■栗本慎一郎氏と行くコーカサスの旅 もう一つのシルクロードを探る
栗本慎一郎氏と行くコーカサス・もう一つのシルクロードを探る
~アゼルバイジャン・イラン・アルメニア~(西遊旅行 公式HP)
通常、シルクロードといえばタクラマカン砂漠から天山山脈の西部を越えて、タシケント、サマルカンドを通り、やや南下してブハラ、メルブを経てイラン高原東にいたる道筋を考える。
しかし、世界史においてもっともっと大きな影響を持った道があったのではないか。それは、イリ(伊寧)やアルタイを含むジュンガル盆地北部から西進し、現カザフスタン中央部を通り、カスピ海北方から黒海北岸へと至る道、ステップロード(草原の道)である。スキタイ系の遊牧騎馬民族が、カザフステップからカスピ海、黒海へと進み、中央アジアからメソポタミアの政治・文化を支配したという。現アルメニアに築かれたウラルトゥ、ヒッタイト、アケメネス朝ペルシャ、パルティアなどもそのルートによって基礎が築かれたのではないか。
栗本氏の経済人類学が結論としたものは、古代の日本王権もこの草原の道が大きくかかわり、王権の起源や日本の精神に多大な影響を及ぼしたというものである。
2006年4月28日(金)~5月7日(日) 10日間
これはまさに栗本慎一郎と行く、ヒトの根源を尋ねる旅、ですね。
ゴールデンウィークなので、クリシンファンの方はそそられるのではないでしょうか。って、自分が行ってみたいだけなのですが、、、。
◆関連リンク
・当Blog記事 栗本慎一郎『パンツを脱いだサル』
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