■ソニー ハイビジョン・ハンディカム
HDR-FX1登場
HDR-FX1では、放送局で広く採用されている「1080i方式」、なかでも有効走査線1080本、60フィールド/秒で映像を再現する「1080/60i方式」を採用。
ついに1080iのHDカメラが家庭用に出ました(発売は2004.10/15~)。ビクターのは720pだったのでこれが世界初。値段は破格?の39.9万円!
これで自主映画でもプロジェクタと組み合わせれば、DVD以上かヘタをすると35mm以上の画質を我がものに出きるわけで凄くコストパフォーマンスは良いのかも。ほしいよーーー!! これとブルーレイ。
にしてもでかいですね。写真の女性が小人(^^;)でない限り、私は運動会でこれかつぎたくはないです。
上記Sony Styleの開発者メッセージというのが面白いです。ちょこっと抜粋。
運動会はもともと被写体が複雑に動くという、MPEGには厳しいシーンが多いことに加え、手ブレが起きやすいなどさまざまな条件が加わります。ハンディカムにはそんなシーンにも対応できる実力も要求されるわけです。100inchくらいの画面に映すと、肉眼以上の映像かも。あとVAIOでノンリニア編集もできるということで、気分はもう『StarWarsエピソード1』なルーカスですね。環境的には黒澤明を超えてます(^^;)、きっと。
そういう意味では、「ハンディカムだから許される」と言えるところは、あまりないんです。むしろ、「業務用なら許されるけど、ハンディカムだからシビアでなければ」というポイントの方が多いくらいですね。
そのため開発の段階では、圧縮ノイズが目立つような画像など、デジタルカムコーダーが苦手な被写体を意図的に撮影しチェックを重ねました。改良してはまた撮影し、検証する。それを徹底的に繰り返したんです。
私自身、フィールドテストで花を接写した際、撮影時には気づいてもいなかったアリやクモの糸が映っているのを見て驚いたことがあります。
「VAIO」パーソナルコンピューター搭載のアプリケーションソフトを使って、ハイビジョン映像のノンリニア編集が可能。映像の取りこみから編集、書き出しまで、1080iで撮影した映像素材を使って、本格的な作品づくりができます。◆関連リンク
・HDR-FX1(Amazonでカメラ本体が買えます)
・ソニーHDR-FX1完全ガイドBOOK 玄光社Mook(Amazon)
・AV Watchの詳細記事
「ソニー、民生用初の1080i対応HDVカメラを10月に商品化」
・CG制作日誌さんの実物展示のレポート
・PCでのノンリニア編集については、★e-sonyshop satouchi★ つれづれにっきさんの「HDVカメラ「HDR-FX1」のPC編集について」
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