■新刊メモ 『頼むから静かにしてくれⅡ』 『夢みる宝石』
◆シオドア・スタージョン、ブラッドベリ他著、中村融編
『SF映画原作傑作選 地球の静止する日』 (Amazonではまだ予約不可)
東京創元社 | SF映画原作傑作選 地球の静止する日(公式HP)
●収録作品
レイ・ブラッドベリ「趣味の問題」
ウォード・ムーア「ロト」
シオドア・スタージョン「殺人ブルドーザー」
ドナルド・A・ウォルハイム「擬態」
ハリイ・ベイツ「主人への告別」
ロバート・A・ハインライン「月世界征服」
ロバート・A・ハインライン「「月世界征服」撮影始末記
『殺人ブルドーザー』 (落下イン石の謎/キルドーザー 孤島の殺人機械) 、懐かしいです。もう一回観てみたいものです。このころのSF映画って本数も情報も少なくて、SFマガジンの大伴昌司氏の<トータル・スコープ>(完全映画)とかの短い記事で、どんな映画なのだろうと、想像を膨らませていたので、なんかこのタイトルの字面だけで今でもいたく想像力を刺激します。
ちなみに「究極映像」研は、ひそかに大伴昌司氏の「完全映画」紹介(<トータル・スコープ>)を読んだ時の興奮に少しでも近づくことをめざしています(^^;)。
シオドア・スタージョン著、永井淳訳『夢みる宝石』
これはスタージョンの傑作長編の復刊。長編と言っても短いですし、読みやすいので、お薦めです。
実は図書館の本でしか読んでなかったので、今回、購入しました。
レイモンド・カーヴァー著、村上春樹訳『頼むから静かにしてくれⅡ』
村上春樹翻訳ライブラリーで、Ⅱが出ました。カーヴァーは作品数がそれほど多くないので、(つい、まとめて読みたくなるのですが)ゆっくり一冊づつ大事に読みたい作家です。(過去記事参照)
◆その他 イメージを探索する書物(?)
ジャン=クロード フォザ他,犬伏雅一他訳
『イメージ・リテラシー工場―フランスの新しい美術鑑賞法』(Amazon)
なんか面白そうです。でもフランス絵画が頭に浮かばない、、、ので図書館で借りる予定。
アンドリュー シンクレア Andrew Sinclair, 五十嵐 賢一訳
『フランシス・ベイコン―暴力の時代のただなかで、絵画の根源的革新へ』(Amazon)
デビット・リンチが敬愛する画家フランシス・ベーコン。「根源的革新」というような言葉に弱いのです。面白そう。(過去記事参照)
森遊机著『大塚康生インタビュー アニメーション縦横無尽』(Amazon)
大塚康生氏のWEB峠の茶屋、ほのぼのとしてて、好きです。
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