニ氏は舞台芸術にたずさわり、マペット制作や操り師も経験されているとのこと。その経験と陶芸の融合からこのような作品が生み出されているようだ。「物語性のある作品が多く作られているイタリア陶芸界の中でも、独特の世界を持つ陶芸家」と説明されている。

 Sandro Lorenzini :: Saatchi Online - Show your art to the world 
 ネットでもっと作品が観たいと思って調べたのだけれど、モール風の作品20点が見つかったくらい。もっと人形風の作品が観てみたい。

 Artist in Residence 2003-2004 Part3

 この作家、レジデントで瀬戸市へ訪日もされていたみたい。

 、、、ということで、現代陶芸美術館のネタはここまで。
 これだけでは寂しいので、もっと現代的な陶芸アーティストはいないかと、ネットで探索しました。そしたら、こんな作家が、、、。この写真、なかなか心躍ります。

---★ここからは現代陶芸美術館展示品ではないので要注意★---

◆アンディ・ナシィス:Andy Nasisse
Andy_nasissetile
 Andy Nasisse Pottery Covered Jars
 Andy Nasisse Ceramics Workshop at MudFire Clayworks in Atlanta-Decatur, Georgia
 Andy Nasisse - Google イメージ検索
 Sherrie Gallerie: Andy Nasisse

 愛嬌のある顔の陶器と奇妙な抽象的彫像。これ、実物を是非観たいものです。
 どこか怪獣みたいな造形、この奇想な感じがたまりません。 (僕の美術的感覚が幼児期に怪獣によって刷り込みされていることがわかるだけだったりして、、、(^^;))。

◆関連リンク
Sherrie Gallerie: Janis Mars Wunderlich Sherrie Gallerie: Andi Moran
 Sherrie Gallerie: Thomas Bartel
 ここのギャラリーでいろんな作家の作品が観られる。
 この3人の作品もなかなか。
熊倉順吉《ジャズの城》 1977年、岐阜県現代陶芸美術館蔵
 ミュージアムショップで過去の展示のパンフをめくっていたら、こういう面白い作品もありました。

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2008.04.28

■ヤノベケンジ 京都造形芸術大学 《ウルトラ・ファクトリー》
  Misia「Yes Forever」 PV

Yanobe_ultra_projectYANOBE KENJI ART WORKS ///
  ヤノベケンジ アートワークス
(公式HP)より

《ウルトラ・ファクトリー》
  ULTRA FACTORY in KUAD 予告編

Art! Design! Science!
空前絶後!ヤノベケンジが贈るウルトラ・アーティスト育成教育特殊機関プロジェクト。
2008年6月 全開始動!!

 京都造形芸術大学に建造中の《ウルトラ・ファクトリー》の構想がムービーで明らかになった。ダイナミックでセンセーショナルなこのヤノベ氏のコンセプトをご覧あれ。

 《ウルトラ・ファクトリー》から今後、どんな尖鋭的なアートが世に出てくるか、大いに期待したい。京都ならそれなりに近いから行けるし。

◆《ミニ・アトムスーツ出演》

Misia さん New Single「Yes Forever」(4月30日発売)
ミニ・アトムスーツがPVコラボレーション。

Yanobe_misiaMISIA OFFICIAL WEB SITE(PVの一部映像)

こちらで低画質だけれど、全編観える
(ここはたぶん無断掲載サイト)

 天体望遠鏡とプラネタリウム、ミニ・アトムスーツとロケットと、misiaの歌。ミニ・アトムスーツの風防に映る映像がいい。
 登場するロケットデザインがヤノベ氏かどうかは微妙。
 アトムスーツのコンセプトとこの歌の内容がいまひとつシンクロしていないように感じるのは僕だけか。

 にしてもジャイアント・トらやんをPVに使う歌手はいないのかなー。ファンキーな曲に合うと思うのだけれど、、、。

◆関連リンク
京都造形芸術大学BLOG. 春の顔見世展 映像
 ジャイアント・トらやんの勇姿 再び
Youtubeのヤノベ関連ムービー
当Blog ヤノベケンジ関連記事 

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2008.03.10

■「絶対孤独の表現者たち アウトサイダーアートの世界」
新日曜美術館 KPO閉館現代アート発信の20年

Yanobe_kpo 絶対孤独の表現者たち
 アウトサイダーアートの世界|新日曜美術館

2008年3月9日放送
出演 ヤノベケンジさん(美術家)
    林 容子さん(アートプロデューサー)

画期的だったのは、ジャンルを問わず、エンターテインメント性を追求したこと。お客の足を止めるようなインパクトのある作品を、20年にわたって発信し続けた。さらに、まったく無名の新人を発掘、ヤノベケンジや大島早紀子などを世界的なアーチストに育てた。

KIRIN_KPOキリンプラザ大阪 閉館のお知らせ
過去の展示会

 僕も10年以上前に一度だけKPOへ行ったことがある。既に誰の展示だったか記憶のかなたなのだけれど、なかなか刺激的な場所だったことだけは覚えている。

 番組は第一回のアワードでグランプリをとったヤノベの話を冒頭において、KPOの開拓したことと後年企業のコンプライアンスとアートの先進性の乖離によって運営にひずみが出たという内容で興味深かった。(食品会社のメセナで豚の血が溶けるところの映像を展示していいのか等々)

 ヤノベファンとしては、受賞によってヤノベがアーティストとなったことに感謝。番組で初めて見た1991年のKPOでの初個展の映像とその企画書が貴重だった。

 

 あと番組の最後で映し出された京都造形芸術大でのヤノベケンジ教授によるウルトラファクトリーというプロジェクトがまた楽しみ。
 招聘したアーティストの製作現場に学生を触れさせることによって、ものづくりの刺激を与えていく、というこころみ。建造中の巨大な工房「ウルトラファクトリー」でどんな作品が誕生するのか、今後に注目したい。

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2008.02.22

■日本科学未来館 「エイリアン展-モシモシ、応答ネガイマス。」

Alien 企画展「エイリアン展-モシモシ、応答ネガイマス。」
 (日本科学未来館 イベント)
 特設サイト

世界トップレベルの科学者が最新の発見と理論にもとづいて、エイリアンが存在する可能性を「科学的に」追求します。

本展は2005年にロンドンで"The Science of Aliens"という名称で初公開され、これまでに、フランス、スペイン、アメリカなど、欧米地域で巡回展示されていますが、アジア地域では今回が初めての開催となります。

会期 : 2008年3月20日(木・祝)~6月16日(月)
場所 : 日本科学未来館 1階 企画展示ゾーンb

 面白そうな展示会。
 写真のエイリアン、上はコウモリダコ。これは50-60年代SF映画そのもののヴィジュアルですね。観てみたい~。

 

Aliens_xmas_poster_copy ◆関連リンク
・ukでの展示会 The Science of Aliens
 ALIEN GAMEとか各種資料とか本展サイト、充実してます。そしてポップ。右は展示会のクリスマスポスター。
Clifford A. Pickover『The Science of Aliens』(amazon)
 これは展示会そのものとは関係ないみたい。

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2008.02.07

■ヤノベケンジ×三宅一生 クィーン・マンマ
  Kenji Yanobe x ISSEY MIYAKE / Queen Mamma

Yanobe_queen_manma Kenji Yanobe x ISSEY MIYAKE / Queen Mamma.(Youtube)

 久々にYoutubeで「ヤノベケンジ」を検索したら、傑作Queen Manmaのメイキングムービーが公開されていました。
 造形作品もだけれど、青木兼治氏による映像作品としてみた場合も素晴らしい。

 特に右のカットが僕のお気に入りなのだけれど、こんなタッチで青木氏監督で、ヤノベ美術監督とのペアを組んだSF映画が撮られたら、と夢想してしまいます。

シェルター × サバイバル 
―ファンタスティックに生き抜くための「もうひとつの家」―

 2008年2月16日(土)~4月13日(日) (広島市現代美術館)

2008年3月2日(日) 14:00-15:30
【ヤノベケンジ アーティスト・トーク&絵本「トらやんの大冒険」朗読ライヴイベント】
本展参加アーティスト、ヤノベケンジが作品について語るほか、彼が制作した絵本「トらやんの大冒険」の朗読&生演奏を行います。
※事前申込不要 ※参加無料 ※会場/ミュージアム・スタジオ

 そしてヤノベ氏の次の展覧会は広島。広島はさすがに遠くて行けないでしょう。

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2007.12.25

■美術手帖 特集 松井冬子~絵画に描かれた痛みと贖罪~

美術手帖 2008年 01月号
 特集 松井冬子~絵画に描かれた痛みと贖罪
 (公式HP) 

かつて、幽霊画は一種の厄払いの装置として機能していたという。現代において、松井冬子の絵を一度でも観た者は、そこに描かれた「痛み」「恐怖」「暴力」に視覚神経から感染し、覚醒する。それは厄払いか、輪廻の環か?そして、彼女はなぜ、このような絵を描かなければならなかったのか。

 とても夢幻な感じの幽霊画の画家が美術手帖で特集されています。以前から少し気になっていたので、簡単ですが記事にしてみます。クリスマスムード一色の師走の街中とは相容れないイメージ。

 関連リンクを参照してもらうと、この松井冬子氏についてわかるかと思いますが、作品の妖しい雰囲気と画家の容貌のイメージのギャップの大きさ。

 淡い雰囲気だけれど迫力のある幻想画にはGoogle イメージ検索で触れることができます。思わずひきこまれて抜け出せなくなりそうなこの幽玄な世界観は素晴らしい。

 美術手帖、実はまだ購入していないのだけれど、「彼女はなぜ、このような絵を描かなければならなかったのか」というインタビューが読めるなら是非購入したいものです。

◆関連リンク
DUNE vol.31 特集:PACIFIC  
松井冬子(公式HP)
Yaso 復刊・夜想 第3号/特集#耽美 (公式HP)
YouTube - 松井冬子 自画像を語る
 『日本人と自画像 ~東京芸術大学 4800枚の証言~』より抜粋 (Aug.2007)
博美第181号 平19.3 松井 冬子 (マツイ フユコ)
 知覚神経としての視覚によって覚醒される痛覚の不可避  708/To46/181T

 博士論文のタイトルがとても興味深い。

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2007.12.05

■美術手帖2007.10月号 
  特集「ハリウッドの光と闇 デイヴィッド・リンチ」

美術手帖 2007年 10月号
        特集「ハリウッドの光と闇 デイヴィッド・リンチ」
(amazon)
                            (美術出版社 公式HP)

新作『インランド・エンパイア』をはじめ、数多くの話題作を放ってきた“ハリウッドの奇才”デイヴィッド・リンチ。この春には、ペインティング、ドローイングなどを多数紹介する回顧展が開催され、その勢いはとどまるところを知らない。光と闇、恍惚と狂気、知性と不条理が同居する「リンチ・ワールド」に迫る。

 こんな特集が組まれていたとは!?
 うちの町には美術手帖が入荷する本屋がなくて、全く知らなかった。不覚。

 先日名古屋の大手書店のバックナンバーコーナーでこの特集本を見つけた。危うく買い逃すところだー。いなかはいやだ。

 内容的には美術展カタログ『The air is on fire, David Lynch』から結構な枚数作品が掲載されていて、このカタログの購入を躊躇されていた方は、お得。

 町山智浩氏「私を縛るこの邪悪な夢から解放して」とか、読み応えがある論考も掲載されている。表紙もリンチの写真だし、かなりお薦め。

 他に石田徹也氏の小特集とかも嬉しい。

・当Blog関連記事 デヴィッド・リンチ監督 『インランド・エンパイア』

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2007.11.22

■ルービックヘッド : Rubik's Head

Rubiks_head Rubik's Head(joe-ks.com)

 写真一発ネタです。

 joe-ks.comという合成写真(?)サイトから。

 なんか映像で見せられたらちょっと凄いかも。

 というわけで、ルービックヘッドで検索してみると、こんなものもありました。Simpsonsのは、ほしい。

Rubiks_head_simpsonsSimpson'S Head Rubik'S ホーマーの顔がグジャメジャに、、、。

シリーズで、バート・シンプソンズのもあるみたい。

 あとRubik's Obi Wan® Head

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2007.11.05

■第6回 織部賞 授賞式
  岩井俊雄「メディアとアート」

Oribe07_jyushoushikivert GIFU WebORIBE/織部賞

平成19年11月4日(日)セラミックパークMINO
1:30 授与式 国際会議場
3:10 記念イベント 展示ホール・国際会議場
3:10~3:30 高橋睦郎 朗読会
3:40~4:00 岩井俊雄 プレゼンテーション
4:10~5:00 ビデオ「EMI WADA WORKS」上映
4:10~4:30 林屋晴三 座談会
4:40~5:00 山田脩二 座談会
5:10~5:30 ワダエミ 対談
5:30 交流会 ホワイエ

 昨年、押井守の講演会で知った織部賞、その授賞式が近所であったので、観にいってきました。

 2年ごと開催、6回目となる今回は、グランプリ ワダエミ氏、受賞者は高橋睦郎、岩井俊雄、林屋晴三、山田脩二の各氏。僕は岩井俊雄氏のメディアアートが楽しみで行ったわけ。用もあって、4:00までの分を観てきました。

 会場は審査委員長の磯崎新氏設計のセラミックパークMINO。なかなか凝った建築でこちらも一見の価値有。授賞式他展示やパフォーマンスが会場のいろんな施設を使って立体的に表現されているのも良い感じだった。授賞式の制作は、審査員でもある松岡正剛氏と編集工学研究所。写真を観てもらってもわかるように、ビジュアル的に丹精にまとまっていて、好印象。特に80年代に工作舎の出版物で洗礼を受けている我々世代には居心地のいい空間が構成されていた。

 展示会場では写真にある高橋睦郎氏の詩の朗読とかワダエミ氏の『利休』の衣装とかが観られた。詩人のパフォーマンスを生で観たのは、初めてでした。

 残念ながら岩井作品は、TENORI-ONというYAMAHAとコラボレーションしたLEDを用いた新感覚の楽器のみ(しかも残念ながら触れない、イギリスでは既に発売されている工業製品らしいので、数台用意して触らせてほしかった)。
 期待していたモルフォビジョンは、パネル展示のみでした。残念。

Oribe07_iwaihorz

 岩井俊雄のプレゼンテーションは、 「メディアとアート」と題されたもので、幼少の頃のアート体験にはじまり(引き出しの落書きとか図鑑とか教科書のパラパラ漫画とか。教科書のパラパラ漫画はムービーで紹介があり凝ってました。写真左はその一枚)、筑波大時代のコンピュータを用いたパラパラ漫画とか驚き盤や「時間層Ⅱ」、「映像としてのピアノ」の紹介。

 やはり僕は「時間層Ⅱ」とか立体驚き盤が好き。
 あと今夏の紹介には入っていなかったけれど、以前デジスタで紹介された遊園地の遊具を驚き盤のように見せる作品。そんなものの実物が本当は観たかったのだけれど、展示会場はとても残念だった。

 で、ラストは、TENORI-ONの岩井による演奏。
 手元をカメラでとらえて写真にあるように実演奏のうしろのスクリーンに拡大投影した趣向が不思議な音響とあいまって心踊る空間が演出されていた。わずか20分ばかりのパフォーマンスだったけれど、会場がこじんまりとしていたこともあり、充実した時間が過ごせました。

◆関連リンク
TENORI-ON | DESIGN | ヤマハ株式会社
岩井俊雄のTENORI-ON開発日誌
茶人・古田 織部(wiki)

当Blog記事
「21世紀のISIS:イシス ~想像力と映像~」
  織部賞が生んだ「縁」と「演」対談 押井守×松岡正剛

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2007.10.16

■デヴィッド・リンチ展覧会 ミラノ トリエンナーレ財団美術館
  『The air is on fire』 @ Triennale de Milan

The_air_is_on_firetriennale_de_mila  リンチの展覧会『The air is on fire』は、パリに続き、ミラノの「Triennale de Milan」(リンチ展公式HP)にて2007.10/9~2008.1/13まで開催中。

2008年01月13日(日)
デイヴィット・リンチ
〜ジ・エアー・イズ・オン・ファイアー展

David Lynch: The Air is on Fire
ミラノ トリエンナーレ財団美術館
Fondazione La Triennale di Milano 「ツインピークス」「マルホランド・ドライブ」など、抽象的なストーリーと幻惑的な映像が融合する映画作品で有名なアメリカの映画監督デイヴィット・リンチの特集。展示ではおなじみの映像作品だけでなくリンチが手掛けた絵画、写真、オブジェ、サウンドなどを公開、「カルトの帝王」独特の世界観に迫る

 パリの時とはポスターのイメージが違いますが、展示自体はどんな展開をしているのでしょうか。カタログはパリの時と少なくとも表紙は同じようです。たぶん中味も。

◆関連リンク

Pen_art雑誌 Pen 「一冊まるごと、現代アート入門」オフィシャルサイト

「いま」を表現する、注目すべき作家たち。
●加藤 泉 ●森村泰昌 ●ヤノベ ケンジ ●エルネスト・ネト ●やなぎ みわ ●デヴィッド・リンチ ●オノデラユキ ●李 禹煥 ●オラファー・エリアソン ●フセイン・チャラヤン ●ピピロッティ・リスト ●アドレアナ・ヴァレジョン ●ソフィ・カル ●ジグマー・ポルケ

 数人しか知りませんが、好きな作家の名前が並ぶと嬉しいですね。各作家1~2ページの紹介文程度で、もう少し突っ込んだ評論が読みたかったりします。

 この雑誌に「リンチの展覧会は世界を巡回