« ■『マシュー・バーニー:拘束のドローイング展』   『成田亨の世界展』 | トップページ | ■ハイビジョンレポート
   こども陶器博物館 アニメ創世記展 東映アニメーション »

2005.08.12

■『ぼくらの小松崎茂展』   『片山健絵本原画展』  

 たまたま今日行った多治見市の子供陶器博物館『アニメ創世記展』(のちほどレポート)で見かけたチラシから、これからはじまる展覧会と現在開催されているものの紹介です。刈谷は昨年の『トゥルンカ展』に続き、マニアック。

shigeru_komatsuzaki_poster

ぼくらの小松崎茂展 子どもたちの夢やあこがれを描き続けた画家
 @刈谷市美術館 05.9/17-10/30

 もちろんプラモデルアートで僕たちの心をくすぐったあの小松崎茂氏の展示会です。僕は、近所のお祭りの露店で憧れの気持ちでこれらのボックスアートを眺めていた小学生時代を思い出します。展示会でこの絵のプラモが売っていたら、大人買いしてしまいそう。

 「地球SOS」や「大平原児」などの絵物語、少年誌の口絵や表紙でみた未来世界や軍艦、特撮映画のメカ・デザイン案、プラモデルのボックスアート...
 ぼくらの心の中に大きな足跡を残しているSFイラストレーターの元祖、
小松崎茂の魅力の全貌に迫ります。
 本展では、初公開の初期日本画やスケッチをはじめ、絵物語や口絵の原画、プラモデルのボックス、メカデザインを提案した特撮映画関連資料など300余点を一堂に展示します。

komatsuzaki_waribiki

Katayamaken_genga0508片山健絵本原画展@八ヶ岳小さな絵本美術館 05.7/16-9/12
 片山健の絵には、スズキコージとコンビを組んだ『やまのかいしゃ』で衝撃的なインパクトを受けました。あのなんとも言えない色の混ざり具合がここちいい。この絵を子供たちだけのものにしておくのは、もったいないと思います。(以前、大友克洋の画集で、大友が片山健の絵について触れていました。大友のカラーイラストのあの色使いは少し片山健が入っていると思うのです。)
 誰かこの絵のまま、アニメーションにしてくれるアニメータはいないものでしょうか。いいと思うのだけれどなーー。
 すでに終了していますが、片山健のフリートークというのもあったらしいです。「どんどんどん」と「タンゲくん」の原画、とてもみたいぞぉーー。

どんどんどん」、「タンゲくん」、「ゆうちゃんのみきさーしゃ」等多数の原画を展示

◆関連リンク
・小松崎茂オフィシャルサイト komatsuzaki.net
昭和ロマン館 小松崎茂
・Googleイメージ検索「小松崎茂
小松崎茂(Amazon)

・北村正裕氏のナンセンスダイアリー
  絵本『やまのかいしゃ』(スズキコージ/作、片山健/絵、架空社刊)について
・僕のレビュウ『やまのかいしゃ
  この本を持って会社へ行かずに電車に乗り続けたいです(^^;)。
・『やまのかいしゃ』(Amazon)
・Googleイメージ検索「片山健」(ノイズ多し。絵の部分のみ見てください。)
片山健(Amazon) (何故かこの検索でサザンの『彩 ~Aja~』が??)

|

« ■『マシュー・バーニー:拘束のドローイング展』   『成田亨の世界展』 | トップページ | ■ハイビジョンレポート
   こども陶器博物館 アニメ創世記展 東映アニメーション »

コメント

こんばんはー^^。ご連絡遅れましたがTBお送りしました。

ていぱーくでの展示、小松崎氏の「サンダーバード」の絵が素晴らしかったですよ^^。

投稿: shamon | 2006.01.31 23:35

 たまさん、はじめまして。コメント、ありがとうございます。

>>片山健原画展いいですねー。印刷であの迫力ですから、さぞかし原画はすごいんでしょうね。

 凄そうでしょ(^^)。一回、見たいものです。本当は一枚、持って帰りたいぐらい(^^;)。
 以前、5年位前ですが、八ヶ岳へ行って帰ってきてから、この美術館で片山健原画展がやっていたのを後で知って、悔しい思いをしましたが、今回も行けそうにないので、残念です。

投稿: BP | 2005.08.18 06:02

TBありがとうございます。
片山健原画展いいですねー。印刷であの迫力ですから、さぞかし原画はすごいんでしょうね。見たいけど、八ヶ岳か…。

投稿: だま | 2005.08.16 20:25

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■『ぼくらの小松崎茂展』   『片山健絵本原画展』  :

» 松本零士コレクションでつづる「漫画誕生から黄金バットの時代」展 [ひねもすのたりの日々]
ていぱーく(逓信総合博物館)にて2月5日まで開催中。公式サイトはこちら。 主催は [続きを読む]

受信: 2006.01.27 19:32

« ■『マシュー・バーニー:拘束のドローイング展』   『成田亨の世界展』 | トップページ | ■ハイビジョンレポート
   こども陶器博物館 アニメ創世記展 東映アニメーション »