■20th Century Fox: 『ロボッツ Robots』 予告編
『アイス・エイジ ICE AGE』のスタッフが作っている05.8月公開のCG映画。
予告編。
なかなか質感がいいですね。考えたら、フルCGアニメ映画で今までロボットものがなかったのが不思議。
・20th Century Fox: Robots公式ページ
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『アイス・エイジ ICE AGE』のスタッフが作っている05.8月公開のCG映画。
予告編。
なかなか質感がいいですね。考えたら、フルCGアニメ映画で今までロボットものがなかったのが不思議。
・20th Century Fox: Robots公式ページ
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DVD: 水木サン大全(Amazon)
知らぬ間に(04.6月)こんなものが出ていましたので、ご紹介。
内容紹介
酔うほどに幸せ。水木サンが大いに語らう、食らう、笑う。此度は、妖怪漫画でも、エッセイでもなく、水木しげる本人が映像を通して語り尽くす。聞き手は、鬼才、荒俣宏。水木サンの溢れんばかりの魅力を惜しげもなく。幸せ過ぎて、意味もなく笑いが込み上げてくることでしょう。魅力濃縮怒涛の70分、作画風景も特別収録。
【収録内容】
~鬼太郎茶屋 深大寺店~
●英雄かもしらん(3:07)
●蒐集家(コレクター)(2:45)
●眠り癖(1:06)
●闇と妖怪(7:22)
●好きなことをやりなさい(3:16)
●八十歳の青春(2:32)
●幸福酔い(4:58)
●ニュー水木(4:29)
●ゲラゲラ文明(2:34)
●ワニ(3:49)
●最後の一言(1:39)
◆関連リンク
・「大(Oh!)水木しげる展」
わが地方でも、05年6月3日~7月24日 岐阜市歴史博物館で開催予定。楽しみ!
こんなお言葉が同サイトにあります。やはり凄いじいさんや。
要は、虫とか植物みたいに自然に順応しながら「屁」を出しているのが一番幸せなのかも知れない。
時には、屁を止めてみたり、溜めてみては大きな屁をひねってみるというのも面白いだろう。
要するに、全ては屁のようなものであって、どこで漂っていても大したことはないようである。
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カフカはプラハで生まれ暮らした作家である。プラハへ行った自分の記憶が新しいうちに、一度読んでみようと思い、手ごろ(文庫で80頁弱)な「変身」から手を出した。(ちなみに今年2004年はカフカ没後80周年らしい)
1915年に発表された本作は、文学作品の中でもその冒頭の一文の知名度が一番の作品かもしれない。
物語はその冒頭の一文のインパクトが拡大されることもなく、家族の物語として最後までモノトーンで描かれている。「毒虫」になった主人公グレゴール・ザムザは、それにより近代の人間の価値となった「職」と、家族の中での自分の関係を喪失する。
ただそれだけの話、という感想が率直なところ。話の広がりも展開もほとんどなく実は結構退屈。岩波文庫の表紙には「自己疎外に苦しむ現代の人間の孤独な姿を形象化した」とあるが、現代の「疎外」は、すでにこの「変身」で衝撃を受けるには重過ぎるところまで進んでしまっているということなのかもしれない。なんて。
奇想小説としてみた場合、河出書房新社の<奇想コレクション>のハミルトン、ベスター、スタージョンが1930年代~の短編となっている。それよりも「変身」は20年昔。同じくチェコのカレル・チャペックの『R.U.R』が1921年。『R.U.R』が有機型のロボットを描いている先進性からすると、この「変身」の奇想度は低いと言わざるを得ない。
小説の舞台は作中でプラハに限定された記述はない。しかしプラハの石畳に沈む寒い冬を想うと、どこかに「毒虫」に変身したザムザがいても不思議はない気がする。プラハとのつながりで言うとそんな感じだった。
・ワレーリイ・フォーキン監督の映画『変身』公式サイト
日本公開は渋谷ユーロスペースで11月にはじまり既に終了。順次大阪名古屋でも2005年1-2月に公開予定。名古屋では名古屋シネマテーク で1/29-。
・『変身』 (岩波文庫) (Amazon)
・"Die Verwandlung"で検索すると、このような表紙イラストがあります。
いろんなイメージがあるものですね。僕はてっきりでかい芋虫と想っていた。
それにしても一番右のは酷過ぎます!
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クリエーターズファイル『宮崎駿の世界』(竹書房)というムックが出ている。『ハウルの動く城』は未見でも、昔の惰性でこういう本はつい買ってしまう。
鈴木敏夫×石井克人『ハウルの動く城-天才の創り方-』、押井守×上野俊哉『宮崎駿の功罪』、安藤雅司×吉田健一×村田和也『元スタジオジブリスッタフ雑談会/人間・宮崎駿に学んだこと。』など著名人たちが語る宮崎駿の世界!!
・『宮崎駿の世界』(Amazon)
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予告編 War of the Worlds Teaser Trailer
侵略ものは、SF映画の原点ですね。この予告もワクワクします。
SFファンの願望の定番のひとつは、生きているうちにモノホンの宇宙人が地球に攻めてくるリアルをこの目で見たい、というものであると、断言できると思う(未だにこの手のにワクワクするのは、僕だけでしょうか)。『インディペンデンス・デイ』のエイリアンが登場するまでのシーンは、かなりこの願望を満たしてくれた。スピルバーグが現代の特撮技術を駆使してどこまでやってくれるかが、この映画の最大にして唯一の注目ポイントと思う。とりあえず期待。
有名なオーソン・ウェルズのラジオ版『宇宙戦争』を本物の侵略と信じたアメリカ人のパニックと同じものを映画館で05年夏に体験できたら凄いんだけどなーー。でも偶然聴くラジオと自ら行く映画館とでは元々全く違いますね。あーあ、昔からこのラジオ版『宇宙戦争』と同じくらいの体験がしてみたくってしょうがない!!
・公式サイト A Steven Spielberg Film WarOfTheWorlds.com
・『宇宙戦争』ファンサイト www.war-of-the-worlds.org。このウェルズの作品のマニアのサイト。ジョージ・パル版『宇宙戦争』の予告画像も観えます。ラジオ版のパニックの様もここで読めます(NY Time他の記事のテキスト)。きっとこのサイト製作者もラジオ版の生の体験をしたかった人だ。
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『高い城,文学エッセイ』スタニスワフ・レム著、沼野 充義他訳
表紙が凄くいいです。
発明と読書と秘密文書作成に明け暮れた、恐るべき子ども時代の記憶と、SF・構造主義・文学等をめぐる大胆かつ精密な議論&エッセイ。作家レム誕生前史とその思考を示す、レム・ワールドのふたつの極地。
ナチス・ドイツ侵攻前の古都ルヴフで医者の家庭に生まれ、ギムナジウムに通いながら発明と読書に明け暮れた少年時代。その驚くべきエピソードの数々を記憶の赴くままに綴った濃密な自伝=小説『高い城』と、SFの大きな可能性を解き起こし、構造主義の現実を痛烈に批判し、ドストエフスキーやボルヘス、ロリータやストーカーを大胆かつ精密に読み解いた、論争的エッセイの数々を収録した特大巻。
『アジアの岸辺』トマス M.ディッシュ著、若島 正訳, 浅倉 久志訳
収録作品は「本を読んだ男」、「リンダとダニエルとスパイク」、「犯ルの惑星」、「リスの檻」。本邦初訳8篇を含む全13篇
『酒気帯び車椅子』中島 らも著
故中島らも氏が、最後に挑んだ暴力と愛の復讐物語。家族と自分の体を壊された男が裏社会に仕掛けた戦いは、驚天動地の恐るべきものだった…。中島らも、破天荒な遺作。
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1991年のソーダバーグ作品。
プラハの迷宮を映画で確認しようと思って、タイトルだけ知っていた本作をビデオで観た。(うちの近所じゃ、これのDVDは置いてない。)
モノクロで、古い映画のタッチと暗鬱な物語のイメージを作り出している。『ソラリス』しか観ていないソーダバーグなのだけれど、こちらも印象はなんか近い、起伏の少ないモノトーンなストーリー。
映し出されるプラハの街が"迷宮"というよりは、主人公カフカの置かれる状況が"悪夢"であり"迷宮"。城も出てくるが、街から見上げた遠景のみ。後半の舞台が本物の城かどうかはよくわからない。
全体的にテリー・ギリアムの傑作映像『未来世紀ブラジル』を想いだす。冒頭の保険局のシーン、クライマックスの"顕微鏡"の映像。ソーダバーグの『未来世紀ブラジル』への憧れを描いたようなちょっと拙い映像ではあるけれど、、、、。
あとカフカファンには、いろいろとくすぐりっぽいエピソードが入っていたので、ファンにはお薦めかも。(ファンの方はとっくに観てるでしょうけれど、、、。)
◆関連リンク
・『カフカ 迷宮の悪夢』 - goo 映画
・『KAFKA/迷宮の悪夢』(みんなのレビュー) いくつかのレビューが読めます。おおむね不評。
・『KAFKA 迷宮の悪夢』DVD(Amazon)
・『KAFKA 迷宮の悪夢』ノヴェライズ 扶桑社ミステリー(Amazon)
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Gambra Galerie公式サイト
ヤン・シュヴァンクマイエルの家兼ギャラリー、ファンの「究極の聖地」ガンブラ・ギャラリーに行って来ました。
◆ルート
ルートは地図の赤ルートか青ルートがお薦め。
【赤ルート】プラハを歩きつかれた方はトラム22,23に乗って①で下車。赤ルートを歩いてください(約600m)。オプションとして②で下車、聖ヴィート大聖堂の威容を観光後、赤ルートでガンブラを目指すのもなかなかのイメージだと思います。
【青ルート】プラハ城近郊の景色を楽しみながら歩きたい方は、地下鉄駅Malostranskaで降りて青ルートを(上り坂で約3km、結構疲れる)。プラハ城城下街、そして左手は谷が開けていて、病院やストラホフ修道院等が観えます。
◆青ルート沿いの写真
僕がたどった青ルートのスナップ。ガンブラギャラリーへ至る道の雰囲気を楽しんでいただければ、幸いです。
まずは城下街のたたずまいを3枚。
街で覗いた店に飾られた絵。好きな雰囲気だったので。
青ルートから左に見える歴史を感じさせる病院。ヤンも病気になった時はここへ行くのか?
ストラホフ修道院。曇の天気が恨めしいです。
これが青ルートの直線部分の俯瞰です。
この坂を下ると、、、、。
ガンブラギャラリー!!手ぶれは僕の興奮を表してます(^^;)
中へ入ると、ヤン・シュヴァンクマイエルの食卓のmariko okiさんによるヤン巡礼チェコツアー1999、2000で、ファンには有名な眼鏡のおばさんが迎えてくれる。
写真撮影の時、「日本の究極映像研究所から来ました、写真を撮らせて下さい」、とバカなので言おうと思っていたのに頭は真っ白になり(^^;)、ただシンプルに写真の許可をもらうのが精一杯、、、。
ガンブラギャラリーの紹介写真としては、いろんな方(最下段リンク参照)と同じ定番アングルでまず一枚。手ぶれは(以下略)。
この絵の下が本やビデオの販売のコーナー。手前がヤンとエヴァの作品中心。奥がその他の作家の作品。僕のお土産は別に紹介予定(定番ですが)。
実はギャラリーに入ったところに、2005年シュヴァンクマイエルカレンダーが!!! これは絶対ほしい!と思ったのですが、実はすぐ後におばさんが片付けてしまった! 聞くと非売品とのこと。残念無念ーーー。
おばさんの座る机の前。うまく撮れなかったので載せられませんが、この窓辺の3枚の写真がとても良かった。これはシュヴァンクマイエル夫妻の作品ではなく、シュールリアリストグループのどなたかの作品と思われます。シャープな幻想的なイメージ。
ヤンのオブジェとエヴァの絵、そして2人の美術展Jidloのポスター。ちなみに展示品に値段は付いていません。
この相撲取りのとなりの蛇のコラージュは、○○・シュヴァンクマイエルという作者名が。二人の子供の作品なのか??
◆ギャラリーにさようなら
おみやげを買って、外へ。中がかなり暑かったので汗をかいていた(緊張か???)。外は夕方だけど零下?というほど寒い。見上げるとそこに有名な二人の顔のオブジェ。入るときに吠えていた犬は既に部屋の中みたい。
ガンブラギャラリーから坂を下りつつ近所を見て歩くと、なかなか雰囲気のいいたたずまいの家が並んでいる。なにげなく覗いてしまった隣の家は、白い内装でシンプルな中に感じのいいテーブルと椅子。紳士がテレビを見ていました。この人がヤンの隣人なのでしょう。シュールリアリストの家の隣に住む気持ちをうかがってみたいものです。、、、、すみません、覗いて。
◆関連リンク
・ヤン・シュヴァンクマイエルの食卓のヤン巡礼チェコツアー1999、2000
GAMBRAギャラリーの日本語インターネット情報はこちらが発祥の地と思います。僕も何度もこの文章を読んで、チェコに憧れました。
・ununさんの~~ゆらゆら大陸~~GAMBRAギャラリーの記事と、
GAMBRAギャラリー巡礼写真館[シュヴァンクマイエルの自邸]
この写真館はGAMBRAギャラリーを扱った日本の(もしかして世界の)サイトの中で最も充実しています!!写真が51枚。加えてその質、一枚一枚がきっちりとした構図で撮られていてガンブラの魅力をしっかり切り取られています。
あと何が凄いって実際にギャラリーへ行った僕が見たこともないものまで公開!??入り口の横の窓下に束ねられたチェコ・シュールレアリスト作家の作品群のことです。(やはり「聖地」で緊張していた僕は、ギャラリー内(わずか10畳くらいの広さなのに)充分観て来れなかったようです<<このボケ)。ununさんの写真で初めてその存在を知りました。
・同じく~~ゆらゆら大陸~~のチェコ訪問記事/写真
2Fのベランダから覗く犬の写真もあります。柵から覗いた顔がなかなか可愛い。
・ゐづみさんのCheskissのGAMBRA写真館
僕のよりずっといいギャラリー内の写真がありますので、おすすめです。
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チェコ情報でお世話になりっぱなし、ununさんの~ゆらゆら大陸~で知りました。
来年2月に日本でチェコ総合情報誌CUKR[ツックル]が創刊されるそうです。
CUKR[ツックル]編集日記というblogも開始されていますので、まずはお知らせします。
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◆迷宮都市プラハ
チェコの街をとにかく徘徊してみようと思っていた。
旅先で何かを観光するのではなく、フラリフラリと街の雰囲気を感じるようにさまようのが楽しい。
「国立マリオネット劇場」と「ラテルナ・マギカ」の観劇時間だけ決めて、あとは徘徊することにした。
通常、フラフラしていると、しばらく歩けば、だいたい土地勘ができてくる。
しかしプラハは違った。なんと迷路のような街。地図を見ながらでも通りの太さが頻繁に変わったり、東西南北に道がひかれているのでもなく、すぐに方向がわからなくなり、地図上での自分の位置を見失う。
ただの方向音痴かもしれない。けど、ほかの街でそれほど迷ったことのないのだけど、今回は凄かった。 「ラテルナ・マギカ」開演まで2時間ほどあったので、とにかくほっつき歩くことにしたのだけれど、歩いても歩いても地図での位置がわからない。そして本気で「ラテルナ・マギカ」を目指し始めた時にも迷ってしまい、一度など、よく映画であるように出発点に知らずに戻ってしまうという体験。本当に遭遇するとこれが気持ち悪い、幻惑的。プラハの夢幻迷宮にとらわれた感じ。
今となってはいい体験だったけど、そん時は本当に開演に遅れるかとあせりまくりでした。
◆カフカ書店
そんな風にしてグルグル徘徊をしている時に、何度も戻ってしまった旧市街広場。そこのティーン教会近くで見つけたカフカ書店。
ここがとてもいい感じの本屋だった。店内にはチェコミュージックとおぼしき音楽。CDや写真集やアートな本が狭い店内に並べられている。特徴的なのがカフカの各国の本が数百冊(と思った)、大量に置かれている。
かかっていたCDをチェコの音楽か尋ねて購入。あと奇妙な動物の写真集。レジに並んでいた本の中に、P・K・ディックのペーパーバックを発見。数冊、チェコ語版である。チェコでもポピュラーな作家だと、若い店員。
カフカが生まれ暮らした夢幻迷宮の街プラハ、カフカ書店。そしてP・K・ディックの読まれる街。チェコのイメージがまたひとつ自分の中で広がりを持ったのでした。
写真集から
ここで買ったJoan Fontcubertaの写真集を扱っているプラハのサイト [ inter:zone ]
◆城
購入したCDは、どっかボサノバ風でした。チェコ音楽、きちんと調べてみようかな。
あとカフカと言えば『変身』『城』が有名だけれど、実は未読。特に『城』は今回のプラハ城のゴシックの強烈なイメージのあるうちに読んでみたい。この城が舞台なのかどうかもしれないのだけれど、、、。
実はこの未読の『城』に強いイメージを持っているのだけれど、理由は山田正紀の『化石の城』。中学の時に読んで、カフカの『城』が現実にフランスの地下に存在するという設定にドキドキした。この本のイメージと現実のプラハとカフカの『城』、これを対比して読めるのは今この瞬間かな、と思って。
◆関連リンク
・『世界の書店をたずねて―23カ国115書店紹介レポート』能勢仁著
(excide Books <本のニュース>の紹介記事より)
世界一の在庫数を誇るというロンドンの老舗フォイルズ書店、かつての銀行の地下金庫をそのまま売り場にしたフランスのヴァージン・メガストア、カフカの著作ばかりを集めたプラハのカフカ書店と、その数は世界23カ国、115書店にもおよぶというから驚き!
「Knihkupectvi Seidl」に入る。この店はフランツ・カフカについての本が多く、チェコ語・ドイツ語・英語など各国語版のカフカの著作や研究書が置いてある。それで「フランツ・カフカ書店」という愛称もある。ちなみに、カフカの生家もこの近くにある。
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◆チェコ国立マリオネット劇場 Uměleckᠳc鮡 Ř텡e loutek
本当は夜の『ドン・ジョバンニ』を観たかったのだけれど、プラハに一晩だけしか滞在できないので、泣く泣く昼間の人形劇を観る。タイトルは、Nám, nám narodil se。しっかり子供向き劇で、周りは幼児を連れた家族ばかり。大人一人は自分だけ。しかも場内に東洋人は僕だけで、浮きまくり。隣の小さな女の子が不思議そうにこちらの顔をずっと眺めていました(^^;)。
でも収穫は、チェコの親子の休日を体験できたこと。チェコの人たちの日常を、凄くあったかい雰囲気としてイメージできました。
芝居の方は言葉もさっぱりで、なんとなく盗賊と王様の話としかわからない。
ただ良かったのは、生の3人のバンドと、朗々と歌い上げるオペラ風の女の子たちの歌。これが生演奏なだけでもなかなかのものでした。
◆プラハの街のマリオネット クリックすると大きく見えます。
あるブラックライトシアター入り口に飾られた人形たち。なかなかシュール。これの劇があれば、観てみたい。
旧市街のクリスマスマーケットには、小さな夜店がいっぱい。そこにいた人形はこんなのです。チャップリンやハリー・ポッターなんかもいました。
そしてお土産で僕の部屋にいついたのは、この人形でした。シュヴァンクマイエル風の人形がほしかったのですが、、、、。
(パペットショップに関しては、ゐずみさんのcheskissに良い店の紹介があります。僕は出発準備に余裕がなく、ここに紹介された店に行きそびれました(泣))
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ゴシック建築に関する世の通説は過去に聞いた記憶もあるが、忘れてしまった。
自分の印象だけで書くと、このゴシックの城は、外は地獄とか世の混沌の表象なのかもしれない。そして天使と使徒と女神に囲まれた扉。そこをくぐって現れる巨大な高い天井の白い空間と、色鮮やかなステンドグラス群。
外観で畏怖を覚えた教徒は、中に入ってこの母親の懐に抱かれたような安心感を持つ空間で、宗教的な一種の究極映像体験を果たしたのではないか。現代ではこういうイメージを伝えるのに、ある意味安直な芸術形態としての映画があるのだけれど、中世はもっと豊かにこのような大建築でイメージの伝達を果たそうとしたと想像する。山岳信仰とか偶像とか宗教的な道具立てはいろいろとあるのだけれど、この建築物の前に立った時の感覚として、圧倒的な畏怖を感じる。
ヤン・シュヴァンクマイエルの自宅兼ギャラリーは、この大伽藍からわずか500m西にある。この圧倒的な城のイメージがその芸術家に影響しなかったわけはないと思う。もともとの生まれがこの城の近所だったのか、それとも城の近くに住みたくてそこに居を構えたのか、確認したいものである。
卑近にメモを残すと、やはりBPとしての自分は、この城を観ながら頭の中には『イノセンス』の音楽が流れていた。あきらかに択捉に建造されたチャイニーズゴシックのモデルは、これらの欧州大聖堂であるはず。特にオーニソプター(鳥型航空機)が降りていくルクスソルスの建物は、細部の形状がそっくりだった。
◆関連リンク
・パリ第4大学(Paris-Sorbonne) 客員研究員加藤耕一氏の初期ゴシック建築の研究
・『ウィキペディア (Wikipedia)』 ゴシック建築の項に下記記述。
中世の人々にとっては事物の全てに象徴的な意味があり、故に、ゴシック教会を彩る様々な装飾は、聖職者たちの世界に対する理解そのものであった。
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まずご紹介するは、僕のプラハ探索での期待の観劇 !
ゆらゆら大陸のununさんが紹介してくれた映像とパントマイムを組み合わせた演劇を観た。プラハの劇場 ラテルナマギカ Laterna magika の Kouzelny Cirkus (Wonderful Circus)である。(写真はラテルナマギカの夜景。右のプラスティックな感じの建物。)
劇場に飾ってあったスチルによると1975年が初演。かなり何度も演じられているようだ(HPには1977年からプラハだけでなく世界で5400回以上公演!?とある。1975,77年というのはシュヴァンクマイエルが当局の弾圧から映画を製作できなかった73-79年の間である。ということは後で述べるこの芝居の中の映像は、映画が撮れなかった時代に芝居用として作られたものということになる)。最近のスケジュールを見てもかなりの頻度でやられているので、プラハへ行く時は、観劇をお勧め。
冒頭はブラックライトシアターという趣き。バラが舞台の空間に浮遊するイメージで、なかなか鮮烈。期待できるスタートと思ったのだけれど、その後、展開されたのがかなり臭さめのパントマイム。映像との組合せで人物が舞台うしろの3面スクリーンと舞台を行ったりきたりして、面白いのは面白いのだけど、芝居があまりに素朴(特にサーカス団長の下手さ!)。そして休憩。
この後の15分、これが白眉!! あきらかにシュヴァンクマイエルの映像。そしてたぶん舞台の芝居の演出も彼。
まず映像でサーカスの女の顔をズバズバズバと仮面が下から顔にかぶさっていく。仮面はヤンの粗いタッチで木を削ったあの人形の顔。そして、いままで素朴な演技をしていた俳優たちの動きが止まる。今までの説明的な芝居が、抽象的レベルへ。(団長はシュヴァンクマイエル演出部分では登場しない)
バックの3面スクリーンにヤンらしい顔のアップを捉えた映像。舞台のスローなパントマイムとあわさってなかなかシュールリアリスティックな雰囲気が劇場に広がる。
そして団長が登場して舞台はいっきにまた前の状態に戻る。残念、もっとあの雰囲気に浸りたかったのに。
舞台はその後サーカス団の火事等で大団円。全体としてはそれほどの幻想味があるものではなかったが、あの15分だけで、この芝居は輝いていた。
( 監督 Evald Schorm, Jiri Srnec, Jan Svankmajer )
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1)人間と同様な自然な走りを実現する新姿勢制御技術※
2)自律で連続移動する技術
3)人と同調してスムーズに動作する技術
時速3km/時で走るようになったようです。僕はまだ走る姿見てません。12/15 PM11~のNEWSを楽しみに観てみましょう。
※さきほど帰ってきました。
時差ぼけの中、写真等整理中。後日、チェコ特集はアップします。ラテルナマギアが特に良かったです。
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子供ものかと思って子連れで行ったのだけれど、CGのレベルがとてもいい。&ストーリーも子供にはわからないようなヒーローの悲哀みたいなものを機敏に描いてある。しかもコメディの質もなかなか高い。これを本当に楽しめるのは、大人だ!(そしてCGファンだ!)と思った。
CGは『トイ・ストーリー』に比べると、格段の進歩だと思う。このまま進化したらどこまで行ってしまうのやら。
で、特に今回面白いと思ったのは、キャラクタの描写。リアルな人間を描くということでなく、あくまでもCGキャラをこの映画の世界の中に、どう存在させるかということに注力してある。実物の人間とは違うCG映画の中の存在として、グラフィカルにデザインとして、どう描写するかということに心を砕いてある。そしてその試みがちょっと過去のアメリカのポスターみたいなグラフィックで描いてあることから、大成功していると思った。実写映画があるわけだから、それに近づけることをやっていたら、行き詰ることはみえている(『ファイナル・ファンタジー』)。ピクサーが今回初めて人間を主人公にして描くにあたってとった手法は、映画のストーリーとの相性もよく、心地いい、CG映画のみが達成できるイメージを構築できていた。
おまけに今回のネタはSF。街に現れる巨大ロボットとの対決だの、超能力合戦だの、CGでイメージをのびのびと展開していて、ひとコマどりを多用したアクションも際立っていて、クールな特撮タッチがいい。
ウェブの予告編をコマ送りして観てみると、CGではあるが日本の金田伊功もかくやというような1コマごとに大胆に動きが飛んで設計してあった。
CGだったら中割りは機械的に相当できるはずだけれど、これは(日本アニメを研究し尽くしているのか)、強烈なアクションのところは、アニメータにより丁寧に原画的に動きを設定してあって、快感のあるアニメアクションが楽しめる。
とても日本じゃかなわないPIXERのRENDERMANによるCG画質(海も素晴らしい!)と、日本お家芸の"ひとコマ撮り"のアニメートが合体したそんなドリームチームのような映像だ。
インクレディブルなのはこの映画のファミリーだけでなく、この映画の映像そのもの。日本はアニメ大国なんて浮かれている場合じゃない。
そしてエンドクレジット。ここも決して席を立たずに観てください。このクレジットタイトルのグラフィックは、『サイコ』のソール・バスとかを思い起こさせるタッチだけれど、でも凄く斬新。以前紹介したチェコのポスターに少し似ていて、ドキドキするようなイメージを作っていると思った。あーー、なんでこんな絶賛になるんだ!!というくらい気に入りました。
◆関連リンク
・Making The Incredibles, Brad Bird Animation Masterclass and Press Conference
・Stuffo "Making the Incredibles"
・The Incredibles movie review
・Pixar - The Incredibles 予告編はここ。
・Mr.インクレディブル公式サイト
・The Incredibles -- The Official Movie Website
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プラハ在住の旅するランナーさんの展覧会の紹介に、フランティシェク・スカーラ展(Frantisek Skala)というのがあります。
特に面白かったのは、海藻から作った顔の数々でした。
アメリカ西海岸で採集した海藻から作ったようです。
写真では、気持ち悪いだけですけど、実物は、「コワ面白さ」一杯です。
ヤン・シュヴァンクマイエルに通じる雰囲気を醸し出していました。
「チェコは、変テコな芸術家が多いなぁ」と改めて感じました。
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◆搭乗歩行型ロボット「i-foot(アイフット)」
トヨタグループの粋を集めたi-footが、『未来少年コナン』のロボノイドに完敗!! (^^;) ※となえさんの指摘にもとづき、逆関節のスカウト・ウォーカーも並べてみました。
というわけで、下記リンクでi-footの動画も見えますが、ダイスの運転技術が凄いのかもしれませんが、僕は動きを見て、走って飛び上がれるロボノイドの勝利を確信しました。
腕がないことでダイナミズムが削がれているのが残念です。
・TOYOTA.CO.JP~ニュースリリース~
・PC WATCH トヨタ、「愛・地球博」ロボットショーを公開 動画があります。
・CNET JAPAN フォトレポート:トヨタが描く、新しい自動車のカタチ ここもムービー有。
この手の情報はPC関係WEBが強い。車関係のAutoBizやASCIIのresponseには記事なし。
・中日新聞 楽しく移動 未来社会 トヨタ、万博内容発表
・TOYOTA.CO.JP~トヨタ・パートナーロボット~(2004.3月発表) この時の搭乗型は逆関節ではない。いったいどれだけ開発しているんだろう?
・宮崎メカ模型クラブのロボノイド・・・1/100
・SW(スターウォーズ)メカニック・ガイド / 帝国軍
◆未来コンセプトビークル「i-unit(アイユニット)」
i-unitはモーターショーのPMの延長ですがスマート。あの葉っぱイメージをちゃんと実現してます。
でもこれもタチコマの方が絶対カッコいい。しかも乗っている人の銀色コスチュームがダメダメ。東宝の金星人じゃないんだから、、、。
昨年のPMと、以前に発表されたトヨタパートナーロボット(2004.3月発表)に搭乗型があった→今回本命はきっとPM+搭乗型歩行ロボット=タチコマと勝手にイメージ膨らませてたので、がっかり。車輪走行は通常の車くらいで、その後すぐ変形して脚で階段をスコスコ登っていく、これが究極の移動機構に思えるけどなーーー。今回の発表でも「いずれ車椅子の変わりに実用化」とあるけれど、人が乗れるタチコマのような移動機構ができれば身障者の人も喜ぶと思うのだけれど。
ね、あと一歩でしょ。トヨタのロボット開発チームの人たち、『攻殻機動隊』は観てないのかな?
◆追記
・コメントいただいたbaby touchさんのRobot.Mとの優雅な平日の記事【現実逃避にトヨタのロボットを想う土曜の夜】
・baby touchさんのコメントにある早稲田大学高西研 2足ロコモータ班 WL-16。こちらはパラレルリンクを用いた人間搭乗型2足歩行ロボット。ムービーがいいです。パラレルリンク、なかなかスムーズですね。
↓さらにこんなものも。
◆2足歩行ロボットの研究のメッカ 早稲田大機械工学科高西研究室で歩行と走行の協調動作の研究が実施されているようです。
・汎用2足ロコモータ WL-16R(Waseda-Leg No.16 Refined)
・車輪式足部機構 WS-2(Waseda-Shoes No.2)
・上の二つの機構を組み合せた歩行と走行の協調実験
MPGムービー 動画 1 動画 2 動画 3
まだ動きが遅いけれど、これがハイパワー化&高応答制御化されれば、タチコマまであと一歩かも。
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大阪万博のフジパンロボット館が愛知県に移設。
ところが、この愛知県児童総合センターは、愛知万博開催のため閉鎖されてしまった。皮肉にも、愛知万博開催のために、日本万国博のロボットは存亡の危機にさらされているのである。(略)大型の愛知県児童総合センターにある5体は引き取り手がないという。
・小田原建築探偵~大阪万博編 2002.03にも記事。
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国書刊行会の<未来の文学>第二弾。『ヨナキット』や『マーシャン・インカ』を読んだのは既にもう20年前。マイナーだったけど、あの時のイギリスSFブームが懐かしい。んで、当時から噂の高かった『エンベディング』をハードカバー&山形浩生訳で読める喜びを噛みしめながらページを捲った。
山形浩生氏のあとがきを読むと、褒めているんだか貶しているんだかわからない(貶しているに決まってる)。これを先に読んでしまったので、昔持った期待感なく読めてよかったのかな、思ったより破綻なくまとまって楽しめた。
異星人とのファーストコンタクトものとしてなかなかいい。最近、この手のを読んでなかったから、コンタクトのシーンですごいワクワクして、ここでも自分のSF魂を確認してしまった。ベスター『願い星、叶い星』では地球最後の人間の部分に時めくし、この本ではファーストコンタクト。ひねったものより、こういう原初に刷り込まれているSFの持つ怪しげなメインネタのダイナミックなワンダーに体の奥の方から反応。破滅ものと異星人もの、これにドキドキするわけです、いまだに。正直『ケルベロス第五の首』より好き。
このファーストコンタクトで登場する異星人とのトンデモ度の高い奇妙な取引、ここでキーになるのが言葉と現実という70,80年代を風靡した言説。うんなことないだろ、と飛躍に着いていけない気分と、あの当時、ディックとか神林長平とか読んで、現実が言葉によって構築されているというイメージを想いだすと、ほほえましくも懐かしい。
ワトスンはこれを別に信じていたわけではないだろう。ひとつのヒトの現実を革命する小説内のツールとして選んだのだと思う。だけれど、当時の雰囲気って、ここに出てくるような言葉による現実認識の制限みたいのを切り崩すと何か新しい世界が出現するような期待感ってのがあったと思う。(これも『万物理論』の感想で書いた人間の現実認識が脳内の現象でしかないことを転倒して出てくる単なる妄想なのだけれど。)
というようなシチメンドクサイ話でなく、これらをガジェットとして脳内に展開されるファーストコンタクトの異様な形態のひとつとして読むと、とってもワクワクする一冊。この秋の海外SFラッシュの中では僕のベスト1でした。
こういうのハリウッドも映画化の目を向けるといいのにね。(売れない、売れない(^^;))
・岡本俊哉氏のレビュウ
・Ian Watson - Official Homepage ワトスンの思いがけなくも人のよさそうな写真と、なんとムービーも見えます。あと詩とか。
・山形浩生勝手に広報部:部 室
・『エンベディング』(Amazon)
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突然、妻レクシーを亡くしたポール。警察は木から落下した事故死と断定したが、ポールは納得できない。なぜ妻は木に登ったりしたのだろうか……。唯一の目撃者は愛犬のローレライ。言語学者であるポールは、犬に言葉をしゃべらせることができれば、愛する妻の死の真相が分かるのではと考える。ローレライへの言語レッスンが始まった。
二人の家族のローデシアン・リッジバック ローレライ。犬に言葉をしゃべらせるという狂気を、ある犯罪との関係で描いている部分は、物語のトーンを崩して若干読者サービスのきらいもなくはないが、ここのグロテスクさは犬好きにはたまらなく不愉快。
映画化も決まっているらしいが、僕はこのシーンがある限り絶対映画館へは行きません。きっと小説のように抑えたトーンで描くのは難しいから。
・『バベルの犬』キャロリン・パークハースト インタビュー (楽天ブックス)
・blog 見てから読む?映画の原作さんの映画化に関する記事
・当Blog記事 ★究極映像研究所★: ■新刊メモ 『バベルの犬』 『映画の魔』
・『バベルの犬』(Amazon)
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「ハイビジョン生中継 世界遺産 青きドナウの旅」という番組をやっていますが、12/4,5はチェコの首都プラハ。チェコアートファンは観逃せません。(って実は明日は涙を呑んで観れないけど、、、。) 生中継なので、もしかしたら街を歩く生シュヴァンクマイエルが画面を(ハイビジョンで)横切るかも。
「美しきボヘミアの古都~プラハとチェスキークルムロフ」~チェコ・プラハから生中継~
12月4日(土)後4・00~7・00、後7・30~8・45 BS hi デジタル衛星ハイビジョン
12月4日(土)後7・30~8・45 NHK総合
「プラハ~百塔の都・黄金の時」 ~チェコ・プラハから生中継~
12月5日(日) 後7・30~10・00 BS hi デジタル衛星ハイビジョン
マリア・テレジアを始め名だたる王侯貴族が愛し、莫大な財宝を注ぎ込んだ「ボヘミアの真珠」プラハ。最終日はプラハ城を中心とするモルダウ川左岸と新旧市街の右岸からの二元中継。プラハ城は9世紀の着工以来、実に1000年以上に渡って増築が続けられた建築様式の坩堝。旧市街には14世紀にかけられたプラハのシンボル・カレル橋、500年に渡り時を刻み続ける時計塔がある。12月5日は聖マティアスの日。プラハの子供たちが一年で一番楽しみにしている祭りの日である。百塔の都、黄金の都、中世へのタイムマシン・・・様々な呼称で称えられる1000年都市の空気を感じる。
・ゆらゆら大陸で、ununさんのチェコ旅行のお土産とレポートがアップされています。チェコファンは必見。
・というわけで、それに触発された私も、12/11,12 2泊2日プラハ旅行決行!! 再来週にはその成果をここでお見せできることでしょう。
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たまたまBS-iで『世界遺産』のハイビジョン放映を見ていたら、エンドクレジットに懐かしい名前が!! 検索すると、
作家:ナレーション原稿を書く人。
生田萬(よろず)さんは番組始まって以来の常連さん。資料収集の深さ、含蓄のある文章、それに筆の遅いのが特徴。
劇団ブリキの自発団のイクターマンこと生田萬氏、今はこういう仕事をされているのですね。時々看板女優で氏の奥さんの銀粉蝶はドラマで見かけるのだけれど、ここ最近芝居のうわさを聞かなかったので、なんかみょーに懐かしい。これから『世界遺産』まじめにみよっと。
僕のブリキの自発団ベストは、1987年の『柔らかい肌』です。こういう芝居の初体験だったので、鮮烈な印象。ビデオもなく戯曲も出版されておらず、幻のような記憶の中だけの舞台。魔法のランプの巨人が願い事を10個かなえてくれるなら、そのうちのひとつはこの芝居をもう一度観たいのであった。(懐かしモードに入って、自分の完全なメモですんません。)
・生田萬作品(Amazon)
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AV Watch I-O DATA HVR-HD250 「RecーPOT」250GB
地上/BSデジタルハイビジョンなどのデジタル放送をi.LINK経由でストリーム記録するHDDユニット「Rec-POT M」に、250GB容量モデル「HVR-HD250M」を追加。12月中旬に発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は63,000円前後の見込み。地デジのHD放送を26時間録画。ムーブにも対応。
ハイビジョンを録画したいけれど、ブルーレイはまだ買えないし、いまさらビデオレコーダはちょっとという方(→自分)に、ピッタリの商品。今までも随分迷ってたけれど、今度は買ってしまいそうです。
・RecーPOT(Amazon)
・Rec-POT 160G(Amazon) ※まだ250G品は発売してないみたい。
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チクマ秀版社から郵送で新しい坂口尚短編集の案内をもらったのでご紹介。
『坂口尚作品集“すろををぷッ”』のご案内をさせていただきます。坂口尚氏の未発表になっているシリーズ“すろををぷッ”の2作品(「未来(あした)へ」に紹介した)を中心に作者のスケッチブックから厳選した絵を128頁にわたって製作しています。残念なことに若くして亡くなられた漫画家坂口尚氏。叙情的短編や『石の花』の鮮烈な印象が忘れられません。チクマ秀版社の熱意ある作品集の刊行に拍手を贈りたいと思います。
【収録作品】
1987年“すろををぷッ”「空の下の空」「かかと」
1990年~1991年「世界文学ハイビジョン」のカット他
「石の花」「あかんべェ一休」などの作品より厳選
以上約136頁前後、A4判、上製
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