■新刊メモ『意味がなければスイングはない』『黒沢明と『用心棒』』他
◆村上春樹 『意味がなければスイングはない』
「シューベルトからスタン・ゲッツ、ブルース・スプリングスティーン、スガシカオまで、音楽と作家のファンキーだけど奥の深い十篇。」
村上春樹の音楽ものエッセイって、いいですよね。小説中に出てくる曲もつい聴きたくなる。今はi-tuneのストアで直ぐ探して聴けるので、いい環境です。
◆都築 政昭 『黒沢明と『用心棒』―ドキュメント・風と椿と三十郎』
「空っ風吹き荒れる馬目の宿にフラッと立ち寄った狼人・三十郎。ヤクザ同士を巧みに戦わせ、破滅させる、その息詰まるサスペンスと殺陣!」
黒澤明の中でも、好きな作品のトップレベルにくる『用心棒』。あんなにクールで知的なヒーローの出てくる映画は、世界中探してもそう何本もないですよね。その桑畑三十郎のドキュメント(ヒーローの名前のコミカルさでも世界一?)。思わず衝動買いしそうでしたが、目次をパラパラ見てると、なんとなくどこかで読んだエピソードっぽく見えたので、しばし躊躇してます。、、、でも買ってしまうでしょう、きっと。(新刊メモは自分のための備忘録なので、かるーく読み飛ばしちゃってください。)
◆三沢哲也 『戸川純―Jun Togawa as only a lump of meat』
あーびっくりした。今頃、戸川純の写真集とは!? 今日本屋で眼を疑いました。復刊.comからの刊行なのですね。
◆『ポール・オースターが朗読する ナショナル・ストーリー・プロジェクト』
「「アメリカが物語るのが聞こえた」-ポール・オースター
ポール・オースターの英語で聴く、ラジオ番組に投稿された本当のアメリカの物語。」
ポール・オースターの朗読したCD付き。英語のヒアリングにいいかも。
『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』、図書館で借りたけれど、1~2編しか読んでません。
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