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2004.10.01

■民間ロケット スペースシップワン 記録更新!

spaceship1wide.jpg
『スペースシップワン』、賞金獲得に向けた飛行1回目を実施(Wired Newsより)

・米航空宇宙開発会社「スケールド・コンポジッツ」のプレスリリース

・X Prizeで公開中の9/29ビデオムービー映像 Live録画映像はこのムービーの2/3くらいのところから。宇宙空間の映像もたっぷり。

この素晴らしき機体!
 この宇宙船、なんといっても流線型+ウィングの機体が美しい。かつて夢描いた未来の宇宙船のかっこよさ!
 スペースシャトルのデザインにがっかりした我々世代には堪らない飛行映像です。
 337,500 ft(102.87km)の記録に拍手喝采雨霰を送りましょう!!スペースシャトルの約半分の高度への飛行!

 本当に夢に見た宇宙飛行に民間でも手が届く時代になったわけです。もーしかして私たちもなけなしの退職金をはたけば、宇宙(そら)へ上がれる時がくるかもしれません。アポロに憧れた我々のちっぽけな夢が実現するのかも。

今でもできる宇宙旅行
 そんな時代は、やはり夢かも、と思っている貴方に、ひとつ提案です。
 飛行機の飛行高度をご存知ですか?高度1万~1万3000mつまり13kmの成層圏を飛んでいるのが飛行機の高度なわけです。これは今回の宇宙船の約1/8の高度なわけです。1/8を高いと見るか、低いと見るかは個人の主観。だけれども一桁は違わないと言うのは、私は結構凄いことだと思う。
 窓際の席に座れたら、ラッキー。外の景色をじっくりと楽しんでください。そこはすでに宇宙の1/8。これを亜宇宙と呼んだら人は笑うかもしれません。んが、私はドイツから日本への出張の帰路、シベリア上空でずっーーと明けていく地球を眼下に見続けていたことがあるのですが、これが星と地球の丸みと、そしてシベリアの大地が見事にスペースシャトルからの光景に少しだけ近い映像として、そこにあるわけです。はっきり言って魅了されました。夢想だけれど、今、自分がロケットに乗っているんだと思うと、それなりに納得/感激できる映像が広がっているわけです、お立会い(^^;)。

そして飛行機の進化を夢みる
 残念なのは、傷だらけで画像がボンヤリしてしまう飛行機の窓の透明度。そこで提案です。現代の新素材の技術を使って、機体が透明のエアプレーンを作りましょう!!我々がそこで観る光景、眼下に広がる地球は、結構な宇宙の浮遊感覚を持っていると思います。観光の飛行機での移動時間は、どっか重苦しくてうるさいイメージがあります。でももったいない、眼下の光景を素晴らしいサイトシーンに加工するためのテクノロジーは、もう既に民間宇宙機を飛ばす技術よりはるかにローテクで可能と思われるわけです。全日空さん、川崎重工さん、やりませんか?
 飛行機の進化って、コンコルド以来既に30年以上、止まったままだと思いません??こういう方向の進化の形で、我々に究極映像を見せてほしいものです。空想科学企業IHI(古いコピーだけど、、、)にも期待します!!

◆関連リンク
スペース・シップ・ワン - Wikipedia
・フォトギャラリー SpaceShipOne and White Knight Photo Gallery

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