■新刊メモ 『輝く断片』 『現代SF1500冊 乱闘編 1975-1995』
◆シオドア・スタージョン『輝く断片』(大森望編)河出書房新社公式ページ 6月10日発売 (Amazon)
『ヴィーナス・プラスX』に続く、本年のスタージョン第二弾。昨年に続き、スタージョンが続けて出版されて嬉しい。第三弾はないのだろうなーー。
“ミステリ作家シオドア・スタージョン”の特異すぎる才能に度肝を抜かれるはずだ
大森望氏の解説
数あるスタージョン短篇の中でももっともスタージョンらしい(と僕が勝手に考えている)小説を中心に、一種のコンセプトアルバムをつくることにした。
■大森望『現代SF1500冊 乱闘編 1975-1995』(Amazon) 6月17日発売
今回の新刊メモは大森望氏ミニ特集。大森氏のページに目次の紹介があります。ウェブ含め、あちこちで読んでいた氏のエッセイが纏まるのは嬉しい。もっと早く出版されていても良かったと思ってたのだけど、やはりSF出版は冬の時代だった(今は?)のでしょうね。こういう本が出てなかった状況はSFにとって寂しいものです。
本の中身としては、《小説奇想天外》連載の翻訳SF時評コラム「海外SF問題相談室」と、《本の雑誌》連載の「新刊めったくたガイド」SF時評が二本柱。
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