■新刊メモ 加藤幹郎『「ブレードランナー」論序説』
『ブレードランナー』論序説リュミエール叢書 34(Amazon)。
下記リンクにある著者の言葉。
本書はいまのところ世界でもっとも網羅的な『ブレードランナー』論である。しかし単なる作品論ではない。本書は作品論であると同時に映画技法論であり、映画史論であると同時に映画理論である。本書がそうした複数のスタンスをとるのは、いかなる作品も、それが帰属すべきミディアムとジャンルの創造と展開の方法と歴史なしには存在しえないからである。
◆関連リンク
・『「ブレードランナー」論序説 映画学特別講義』を書き終えること 加藤幹郎
・加藤幹郎著『「ブレードランナー」論序説 映画学特別講義』(筑摩書房2004)を読むための用語解説(入門篇1) 今井隆介
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コメント
こんばんは。一週間の北海道出張から今、戻りました。
「結局文書見乍ら手打ち…。」とのことで、本当にご苦労様です。
というわけで、皆さん、となえさんの力作ブレードランナー評、下記になります。面白いですよ。
吉田真里子は生牡蠣の夢を見るか?
~映画「BLADERUNNER」をアナライズする~
投稿: BP | 2004.10.14 21:48
こんばんは。
やっとこさテキストUPしました。結局文書見乍ら手打ち…。
何ぶん何年も前に記したものなので…ネタの新鮮さに関しては
ご勘弁を。
2ちゃんであんな粘着口論が延々続いてるなんて知りませんで
した(泣)。
投稿: となえ | 2004.10.11 18:52
コメント、ありがとうです。
どっかで読んだと思ったのですが、このコメント読むまで思い出せませんでした。すみません。今、読み直してみました。
>>まだ少しだけしか読んでませんが、早くも自分が記した
>>のと同じ解釈
『ブレードランナー』での登場人物のコミュニケーションの形態についての記述のことかな?それとも「入る」と「出る」の部分でしょうか??(って、くだんの「吉田真里子本」持っていないこのBLOG読者には全くわかんないでしょうね。)
>>いずれ近い内に…データ残ってるかなあ…。
是非、となりさんのWEBで公開ください。
僕も『「ブレードランナー」論序説』、買おうかなあーー。
投稿: BP | 2004.09.26 22:19
こんばんは。
今日先ほど、立ち読みした本を買って来ました。まだ少しだけしか
読んでませんが、早くも自分が記したのと同じ解釈が書いてあったりして鬱〜。以前お渡しした「吉田真里子本」の中のテキストですけどね(笑)。いずれ近い内に…データ残ってるかなあ…。
投稿: となえ | 2004.09.26 18:54
おおっーー、となえさん、おはようございます! 一週間ぶりです!(で、間違いないですよね?)
僕はまだ実物を見てません。木曜に名古屋駅の三省堂を見たときにはまだなかった、、、、。(あの本屋、でかいだけで詰まらん本屋です。最近、ただでさえ少なかっ映画関係書籍がまた減った)
>>数年前に自分が記したブレラン解釈、ネットで公開しようかな…。
これ、是非アップしてください。楽しみにしてます。
今後もここでもコメント等、よろしく!です。
投稿: BP | 2004.09.26 07:50
こんばんは、こちらでははじめましてです。
この本は数日前にもう出てますね。ってamazonでも近日発売扱いになっている不思議。駅ビルの本屋なのにフライング?
購入はしませんでしたが、デッカードがレプリカントだったという
解釈に関しての記述は興味深いものがあったような(うろ覚え…すみません。やっぱり買おうかな…)。
数年前に自分が記したブレラン解釈、ネットで公開しようかな…。
投稿: となえ | 2004.09.26 01:29