■樋口真嗣監督 『日本沈没』 始動!!
樋口監督も、小学2年の時に父親と観賞しており「見ていなかったら今、映画を作る仕事をしていなかった」と言うほどの思い入れがある。8月下旬のクランクインを控え「怖がらせることを重視せず、人間の叫び、うねりを説得力ある映像で取り入れたい」と自信をにじませた。
月刊アスキー:小松左京インタビュー(昨年10月)
たとえば日本列島の沈没によって朝鮮半島や台湾の一部は必ず影響を受ける。済州島はなくなるだろう。それを元に南北が統一したり,少なくとも政治が変わっていくようなストーリーも考えたい。草なぎ剛君のような韓国語が上手い俳優をキャスティングして,韓国への影響などをなんとか取り入れたいと思っているんだな。それから日本人を引き取りたいという国の存在。『あいつらはとてもよく働くし頭は良いし』と大歓迎されるストーリーも考えられる。「Welcome!」って言われるような民族でありたいなあ,と思うよ。
06年夏公開予定。主演は草なぎ剛と柴咲コウ。小松大先生が草なぎを指名したようです。で、韓国への影響も描く(?)。柴咲コウはスポニチによれば、ハイパーレスキュー隊員役。原作ではヒロイン阿部玲子はどっかの令嬢だったはずで、レスキュー隊とは!?
樋口監督というところが期待です。小学2年の樋口少年が感じたセンス・オブ・ワンダーと同レベルの衝撃を、現時点の我々に体験させてくれる凄い映画になることを期待したいと思います。樋口特撮による深海潜水艇わだつみと乱泥流の映像、マントル対流による地震と沈没のスペクタクルシーンを想い描いて待ちましょう。
僕も個人的には中学時代の「究極映像」が『日本沈没』で、研究ノートまで作って、新聞雑誌をスクラップしたりTV版の感想を一話ごと書いたりしていたので(なんだBlogになっただけでやってることはいっしょだ)、感慨無量だったりします。(映画公開にむけて、盛り上げるためにいずれこのノートから昔のスクラップ等を引っ張り出して載せてみようと思っています。乞ご期待、、、って誰も期待しないか(^^;))
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コメント
shamonさん、ども、です。
ラジオ版、どっかにまだカセットテープが(30年以上前)あるはずです。なんか発掘して久しぶりに聞いてみたくなりました。
マンガ版さいとうたかをの、持ってます。ゴルゴ13似の小野寺(^^;)
投稿: BP | 2005.07.16 01:17
こんばんは^^。
>遅レスでごめんなさい
いえいえ、いつもお返事ありがとうございます。今日「スターウォーズ」でTB送らせていただきました。
>ラジオの音声だけから想像し脳内に構成された『日本沈没』の究極映像が未だに忘れられません。
うぁ~、これは知らないです。兄は聴いてたかもしれないけど。
マンガ版はさいとうたかを氏のをよく覚えています。確か
>『日本沈没』で一番好きなのはラスト。シベリアの小野寺の寂寞とした描写だったりします。
のシーンも最後にあったような。もちろん映画でも一番印象に残るシーンでした。
投稿: shamon | 2005.07.15 19:48
shamonさん、遅レスでごめんなさい。
>>全体的に暗い画像に時代を感じましたね(苦笑)。
そ、ですね。今観ると、いろいろと気になるのでしょうね。僕、昔の印象を壊したくないので、DVDが出てますが、観てません。
きっと樋口監督なら、沈没のスペクタクルも人物描写もうまくまとめてくれるのではないでしょうか。
僕は映画より実はその前にやってたラジオドラマ版『日本沈没』に魅せられた口で、今でもあれは大傑作だったと思ってます。映画やTVやマンガ版より。シナリオの岡本愛彦氏の力だと思います。ラジオの音声だけから想像し脳内に構成された『日本沈没』の究極映像が未だに忘れられません。
『日本沈没』で一番好きなのはラスト。シベリアの小野寺の寂寞とした描写だったりします。あの雰囲気をリメイクがうまく描けたらきっといい映画になると思います。
投稿: BP | 2005.07.12 23:03
こんにちは、BPさん。
今日「日本映画専門チャンネル」でこの映画を観てました。全体的に暗い画像に時代を感じましたね(苦笑)。
この映画もリメイクですか。
先月見た「戦国自衛隊1549」がイマイチ(辛口のレビューを書いてしまった^^;。)だったので、樋口監督には二の舞にならないよう頑張って欲しいです。
投稿: shamon | 2005.07.09 16:10