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2005.03.26

■夢みる山 押井守監督『めざめの方舟』のリンク

 万博がいよいよ開幕。プレス公開もあって、『めざめの方舟』情報が増えているかと思って検索してみました。会期中2ヶ月ごとにテーマが「青鰉(しょうほう)ー水の記憶」「百禽(ひゃっきん)ー時を渡る」「狗奴(くぬ)-未生の記憶」と3本のバージョンがあるようですね。
 ネットでの関連記事は、残念ながらまともな映像レビュウはありませんでした。どんな印象なのか気になります。どうにもお尻のあたりがムズムズしてきますが、僕は4月に行こうかなと思ってます。で2ヶ月ごとに行って3本観るかどうかが悩みの種ですね。

愛・地球博が25日開幕。18日よりプレスプレビューを開催(AV Watch)

強烈な光の明滅と、ノイズ混じりの強烈なマルチチャンネル音響が印象的な展示で、「よくわからない」という感想も多く聞かれた。
 この記事にはNHK「スーパーハイビジョン」とSONY「レーザー ドリームシアター」の紹介もあるけれど、これが本当に映像専門誌の記者が書いたの?というくらいつまんない記事で、映像をその場で観たインプレッションがほとんどない。残念。

・野良犬の塒さんの 『めざめの方舟』は『天使のたまご』立体版?より。

 サイゾーに掲載されている押井守氏の“ツレヅレ観賞日記。”に、『めざめの方舟』について書かれている。(略)「今更宇宙から地球を見た映像を見たとしても何の感慨もわかないのと同様、自然の映像をただ見てもどうにもならない。人間にとっての環境とは人間自身であるのなら、環境を表わすものとは戦争とセックスである。そこで万博では戦争とセックスの映像を表示する……つもりだったが当然のごとく却下された」という。
 4本目として裏でこんなラディカルなバージョンもあるかも。絶対こっちが観たい。『イノセンス』にダイレクトにつながるテーマ設定ですね、これだったら。 

asahi.com : マイタウン愛知 - 朝日新聞地域情報

モニターを並べる案はすぐ浮かんだが、もともと横向きに置く画面を上向きにしたら、内部の熱が画面付近に上がってプラズマ基板に不調が出ることが分かった。空調会社と相談し、モニターの下約1.5メートルの空間を冷房で「巨大な冷蔵庫」にした。

Kenji Kawai's Cafe 川井憲次氏のHPのBBS記事。音響のテクニカルな話が面白い。

映画と異なり、将来的に再現はほぼ不可能ですので、機会がありましたら、ぜひおいでくださいね。(略)つまりおおざっぱに言えば、音を楽しむならアリーナで、映像全体を楽しむなら周回路で、ということです。(略)
今回のシステムでは、一周6本のスピーカーを上下二段と、天井にも2本のスピーカー、そして床に2本のスーパーウーハーを設置することとなりました。通常、映画では、センターLCRに3本、リア(ウォール)のLRで2ch、サブウーハーという、いわゆる5.1chですが、今回は実に14.1chということになります。(略)今回、押井さんと僕には「できるだけでかい音で」というなんとも乱暴なサブテーマがあり、よそのパビリオンから文句がこないギリギリまで音圧を上げたかったのです

オリンパスの800万画素動画カメラを押井守が使用

・BLOGではほとんど観た人の記事がないですが、こちらとか。「なつのお気に入り」さんの - 夢みる山「めざめの方舟」見学

★究極映像研究所★: ■万博レポート 押井守総合演出『めざめの方舟 青鰉 SHO-HO』

★究極映像研究所★: ■押井守監修 林弘幸演出   DVD 『めざめの方舟』SPECIAL EDITION.

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