■Google Earth 地球を手玉に、ミニ宇宙旅行
Google Earth - Home
Google Mapが地球の球を模したインターフェースで使用できるソフト。しかもGoogle Mapと比べて以下で述べる付加機能があり、素晴らしいソフトなのでご紹介。無料版と有料版があるが、まずは無料版を試してみた。Google Mapファン、地球儀ファン(?)は必見です。
自分のPCにインストールするのはファイル容量21MB。地図データ自体はネットワーク経由でGoogle Mapから持ってくる構造。 衛星写真の分解能はGoogle Mapと変わらないように見える。日本の写真も詳細はまだ東京地方と三重県の一部のみしか入っていない。
◆地球手玉インターフェース
まずはインターフェースの素晴らしさ! マウスで地球儀状の画像をいじると、マウスの移動速度にあわせて、あたかも手で地球儀をいじっているように3D画像が回転する。まるで地球を手玉に取っている感覚がまず面白い。
しかもあるポイントをクリックすると、画面が拡大。これがまさに宇宙からゆっくりとその地点へ降下していく感覚で、まるで感覚としてはミニ宇宙旅行(地球帰還篇)って感じ。
◆どこでもドア/デスクトップ擬似ツアー
自分が一度観た場所を登録できる。登録点は画面の左"Place"というエリアにテキストで表示され、地球上のどこを観ていても、この"Place"で行きたい場所をクリックすると、約10秒で登録点を表示する。この機能がとても楽しい。どこでもドアじゃないけれど、居のままに移動できる感覚、しかも地球上空へ一度飛んで、宇宙からその登録点へ降下していく感覚が素晴らしい。
自分が行く海外/国内旅行の行き先順に登録しておき、デスクトップ上で衛星写真による擬似ツアーが体感できる。これなんかツアー会社が店頭で客と対話しながら見せたらかなりうけるかもしれない。で、その周辺のレストランやホテルの紹介も、グーグルアース上でワンクリックすると名前が表示される機能を使えばバッチリ。
実際にこんな機能があるか、まだ確認できていないけれど、自分なりに登録した地点を人とネットで共有できたら楽しいと思う。いろんな人が設定した世界一周ツアーをグーグルアース上で体験できたら、面白い。
◆3Dグリグリ体験
Google Mapと異なるのは、真上からでなく俯瞰で画像を見えること。角度はいかようにも調整できる。しかも山の高さ等のデータが入っており、そこは3Dデータとして3次元的に表現される。次の富士山の例を観てもらうとわかるが、マウス操作で富士山の周りを飛んでいる感覚が体験できる。これもお薦め。
◆子供に地理を体験させる究極の地球儀
これをいじって育った子供たちは、あきらかに地球をとらえる感覚が従来の地図や地球儀しか使ったことのない世代と異なるはずだ。学習教材としても凄いと思うけれど、立花隆『宇宙からの帰還』ではないが、このミニ宇宙飛行感覚/宇宙から世界を眺める視点の獲得は、どういう形かわからないが、子供たちの世界認識の感覚を一段飛躍させることになるのは間違いない。(ミニ・ニュータイプの誕生?? (誇大妄想的に)地球を手玉に取る世界征服の野望を持つ!!?)
とりあえず我が子にいじらせて、感想を確認してみようと思う。(おぃおぃ、以下続く)
◆関連リンク
・IT mediaの記事 「Google Earth」で地球を僕の手の上に
「Google Maps」とは異なり、Windows PCにインストールする単体ソフトとしてダウンロード提供し、さらに地図データをネットを介してストリーミング取得しながら表示する仕組みだ。
・上からモノを見る -- for 俯瞰マニア 衛星写真、航空写真リンク集。ここ、お薦めです。
| 固定リンク
コメント
遅いんですが、さっき知りました。
ネット中に知らせなければと思ったら、もうすでに既知な話題で・・・。
TB貼ります。
投稿: hiraikun | 2005.09.09 00:33
あああああ。
すいません…。
削除お願いします…。
投稿: euglenozoa | 2005.07.22 11:32
すごいですねー!これ!
感動したので
TBさせて頂きました。
投稿: euglenozoa | 2005.07.21 12:18