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2004.06.13

■今敏監督『妄想代理人』(2004)

妄想代理人公式サイト

 眞紗さんがコメントでお奨めの『妄想代理人』の1-4話をDVDでレンタルして観ました。
 まずはオープニング曲「夢の島思念公園」が素晴らしい。P-MODEL平沢進の音楽と、正面に一人づつ立って何故か笑う登場人物たち。「ラーライーヤーライオア 空に見事な きのこの雲」というフレーズと明らか(?)に核兵器と思われる毒々しいきのこ雲を背景に、笑う男。都市を背景に通り過ぎる車と人々の影。とにかくこのオープニングだけでも必見。
 ストーリーは各話、少年バットに襲われる登場人物ひとりひとりの物語になっている。それぞれいろいろな精神的な問題を抱えるキャラ。そして登場する少年バットの正体とは??って感じ。まだここまではキャラの説明という感じで、今後のストーリーの大きな流れに期待というところでしょうか。うーん、きのこ雲がどうかかわってくるのか?
 映像としてはTV(WOWOWだっけ?)シリーズとしては完成度高い。きっちりした作画ですね。あと中間のアイキャッチの映像がかなり気に入りました。
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コメント

 となえさん、こちらこそ今年もよろしくです。
 『妄想代理人』、その後パッタリと続きを観ていません。またレンタルで借りてこなければ。(と言いつつ、先日、先に『東京ゴッドファーザーズ』を借りてしまった)

>>笑うOP、眠るENDもインパクト大。

 そう、本編よりOPやENDが凄かったりして。

投稿: BP | 2005.01.09 22:02

今年もよろしくお願い致します。いきなり些か旧い話題で
申し訳ありません。先日ようやく北米DVDを購入して1〜4話を見ました。タイトル通り、「苦し紛れの狂言/妄想が他者の思惑を吸収して具現化してゆく」という主軸自体は新鮮味はありませんが(フジの、一番最初の「世にも奇妙な物語」の「となりのミキオ」当時はアイドルだった(?)坂上香織主演、も、ネットで適当に書き込みしたキャラクターが尾ひれがどんどんついて具現化してしまうという展開で妄想代理人に似て蝶)緻密な画面構成とリアルなのにいびつなデフォルメされた歪んだキャラクターで非常に面白い作品に仕上がってますね。笑うOP、眠るENDもインパクト大。

投稿: となえ | 2005.01.09 13:26

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