立体映像

2009.10.27

■『アルビン号の深海探検』カラーコード3D(ColorCode3D)予告篇

Photo

映画「アルビン号の深海探検3D」公式サイト Blog
(SF作家 上田早夕里さんのTwitter経由)

日本初!最先端のカラーコード方式による「3D予告編」を公開しました。

カラーコード3D予告編の見方 - アルビン号の深海探検 3D映画 Blog.

アルビンの映像は、デンマークのカラーコード社でエンコードしてもらったものです。 映画館での方式、リアルDとは大分違います。 背景が暗いので、カラーコードで無理な部分もあります。 映画は、カラーコード程度だとは思わないで下さい。はるかに精細です。

 日本製3D映画の予告編。劇場公開本篇はリアルDと呼ばれる偏光板方式であるが、ネット用に新しい3D方式を用いた予告篇が公開されている。劇場で配布されているカラーコード3Dメガネ(うちの娘が別の映画を観に行って、昨日もらってきてくれたもの)を使うと、従来の赤青メガネのアナグリフに比べて綺麗な色合いで観られる。

 メガネは、濃い青フィルタと薄いアンバーのフィルタより構成されている。右目が青、左がアンバー。

 さすがに偏光フィルタ方式に比べると、色のついたフィルタを用いているので、色彩はいまひとつだが、従来の赤青メガネに比べると鮮やかである。深海潜水艇のごつごつした立体感と、海底の塵による空間の表現がなかなか。

 上の引用画像は、そのカラーコード3D方式の映像。これを観るとわかるように眼鏡なしでも通常のカラーに近い画像として見ることができる。これもこの方式のひとつの狙いなのだろう。

◆関連リンク
YouTube - ColorCode 3D Demo
 カラーコード3Dのデモ画像。なかなか植物がいい。
ColorCode3D Index 日本の代理店㈱テクネのページ。こちらにもサンプル画像。

アナグリフを越えたアナグリフ !!  
「カラーコード3D(ColorCode3D)」は、「色の再現性」に優れたカラーフィルター方式のステレオ画像形式です。
* 青/アンバー系のカラーコード3D専用のメガネで見るアナグリフの一種です。
* 通常のアナグリフの欠点を補い、「色の再現性」に優れたカラーフィルター方式のステレオ映像技術で、「赤」が「赤」として見えるアナグリフといえます。     * 通常のアナグリフ同様、表示媒体を選びません。
* 従ってカラーコード3D専用のメガネさえあれば液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、ビデオプロジェクター、ブラウン管など通常の電子媒体の他、印刷物でも鑑賞可能となります。
* また、DVD、DVD-ROMによる配付、インターネット配信などが簡単に実現できます。
* カラーフィルターがやや暗めのため、映画劇場や視聴覚室、ホームシアターなど暗転可能な場所に適しています。
* 一方、暗めの映像や周囲が明るい場所での鑑賞には余り適していないようです。ただし、カラーフィルターの改良により、この欠点も克服される可能性はあります。
* 「カラーコード3D」は、現在、デンマークのカラーコード3Dセンターの特許技術となっています。US patent No.6,687,003; AU patent No.763370;EP patent No.1131658;その他出願中。

・当Blog記事
 デジタル3Dシネマ方式比較 リアルD:REAL D v.s. ドルビー3Dデジタル:Dolby 3D Digital Cinema
 ジタル3D CGシネマ 立体映画 REAL D  ロバート・ゼメキス監督『ベオウルフ/呪われし勇者』

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2009.09.16

■SONY 3D:立体映像機器 2010年市場投入

Stereo_megane 【IFA2009】ソニー、3Dを大々的にアピール -AV Watch

  3Dについては、52型/1,920×1,080ドットのBRAVIAを用いて、アクティブシャッターメガネと組み合わせたフレームシーケンシャル方式でのデモを行なっている。(略)
 ソニーでは、2010年内にテレビ とBlu-rayプレーヤー、VAIOで3D対応を行なうことを発表しているが、PS3でも対応に向けて準備を進めている。

【本田雅一のAVTrends】3D対応を着実に進めるBDA -AV Watch

 PlayStation 3は初代機を含めてすべてのモデルが、ファームウェアのアップデートで3D映像の出力に対応する。ハードウェア的にはHDMIバージョンは変わらないが、ディスプレイのEDIDを読み取って3D対応の場合は3Dフォーマットで出力するようソフトウェアでコントロールするようだ。

 先日Panasonicのプラズマ3Dシアターについて紹介しましたが、SONYも来年から立体映像機器の市場投入を開始するようです。
 方式はパナソニックと同様にアクティブシャッターメガネ。
 PS3のブルーレイプレイヤーユーザとしては、ファームウェアによる3Dへのアップデートはとても嬉しい。これって、プレステにアクティブシャッターグラスを繋げば、ゲームやブルーレィの立体コンテンツが遊べるってことですよね(と思いたい(^^;))。凄い凄い。来年が楽しみ。

◆関連リンク
【本田雅一のAVTrends】IFA特別編:「パナソニックが一番に3D対応製品を揃える」 -AV Watch.

  言葉は穏やかだがパナソニックのAV部門全体が3Dに向いて、誰になんと言われようとも価値を創造してやるという意気込みが伝わってくる。(略)
 ジェームズ・キャメロン氏は、アバターの 制作時に同社のプロフェッショナルカメラを用い、さらにデイリー編集フィルム(その日に撮影した映像のデイリー簡易編集データ)のチェックを3D対応 103インチPDPの試作機で行ない、3Dでの見え具合をチェックしているという。

 AVWatchの記事の引用ばかりでごめんなさい。
 やはりこの手の情報は、AVWatchが他の追随を許さない状況ですね。

当Blog記事
Panasonic フルハイビジョン プラズマ3Dシアター

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2009.09.03

■3Dデジカメ「FinePix REAL 3D W1」 3Dビューワー「FX-3D-V1」

Real_3d_w1_feature001_img_05
FinePix REAL 3D W1 : 特長 | 富士フイルム.

2 基のCCDを同期させる制御システムを搭載。左右のシャッターを同期させることで、左右でまったく同じ瞬間を取り込みます。この技術により、2枚の画像の ズレを防ぎ、自然に見える立体感を実現。さらに、動画撮影(30フレーム/秒)でも、フレーム単位での左右の同期を実現し、リアルな3D動画の撮影までも 可能にしています。

 既に7月に発表され発売されているので旧聞に属するが、うちのBlogとしてはこのカメラを一度は取り上げておかないといけないと思い、あまり目新しい情報はないのだけれど紹介します。

 これは、デジカメとして世界初の立体写真機であり、おそらく3D動画カメラとしては民生で世界初となるのではないか。(残念ながらムービーはハイビジョンではない)
 上のシステム図にあるように撮るだけでなく、液晶ビュワーを用意し、さらに3Dプリントとして焼きつけて配布することもできる。

 富士フィルム、気合いが入っています。銀塩からデジカメへの変革により、旧来の写真のバリューチェーンが破壊され、次のエコシステムをどう構築するか、本気で模索している様子がうかがえる。今年映画界がいよいよ3D映画元年の様相を呈しているので、ここらで写真業界もそれに肖ろうというのであろうか。

 今までも3Dというのは、極マニアックな客層で深く静かに広がっていたわけであるが、このようにコンシューマレベルで商品が展開されると、今度こそブームか、とあらぬ期待を抱くのは立体映像マニアの悲しいサガ(^^;)??。

 なんにしてもこれがそこそこヒットして、次に本格的な立体ムービーカム、つまりフルハイビジョン機+家庭用再生システム(松下のこんなやつ)が出てきたら、いよいよ立体映像マニア垂涎の時代の到来である!!

◆関連リンク
3Dデジカメ「FinePix REAL 3D W1」試用レポート by うるまでるび : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)
FinePix REAL 3D V1 : 特長 | 富士フイルム
『FUJIFILM-3Dビューワー-FinePix-FX-3D-W1』
『FUJIFILM-3Dビューワー-FinePix-FX-3D-V1』
価格.com - 富士フイルム FinePix REAL 3D W1 のクチコミ掲示板

YouTube - HANABI 3D (FUJIFILM FinePix REAL 3D W1, Stereo Movie Maker
 3Dムービー
YouTube - CYCLING 3D (FUJIFILM FinePix REAL 3D W1, Stereo Movie Maker, yt3d:enable=true)
 農道のムービー。Youtube画面右下でパラレルか交差法を選択しカラー映像で観てみてください。

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2009.08.26

■J・キャメロン監督『アバター:Avatar』予告篇 特別3D映像公開

Avatar_trailer_small
Apple - Movie Trailers - Avatar
 09.8/20からネット他でいよいよ予告篇が解禁。
 予告は想像した以上でも以下でもなく、順当な出来に観えてしまい映像的な驚きはない。本来は大画面の3D映像として評価すべきものなのだろう。あとキャメロンは物語性も優れているので、当然だけれど、総合的評価は公開を待つしかない。
 一点、予告篇にいちゃもんを付けると、上の引用の2枚目、飛行機らしきものから降りてくる人物が俳優の演技らしいのだけれど、どうもCG的な安っぽさがある。これ、どうにかならないものだろうか(^^;)。

 8/21には、IMAXシアター他で15分の特別3D映像が公開されるイベント「アバターの日」が開催された。残念ながら仕事で行けなかった僕は、ネットで予告篇とイベントに参加した方たちの記事を眺めて、その立体映像を想像するしかない。本Blogへもyorikiさんのコメントで感想をいただいているが、観られた方はこの記事にコメントもしくはトラックバックいただけると幸い。

そして3D映像は“必然”になった--「アバターの日」@川崎IMAX | WIRED VISION.

(略)視差を持つ左右の目からの像が結ばれることで立体的な像を認識するというプロセスを、観客もまた3D映像で目撃する。ここでキャメロン監督は、「(略)観客のあなたの化身でもある」と示唆しているように思える。(略)3D映像という新たな表現手法を得た監督の歓喜と自信にも重なる。

映画に限らず、小説でも演劇でも、物語を味わうということは、他者の生を疑似体験することにほかならない。他者の内面に入り込み、その人の目で見て耳で聞くことを仮想的に経験する。(略)

 アバターの存在は、パフォーマンスキャプチャーで役者が3Dデータの中に入る(?)ことも象徴しているのだろう。

 知覚と身体の関係について考察した下條信輔『<意識とは何だろうか> 脳の来歴、知覚の錯誤』にこんな一節がある。

 「地球外の宇宙に知性を持った生物は存在するか」「存在するとして、私たちとのコミュニケーションは可能か」このような疑問がよく話題となりますが、右のことを前提にすればあまり望みはなさそうです。身体の構造機能と知性とは分かちがたく結びついているとすれば、「地球人とは似ても似つかないからだをしているが、似た知性を持った宇宙人」という発想自体が、すでにありそうもない。(P110)

 予告編を見ながら僕は、SFマニアであるキャメロンの想像力が、このような知性と身体の関係を、立体映画というツールで観客に疑似体験させる異様な感覚の映画を作り上げていることを期待した。
 まさか『タイタニック』の後にエンタテインメント映画を期待してきた観客に、そのような体感を強いるのはハリウッド的にはあり得ないのだろうけれど、、、。きっと気持ち悪い体験だろうから。

◆関連リンク
Official Avatar Movie site | In Cinemas December 18th Worldwide
ジェームズ・キャメロン監督「アバター:Avatar」特別3D映像公開イベント体験記: エンターテイメント日誌 .

従来のびっくり箱のように飛び出す3Dというよりはむしろ、奥行きのある映像を愉しむという感じかな。特にCGの映像は効果的だが、実写の人間は立体感が余り感じられない。この程度ならむしろ、3Dメガネが煩わしいので従来の2D(平面)映像で十分という気がした。

3D立体映画の大本命「アバター」の立体映像っぷりがどのような感じなのか、15分の特別試写レポート&体験してみた感想とかいろいろ - GIGAZINE.

昨日公開された2Dの予告編だけを見ていると「なにこのファイナルファンタジー?」みたいな印象を抱いてしまうため。ただ、その懸念は立体映像の実物を見る と消し飛ぶレベルで、むしろこんな感じで徹底的に作り込まないとだめだということもよくわかります。というか、1080pのフルHD予告編以外は公開しな い方がよいかもしれません。

世界で最初の目撃者に! 『アバター』特別3D映像上映イベントが全世界で同時開催 (シネマカフェ) | エキサイトニュース

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2009.08.25

■3D映画版『ジュラシックパーク』『スターウォーズepisodeⅠ』他

3d
Hollywood 3d Sampler 2 anaglyph yt3d (Youtube)
Hollywood 3d Sampler Anaglyph yt3d (Youtube)

 これ、日本のサイトでどこも紹介してなくって、当Blog的には凄い特ダネなんだけれど(^^)、究極映像研Tumblrで昨日紹介したが全くReblogされない。世間的には関心の少ないネタなのかも(^^;)。
 いいんです、少なくとも僕の眼と脳味噌はこれを見つけて喜んでるので(^^)。

 何が凄いって、『ジュラシックパーク』『マスク』『マトリックス』『シュレック』『スターウォーズ1』『ターザン』他、過去の映画の名場面が3D映画化されていて、上記リンクで今すぐ観られる!!

 これら動画は2D映画を、ディジタルの技術で3Dとして蘇らせたもの。
 Youtubeへ飛んで、画面右下の3D表示方式を是非「パラレル」か「交差法」にしてカラーでお楽しみを。(もし裸眼立体視に自信のない方は、赤青メガネ方式もありますが、こちらは色が良くなくて、残念ながらはっきり言って観られたものではない)。

 他にも何本かムービーが公開されている。
 YouTube - pusuxu のチャンネル 変換作業を実施しているオーストラリア(?)の会社のようですが詳細は調べてません。あしからず。

 上に引用した『ジュラシックパーク』のシーンを見てもらうと、右と左の画像で視差があるのがわかると思う。特にティラノサウルスの頭と岩山の位置。2Dの元映像からこうした二枚の画をコンピュータと手作業で作り上げているわけだ。

Matrix_3d_2
 『マトリックス』の画像では、静止画白黒でまず2Dシーンを見せ、すぐ後ろに3D画像を見せて視差追加の効果を連続して見せるようになっている。Youtubeの画像を立体視しながら、シーンがカラーになると奥行きが生まれるのは、なかなか快感。

 どうやって作られているかというのは下に紹介。

 凄いのは、釜山フィルムコミッションスターウォーズを立体映画にする技術等でこういうものがあることは知っていたけれど、Youtubeで手軽にいつでもこのような立体映像が見えるようになったこと。

 あともっと凄いのは、『ターザン』を観ると海のシーンとか素晴らしい出来で、2Dセルアニメの映像からも立体映画が作れるということ。これが可能ということは、宮崎作品や金田伊功アニメートも3D化できるということで凄い。観たい!

 先日、国内でも立体映像がIMax等で解禁になったキャメロン監督の『アパター』。これがどの程度ヒットするかにかかっているが、今年はいよいよ真の立体映画元年ということになるのかもしれない。
 そうした時に3D-CGで出遅れている日本アニメ界は、過去のセルアニメを立体化できるこのような技術開発に力を入れるべきかも。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』が立体映画で観られたら、凄まじい衝撃になりそうだと思うのは僕だけだろうか。

◆2Dから3Dへのコンバート

 技術については、下記に紹介されているが、あまり詳細情報はない。最も詳しいのは、やはりこの世界の日本の第一人者である大口孝之氏のHPの下記文章である。(残念ながら大口孝之氏の特殊映像博物館は現在閉じられているので、当Blogの過去記事からの引用)

『スターウォーズ・エピソード3』と『エピソード4』の3D映像公開  BIFCOM 釜山フィルムコミッション

2007年3Dリスト (大口孝之氏の特殊映像博物館:Special Movie Museum)
 その出来は極めて自然で、最初から立体映画として制作されたものと変わりがなかった。
 具体的な手順は、①オリジナルのフィルムを元に、奥行きを設定したデプス・ストーリーボードを作成。②各映像のレイヤーを分解。③見た目で3Dのジオメ トリーをモデリング、もしくはペイントによるデプスマップを作成し、オリジナルの映像をテクスチャマッピング。④左右の視差を与えて、映像の欠けた部分を ペイントで修正…というものである。被写界深度によるピントのボケた個所は、他のショットから焦点の合った映像を移植してきたり、そっくり別の映像に置き 換えたりという方法で対応している。

 以下、変換作業の紹介記事とその動画。

YouTube - How IMAX Wizards Convert Harry Potter to 3D 
 まさにこれは気の遠くなる作業。

2dto3d ・3D映画特集(1):IMAX技術者が語る「ハリポタ」の3D変換技術 | WIRED VISION.

ワイアードのブログ『Underwire』が独占公開した上の動画では、ソフトウェア上で1フレームの画像から人物や背景をマッピングして、両眼の視差を考慮した2つのフレームを制作する様子が説明されている。

Video: How IMAX Wizards Convert Harry Potter to 3-D | Underwire | Wired.com.

◆関連リンク 当Blog記事
スターウォーズを立体映画にする技術  In-Three Dimensionalization®

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2009.08.20

■Panasonic フルハイビジョン プラズマ3Dシアター

Panasonic_prasuma_3d FULL HD 3D Special Site | Panasonic

 プラズマディスプレイによる3D映像の紹介サイト。

 既にNEWSとしては古いのですが、僕はサイトで初見だったので紹介します。

 これはフルハイビジョン映像をプラズマディスプレイに120コマ/秒で映し出して、液晶シャッターメガネで交互に60コマ/秒 右目/左目へ交互に伝達。かなりの高画質を実現できているようです。
 
 アメリカ中心に、映画館で立体映画が広がっているので、いよいよ家庭にも、、、ということですね。

 記録はブルーレイディスク。プラズマディスプレイに、液晶シャッターメガネをコントロールできるプレイヤーを組み合せれば実現できるということで、かなり早い時期に投入されることになるかも。

 ジェームス・キャメロン渾身の立体映画大作『アバター』が年末に公開されて大ヒットしたら、そのブルーレイディスクの発売に合わせて、家庭用機器として本システムを市場投入というシナリオではないかなー。

 としたらここ1,2年でのデビューになるわけで、資金的に変える目途は全くないけれど(^^;)、それに備えて薄型テレビ購入は控えなきゃ。

 あと家庭用としてメガネの装着を強要するのは否定意見もあるようだけれど、僕は雰囲気作りとしても絵の高精細度にしても液晶シャッター方式は大賛成。

◆関連リンク
西田宗千佳のRandomTracking(AVWatch)
 SONY技術陣へのインタビュー掲載

 確かに、ちゃんと作った 4K2Kのコンテンツは、鳥肌が立ちます。ですがポストHDの姿として、4K2Kというのと、3Dというのとでは、得られる臨場感の違いと、技術的なハードルの高さを考えた場合、コンテンツのアベラビリティを考えた場合、どちらがいいか、といったら「まずはこちらの方が良さそうだね、こちらが先決なんじゃない?」という発想です。

 特に、「BOLT」の映像を見ている時、ちょっと面白いことに気がついた。3D映像が立体に見える理由は、右目と左目の映像の「視差」にある。だから、メガネを外して映像を見ると、映像は左右にぶれたような感じになる。このぶれが、画面の「上部」と「下部」で違ったり、同じシーンなのに細かく変化したりしていたのだ。

 通常この「視差によるぶれ」は、画面全体・シーン全体で一様である。例えば、視差が画面の上下で違うということは「画面の上と下でピントがあっている場所が違ったり、立体感が異なっていたりする」ということであり、普通にはあり得ない状況だ。

 だがBOLTでは、同じシーンの中で、同じフレームの中で視差を細かく調整している。狙いは「どこがどのくらい立体的に見えるか」を調整し、視線を誘導するためだろう。

 後半に述べられている3D映画での映像制作のノウハウは、なかなか興味深い。
 3D映画って、結局冒頭数分は驚異の映像にワクワクするけれど、たいがいその後、慣れてしまって全編でのエキサイティングな体験になかなかならない。裏返せば、脳内映像補正で2D映画でもかなり立体感を体感していることが、この差異の小ささの原因になっているような気がする。

 といった時に、こうした撮り方による3D独特の驚異の映像へのアプローチって、なんかあるのだろうね。やはりキャメロンの実験が楽しみ。

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2009.07.17

■感想 ボブ・レターマン、コンラッド・ヴァーノン監督『モンスターVSエイリアン』

Monsters_vs_alienMONSTERS VS ALIENS
: In Theaters March 27, 2009
(米 公式HP)
モンスターVSエイリアン (日 公式HP)

 タイトル通りのモンスターとエイリアンの戦いを描いた待望の3D-CGアニメをデジタル3Dシネマ REAL Dの劇場で観てきた。

 想像どおりの作品で満足。
 しかしストーリーも立体映像としても、その想像を大きく超えることがなかったのに少し不満(可もなく不可もなくって評価です)。
 我々は、立体映像の可能性を本当に開花させた度肝を抜かれるような映画にいつ出会えるのだろうか。(キャメロンの『アバター』?)

 予告にある絵がら通り、コメディタッチで描かれる戦いだけれども、ユーモアのセンスがなかなか好みで◎。

 コックローチ博士のマッドサイエンティストチックな笑い方が最高。
 BOB、ミッシングリンク、ムシザウルスといったモンスターの面々もいい味出している。
 あと気に入ったのが、90歳のモンガー将軍。
 こんな物に動じないとぼけたジジイになりたいものです(^^)。

 とにかく能天気な描写が素敵。
hr/photos/stylus/25134-Monsters_Aliens_341x182.jpg
 それから、ムシザウルスの最後の活躍は注目。

 3Dはreal D方式。戦闘シーン、宇宙シーンで威力を発揮している。
 特にゴールデンゲートブリッジのシーンが最高にスペクタクル。重量感と立体感。
 ムシザウルスには惚れました(^^;)。

 次の立体映画は、やはり予告でやってたピクサーの『ボルト』でしょう。これも楽しみ。

◆関連リンク
EnterJam 町山智浩のアメリカ映画特電.

第80回 2009/04/16 up 『モンスターVSエイリアン』で怪獣好きのお父さんも大喜び

 本作の舞台、田舎町モデストはルーカスの生まれ故郷とのこと。
The Inside Scoop · InTru3D Archive.
 IntelとDreamWorksのコラボ。
 InTru3Dは立体映画の上映方式でなく、制作システムのようですね。
Intru™ 3D, 3D Animation with Intel and Dreamworks
 アニメの歴史を語って、最後にInTru 3Dのロゴを示したIntelの予告編。
3-D vision doesn't waver

◆関連当Blog記事
映画『モンスターVSエイリアン』 オフィシャルブログ
デジタル3Dシネマ方式比較  リアルD:REAL D   v.s. ドルビー3Dデジタル:Dolby 3D Digital Cinema.
デジタル3D CGシネマ 立体映画 REAL D  ロバート・ゼメキス監督『ベオウルフ/呪われし勇者』

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2009.05.04

■IMAX Digital Theater:アイマックスデジタルシアター誕生

Imax_digital_3d
IMAX アイマックス:109シネマズ

6/20(土) オープニング作品が決定しました!あの大ヒット作『トランスフォーマー』の続編がIMAXバージョンで登場。IMAXカメラを用いて撮影されたシーンもある『トランスフォーマー/リベンジ』。
【レポート】デジタル映像と独自の音響技術を融合した「IMAXデジタルシアター」日本上陸(マイコミジャーナル)

IMAXデジタルの開発には、同社が持つIMAX DMR(digital re-mastering)という技術が大きく貢献している。IMAX DMRとは、通常の映画館向けに制作された長編映画を、IMAXのジャイアント・スクリーン用に変換する技術で、35mmフィルムを4K以上の解像度でスキャンニングし、デジタル・ブローアップ、フィルムグレインの消去、シャープネス、カラーコレクションなどのエンハンス処理を経て、70mm15Pのフィルムにレコーディングされる。

 神奈川、埼玉、大阪の3劇場で導入される。
 3D映画の枠を超えて、アイマックスの巨大スクリーンがデジタル3Dに。これは興奮します。未来の映像体験がここに、ってところでしょうか。東海地区在住者はいつ観られるのでしょう。

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2009.03.20

■世界初 デジタル3Dライブ・ドキュメンタリー映画『U23D』

U23d :::::::::: U23D ::::::::::.(公式HP)
U2のコンサートを3D映画で体感
:『U23D』レビュー(WIRED VISION)

 世界初のデジタル3Dライブ・ドキュメンタリー映画『U23D』。(略)

 コンサートの収録は、2006年の『ヴァーティゴ・ツアー』のうち中南米4ヵ国とオーストラリアの公演で行なわれた。収録曲は全14曲(エンドロールで流れるアコースティックバージョンの『Yahweh』を含む)。(略)

  3D映像の収録には、米3ality(three-ality)社が新開発した『3ality Digital 3Dカメラ・システムが使用された。上映には『Dolby 3D Digital Cinema』が使われており、偏光フィルターの3Dメガネを着用して鑑賞する。(略)

 特にこの被写体深度の深さが活きていて、それぞれのアングルの人物が立体感を保ちつつ奥まですっきりと見通せる感じは、これまで観た劇映画の3D映像ではなかった体験だった。

U23D テクノロジー

 トリックに依存していた前世代の“3D”映画。だが3ality Digitalの最先端テクノロジーがすべてを一変させた。ステレオカメラの目線を瞬時に調節する人工知能、画期的なズームレンズ、自動制御システム、最新の高解像度3Dシステムによる一括デジタル処理…。

 初のデジタル立体ライブドキュメンタリー映画。
 家でハイビジョンで観る番組は、ドキュメンタリーとコンサート、演劇の映像が多いのだけれど、100inchのハイビジョン映像は、さながら会場にいるような臨場感がある。
 コンサートや芝居は遠方へ行くしかない田舎在住者なので、この臨場感は貴重。コンサートや芝居を実際に観に行っても、たいがいはかなりステージから遠い席で観ることになるので、会場の熱気以外では、ハイビジョンの方が臨場感では会場にいるのより優っている。
 今回の3Dライブドキュメントは、そのハイビジョンの臨場感に加えて、さらに奥行というデータが観客に提示される。
 今後、こうした映画や、将来はTV放映が増えていくのかもしれない。

 U2を体感しに行こうと思ったら、残念ながら上映は関東圏の30の劇場。

 3D映画まで、「名古屋飛ばし」かぃ!!

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2009.01.21

■3D Video Cam Novo Minoru : PC用3Dビデオカム「ノボ・ミノル」

Novo_minoru 青の6号のノボ似の3Dビデオカム
CESで製品版が初公開
      - Technobahn

 「ノボ・ミノル」は、日本のアニメ「青の6号」に登場するガードロボット「ノボ」にちなんで命名(略)

 このステレオカメラの映像はビデオのハードウェアによってアナグリフ方式(赤と青の色メガネを使って立体視する方式)による一枚の単一映像に自動変換されてUSBの拡張規格「UVC(USBビデオクラス)」の信号として出力されるため、UVC規格に沿ったWindows Liveメッセンジャーなどのビデオチャットソフトであればどれであっても利用可能(略)

Novo Minoru 3D Webcam(公式HP)

Meet Minoru, meaning ‘Reality’ in Japanese, the worldís first 3D webcam.
Minoru = Reality!

 現「実」 = みのる = Reality ということでしょうか。
 誰だ、変な日本語を教えたのは。

 でもとても愛嬌のあるルックスの3D立体ビデオカメラになっている。
 こんなのをPCの上において、赤青メガネかけて、ビデオチャットしたら楽しいかも(でもヘンテコな風景(^^))。こんな情景になるのでしょう(下の動画)。

YouTube - Novo - Minoru 3D Video29

YouTube - Minoru 3D Webcam Video of Adina in Garden with Bubbles.
 少女がシャボン玉で遊んでいる映像。←こういうのは絵になります。

◆関連リンク
Amazon.com: Minoru 3D Webcam (Red/Chrome): Electronics
 アメリカのAmazonでは既に発売されていて、$89.95。
 ちょっとほしい。
タカラトミー 小澤さとる50周年記念 空想科学潜水艦史.
 『青の6号』のノボはこのページの一番下をご覧あれ。
杉浦 康平, 北村 正利『立体で見る〈星の本〉』

赤と青のメガネを使って、宇宙の星を立体で見せる世界ではじめての本。宇宙旅行の気分で、全天88の星座すべてが楽しめます。5等星までの3000個の恒星を収録。

 僕の赤青セロファンの立体視メガネはこの本のものを使ってます。

 

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2009.01.14

【2009 International CES】究極映像 新製品リンク

 AV技術の祭典CESにて発表されている各社の近未来映像機器についてのリンク集です。うちのBlogに関係する立体映像、スーパーハイビジョン、超高速度撮影デジカメ等について、各社の公式プレスリリース等とAV Watchの記事より紹介。詳しくはリンク先を参照ください。

 注目は、東芝の世界初4k×2kパネルとフルHDからスーパーハイビジョンへの超解像処理技術。SONYとPANASONICの家庭用3D技術。CASIOの薄型EXILIMの超高速動画デジカメ。

 こんなに早く4k×2k TVが登場するとは驚き。
 NHKのスーパーハイビジョン放送は随分先なので、ブルーレイに続く映画コンテンツ販売での(メディアでなくネット配信?)4k×2kソフトというのが案外早く登場するかも。

東芝:ニュースリリース (2009-01-07):「2009 International CES」の出展について.

(1)4k×2k Cell TV
 1920×1080画素のフルHD画像を3840×2160画素(4k×2k)パネルで表示するCell TVを展示し、フルHD画像を、単純に4k×2kに引き伸ばした画像と超解像処理を施した画像を比較するデモを実施します。

【CES】東芝、4KとフルHDの「Cell TV」や新超解像など(AV Watch)

  (略)「Cell TV」。PLYASTATION 3に搭載されているLSI「Cell」を搭載し、高画質化や柔軟なインターフェイス、録画機能などを搭載(略)。

 横4,000ドット、縦2,000ドット級の4Kパネル搭載モデルも2009年度内の発売を目標に、(略)HDコンテンツを超解像処理により4Kへ変換するなど、さまざまな先進的な機能を投入する計画という。

Sony Japan|プレスリリース | 2009 International CESについて.

「3D映像の世界」 液晶テレビや4K“SXRD”プロジェクターを使った映画、スポーツ、ゲーム等の3Dコンテンツのデモ

【CES 2009】 SONY基調講演 メガネ型ディスプレイと3D(AV Watch)

 現在開発中というメガネ型ディスプレイ(略)。メガネは、周囲の視界を保ちながら、中央部に映像が表示される構造と なっており、「(隣にいる)トム・ハンクスを見ながら映画が観られる」と先進性をアピール。(略)

 映画の歴史を振り返り「3Dは、無声映画からトーキーへ、モノクロからカラーへの変化に続く3番目の変化」とし、「“良い映画”は、良い映像、 音だけでなく“観客に体験してもらうこと”も今後の要素になる」と語る。 

西川善司の大画面☆マニア 第107回(AV Watch)

 ソ ニーも民生向け3Dテレビの実用化を検討中 デモの様子。裸眼立体視ではなく偏光眼鏡を掛けてみるタイプ。
(略)ゲーム機PS3を有するソニーならではの提案で、PS3のゲームを立体視プレイさせるというもの。表示されていたのはポリフォニーデジタル制 作の「グランツーリスモ5 プロローグ Spec III」の立体視カスタムバージョン(略)。

2009 International CES : CyberShowcaseブログ
大人気3DフルHDプラズマシアター、パナソニックの本気度は?

この「3DフルHDプラズマシアター」を実現しているシステムは、103v型のプラズマテレビと専用ブルーレイディスクプレーヤー、アクティブシャッターメガネと呼ばれる3Dメガネで構成されています。3Dメガネ以外は現在家庭に普及しつつある製品。

【CES】パナソニック、8.8mmの薄型PDPや3D戦略を披露(AV Watch)

 3D の2010年本格立ち上げに向け、取り組みを加速
 CEATECで発表した「3D フルHD プラズマ・シアターシステム」をブースに展示するほか、3Dへの取り組みも強化する(略)。
 3D普及のため、Blu-ray Disc AssociationやHDMI、MPEGなどの関連団体に3Dの規格化を積極的に呼びかけていくほか、ハリウッドのパナソニックハリウッド研究所 (PHL)内に「パナソニック ハリウッド研究所 アドバンスドオーサリングセンター(PHL-AC)」を2月1日に設立。3D対応のBDビデオ制作などの先進的なオーサリングサービスを提供していく。

【CES】カシオ、1,000fpsハイスピード動画対応の薄型EXLIM(AV Watch)

 カシオは、デジタルカメラ「EXILIM」において、最大1,000fpsまでのハイスピード撮影が行なえる薄型コンパクトモデル「HIGH SPEED EXILIM」2製品などをCESで発表した。

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2008.12.12

■InTru3D『MONSTERS VS ALIENS:モンスターズvsエイリアンズ』予告編
 Rob Letterman&Conrad Vernon:ロブ・レターマン&コンラッド・ヴァーノン監督

Monsters_vs_alienMONSTERS VS ALIENS
: In Theaters March 27, 2009

 立体映画の方式としては、real DとIMAX 3Dでの上映。『シャークテール』と『シュレック2』のふたりの監督による共同監督作。

 予告篇はコメディとSFチックなシーンがなかなか良い感じでミックスしている。
 こんな映画が立体映画で観たかった。やはり3DにはCGアニメーションがマッチすると思う。これは家族で行きます。

◆関連リンク
The Inside Scoop · InTru3D Archive.
 IntelとDreamWorksのコラボ。
 InTru3Dは立体映画の上映方式でなく、制作システムのようですね。
Intru™ 3D, 3D Animation with Intel and Dreamworks
 アニメの歴史を語って、最後にInTru 3Dのロゴを示したIntelの予告編。
3-D vision doesn't waver
 hr/photos/stylus/25134-Monsters_Aliens_341x182.jpg

◆関連当Blog記事
デジタル3Dシネマ方式比較  リアルD:REAL D   v.s. ドルビー3Dデジタル:Dolby 3D Digital Cinema.
デジタル3D CGシネマ 立体映画 REAL D  ロバート・ゼメキス監督『ベオウルフ/呪われし勇者』


 

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2008.11.12

■VRテクノジャパン「オーニソプターアドベンチャー」
  6面没入型立体映像システム「COSMOS」

Photo_2 ORNITHOPTER ADVENTURE
ITmediaニュース:全天立体視界のゲームが登場 「オーニソプターアドベンチャー」

 岐阜県科学技術振興センターが「VRテクノジャパン・テクノプラザ」(各務原市)に所有する6面没入型立体映像システム「COSMOS」用に開発した。COSMOSは視野角制限がない完全な全天表示が可能で、プレイヤーが液晶シャッター式ゴーグルを装着すると、頭の位置や角度をセンサーで検出してリアルタイムに映像に反映。CGとプレイヤーとの位置関係などを正確に表現できる。

 オーニソプターアドベンチャーでは、プレーヤーはゴーグルを付けて中央のコクピットに座り、左右のジョイスティックでオーニソプターの翼を動かし、ゲーム世界を飛び回る。全6ステージで、最大所要時間は13分程度だ。

 IVRC2008で初めて6面没入型立体映像システム「COSMOS」を体感した。

 2階分の巨大な空間の中央に浮かぶように設置された4畳半ほどの立体映像スペース。
 これは立方体の6面に外からプロジェクタによって、6面の壁として構成されたスクリーンに映像を映し出す仕組み。体験できたコンテンツは、この装置のために作られたインタラクティブゲーム「オーニソプターアドベンチャー」。

 プレーヤーは中央の椅子にすわり、ふたつの操縦かんではばたくことで上下動するオーニソプターを操って、気球に乗った人を救出していく。

 ゲーム性はいま一つだけれど、圧巻は、まるでガンダムのコックピットのような全周の立体映像。
 ゲームよりもその臨場感を体感したくて、きょろきょろと頭を動かしてみた。
 単なる平面スクリーンに映し出された立体映像よりも、没入感がある。上を見上げると独特のパース変化でオーニソプターの羽部分が頭上に広がる。この感覚は新しい。

 わずか10分程度だったけれど、なかなか貴重な経験ができた。

 にしてもわずか4畳半の空間を作るのに100坪ほどの広大な空間。ずいぶんと高価な映像空間である。この空間を利用した素晴らしい研究が実行されることを祈ります。アールキューブのコックピットとしてこれを使った時の体感ができる日を楽しみに待ちたい。

 アールキューブについては、以下。

◆関連リンク
・舘暲教授が語るアール・キューブ構想
・コンセプトがまとまった書籍 『アールキューブ―立花隆VS吉川弘之 ロボティクスの未来を語る』通産省アールキューブ研究会編(Amazon)
・当Blog記事
 東大舘暲研究室  相互テレイグジスタンスの第二世代
  テレサ2とツイスター4に関する報告

 

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2008.10.20

■オリハルコンテクノロジーズ シンラドーム テクニカルデモ第1回
 全天周映像システム コラボレーションの試みスタート

Synra_doom

ORIHALCON Project: シンラドーム テクニカルデモ第1回   (オリハルコンテクノロジーズ ORIHALCON Project)

日時: 2008年10月31日(金) 18:30~20:00頃
参加費: 無料
定員: 50名程度
主催: (株) オリハルコンテクノロジーズ / (財) 日本科学技術振興財団
プログラム(予定):
* シンラドームのハードウェア紹介
* シンラドームのコンテンツ紹介
UniviewMitaka Pro など、インタラクティブコンテンツの紹介
4D2U映像セントラルドグマ など立体ドーム映像の上映
* ドーム体験
インタラクティブ操作の体験、持ち込み映像の試写など
* ディスカッション
お申し込み:
下記ウェブフォームにて2008年10月22日(水) までにお申し込みください。お申し込み多数の場合は抽選となります。2008年10月25日頃までに抽選の結果をメールにてお知らせいたします。

 なお、この企画は今後定例化し、進化し続けるシンラドームの紹介やテクニカルデモ参加者とのコラボレーションの報告などを行っていく予定です。

 東大舘研究室出身の方からメールでお誘いをいただきましたので御紹介。
 例によって東京でのイベントで私は行けませんが、このような究極映像イベントが開かれます。東京出張を10/31に無理やり入れるしか私には参加するすべはありません(^^;)。

 今回が第一回。今後、定期的に開催され、このシンラドームの可能性を広げて行くコラボレーションを探索してゆく、ということなので新しい映像実験を試みたいという方には朗報でしょう。貴方の映像が全天周の立体映像として投影されるかも。

 なんにしてもこのような素晴らしい環境をコラボレーションの形で一般に開放して、未来映像の可能性を切り開こうという試みは画期的なので、是非このBlogでも引き続き、この試みを遠く東海の地より取り上げて行きたいと思います。

 インスタレーションアートを標榜する若手クリエータの方に、是非刺激的な映像をトライしてほしいものです。(デジスタに登場するアーティストに片端から声をかけるのも面白いかも)

 僕が観てみたいのは、もちろんこのドームを使ったアールキューブの実演です。
 ドームの中央にロボット操作のマスター装置を備え付けて、遠隔地(たとえばエベレスト)のスレーブロボットを操作。ロボットからのステレオ映像を全天周スクリーンに立体で投影。

 もうひとつは、大画面映像クリエータの大口孝之氏による立体CG映画。
 シンラドームでは名前がほぼいっしょの「ユニバース」というプログラムが上映されていますが、この名前を用いた全天周映像は元々大口氏が制作された『ザ・ユニバース』が元祖。

 あの『ザ・ユニバース1,2』の感動を超える立体映像の未来を是非シンラドームで見てみたいものです。そん時は出張なんてせこいこと言わずに、自腹で東京まで必ず行きます(^^;)。

◆関連リンク
「シンラドーム」がすごすぎた - カイ士伝
「シンラドーム」テクニカルデモに行ってきたよ!:小太郎ぶろぐ
 写真付のレポート。もう観たくてたまらなくなります(^^;)

科学技術館|お知らせ: シンラドーム
科学技術館|展示案内|フロア別案内: 4B シンラドーム

システム開発財団法人日本科学技術振興財団 
科学技術館
大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台
独立行政法人理化学研究所
和光研究所基幹研究所戎崎計算宇宙物理研究室
横浜研究所オミックス基盤研究領域
STU研究所
制作協力バルコ株式会社  有限会社天窓工房

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2008.08.28

■科学技術館 立体フルデジタルドームシアター「シンラドーム」

Synra_doom 科学技術館|お知らせ: シンラドーム

(略)インタラクティブな全天周立体投影(略)立体フルデジタルドームシアター「シンラドーム」を 8 20(水曜日)よりオープンします。

(略)2002年夏には立体視が可能な 400インチスクリーンに更新され、今回のリニューアルで展示室全体にドームスクリーンを構築しました。「シンラドーム」と改められた展示室内いっぱいに設けられた完全目地なしドームスクリーンと立体映像投影システムにより、圧倒的な没入感と迫力をもった、まったく新しい映像体験をお楽しみいただけます。

ドーム前室には、研究用のスーパーコンピュータ MD GRAPEを動態展示しています。(略)

研究機関や大学などによる最新の科学研究の成果を可視化し、科学者が本物の道具を用いて本物の科学を語りかける、サイエンスビジュアライゼーションを行う新しいドームシアターがこの夏誕生します。

ドーム直径 : 10m (傾斜角: 18°)
立体投影方式 : 分光立体方式 (Infitec)
投影用プロジェクタ : BARCO社製 SIM 5R (Infitec搭載仕様) 12

画像生成 PC : 12

 これの画期的なところは、併設されたスーパーコンピューターによりリアルタイムで計算しながらシミュレーション映像を立体投影できるところでしょう。
 これによってどんな凄い映像を見せてもらえるか、実物を是非観てみたいものです。

 こういう映像装置の新しいものがリリースされるといつも思うのが、大伴昇司氏が生きていて、大伴氏の紹介記事で、新しい映像の冒険について読んでみたいということ。SFマガジンのトータル・スコープという連載記事で新しい映像の数々を紹介されていた大伴氏の筆致が今も忘れられない(^^;)。

 立体映像というと、僕は特殊映像博物館:Special Movie Museumの映像クリエータ大口孝之氏が作成された富士通の博覧会映像『THE UNIVERS 2』の立体ドームCGの分子が蠢く映像に強烈なインパクトを受けた。あの立体ドームに浮かびあがった無限の空間に水分子が動く究極映像が今も忘れられない。
 今回の映像では、このドームで上映されるもののうちで、3D-CGでナノの世界を描いている「セントラルドグマ ~ゲノム情報からタンパク質ができるまで~」というのが特に観てみたい。

 探してみたら、この映像がウェブにもありました。立体でというわけにはいかないけれど、こんな映像です。

OSC ムービーギャラリー (理化学研究所 オミックス基盤研究領域)

Central_doguma_2

◆関連リンク
システム開発財団法人日本科学技術振興財団 
科学技術館
株式会社オリハルコンテクノロジーズ
コンテンツ提供株式会社オリハルコンテクノロジーズ
大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台
独立行政法人理化学研究所
和光研究所基幹研究所戎崎計算宇宙物理研究室
横浜研究所オミックス基盤研究領域
STU研究所
制作協力バルコ株式会社  有限会社天窓工房

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2008.04.22

■Hyundai IT、46型3D LCDテレビ 立体映像デモ

Hyundai_3d 46型3D LCDテレビを日本で予約販売
Hyundai IT(公式HP)

 韓国のディスプレイ・メーカであるHyundai IT社は、46型の3D立体LCDテレビを開発、日本での予約販売を開始すると発表した。解像度はフルHD。現在、ビックカメラに展示している。(略)
 12月1日に放送を開始した新しいテレビ局の日本BS放送が3Dを試験放送を行っており、08年4月から世界で初めて本放送を実施するためである。Hyundai ITは08年中に46型だけでなく、32型、37型も製品化する。

BS11│エンターテインメント │3D立体革命

 現在、BS11で、6分程の立体映像の放送が実施されている。

 このHyundai3Dモニタのデモをビッグカメラ店頭で観てきた。3D映像の方式はSide-by-Sideフォーマットとのこと。
 立体視は偏光式のメガネをかけてみる。店頭で観ているのは怪しい雰囲気(^^;)。映っていたのはサッカーとバスケットの試合。

 正面から観ると、かなり鮮明な立体視が可能。スポーツの各シーン、なかなかの迫力だ。しかし残念ながらフルハイビジョンの鮮明な画質とはちょっと異なる。たぶん右目と左目へ映像を分割してるため、分解能が半分ほどになっているのが原因だろう。縦方向に縞々な映像になっていた。

 アメリカで立体映画が普及する傾向にある中で、いずれは家庭へも立体視TVが普及していくだろう。このテレビは46型で49万円程度で、通常の液晶テレビと比べると割高だ。けれど、家庭で買えない額ではない(うちはまだとても買えません(^^;;))。

 これから放送時間がどう増え、受像機がどれだけ登場してくるか、楽しみである。
 願わくば液晶シャッター式で、フルハイビジョンのポテンシャルをしっかり引き出してほしいものである。

◆関連リンク
・Side-by-Sideフォーマット方式のゲーム用モニタ
 ::: Zalman, leading the world of Quiet Computing Solutions :::. (関連資料PDF)
・当Blog記事 BS11開局 立体視TVへのアプローチ 『3D立体革命』

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2008.02.16

■『スターウォーズ・エピソード3』と『エピソード4』の3D映像公開
  BIFCOM 釜山フィルムコミッション

Titanic

BIFCOM 釜山フィルムコミッション

07年10月8日―11日@海雲台グランドホテル2階。

- 3D立体映像の技術実演会 ‐
ジョージ・ルーカス、ピーター・ジャクソン、ジェームズ・キャメロン監督らが称賛した3D変換特許技術

マシュー・ディゾン In-Three社オペレーションマネージャー
2D映像の3D映像への変換

In-Threeは、現在ハリウッドのメジャー スタジオで立体映画に変換するテストを行っている。同社は「スターウォーズ・エピソード3」と「エピソード4」の3D映像を公開する。特に「スターウォー ズ・エピソード3」の立体映像は世界初の公開だ。

2007年3Dリスト (大口孝之氏の特殊映像博物館:Special Movie Museum)

 その出来は極めて自然で、最初から立体映画として制作されたものと変わりがなかった。

 具体的な手順は、①オリジナルのフィルムを元に、奥行きを設定したデプス・ストーリーボードを作成。②各映像のレイヤーを分解。③見た目で3Dのジオメトリーをモデリング、もしくはペイントによるデプスマップを作成し、オリジナルの映像をテクスチャマッピング。④左右の視差を与えて、映像の欠けた部分をペイントで修正…というものである。被写界深度によるピントのボケた個所は、他のショットから焦点の合った映像を移植してきたり、そっくり別の映像に置き換えたりという方法で対応している。

 CGWORLD 2008年3月号 vol.115の大口氏の記事「いよいよ本格的になってきた立体映画ブーム」で、STAR WARS EPISODEⅢの立体映像の初公開情報を初めて知った。韓国で世界初というのはどういう意味があるか分からないけれど、このニュースはもっと報道されてもいいはず。昨年10月に公開。何分くらいが3D化されたのか知らないけれど、05年のハリウッドでのテスト映像の公開時(以前の記事
スターウォーズを立体映画にする技術  In-Three Dimensionalization®」参照)には本来07年に映画一本が3D化されて公開される予定とのことだったので(ルーカスの発言)、計画は随分遅れているようだ。

 以前の記事で紹介した時は、3D化の手法が不明だったけれど、今回の大口氏の情報でやっとわかってきた。

◆3D生成手法

In_three

The Process  (In-Three社)

uses its patented software tools and techniques to create a second view from any two dimensional image. For example, each frame of a movie can remain the left eye view and In-Three can create a right eye view. The result, an In-Three dimensionalized film, can be shown using any 3D projection system.

 詳細はDepth Grading in 3D Creationというpdfファイルで公開されている。
 IN3D : In-Three Depth-builderという自社製ソフトウェアが立体映像化のツールとのこと。

 このソフトの使用の様子が冒頭の写真だけれど、2Dの映像に深さ情報を追加して、実写映像をテクスチャーとして貼り付けるというのは、繊細で根気のいる作業になりそう。

 本来episode Ⅲは、多くのSFXシーンが3Dで作られていて、そこからダイレクトに立体映像は作れるはず。そこらへんの連係がどうなっているかは、このpdfの記述だけでは不明。釜山では技術実演があったそうなので、こういったところの解説もあったのかも。

 いずれにしても手法の効率化がはかられて、早い時期に公開されるのを待つばかりである。がんばれ>>In-Three社。

◆関連リンク
(amazon)
IN3D 調べたらニュージーランドのCG会社が同名だけれど、これは別物。

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2007.12.06

■デジタル3Dシネマ方式比較
  リアルD:REAL D
  v.s. ドルビー3Dデジタル:Dolby 3D Digital Cinema

デジタル3D CGシネマ 立体映画 REAL D
ロバート・ゼメキス監督『ベオウルフ/呪われし勇者』
(当Blog記事) 

 先日の記事でお約束したデジタル3Dシネマの方式比較。
 主に下記のサイトを参考にさせていただきました。その情報から比較表をまとめました。

注目の3D対決--映画館を支配するのはREAL D?それともドルビー?(CNET)
Real D方式、ドルビー方式(インフィティック:Infitec方式)等、各種解説
                          (大口孝之氏の特殊映像博物館)

          Projector_zsscreenhorz_3

  REAL D Dolby 3D Digital Cinema
(インフィティック(Infitec)方式)
左右画像生成 Z-Screenを使用し光を2方向に円偏光 RGBの波長が異なる映像を交互切替
フレームレート 144Hz 144Hz
3Dグラス方式 円偏光タイプ カラーフィルタ(50層)
3Dグラス値段 5セント 50ドル
スクリーン 特殊なシルバースクリーン 従来の映画用スクリーン
スクリーン値段 5500ドル -
最大投影サイズ 47フィート(約14.3m) 38フィート(約11.6m)
スクリーン欠点 2D時「ホットスポット」現象  

 表の青部分が二つを比較して優れているところ、赤が劣るところになる。
 残念ながら画質について明確に比較して記した情報は今のところ見つからない。

 仕組みから考えると、どうなるのか。フレームレートは同じ144Hz、144コマ/秒の画像が投影され、その半分の72コマ/秒の情報が左右の各眼球に見えることになる。
 REAL Dは偏光、Dolby 3Dは色の波長をずらすことで、左右の画像を分離しているところ。これによる色と光度の違いが、映像の質を決めることになる。投影された絵を写真で比較できると、ここの質の差があきらかになるはず。どこかで比較画像が発表されることを期待。

 REAL Dをワーナー・マイカルで観た感想としては、チラツキはほとんど気にならない。
 左右で各72コマ/秒というのは、かのダグラス・トランブルが開発したショー・スキャン方式の謳っていた60コマ/秒というリアルな映像にとって理想的なコマ数を超える数字なので、違和感にはつながらないのだろう。

 あえていうと、画像が少しだけ暗いような気がした。これは偏光版に対する光量の課題なのだろうけれど、普通の映画でも映画館によってバラつきがあるので、その範囲内くらいで問題はないように思う。さてDolby 3Dの絵も観てみたいものだ。

 あとこの比較表でいえるのは、劇場の投資と、メガネのランニングコストの違い。
 映画館で採用するのであれば、このスクリーンの値段なら、むしろランニングコストの方が観客数から考えて大きいので、REAL Dに軍配が上がりそうだけど、どうなんでしょう>>劇場業界関係者殿

 一方、家庭用の展開では、上と逆の理由で、DOLBY 3Dの可能性も。

 いずれにしても、こうした技術の進化は、とても素晴らしいことですね。

◆関連リンク
最新技術で迫力の立体映像を堪能できる3Dシネマ「ベオウルフ」が公開
ドルビーの新3D上映技術が「ベオウルフ」で国内初採用-12月より新宿バルト9など8館で3D上映

米Dolby Laboratoriesは28日、12月1日より全国公開される映画「ベオウルフ/呪われた勇者」を、国内8カ所の劇場において「ドルビー3Dデジタルシネマ」で3D上映すると発表した。

ITmedia +D LifeStyle:ドルビー、立体映画技術「Dolby 3D Digital Cinema」を公開
Real D(公式HP)
wiki Real_D
Real Dに関するニュース (Youtube)
REAL D社方式の立体上映劇場リスト
 (大口孝之氏の特殊映像博物館)
・・3-D無料体験イベント ~ “3-Dエクスペリエンスin WM” ~
デジタル3Dシネマ Real D (ワーナーマイカル)

 デジタル3Dでは、フィルム映写機では無くデジタルプロジェクターを用いて左目・右目のデータを1フレームにつき各3回(合計6回)を投影します。通常、映画は1秒間24フレームですが、デジタル3Dでは1秒間になんと合計144フレームでスクリーンに投影されます。これにより、実写、アニメ作品共に従来のフィルム映写機ではなしえなかった今までに経験した事が無い驚くほど鮮明な3D映像を、専用のメガネをかけるだけでご覧いただく事が出来ます。(略)

現在アメリカをはじめ、世界各国でこのデジタル3Dを導入する映画館が急激に増えています。

(略)2009年以降のドリームワークスのアニメ作品については全て3Dで製作・公開すると発表し、さらに、ジェームス・キャメロン監督は「タイタニック」以来の次回作、「Avatar」(2009年公開予定)も3Dで製作しています。

Dolby 3D
Stereographics Projection ZScreen® 

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2007.12.04

■BS11開局 立体視TVへのアプローチ 『3D立体革命』

3d_kakumei 3D立体革命 (BS11)  提供:3Dコンソーシアム

12/2(日) 17:45
 BS11では、テレビで鑑賞できる出来る「3D立体放送」の普及拡大を目指し、3Dの解説やコンテンツを紹介します。(3D立体放送を見るには専用受信機が必要です)

■オンエア情報
毎週月~金
 15時30分~15時45分 17時00分~17時15分
毎週月~木
 0時00分~0時15分
毎週土曜日
 10時15分~10時 16時00分~16時15分
毎週日曜日
 12時45分~13時00分 16時45分~17時00分

BS11広報マン&ウーマン日誌: 3D立体テレビに挑戦!

 飛び出した映像を見るのには、ディスプレイの表面に工夫を凝らした専用テレビと、専用のメガネが必要です。

  いずれは、この映像を何とかして、お茶の間のテレビにお届けできないか、その普及の起爆剤になればという意図で、日本BS放送のチャレンジ・プロジェクトの一つです。

 ついにTVで立体視ハイビジョンの放送が試験的に始まりました!!

 と言っても今は、Xpol方式ハイビジョン液晶立体(3D)テレビがないと、ちゃんと立体映像は見えません。BS11:日本BS放送は、ビックカメラの子会社になるらしいので、デモをしている店舗があるらしい。

  Xpolは、(株)有沢製作所の登録商標で、子会社の株式会社アスナ立体フルスペックハイビジョン液晶テレビを発表(PDF)しているそうです。いずれ発売される予定とTVでは言っていました。

 今日の試験放送は、一般のハイビジョンテレビで観ると、上の写真のように二画面左右に分かれた映像として映し出されます。

 というわけで、これを裸眼立体視するのにチャレンジ。

 まず放送をDVDで録画。そしてPCで画面を小さくして静止させ、平行法で立体視状態に自分の目と脳を持ち込みます。
 そして再生ボタンをクリックすれば、OK。そこにはちょっと縦長だけれども紛れもないDVD画質の立体映像空間が現出します。

 今回、僕が録画したシーンは、バスケットと野球。
 バスケのゴールの様子はなかなかです。 PCの一角に物凄くリアルな奥行きのある映像空間が立ち上がります。そこの空気感、透明感が素晴らしい。
 しかし縦長と画面が小さく、本来のハイビジョンの威力を発揮できないのが辛い。でもこの試み、とても楽しみなのでこれからも影ながらこのBlogで応援していきたいと思います。

 こうなったら、今までの裸眼立体視の平行法、交差法から、今度からは液晶シャッターのように右目と左目を高速で交互に瞬きする能力を鍛えようか。(観える訳ないので試さないように(^^;;))。

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2007.12.02

■デジタル3D CGシネマ 立体映画 REAL D
  ロバート・ゼメキス監督『ベオウルフ/呪われし勇者』

Real_d_glassベオウルフ/呪われし勇者 3D劇場リスト
迫力の立体映像を堪能できるDOLBY 3Dシネマ「ベオウルフ」公開

 ワーナーマイカルシネマズ各務原で、東海地区唯一のデジタル3Dシネマ上映ということで、ワクワクして初日に行ってきた。

 ワーナーマイカルの3Dはデジタル3DシネマREAL Dという方式。アメリカでは既に多くの劇場でこの立体視映画方式が導入されているらしい。(DOLBY 3Dと比較した詳細は追って書きます→こちらの記事)

 右の写真は、持ち帰りができる偏光メガネ。眼鏡の上からは少し架けにくく、観てくる途中でずれてくるので、そこは対策を講じてほしい。

◆素晴らしい立体映像

 立体映画としての完成度は素晴らしいの一言。以前記事にしたUSJの立体映画『シュレック 4-D アドベンチャー』と同等の3D効果を獲得している。しかもこちらは通常の長編映画の全編が立体。
 そして長時間であるが、REAL D方式はチラツキがあったり目が疲れることなく、立体映像のリアリティを2時間しっかりと楽しめる。

 3D映画マニアとしては、こんなものがテーマパークでなく、街の映画館で普通に観られるようになったことに感動。

Grendelvert  特に冒頭から出てくる腐敗した巨人グレンデルとクライマックスのドラゴンの迫力!前者は相当におぞましい映像なのだけれど、その臨場感といったらその腐敗臭が劇場に漂ってきそうなくらい。

 ドラゴンも『シュレック 4-D』に比べ、リアル感と巨大感による迫力が素晴らしい。

 こんな映像でこれから数々のSFやファンタジーが観られるかと思うと、鳥肌が立ちます。本当にいい時代になったものです。

◆フルCG

3d_cinema_2CGSociety - Beowulf Effects CGメイキング
Angelina Jolie et Beowulf
 アンジェリーナ・ジョリーのモーションキャプチャー風景
    (Blog CGトラッキングさん経由)

 実は観る前、ネットの予告編とTV-CFで観た映像を実写と思い込んでいた(^^;)。観始めてビックリ、これ、モーションキャプチャーを使ったフルCGなんだ。

 お妃とか兵士の映像の質感に違和感を持って、それでやっと分かりました。ゲームのオープニングで観るようなCG。しかしゼメキスの前作『ポーラ・エクスプレス』と比べると随分人物のCGが進化している。

 建物と馬のCGはいまひとつ。そこは立体感も書割風。うすっぺらい立体感である。

 しかしアンジェリーナ・ジョリーが登場するあたりから後半は、本当に実写としてみまごうばかりの出来。これって、後半は実写が実は混じっているのではないかと本気で思う。

 すでにCGはここまでのレベルで人物を長編映画で表現できるまでに達したんだ、という感慨。あと5年もすれば、本当にCGで作られた俳優がアカデミーにノミネートという時代がくるのではないか。

◆CGとステレオ映画

 今回、でも何故CGにしたのだろう。ライブでも良かったと思うのだけれど、予算の削減(既にCGの方が安い!?)と、あとひとつ立体視のためのカメラワークの自由度の獲得が目的ではないかと推定。

 とにかくCG空間の中でカメラが縦横無尽に動き回る。特に最初の宴席の声が森の巨人グレンデルへと聞こえていくのを表現した砦から洞窟までを一気に移動するカメラワークとか、クライマックスの竜との死闘のシーンとか、CGにしたことにより立体感を見事に表現したシーンを観ると、何故ゼメキスが立体映画であえてモーションキャプチャーのフルCGに挑んだかが想像できる。

◆ベオウルフの物語

 ゼメキスの描いたベオウルフ(wikipedia)の物語。
 wikipediaによるとほぼ語り継がれた物語どおりに今回描かれているようだ。

 しかしこの映画で良かったのは、伝説の捏造の現場をリアルに描いていたこと。
 英雄譚がどうリアルな現実から作られていくか。そしてそれをうそと認識しつつ、語っていくベオウルフ他の登場人物たち。

 こうしたシーンがたんなるヒロイックファンタジーでなく、生身の人間を実感させるドラマの質感を獲得させていた。往年のゼメキスの緻密な伏線は今回ほとんどなかったけど物語りも堪能。

◆関連リンク
グレンデル(googleイメージ検索)
 この映画ほどおぞましいイメージは今まで描かれていないようだ。この映画の、人を罵詈罵詈と食らうグレンデルを観て、エヴァンゲリオンの拘束具が外れたシーンや諸星大二郎を思い出したのは僕だけではないはず。ゼメキスもこれらを観てるんじゃないかと想像する。
REAL D社方式の立体上映劇場リスト ベオウルフのCGについて
 (大口孝之氏の特殊映像博物館)

 従来のパフォーマンス・キャプチャーでは、眼球の動きが拾えないという大きな欠点があった。そこで、新技術の開発を担当したソニー・ピクチャーズ・イメージワークスのバラグ・ハヴァルダーは、EOG(Electro-Oculo-Graph)と呼ばれる手法を導入してこの問題を解決した。

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2007.11.21

■ティム・バートン監督『不思議の国のアリス』3D立体映画化

Tim_burtonティム・バートン監督が「不思議の国のアリス」を3D映画化!(eiga.com)

 バートン監督は「ベオウルフ」同様のモーションキャプチャー・アニメーションと実写アクションを併用させて、白ウサギに誘われてウサギの穴に落ち、人間の言葉を話すチェシャ猫や帽子屋やトランプの札ハートの女王様らのいるファンタジーの世界に迷い込む少女アリスの物語を描くという。

 また、ティム・バートン監督は、84年の自身の短編映画「フランケンウィニー」を、ディズニーの長編の3D映画として自らリメイクすることに正式決定。

 ディズニーの3D映画というと、最近は『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』とか旧作の立体映画化(メガネ式)を思い出す。最近のハリウッドはこの記事でも取り上げた様に、ホームシアターが登場して映画館の付加価値をつけるために、3D化が進んでいる。

 ティム・バートンによる極彩色のアリス世界が飛び出てくる新作に期待。こんな相性のいい取り合わせも珍しいかも。

◆関連リンク
スターウォーズを立体映画にする技術 In-Three Dimensionalization®
映画『チキン・リトル』 ディズニー デジタル 3-Dシステム

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2007.10.22

■バーチャルな立体映像投影装置
  Cheoptics360:キオプティクス360

Cheoptics360 Cheoptics360_index(日本公式HP)
http://3dscreen.ramboll.dk/
http://www.vizoo.dk (デンマーク公式HP)

キオプティクスはリアルな立体映像を投影するのですか?

キオプティクスはバーチャルな立体映像を投影します。
逆ピラミッド形状のガラス・スクリーンに映像を投影する事で、スクリーンを見る人は、ピラミッドの中心付近に立体映像が浮かび上がった様に感じます。
投影される映像を回転あるいは拡大縮小する様な動作を与える事で、より強い立体感を持った映像が得られます。
キオプティクスのピラミッド形状スクリーンはガラス製ですので、スクリーンの裏側も透けて見えます。 そのため、立体感を持った映像と現実の背景が重なり、非常にユニークな映像をお楽しみいただけます。

 これ、ネットでは理想的な立体映像ができたと書かれていますが、どうもただ擬似的な立体映像のようです。公式HPのFAQを読むと、要するに透明な逆ピラミッド型のスクリーンに四面同じ映像を投影。透明スクリーンであることから、立体感が得られるということのようです。

 コマーシャル映像としては、人目を惹いていいのでしょう。が、立体映像ファンにとってはちょっと寂しい映像。ムービーがネットでいくつか見えるけれど、やはり3D-CGとか立体感のある2D映像であるのが、よーく観ると分かってしまう。

 実物を観られたことのある方、コメントいただけると幸いです。

 なかなかいい立体映像は登場しないようです。やはり今のところ、究極はiMAXの液晶シャッター式メガネを用いたシステムなんでしょうね。富士通のユニバース2を超える映像はなかなか登場しませんね。

◆関連リンク
Cheoptics360 show Holographic Ads (Youtube)
Cheoptics hologram (Youtube)

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2007.08.29

■三菱電機 立体映像機能付きAV機器を開発中(?)
  2D-3D映像変換機能をPS3に装備(?)

3D映像機能を備えたPS3が2008年に登場?
3D-enabled PS3 coming in 2008? (原文)
そしてその情報ソース↓
 Mitsubishi planning 3D Blu-ray player for early 2008 | Crave : The gadget blog

 数人の他の科学技術のジャーナリストと共に、私は今日、ウェスチェスターCountry Clubで2,3時間を過ごしました。(略)それぞれの1組の高級3D眼鏡を手渡して、会社が扱う何らかの新しい3D画像技術のデモを我々に示しました。

 この記事、とても興味深い。
 ある人たちが三菱電機からDLPプロジェクタで3D映像のデモを受けた時の様子が細かく述べられている。そしてBlue-Rayプレイヤーを搭載したゲーム機で、既存の2D映像を3Dへ変換する技術が開発されているらしい。もちろん記事では、そのゲーム機はPS3だろうという可能性も書かれている。

 これが本当だとしたら、ハリウッドはあせるだろう。
 詳細は関連リンクの記事を見てほしい。ホームシアターのハイビジョン映像がどんどんレベルを上げていく中で、ハリウッドは映画館がホームシアターに勝るために、アメリカの劇場を立体投影の映画館へシフトしつつある。
 そんな中で、DLPのフルハイビジョンで家庭でも手軽に、立体映像がみえるようになったら、映画館には脅威だろう。

 おまけに、PS3で2D映画を3D映画に変換するような技術がもし出てきたら、、、。

 きっとその技術は、PS3の映像熟成機能を用いて実現されるのだろう。
 ゲーム機を人が使っていない時に、その高速のCPUパワーで、2D映像の動きから、物体の奥行き方向の情報を解析し、3D映画として左右の眼に別々に写すCGで加工して立体映像へ変換する。そういうのがPS3の熟成機能のひとつになる。

 その際には奥行きの強弱とか色合いとか、きっと自分の好みで3D変換のモードをいくつか選べるようになっているだろう、あたかもサラウンドのモードを選ぶように。

 立体映画好きには素晴らしい時代を予見させる技術。記事では来年の登場について触れている。こんなのが出たら、PS3間違いなく、買います。でも当面、きっと三菱としては新型DLPプロジェクターとのセット販売を目論むんだろうなー。

 僕もプロジェクターは三菱なので、是非旧型機への対応をお願いします。>>三菱殿。

 あと願わくば、ここのBlogでしっかり分析/記事にして宣伝するので、是非試写かデモ機貸し出しを!!こんなBlogじゃしょうがない、なんて言わずにもし読んでみえたら切に希望!(^^;;)とにかく早くそんな立体映像をこの眼で観たいのです。


◆関連リンク 当Blog記事
ジェームス・キャメロン3D『エイリアンズ・オブ・ザ・ディープ:Alien of the Deep』と新作情報
スターウォーズを立体映画にする技術 In-Three Dimensionalization®
PS3は映像を熟成する究極映像装置か?!

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2007.08.14

■日立 立体映像ディスプレイ Transpost 
  小型で持ち運び可能な360度立体映像ディスプレイ

3d_display_transpost
ニュースリリース : HITACHI

 このディスプレイ装置は、液晶ディスプレイの画面上に多角錐(すい)形の鏡を逆さまに置いた単純な構造を特徴としています。複数方向から撮影した被写体の映像を、一枚の画像に合成して液晶ディスプレイに表示し、その映像を多角錐形の鏡を通して見ると、まるで目の前に物体があるような立体映像を見ることができます。 (略)

 日立が開発済みの撮影システムと併用することによって、収集品を立体映像でデータベース化できるようになるなど、これまで大型で据付タイプの装置のため展示用途などに限られていた360度の立体映像ディスプレイを、身近なところで気軽に利用することが可能になります。

過去のリリース レイア姫をめざして(ITmedia News)(動画あり)

 上の写真はプレスリリースから。
 左二枚が今回のコンパクトタイプ。まだとても持ち運びが簡単にできるという雰囲気ではないけれど、以前と比べるとかなり小型化が進んでいるようだ。

 リリースの文章でも構造はわかりにくいけれど、どうも多角錐形の鏡が上部中央に置かれ、液晶ディスプレイの映像がそこに映しこまれている構成のようだ。そして鏡に立体像が結ばれる。

 右二枚の過去のリリースのものと比べると、多数のミラーとスクリーンを回転させるモータ機構を省いたのが、小型化の肝のようだ。フィンを置いたのが工夫点か。でもなんか視野をふさがれているようで、そこは残念。

 実際にどう観えるかの動画は、探したけど古いバージョンのものしかなかった。一回観たいものだ。

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2006.12.29

■東京駅前 直径6m球体スクリーン ビデオバルーン
   フランス カザール・ビジョン社 シティスフェアー360°

City_sphereLIGHTOPIA - シティスフェアー 動画有
 (アムニス㈱ビデオバルーン公式HP)

直径6m 東京駅前に巨大な球体スクリーン

 イベント「光都(こうと)東京・LIGHTOPIA」の一つ(略) 映像装置はフランス製で、空気で膨らませた直径6メートルの球体に360度映像を映し出す(読売新聞)

光都東京・LIGHTOPIA - シティスフェアー (公式HP)

 光の予兆の象徴的な企画として、世界最新技術を駆使して作られた直径約6mの大型球状プロジェクター「シティスフェアー」を東京駅前に設置し、日本の四季をテーマに映像と音をシンクロさせながら上映します。
2006年12月26日(火)~12月30日(土) 17:00~21:00

 TVニュースで見て、球体スクリーンというのが面白そうだったので、調べてみました。

 これは、アムニス㈱というところが代理店をしているフランス カザール・ビジョン社のビデオバルーンVideo-balloons(公式HP)というもののようです。ギャラリーには下のような写真がいっぱい掲載されており、そちらで観る限りなかなかよさそう。
 CITY SPHERE 360°(movieあり)というのが今回使われたシステムで、巨大な風船にプロジェクタで投影するタイプのもののようです。

Video_baloon

ビデオバルーン:強烈なビジュアル・インパクト
 (在日フランス商工会議所 ニュースレター)
 

フランスでは6年前から市場に登場。
ビデオバルーンには、次の3種類があります。
へリオスフェアー180
 床に設置して、あるいは吊り下げて使用することが可能。サイズは最大10メートルまで。
空中で使用できるヘリオスフェアー180(ヘリウムガスを注入)
 屋外のイベントなどに。あらゆるタイプの映像の映写が可能。
シティスフェアー360
 360度の角度で映像の映写が可能。床に設置して、あるいは吊り下げて使用することが可能。

◆関連リンク
MY★RECORD: ★ 東京駅「シティスフェアー」-3
 こちらのブログに写真とレポート。強風で中止になったり、人が集まってなかったり、残念ながらイベントとしては不発との感想。
シティスフェアー360の映像(YouTube)
 火星とか地球の映像がなかかな素晴らしいです。観てみたいものです。日本の科学館でも導入すればいいのに。
・上の映像は、球体プラネタリウムScience on a Sphereのもののようです。この正体がシティスフェアー360だと思われるが、実は未確認。
OmniGlobe
 別の球体スクリーン。ビデオプロジェクター1台で実現しているらしい。

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2006.10.30

■モルフォビジョン Morphovision ゆがむ立体
  もしかして、新しい芸術ジャンルの誕生!!?

Morphovision
shamonさんよりおしえてもらった奇妙な映像作品
Morphovision 詳細 ゆがむ原理 岩井俊雄氏解説 (公式HP)

 「モルフォビジョン」は高速回転する物体に特殊な光を照射することで、目の前で硬い立体物が柔らかく変形したり、バラバラになったりといった視覚的イリュージョンを作り出すシステムである。ここでは、家のミニチュアを高速回転させ、タッチパネルの操作で、照射する光のパターンを選び、変形をさまざまに変えることができる。パターンの中には、物体をアニメーションのようにグニャグニャに変形させてしまうものもある。これらの効果は、物体の高速回転とシンクロして、物体上をスキャンする光を照射し、その光の形状をリアルタイムに変えることで実現している。

NHK放送技術研究所 News
NHK INFORMATION 立体像提示装置「モルフォビジョン"morphovision"」を開発

「モルフォビジョン」は、暗室の中で高速回転している物体に、回転するミラーを用いてスリット状の光をスキャン投影します。スキャンの間に物体が同期して回転するため、眼の残像効果により、物体そのものが変形しているように見えます。

 NHK放送技研とアーティスト岩井俊雄氏の共同開発品。

 原理はこちらで観ていただくとして、残像効果とプロジェクタを活かした新しい映像世界が広がっているようです。
 この例では、ゆがむ家となっていますが、これは相当奥の深い技術じゃないかと直感。
 プロジェクタで照射する映像は無限にあるわけだし、さらにそこにスクリーンに相当する立体造形物×回転速度コントロールが可能で、この組み合わせだけ考えても、もしかして全く新しい芸術ジャンルと呼んでも良いような広がりがありそう。

 アートとしての展開。広告媒体としての利用。コンピュータゲームとしての可能性。アニメーションの立体上映、、、、多種多様にアイディアが沸いてくるのではないか。岩井氏他、今後の展開がとても楽しみです。

 2006年10/中旬以降、放送技研のエントランスホールで実物が展示されるらしい。是非、観てみたい。こういうの大好きです。

◆関連リンク
・岩井俊雄氏のBlog TENORI-ON開発日誌より
 ・Morphovision at SIGGRAPH2006 シーグラフでの評判
 ・Morphovision in 360VR.com
  360VR.comに掲載されたモルフォビジョンの360°ヴァーチャルリアリティ映像
Emerging Technologies: SIGGRAPH 2006(シーグラフ公式HP)
デジタル・スタジアム「体験!デジスタ・ミュージアム2005」
岩井 俊雄著 『いわいさんちへようこそ!』(Amazon)
『岩井俊雄の仕事と周辺』(Amazon)
『どっちがへん?』(Amazon)

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2006.09.06

■2006世界3DフィルムエキスポⅡ
  World 3-D Film Expo II

2006 World 3-D Film Expo II presented by SabuCat Productions

3d_world_fess2005  2006 September 8 - 17。今週末、ハリウッドで、こんなイベントが開催されます。世界の立体映画マニアが集う素晴らしいイベント(^^;)です。左の写真の壮観な雰囲気をまずはお楽しみください、ってこんなの観て喜ぶのは僕だけか、、、、。

 行ってみたいー!!

FULL FEATURE LIST 上映作品のリスト

3d_robot_monster_1Robot Monster (1953)
CAST: GEORGE NADER, CLAUDIA BARRETT DIRECTED BY: PHIL TUCKER
RUNTIME: 63 mins.

 といったふるーい作品から、下記のようなバリバリの新作まで幅広く上映が予定されているようです。(立体視はできないが、リンク先に予告編:Trailerが掲載されています)

3d_night_of_the_living_dead_Night Of The Living Dead 3-D (2006)
CAST: BRIANNA BROWN, JOSHUA DESROCHES, SID HAIG
DIRECTED BY: JEFF BROADSTREET
RUNTIME: 80 mins. COLOR: color
GUEST LIST: Cast and crew of the film
SHOWING: Friday September 8, 2006 MIDNIGHT SHOW
WORLD PREMIERING AT THE FESTIVAL!

 ジョージ・ロメロのクレジットは見当たりませんが、もしかして3Dリメイク作品でしょうか。

 Night Of The Living Dead 3-D(公式HP)には、赤青メガネで観るStereo 3D Galleryも用意されています。

 日本でもこんなイベントが開催されないかなーー。というか、そんなに観たいなら、お前、やれと言われそうだけど、、、そんな暇ないし。定年退職後にでも地元の公民館で主催しようかなーー(^^;)。究極映像研の夢のひとつとしておきましょう。

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2006.03.25

■ジェームス・キャメロン
  『エイリアンズ・オブ・ザ・ディープ:Alien of the Deep』と新作情報

alienofthedeep
Official Movie Site
Walkerplus - 映画 - ロードショー作品 - エイリアンズ・オブ・ザ・ディープ(日本語吹替版)
映画よりロングバージョンのDVD詳細

 深海オタク ジェームス・キャメロンが贈るアイマックス3Dドキュメンタリー映画第2弾。すでに2005年に日本公開されたもの。情報が遅くてすみません。たまたまDVDが先週発売されたので、メモしておきます。

 深海とはいえ予告篇を観ると、宇宙探査の映像もあり、アイマックス3Dドキュメンタリー映画第1弾『ジェームズ・キャメロンのタイタニックの秘密』(Ghosts of the Abyss)より凝ったつくりのような、、、。なかなか長編映画を作らないと思ったら、本当に自分の好きな道楽のようなものを撮っていたのですね。海洋冒険家を地で行っているいるわけで、深海オタクとしては本望の仕事なのでしょうね。

 IMAXとしては、メルシャン軽井沢アイマックスシアターで3/31まで公開中。

◆関連リンク
キャメロンの新作は3D映画の予定。でもどれが本当の次回作??
Avatar (Project 880) (2007)
The Dive (2008)
Battle Angel (Summer 2009)
ジェームズ・キャメロン、「銃夢」は後回し
ジェームズ・キャメロン、今度はダイビング映画に着手
映画館限定3D本格普及へ ハリウッド、DVDやホームシアターに対抗
・当Blog記事 スターウォーズを立体映画にする技術

DVD『エイリアンズ・オブ・ザ・ディープ』(Amazon)

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2006.02.01

■『セサミストリート 4-D ムービーマジック』

cinema_4d
セサミストリート 4-D ムービーマジック(TM)/アトラクション/USJ

 Sesame Street 4-D Movie Magic,2003

SESAMI_ELMO 「セサミストリート映画フェスティバル」。カウント伯爵の「カウンティング・カウボーイ」が上演され、続いてプレーリー・ドーンの「スペース・ポニーズ」がいよいよクライマックスというときに、映写機が突然壊れてしまう。
 仲間たちががっかりして立ち去ろうとすると、エルモが「映画を上映するのに映写機は必要ない。本当に必要なのはイマジネーション(想像力)だ」とみんなに向かって呼びかける。

 『シュレック4-D』に引き続き、同じCINEMA 4-Dの劇場で公開されている『セサミストリート』のアトラクション。これも70mmの偏光方式の立体映画+各種体感アイテムによる4Dアトラクション。こちらはジム・ヘンソンの人形たちによる実写映像。『シュレック4-D』と異なり「オグリビジョン : Ogre Vision」とは書かれていない。実はググってもOgre Visionの正体は不明なのだけれど、こちらは3D-CGではないことと、クッキーの匂いが漂ってくるところが違う。

 シュレックに比べると、当然ながらほのぼのとしている。たぶん世界一アットホームな高臨場感映像でしょう。僕は『セサミストリート』の人形たちはそれほど好きではないのだけれど、今回のクリアな3D映画で少しはまってしまいそう。人形たちの毛並みや質感が素晴らしい臨場感で迫ってきます。
 ちょっと調べてみたらこのアトラクション、実はアメリカ本国のユニバーサルには存在しない。どうも日本オリジナルの作品のようです。元々セサミが好きな人には、最高のプレゼントでしょう。

SESAMI_cocky  特に良かったのが、左にあるクッキーモンスターが巨大化して、その頭上にクッキー型UFOが現われるシーン。
 ここではクッキーが観客席の頭上を飛ぶように見えるのだけれど、その時にUFOからのスポットライトが会場の観客席へ照らされる。この臨場感がなかなか。そして飛び散るクッキー。これは本当に手を伸ばせば取れそう。画像がこちらもとにかくもの凄くクリアで、ハイビジョン的な高精細画質×立体でとにかくため息が出る映像空間になっています。

 人形たちを観ながら思ったのは、これがシュヴァンクマイエルの人形たちだったら、、という想像。想像するだけで興奮してきますが(^^;)、どこかでシュールリアリスティックなテーマパークの建造を企てているようなところはないでしょうか。この際、あの怪しいエーリッヒ・フォン・デニケンが作ったスイスの遊園地(通称デニケンランド) のMystery Park(全景 GOOGLE画像)でもいいので、そんなアトラクションをどっかで作ってほしい。一番はチェコのアニメが世界的に大ヒットして、チェコのプラハにシュールリアリズムパークが出来ることなのだけれど、ありえんだろーなー、、、、(遠い目)。

◆関連リンク
特殊映像博物館立体映像作品リスト
セサミストリート 3Dウォーク(SHOCK WAVEによるコンテンツ)
IMDbでTitle Searchにも情報なし。よって監督名は不明です。

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2006.01.31

■サイモン・スミス監督 『シュレック 4-D アドベンチャー』

Shrek_3D
シュレック 4-D アドベンチャー(TM)/アトラクション/USJ Shrek's 4-D Adventure, 2003

 ドリームワークスのアカデミー賞®受賞映画「シュレック®」から誕生したシュレック 4-D アドベンチャー™。オリジナル3-Dムービーに新次元の特殊効果をプラスして、あなたを冒険のまっただ中へ。オグリビジョンの驚くべき映像で、シートに座ったまま、ストーリーを直接肌で感じることができます。
 ファークアード卿を迎え撃ちながら、火を噴くドラゴンとの空中戦や、約300mもの滝を一気に滑り落ちるスリルの数々を体験する大冒険に巻き込まれる。

 先週末にユニバーサルスタジオジャパンへ行ってきました。
 アトラクションで立体映像を体感してきたので、何回かに分けて、いくつかレポートします。まずは感動の「シネマ4D」 。これ、3D映画ファンなら絶対お薦め、3Dマニアならこれのために大阪まで行っても損はない(^^;)。ひさびさに立体映像で感動しました(去年の愛知万博では残念ながらこの感動がなかった)。

 「セサミストリート 4―D ムービーマジック」と「シュレック 4-D アドベンチャー」という偏光方式のカラー3D映画+触覚トランスデューサー、空気推進器、水噴射ノジュール、匂いといった特殊効果による4次元(どこがや(^^))の体感アトラクション。午後1時くらい(日によって違う)を境に、セサミとシュレックが交替で上映される。

 で、『シュレック』。
 ストーリーは映画の1本目の続編。そして映像はまさに3D-CGの世界に入り込んだような臨場感。CGもなかなかなので、まさに近くにシュレックとロバとドラゴンの質感がリアルに迫ってくる。
 そしてスピーディなドラゴンの飛翔シーンと敵ドラゴンとの対決。火球やヤリがまさにわが身に襲い掛かる。画面は70mm映画らしいが、その鮮明度はDLPのディジタルハイビジョンプロジェクタ並み。偏光メガネ方式なので、違和感のないカラーが素晴らしい。うーん、こういうのが観たかった。決して赤青メガネのアナグリフ方式では得られない実物感。『スパイキッズ3D』や『マグマガールとシャークボーイ』ではこのクリアな立体感は期待できない。

 そしてクライマックスで素晴らしかったのが、300mの巨大な瀑布映像。
 ここは『ロード・オブ・ザ・リング』の雄大な滝のシーンをはるかに凌駕した迫力の映像になっている。たぶん滝のショットはCGではなく実写(と思ったのだが、下記関連リンクによればCGのようです)。水面ギリギリのカメラが、飛び散る飛まつとかずっと画面の奥まで瀑布全体を、凄い臨場感で映し出す。そこを落下するシュレックたちと僕ら観客。手に汗握る度合いは、ピーター・ジャクソン版『キング・コング』の恐竜チェイスシーンに匹敵。しかもこれが立体映像なのだ。立体マニアならこの感動をわかってもらえると思う、、、。しかしウェブをさっきザッとググッたけれど、同好の士が見つからず、、。世の中って3Dファンは稀なのか!!??確かにうちの家族はシネマ4Dよりライド型の『スパイダーマン』に興奮してました。

◆関連リンク
・米国ユニバーサルスタジオのシュレック4D HP ハリウッド オーランド
 予告編も観えるけれど、画像が荒いのでお薦めしません。
Shrek 4-D (2003)(IMDb)
 Director Simon J. Smith等スタッフリスト。この監督、『シュレック』でヘッドオブレイアウト担当。
特殊映像博物館さんの立体映像作品リストより

河の流れや滝など、水の描写が素晴らしい。流体シミュレーション技術でCG業界のトップを走る、同社ならではの映像である。

Shrek 3D(米国 公式HP)
 アメリカ等で発売されているこのムービーのDVD。家庭では簡単に偏光版方式の上映は出来ないので(2台の映写機か液晶シャッターメガネが必要になる)、赤青メガネのアナグリフ方式。これでは迫力はおそらく1/1000でしょう。
・ロシアのサイトVirtual & Really.Ru :: Новости Really.Ruに上のDVDからスクリーンショットしたステレオ画像があります。少しだけ雰囲気を味わってください。赤青メガネを用意して、下記をクリックして見てください。Shrek_3D_stereo
Screen shots collection of stereo movie "SHREK 3D" ←もっと観たい人はここ。

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2006.01.17

■特殊映像データベース『特殊映像博物館』

特殊映像博物館 作成:大口孝之氏(映像クリエータ/ジャーナリスト)

 このWEBページ、凄い労作で、大画面映像(ジャイアントスクリーン)や立体映像のファンとっては素晴らしいデータベースになっています。
 大口孝之氏は富士通の全天周立体アイマックスCG映像『ユニバース』、NHKスペシャル「生命・40億年はるかな旅」等で有名なクリエーター。ジャーナリストとしても『スター・ログ』の連載「VFX analysis engine」等で活躍されています。僕はこの『ユニバース』の凄さが忘れられず、「究極映像」(吉本隆明『ハイ・イメージ論』より)という名をブログに付けたので、この方の作品にはいつも襟を正してしまいます。

 この特殊映像博物館のコンテンツは下記のようになっています。

立体映像作品リスト
 1952-現在までの緻密なリスト。こんなの他で観たことありません。必見。

立体映像システムの原理
 幅広い各種機材とシステムの紹介。ちなみに、大阪花博『ユニバース2』はIMAX-SOLIDO(アイマックス・ソリッド)というプロジェクターが使われたとか。

ドームスクリーンの歴史
 ドームスクリーンのルーツとして「ルネッサンス・バロック時代の天井画」紹介からはじまり、最新の技術と、ドーム映像作品のリストまで。これも凄い。

ワイド&ジャイアント・スクリーンの歴史
 連続写真装置“Chronophotographe”から、愛知万博のスーパーハイビジョンまで。またまた凄い。

 いずれも写真付きで詳細な解説が読めます。とにかく素晴らしいです。
 このデータベースを前にすると、私の「究極映像研究」はネットの隅っこへ退散するしかありません(^^;)。

◆関連リンク
「超IT社会を疑似体験できる 選りすぐりSF講座」(Smart Woman)というのの講師もされているみたい。
ジャイアントスクリーンのしくみ ローマン・クロイター(『ユニバース2―太陽の響―』監督)

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2005.12.22

■チェンジ3Dサイト『シャークボーイ&マグマガール』

sharkboyandlavagirl01今週は3D立体映画特集です(^^;)。
『シャークボーイ&マグマガール
(公式サイト)

各地の映画館で、特典付き前売券発売情報&3Dメガネ配布中

 『スパイキッズ 3-D : ゲームオーバー』を撮ったロバート・ロドリゲス監督が新作の立体映画を撮った。日本では来年二月公開。
 今度も前作と同様、赤青のメガネをかけて観る方式。
 で、公式サイトは、左上の「チェンジ3Dボタン」を押すと3D画像に、「チェンジ2Dボタン」で2Dに戻るようになっている立体視サイト。君も赤青の眼鏡をゲットして、サイトへGO!

 僕は下記の本の付属メガネで上記映画サイトを楽しみました。さすがにこの方式は、ちょっと立体の感動は薄い。

◆関連リンク
・有名な赤青メガネ付属 立体本 『立体で見る〈星の本〉』

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2005.12.21

■スターウォーズを立体映画にする技術
  In-Three Dimensionalization®

In_Three_Directors
In-Three Inc. Dimensionalization®

 アメリカのイン-スリー社の2D映像を3Dへ変換する技術。3月に開催されたShoWest 2005という映画のコンベンションで、『スター・ウォーズ』の一部がこの技術で立体映画として上映されたようです。写真はイン-スリー社のTOPページにある映画監督たちの立体眼鏡の姿。なかなかいいですね、この映像。3D映画の時代が来ます!って感じ。

CHRISTIE_CP2000_DIGITAL_CINEMA_PROJECTOR  で、上記リンクのイン-スリー社のHPに下記のような記事があります。自社の良さをアピールするためのプレス・リリースですから、割り引いて読むべきですが、それにしても各監督とも凄い絶賛。これから過去のいろんな映画の3D版が製作される計画もあるようですが、楽しみなことです。(上映は先日の『チキン・リトル』3-Dの記事で紹介したDLPプロジェクタが使われるようです。右図のCHRISTIE CP2000 DIGITAL CINEMA PROJECTOR )

 このイン-スリー社のHPは、あまりにそっけない内容で、どういうアルゴリズムで立体化するのか、よくわかりません(図解がないのでわからない。ちゃんと全部読めばわかるのかも)。どういう仕組みでやるのか、是非知りたいものです。(一応ここに書いてあるが、オリジナルを右目の映像として使用し、左目側を計算によって作り出しているようだ。)
 映像の動きで奥ゆきをディジタル的に解析して、画素をそれに基づきズラしていくのだろうか、、、。ディジタルの恩恵がこんなところでも発揮されるのかも。

 もしどんな2D映画も3Dへ変換できるのなら、是非、日本のアニメも立体化してほしいものである。(あ、でも所詮セルの引き速度で奥ゆきを計算するだけになりそうだから、書割的な立体感しか出ないのかも、、、。)でも、『イノセンス』の択捉シーンは、3D-CGなので、立体映画化できますね。うわー、絶対観たい!!

Testimonials to In-Three (フィルムメーカーたちの証言)
 イン-スリー社のHPに、各フィルムメーカーのコメントが載っています。以下に概略訳します(超訳??)。

ジョージ・ルーカス
 最初にIn3DimensionalizationRの過程を見たとき、本当に、私は驚いてしまいました。その3Dは、私が以前に経験したものよりも良いクオリティでした。Dimensionalization®は、どんな映画のリアリズムもかなり高めるでしょう。このテストフッテージを観る時、ショッキングに良さを体感するでしょう。

リック・マッカラム(『スターウォーズ』プロデューサー)
 これには気絶するほど驚いた。彼らが作成することができたリアリズムは私が観たことがあったもののいずれとも、異なっていた。我々は多くの3Dを見たが、In-Threeは唯一無二だ。

ピーター・ジャクソン
 長い間の映画の歴史のなかで、最もエキサイティングな開発の1つであると思う。それらは明るく、シャープでクリアである。どんな濁りも二重イメージもない。

ジェームス・キャメロン
 私は3Dの写真が好きであるが、In-Threeによって提供される技術的ソリューションは我々のステレオ映画制作ツールのパレットにとって、有益だ。これを使うことで、2Dで撮ってきた映像が違和感なく、3Dで撮った映像に融合する。

ランダル・クレイザー 『グリース』監督
 3Dでスター・ウォーズを観るのは十分驚くべきものであったが、ジョン・トラボルタが3Dで「グリースを塗るシーン」を見た時、私は撃ち殺されました。それはまさしくセットに戻っているような感覚でした。

◆関連リンク
「スター・ウォーズ」3Dバージョンが公開へ(eiga.com)

 ジョージ・ルーカスが、「スター・ウォーズ」シリーズ全作品を、テキサス・インスツルメンツ社と共に3D映画としてリマスターし、再上映すると発表した。映画配給会社と興行主向けに毎年ラスベガスで行われるイベント、ショーウエストで、デジタル3D映画のプロモーションに参加したルーカスは、30周年を記念して、07年に「スター・ウォーズ」(エピソード4)の3Dリマスター版を公開し、その後、毎年1作ずつ3D版をリリースしていく予定だという。

CHRISTIE CP2000 DIGITAL CINEMA PROJECTOR HELPS LAUNCH FUTURE OF 3D TECHNOLOGY AT SHOWEST 2005
クリスティ・デジタル(日本)

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2005.12.19

■映画『チキン・リトル』 ディズニー デジタル 3-Dシステム

Chicken_Little  立体映画マニアの僕はすぐにでも仕事を放り出して、観に行きたくなるのですが、幸い金欠で行けません(^^;)。ホント、こういう時、地方在住を呪いますね(^^;)。というわけで、記事特集です(寂しい)。
 それにしてもフル3D-CG長編映画で立体上映というのは初の試みでは。もともと3D-CG映画は既に3次元データを持っているので、カメラを少しずらして再レンダリングをかければ、過去の作品でも3D上映できるわけです。
 僕は『Mr.インクレディブル』が激しく観たいです。

映画「チキン・リトル」が新3D上映システムで日本初試写(AV Watch)

 ディズニー デジタル 3-Dシステムは、DLP方式のプロジェクタを採用した通常の映画館に、後から3D映像投写機能だけを追加できるのが特徴。システムの基本は偏光板と偏光メガネを使用したもので、通常の映画は24fpsで投写するが、3-DではDLPプロジェクタで144fps投写を行なう。

実際に観た方のレポートを発見!!少し出鼻を挫くかな?

【コラム】シリコンバレー101
普通の映画館で3D映写、未来の映画を垣間見せる「チキン・リトル」
(MYCOM PC WEB)

このメガネのおかげでDisney Digital 3Dでは従来よりも鮮明かつ快適に3D映像を鑑賞できるそうだ。ところが映画が始まると、動きの速いシーンでは絵がパラついたりする。「こんなんでスターウォーズは大丈夫……」とはげしく不安になる。しかも、ディズニーワールドの「Hunny、I Shrunk the Audience」の方が立体感にも深みがあったような気がする。(略)思うに、終始3D効果をアピールするのが目的のHunny、I Shrunk the Audienceと違って、映画では話に合わせて3D効果にも強弱がつけられているのかもしれない。

CINEMA TOPICS ONLINE

 現在日本ではAMCイクスピアリ16と、ワーナー・マイカル・シネマズ多摩センターの2館のみでの上映となっている。

◆関連リンク
TI プレスリリース
HiVi web HiVi2月号にて麻倉怜士氏によるリポートが掲載
AMC IKSPIARI 16|チキン・リトル ディズニー デジタル 3-D(TM)
REAL D News  REAL D Cinema Following Historic Success of "Chicken Little" in 3-D
 3Dプロジェクション技術で協力したReal Dサイト

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2005.12.01

■ホログラム撮影キット(HOLOGRAM)

hologrum_sample
ホログラム撮影キット
 (有限会社アートナウ ホログラムと3D画像をつくろうより)

 こんなものが発売されているのですね。コンパクトな半導体レーザーが付属し、それにより撮影するというもの。家庭で手軽にレーザーホログラムが撮れるなんて思っても見なかったので、びっくり。これも半導体テクノロジーの恩恵なのでしょう。
 前からホログラムは好きで、東急ハンズとかで観掛けていくつか購入してたのですが、1万円くらいで手頃に自分の好きなものを撮れるのは魅力。(と言っても1万円なのでまだ通販での購入を思い切れずにいますが(^^;))
 こういうので食玩のタイムスリップグリコとか撮ったら面白そう。フィギュア撮って、コミケとかで売る輩もいたりして。

◆キットのなかみ
hologrum_kit
 この子供用粘土がポイント。これで被写体をくっつけておいて撮影するのだとか。

◆関連リンク
ホログラム撮影キット試用記 日本大学 吉川 浩氏

 キットには半導体レーザから乾板,薬品などホログラムの撮影に必要なものがほとんど入っています.それ以外に必要なものは,水とはさみとテープくらいでした.ただし,キットですから組み立てが必要です.といっても,シャッターにする紙を切ったり,レーザや乾板,被写体を固定するための粘土をこねてくっつけたりという程度です.固定に粘土を使うのは意外だったのですが,やってみるととても簡単で,撮影も上手くいきました.カメラが組みあがったらいよいよ撮影です.

ホログラフィカメラ ES45-I. (有限会社石川光学造形研究所)
 なんとこちらは55万円!!
ホログラフィの原理
久保田ホログラム工房 こちらもいろいろと詳しい。
ホログラム商品(Amazon)

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2005.11.28

■次世代高次元高精細デジタル映像コンファレンス
  Next Generation High Dimension & High Resolution Movie Conference

 東大の羽倉弘之さんという方から、メールで案内いただきました。とても面白そうな研究会が開催されます。うちのBlogにぴったりのネタで、是非、参加してレポートしたいのですが、なにぶん、東海地方から東京までこのためだけに出向くことはできません。残念!
 というわけで、告知にとどめますので、興味のある方、是非レポートをトラックバック下さい。
 もし、よっしゃ、自分が究極映像研特派員としてレポートしちゃるという奇特な方がいらっしゃれば、メールいただければ、記事として掲載させていただきますので、よろしくお願いします。

 『次世代高次元高精細デジタル映像研究協議会(仮称)』

3Dデジタルシネマ研究会・展示
3D Digital Cinema Meeting & Exhibition
『三次元映像のフォーラム』第74回研究会
The 74th meeting of 3D Forum
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日時:平成17年 (2005年) 12月3日(土)9:00~18:00
場所:東京大学 先端科学技術研究センター 4号館 講堂 
入場:無料 Admission:Free
事前登録:不要 Registration Free
場所:東京都目黒区駒場 4-6-1
地図(map):http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/map/map-j.html
……………………………………………………………………………
9:00~ 9:05 挨拶:青木輝勝(東京大学 先端研)
           司会進行:羽倉弘之(3Dフォーラム)

【基調講演:3Dデジタル・シネマ・コンテンツの現状と今後のあり方】
9:05~09:30
 「ユニバーサルコミュニケーション技術における超臨場感コミュニケーション技術」
 竹内 芳明(総務省情報通信政策局技術政策課 研究推進室室長)
9:30~10:10
 「超大型立体映画《ゴジラ3D》」
 坂野 義光(先端映像研究所)
10:10~10:50
 「新たな立体映像の到来」
  大口 孝之(映像ジャーナリスト)
10:50~11:30
 「フイルム系大型映像の現状とデジタル化の動き」
  鈴木 広幸(日本大型映像協会)
11:30~12:10
  IMAX Don Savant
12:10~13:00
 展示・デモ(昼休み)

◆関連リンク
・大口 孝之氏が作成された立体映像作品リスト。この方は、富士通の3D全天周立体CG映像『ユニバース』を作られた私の尊敬する映像作家さんです。講演会、本当に聴いてみたいものです。

プログラムの続きはこちら↓

続きを読む "■次世代高次元高精細デジタル映像コンファレンス
  Next Generation High Dimension & High Resolution Movie Conference"

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2005.07.21

■ムーン・サーフィン Google Moon

Google Moon

Welcome to Google Moon
In honor of the first manned Moon landing, which took place on July 20, 1969, we’ve added some NASA imagery to the
Google Maps interface to help you pay your own visit to our celestial neighbor. Happy lunar surfing. More about Google Moon.

 こんばんは。今週は記事が少なくて、ごめんなさい。これもみんなGoogle Earthが悪いのです(^^;)。PCの前に座ると、ついGoogle Earthを立ち上げて、俯瞰な世界に旅立ってしまうのです。一時間はあっという間。(バカだ)

 Google Earthでいっぱいにズームアウトすると、宇宙にぽっんと浮かぶ小さい地球の映像になります。ここで画面端に月が映し出されて、クリックすると地球の重力圏を抜けて、月へダイブできたら凄いだろうな、と思った人は多いでしょう。そしていずれは火星、木星、、、、、。

 そんな貴方の/私のためにGoogleが準備しているのが、Google Moon。まだまだカバーするエリアは極小なのだけれど、きっといつか月全体をカバーしてくれるでしょう。残念ながらまだGoogle Earthからのアクセスはできませんが。

 では今夜は月へ行ってきます!!

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2005.07.18

■Google Earth 地球を手玉に、ミニ宇宙旅行

Google Earth - Home
 Google Mapが地球の球を模したインターフェースで使用できるソフト。しかもGoogle Mapと比べて以下で述べる付加機能があり、素晴らしいソフトなのでご紹介。無料版と有料版があるが、まずは無料版を試してみた。Google Mapファン、地球儀ファン(?)は必見です。
 自分のPCにインストールするのはファイル容量21MB。地図データ自体はネットワーク経由でGoogle Mapから持ってくる構造。 衛星写真の分解能はGoogle Mapと変わらないように見える。日本の写真も詳細はまだ東京地方と三重県の一部のみしか入っていない。

◆地球手玉インターフェース
 まずはインターフェースの素晴らしさ! マウスで地球儀状の画像をいじると、マウスの移動速度にあわせて、あたかも手で地球儀をいじっているように3D画像が回転する。まるで地球を手玉に取っている感覚がまず面白い。
 しかもあるポイントをクリックすると、画面が拡大。これがまさに宇宙からゆっくりとその地点へ降下していく感覚で、まるで感覚としてはミニ宇宙旅行(地球帰還篇)って感じ。

◆どこでもドア/デスクトップ擬似ツアー
 自分が一度観た場所を登録できる。登録点は画面の左"Place"というエリアにテキストで表示され、地球上のどこを観ていても、この"Place"で行きたい場所をクリックすると、約10秒で登録点を表示する。この機能がとても楽しい。どこでもドアじゃないけれど、居のままに移動できる感覚、しかも地球上空へ一度飛んで、宇宙からその登録点へ降下していく感覚が素晴らしい。
 自分が行く海外/国内旅行の行き先順に登録しておき、デスクトップ上で衛星写真による擬似ツアーが体感できる。これなんかツアー会社が店頭で客と対話しながら見せたらかなりうけるかもしれない。で、その周辺のレストランやホテルの紹介も、グーグルアース上でワンクリックすると名前が表示される機能を使えばバッチリ。
 実際にこんな機能があるか、まだ確認できていないけれど、自分なりに登録した地点を人とネットで共有できたら楽しいと思う。いろんな人が設定した世界一周ツアーをグーグルアース上で体験できたら、面白い。

◆3Dグリグリ体験
 Google Mapと異なるのは、真上からでなく俯瞰で画像を見えること。角度はいかようにも調整できる。しかも山の高さ等のデータが入っており、そこは3Dデータとして3次元的に表現される。次の富士山の例を観てもらうとわかるが、マウス操作で富士山の周りを飛んでいる感覚が体験できる。これもお薦め。
GoogleEarth_Mt_Fuji

◆子供に地理を体験させる究極の地球儀
 これをいじって育った子供たちは、あきらかに地球をとらえる感覚が従来の地図や地球儀しか使ったことのない世代と異なるはずだ。学習教材としても凄いと思うけれど、立花隆『宇宙からの帰還』ではないが、このミニ宇宙飛行感覚/宇宙から世界を眺める視点の獲得は、どういう形かわからないが、子供たちの世界認識の感覚を一段飛躍させることになるのは間違いない。(ミニ・ニュータイプの誕生?? (誇大妄想的に)地球を手玉に取る世界征服の野望を持つ!!?)
 とりあえず我が子にいじらせて、感想を確認してみようと思う。(おぃおぃ、以下続く)

◆関連リンク
IT mediaの記事 「Google Earth」で地球を僕の手の上に

Google Maps」とは異なり、Windows PCにインストールする単体ソフトとしてダウンロード提供し、さらに地図データをネットを介してストリーミング取得しながら表示する仕組みだ。

上からモノを見る -- for 俯瞰マニア 衛星写真、航空写真リンク集。ここ、お薦めです。

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2005.04.18

■東芝:水平に置いた画面で映像を立体視できる新型立体ディスプレイ

リンク: 東芝:プレスリリース (2005.4.15) PDF資料

 本ディスプレイで表示する立体コンテンツは、16以上の方向から撮影した映像や、それに相当するCGデータを立体表示用のHDTVサイズの特殊映像に変換する、当社独自のソフトウェアを用います。
toshiba_3d_display
toshiba_3d_display02
 この手のは年に何社か発表するのだけれど、これは凄いというのには当たらない。
 立体視オタクとしては、出来たら凄いとは思うけれど、あまり期待しないようにしている。IMAXで偏光眼鏡かけるのがいまだに最高のような気がします。
◆関連リンク
ASCII24の記事
PC WEBの記事

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2005.02.25

■映像を脳内で処理する神経回路の最小単位

 究極映像関連の研究成果が、世の中にまたひとつ発表されました。これはうちのページのような在野のインチキ映像研究とは異なり、本物の学者さんの研究成果です。

 中日新聞より。脳の情報処理「最小単位」 名大吉村由美子助手が発見

 大脳皮質には「機能コラム」と呼ばれる、直径約0・5ミリで円柱の形をした神経細胞の結合体がいくつもある。視覚野の機能コラムは物体の位置や動き、「右目からの情報」「左目からの情報」など、それぞれの“得意分野”で反応し、物体の形状や位置、奥行きを導き出すことが分かっている。
 この発見から立体視の秘密が解き明かされるのかもしれません。

◆関連リンク
・名古屋大の環境医学研究所 視覚神経科学分野については、ホームページ等の情報が少なくウェブでは研究成果が追えません。残念。詳細は「2/24付の英科学誌ネイチャーに発表」とのことです。
・で、論文冒頭がネイチャーのHPにありました。
 Excitatory cortical neurons form fine-scale functional networks
 YUMIKO YOSHIMURA*, JAMI L. M. DANTZKER* & EDWARD M. CALLAWAY

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2004.11.27

■ビジュアルウェア社 Video Eyewear, 3DEK

EyeWare.jpg 今日は珍しく立体映像ネタが2本。
 ビジュアルウェア、VGA解像度で7万円のメガネ型ディスプレイ(AV Watch)。
 VGAくらいの解像度では今更驚けませんが(ハイビジョンでやらんかぃ!!)、この記事の中にビデオカメラに装着して立体映像を撮れるキットの紹介がある。市販のDVカメラなどに取り付けるだけで、3D表示用の映像が撮影できる「3DEK」というキット。このキットで作成した映像をVideo Eyewearで表示させると、手軽に3D映像が楽しめるらしい。
 こういうの弱いのである、自分で立体映画が撮れるのがほしい。しかし「3DEK」なるキット、ビジュアルウェア社のHPにも製造元の米Icuiti社のHPにも記載がなく、詳細がわかりません。せっかく記事が出たのに、商売っ気のない会社です。
 にしてもこのメガネ型ウェアラブルディスプレイ、細長い四角なので、まるで人相を隠すためのクロヌリみたいで、あまりルックスがよろしくないっすね。

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■立体Expo 立体映像産業展2004

3d_expo_2004.jpg

 立体映像産業推進協議会、略して立体協主催の立体Expoが、12/1-3パシフィコ横浜で開催されるらしい。立体映像産業推進協議会とは、究極映像研究所と同じくなかなか怪しげなネーミングである。うえの告知写真も怪しさ全開だ。
  3Dシアターと題した映像展はこんなコンテンツ。ちょっと観たい。

4次元デジタル宇宙シアター 自然科学研究機構 国立天文台
しんかい6500 独立行政法人海洋研究開発機構
 (QuickTimeVRで船内をグリグリできます)
・宍道湖増水による洪水被害疑似体験 協力:国土交通省、(株)建設技術研究所
・幻の時 (株)パディコーポレーション PADI Corp.
ボブスレーシミュレータ 中京大学/(株)キャドセンター
CyberDome システム紹介 松下電工(株)
・惑星ジェットコースター (株)ソリッドレイ研究所
・2D-3D変換デモ   (株)マーキュリーサンデー
・ハイビジョン3Dデモ映像集~東北夏祭り2004ほか~
   (株)ビジュアルコミュニケーションズ


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2004.09.04

■電子立体像撮影機改造本舗

 究極映像研究所のミッション(^^;)の一つに立体映像の鑑賞があります。
 最近、サボっていたので、ひさびさにググって観ました。

 電子立体像撮影機改造本舗さん。

 各種デジカメを2台並べてシャッターを同期するようにした自作3Dデジカメが紹介されています。改造法とそれによる画像サンプルが楽しめます。
 あとデジタルビデオカメラDCR-PC100に自作のCMOSカメラを接続した自作3DビデオカメラDVC-S1(Digital Video Camera-Stereo) の紹介があります。改造法の詳細はいまいちわからないのですが、最近のデジタル画像機器の発展から、こうした自作の可能性が随分広がっているのが改めてわかりました。、、、、僕もデジタルビデオカメラを2台繋げて3D動画カメラを作りたくなってきました。PCで2台の動画を合体編集してやれば、立体映画が作れます!

 このサイトでは自作3Dビデオカメラを使った立体動画のサンプルも紹介されています。電子立体像撮影機改造本舗さんの「画像サンプル」-「DVC-S1」で、クラゲとかモーターショーとかの立体動画が観えます。平行法立体視に自信のある方は、観てみましょう。残念ながらウェブに載せるためファイルを小さくしてあるのか、解像度が低く、立体度が今ひとつのよーにも思いますが、、、。
 あ、静止画のサンプルはかなり綺麗で凄く楽しめます!

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2004.06.24

■霧のスクリーン~「IVR2004」

 ITmedia ライフスタイル:バーチャルリアリティ展 2004@東京ビッグサイト

 フィンランドのFogScreenの製品。天井の装置には、小さなノズルが1列に並んでいる。ここから下に向かって水蒸気が吹き出されるのだ。加湿器の要領である。これで、水蒸気でできたスクリーンというものができあがる。あとはプロジェクタでそこに映像を投影するだけだ。これが、綺麗に映るのだ。

 動画がここにありますが、なかなかいい感じ。この動画、いまひとつ写してるものが良くないが、風景とか色合いの良いシーンを写したら、きっと幻想的に感じられると思う。
 それと、原理が加湿器なら、これって、安いわけですよね。って、でも家にあってもしょうがないのもまた事実。

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2004.06.11

■シャープ 3D表示15型液晶

シャープ、裸眼で3D表示できる15型液晶「LL-151D」

 製品では、液晶パネルをTFT液晶とスイッチ液晶で構成し、3Dモード時にはスイッチ液晶が「視差バリア」と呼ばれる垂直なスリットを作ってバックライトを遮る。すると、左右それぞれの目にスリットの間から異なる光が届き、左目の死角を右目が認識、右目の死角を左目が認識し、左右が互いに“ずれた画”を見ることで立体に見える。

 前にノートPCでこの画像を観た時は、たしか今ひとつだったけど、今度の15インチ立体モニタの出来はどうでしょうか?

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2004.05.11

■3次元と4次元の宇宙!?

 3D立体写真館 ハッブル宇宙望遠鏡で見る驚異の宇宙 伊中 明著。というのを本屋で見かけて立ち読みで立体視しました(かなり怪しい、、、)。
 ハッブルの写真をディジタル加工して、架空の立体写真を作成したもの。左右の目が数パーセクというような超巨人が見た宇宙、というようなものなのでしょうか。そういった想像をしながら見ると雄大です。
 作者の伊中 明氏のページはここ、星のホームページ

 で、国立天文台も負けられないっ!と、こちらは4次元宇宙!! 4D2U PROJECT 4次元デジタル宇宙プロジェクト
 、、、、といっても、中味は3次元。3D-CGによる宇宙の立体画像です。なんで4次元を謳っているのか、不明っス。

◆おまけ
 以前、自分のHPのQuickTime VRのコーナーというので、こんな3D-CGを立体視しながら、マウスで動かせる画像を作ったことがあるので、CM、CM。 平行法立体視しながら、ぐりぐりしてみてください。
 しかしQuickTime VRって、なんか妙に今では懐かしいですね。
 

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2004.04.27

■世界最多の恒星数500万個のプラネタリウム

メガスターニュース(2004年4月21日)

 これも究極映像の一つなので、ご紹介。
 私、恥ずかしながらまだメガスターの実物を一度も観てないのですが、500万個というのは、凄そう。人間の目には約600万個の視覚細胞があるそうだけど、それとほぼ並ぶ星の数。これがどんなリアリティを映し出すのか、是非観てみたい。日本科学未来館(東京都江東区青海)常設です。

 メガスターについては、大平 貴之著『プラネタリウムを作りました―7畳間で生まれた410万の星』(amazon)

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2004.03.28

■立体視 太陽系の星

 Solar System in 3DというホームページにCGで作った3Dの星の画像があります。なかなか絶景。

 

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