■新刊メモ『さまよえる天使』『絵画の準備を!』『爆発道場』
『モンティ・パイソン正伝』『プロセス・アイ』
柾 悟郎著『さまよえる天使』
ひさしぶりにこの作家の本を見かけて嬉しかったので、メモメモ。実はまだ買ってないので、まさに備忘録として。
■いとうせいこう氏■ 語られるべきすべての絵画の、言語形式での完全アーカイブ。このテキスト群はまるで百科全書のように一生涯参照可能だ。
なんか凄い。たぶん知ってる人にはもの凄く有名な本なのでしょう。図書館で借りようと思っています。
作家・福井晴敏と、映画監督・樋口真嗣が、古今東西の「爆発映画」(=特撮映画)を語っている本。映像好きには「爆発」と言えば、アニメータ「金田伊功」がまず思い浮かぶのだけれど(??)、樋口真嗣の語る金田アニメ評って読んでみたい。この本に書いてあるかはまだ未確認。
グレアム・チャップマン, ジョン・クリーズ, テリー・ギリアム, エリック・アイドル, テリー・ジョーンズ, マイケル・ペイリン, ボブ・マッケイブ著『モンティ・パイソン正伝』
伝説のコメディ・グループ、モンティ・パイソンのメンバーが、はじめて明かす「モンティ・パイソンによるモンティ・パイソンのすべて」。各自の生い立ちから学生生活、テレビ界での活躍とグループの結成秘話、パイソンズとして活動中のひみつ日記、解散後の各自の言い分から未来の予定(?)など、聞きたくないことまで含めてパイソンズ自身がこれでもかと語る。未公開のプライベート写真や図版約200点を収録した、モンティ・パイソン最新作。
モンティ・パイソン本もいくつか出ているけれど、これは正伝だそうです。これも図書館で借りたいので、メモメモ。
茂木 健一郎『プロセス・アイ』
なんと初の小説刊行とのこと。ちょっとびっくりしましたが、考えてみれば、クオリアの問題意識って、小説の世界に近い部分があったので、出るべくして出たということなのでしょうか。氏のクオリア日記によれば、山田正紀氏推薦とのことです。『神狩り 2 リッパー』で「クオリア」をキーワードにしていたので、推薦文を依頼されたのでしょうか??
12章を読んで新幹線で泣いた。この「物語」には風が吹いている。その風は世界を吹き抜けてぼくのクオリアを優しく震わせる。
山田正紀
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