◆Massive マッシブ 自律型群衆シミュレーション 群衆生成
Massive > デモムービー MASSIVE - Wikipedia
Stephen Regelous がVFX業界のために開発した。数千から数万の個別に動くエージェントを容易かつ迅速に生成できる。ファジィ論理を使って、各エージェントが周囲の状況にそれぞれ独立した反応を見せるようにできる。
『父親たちの星条旗』をBlu-Rayで観た。戦闘シーンのCG作りこみがリアル。実際の硫黄島の戦場写真が最後に映されるが、かなり忠実に映像化されていたようだ。
で、ディスクに入っていた特撮メイキング映像でMassiveのことを知った。MassiveとはMultiple Agent Simulation System in Virtual Environmentの略。
『ロード・オブ・ザ・リング』の特典映像のどこかで、ピーター・ジャクスンが人工知能を持ったCGソフトで群集を生成した、というコメントをしていたが、その時はどんなソフトかわからなかったが、やっと『父親たちの星条旗』で判明。
たぶんCGに少し詳しい人達には、周知の事実なんでしょうね、このソフト。(遅くてすみません)
『キングコング』『ナルニア』『300』『I, ROBOT』『ハッピーフィート』『アント』と名だたる群集映画がこのソフトの恩恵を受けているとのこと。
Massive > 製品概要
自
然な知覚
人口生命技術ベース。Massive
のキャラクタは、聴覚や触覚を持ち、環境に対して自然自律的に振舞います。
微妙な動きに対するファジー理論
ファジー理論を用いてキャラクタのリアクションをデザイン。
キャラクタはより自然に、ロボットのバイナリ原理的なぎこち無さ無くリアクションします。
リンク先のベンダーのページで見るとソフトが350万円。
エキストラを一日1万円で雇ったとしたら、約100人を3日間拘束したのと同じ金額で(^^;)、いつでも数千人の人間を動かせるわけだ。
リンク先のデモムービーにピーター・ジャクソン他、各SFXスーパーバイザー他のコメントが入っている。このソフト、いろんな状況を再現するエージェントがあるらしい。
音にも反応できるAIとか、剣同士の戦い等々。当然、衝突などの物理的なシミュレーションも実現している。
モブシーンと言えばアニメでは宮崎駿だが、彼の描くモブシーンは個々の人間がかなりひょうきんな動きをして観ていて飽きない。MASSIVEもオプションで「宮崎」というそんな動きを作りだすAIを作ったらいいのに。
日本のアニメータは、これらソフトが目標とするリアリティとは異なる方向へ舵をとっていくことが必要なのかも。
明日は引き続き、Massiveネタ。このソフトを搭載したロボット、Zeno:ジーノについて。
◆関連リンク
・Massive > 動作推奨環境.
オペレーティングシステム: Red Hat 7.3, 9.0, Fedora Core 2
PC推奨環境: 2 - 3 Ghz Pentiumプロセッサ
1 - 2 GB のRAM
Nvidia Quadro グラフィックカード(FX3000以上推奨)
最低機能環境: 1 GHz Pentiumプロセッサ
512 MB のRAM
Nvidia GeForce グラフィックカード
OSはLINUXらしいけど、これならうちのノートPCでも動く。
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