■新刊メモ 『バベルの犬』 『映画の魔』
◆『バベルの犬』キャロリン パークハースト/小川 高義訳
・web KADOKAWA バベルの犬
突然、妻レクシーを亡くしたポール。警察は木から落下した事故死と断定したが、ポールは納得できない。なぜ妻は木に登ったりしたのだろうか……。唯一の目撃者は愛犬のローレライ。言語学者であるポールは、犬に言葉をしゃべらせることができれば、愛する妻の死の真相が分かるのではと考える。ローレライへの言語レッスンが始まった。
最近、犬を飼いはじめて、犬ものに弱くなってます。言語レッスンによる犬ミステリー?? なんか読みたくなります。
◆『映画の魔』 高橋洋
・青土社 新刊案内 (ちょっと前の本ですが、、、。)
映画は、それを作ろうとする人間の意図をことごとくくつがえす裏切りの場においてしか自らを開示しない、トコトン非常識な逆説の連続なのである。
〈魔〉はそこに介在する。
『リング』で日本中を、そしてハリウッドをも恐怖のどん底にたたきこんだ脚本家が、長篇初監督作品『ソドムの市』をひっさげ、魔界の扉をおしひらく。
シナリオライター高橋洋というと『女優霊』と『蛇の道』が良かった。あと『ユリイカ』での映画評論も。
今度の初監督作品『ソドムの市』は、かなり妖しい感じ。『リング2』とか好き勝手に書くと、わけわからん作風になってたので、今回も心配だったりして、、、。
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