■新刊メモ『万物理論』 『願い星、叶い星』
『すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』
・アルフレッド・ベスター/中村 融訳 奇想コレクション『願い星、叶い星』 河出書房新社 (レビュウ)
・スタニスワフ レム/沼野 充義訳 スタニスワフ・レム コレクション『ソラリス』 国書刊行会
表紙とロゴがメチャメチャかっこいい!!これは初のポーランド語からの直接日本語訳。
・グレッグ・イーガン/山岸真訳 『万物理論』 創元SF文庫
あらすじで既に痺れます。イーガンの邦訳本では最長の600ページ。(僕のレビュウ)
2055年、すべての自然法則を包み込む単一の理論――“万物理論”が完成寸前に迫っていた。国際理論物理学会の席上で三人の学者がそれぞれ異なる理論を発表する予定だが、正しい理論はそのうち一つだけ。科学系の超ハイテクな映像ジャーナリストである主人公アンドルーは、三人のうち最も若い女性学者を中心にこの万物理論の番組を製作することになったが……。学会周辺にはカルト集団が出没し、さらに世界には謎の疫病が蔓延しつつあった。『宇宙消失』で年間ベスト1を獲得した、現役最高のハードSF作家が贈る傑作!
参考にこんな本も面白そう。J.D.バロー/林 一訳 『万物理論―究極の説明を求めて』 みすず書房
・ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア/浅倉久志訳
すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』〈ハヤカワFTプラチナ・ファンタジイ〉 (レビュウ)
そして11月上旬はティプトリーの新刊! しばらくは海外SFファンの蜜月です。
「わたし」がキンタナ・ローで耳にした美しくも儚い三つの物語。世界幻想文学大賞受賞
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