« ■三池崇史監督
   ウルトラマンマックス「第三番惑星の奇跡」
| トップページ | ■CEATEC JAPAN 2005 ハイビジョン機器 »

2005.10.09

■ヤノベ ケンジ, 子供都市計画研究所 著
   ヤノベケンジ:ドキュメント子供都市計画
   CITY of CHILDREN PROJECT DOCUMENT

 美術出版社刊『ドキュメント子供都市計画』を読了。
 これ、素晴らしい本です。「ヤノベケンジ21世紀万博制作記録」とでも呼べるような熱気に溢れたプロジェクトの記録になっています。子供都市計画が実行されていた2004年9/26~3/21の間、残念ながら一度も金沢21世紀美術館に行くことはできなかったけれど、この本を通して読んで、ちょびっとだけ疑似体験できました。
 ヤノベケンジ(と金沢21世紀美術館の学芸員黒沢伸)がたくらんだ6ヶ月間をわずか2時間の読書でマイクロ(ナノ?)追体験できる我々は幸せです。

◆コンテンツ
 こんな良い本なのに、いまだ版元のウェブページには新刊案内もない始末。
 そこでまずは目次から紹介。

 「子供都市計画」のきっかけ - 「森の美術館」 ヤノベケンジ
 DOCUMENTS 2004.9.26 - 2005.3.21   写真とヤノベケンジの解説
 ESSAY 1 五十嵐太郎
        あらかじめ未来を奪われた子供たちのために大人ができること 
 ESSAY 2 藤本由紀夫
        幻の子供都市計画
 ESSAY 3 坂口千秋
        「子供都市計画」目撃者の証言
 ESSAY 4 椹木野衣
        「子供の国」から「大阪万博」へ、「大阪万博」から「子供都市計画」へ
 21個のパヴィリオン 写真とデータ
 インタビュー : ヤノベケンジ
 「子供都市計画」とは何か 黒沢伸
  「子供都市計画」とは何か   プロジェクト工房
  アーティスト・イン・レジデンス パヴィリオンは大人気
  都市を発掘する         メディア戦略
  ミニ・タンキング・マシーン   トらやん
  妄想を超える
 「子供都市計画」データ
  トらやんニュース縮刷版、トらやんデイリーニュース(圧縮版)
 「子供都市計画」をつくった大人たち 参加者リスト

◆関連リンク
トらやんデイリーニュース - 子供都市計画の全貌が本に!

子供都市が出現してデイリーニュースも発信しなくなってはや半年。しかし、子供都市を見たみなさんにはその記憶もまだ色褪せずに残っているはず。

子供都市計画研究所 現在、整理のため、一時閉鎖中。今、見えるのは、子供都市・虹の要塞だけ。
ヤノベケンジ「となりの晩ごはん」プロジェクト 専用Blog 
・『ドキュメント子供都市計画』(Amazon)

|

« ■三池崇史監督
   ウルトラマンマックス「第三番惑星の奇跡」
| トップページ | ■CEATEC JAPAN 2005 ハイビジョン機器 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■ヤノベ ケンジ, 子供都市計画研究所 著
   ヤノベケンジ:ドキュメント子供都市計画
   CITY of CHILDREN PROJECT DOCUMENT
:

» The年末! [恵比寿ではたらくプロデューサーのブログ]
 いやー、ほんとに冬ですね。 さぶすぎです。 名古屋は激しい雪だとか・・・。 出張じゃなくてよかったです笑 仕事も今年中に仕上げるって案件もありバタバタしています。 といっても心に余裕は必要です。 こんなときは映画を見るのに限....... [続きを読む]

受信: 2005.12.20 02:06

« ■三池崇史監督
   ウルトラマンマックス「第三番惑星の奇跡」
| トップページ | ■CEATEC JAPAN 2005 ハイビジョン機器 »