■新刊メモ スタージョン『時間のかかる彫刻』
「e とらんす」ソラリス刊行記念トークショー
◆スタージョン『時間のかかる彫刻』 東京創元社|近刊案内
大村美根子 訳 【創元SF文庫】
著者お気に入りの中編「ここに、そしてイーゼルに」を劈頭に、ネビュラ賞・ヒューゴー賞受賞作「時間のかかる彫刻」や、地球を追われた少年少女の成長譚「箱」など全12編を収める作品集。(サンリオSF文庫版『スタージョンは健在なり』を改題のうえ再刊)
『スタージョンは健在なり』を持っていないので、楽しみな復刊です。今年、スタージョン4冊目! (『夢見る宝石』『海を失った男』『不思議のひと触れ』も今年読んだので、、、。)
◆雑誌「e とらんす」☆e-translationにイベントレポート 沼野充義・巽孝之トークショー(10/13)
現代文学の巨人スタニスワフ・レム
『ソラリス』新訳の圧倒的な「他者性」
・内容は、『ソラリス』トークショー大盛況!(国書刊行会NEWSより)
レムおよびSFとの出会い、懐かしい「世界SF全集」の話を皮切りに、今回の新訳版とハヤカワ文庫版の重要な違いや、ソラリスの海、ソラリス学をめぐる描写の濃密さについて、さらにはアメリカSF作家協会がレムに名誉会員資格を授与し、その2年後に「追放」したいわゆるレム事件の顛末など、興味深い話が続出。最後は沼野氏がクラクフの自宅でレムをインタビューした際のビデオを上映しました。
動くレム!! しゃべるレム!! 見たかった!
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