■ヤン・ハーラン監督
『STANLEY KUBRICK:A LIFE INPICTURES』
まーやさん、コメントありがとうございます。まーやさんのBLOG 0 1/2で、『A LIFE IN PICTURES』の記事を拝見。以前にNHKで放映されたのを観た時の感想をアップします。(実はトラックバックいただいた『バリー・リンドン』は未見なので、、、、。)
BS2で放映されてた『STANLEY KUBRICK:A LIFE INPICTURES』(製作・監督:ヤン・ハーラン)という3時間あまりのドキュメントをビデオで観た。これ調べてみると『スタンリー・キューブリック DVDコレクターズBOX』というのに特典ディスクとして付いているものですが、見ごたえ十分。(まーやさんのページで映画の場面写真が観えます)
家族との映像や子ども時代の映像も、あまりマスコミに出なかったキューブリックの人となりを知るのによかったが、一番はマーチン・スコセッシが語る60年代に彼の映画が登場した時のリアルタイムの衝撃度合い。このインタビュー場面を観つつ、少しだけ、当時のセンセーショナルな登場を追体験できた気がした。
『ロリータ』『博士の異常な愛情』『2001』『時計仕掛けのオレンジ』とあの時代に矢継ぎ早にタイプの違う映画で、観客にインパクトをあたえていたことを紹介している。
そして当時はこの衝撃によって、客をよび、凄く当たる監督だったというのにも驚いた。僕らの時代にはそういう監督はいないので、同時代で経験できなかったのは全く残念(僕のリアルタイムのキューブリック体験は『シャイニング』からで、もはやものすごい衝撃ではなく、伝説の監督だったので、、、)。思うにデビット・リンチでも60年代のキューブリックの衝撃には勝っていないと思う(、、、、違うかな??)。最盛期だった60年代に、60年代の空気の中で『2001』とか観たかったな、と強く思った。
あと子ども時代に父親(医師)が8mmで撮った映像、眼の下のくまが既にかわいらしい子ども時代にもあったのが印象的。子供には少し残酷なトレードマークですね。& 60年代のひげのない顔がミスタービーンみたいだとか、、、、巨匠に失礼とは思いつつ、笑っちゃいました。
◆関連リンク
・なかなかマニアックなキューブリック関連ページ
・『スタンリー・キューブリック DVDコレクターズBOX』(Amazon)
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コメント
コメント、以前から面白く拝見させてもらって
いました。
遅ればせながら、リンク先の「追加更新 -
[aNEW's]」というコンテンツで一部引用を交え
て紹介させていただきました。
訂正、削除などのご要望がありましたらご意向
に沿いますのでいつでもご連絡くださいませ。
それでは取り急ぎ失礼します。 まーや
投稿: まーや | 2004.07.14 20:10