■産総研認定ベンチャー「HRP-2m Choromet」(チョロメテ)
近藤科学 2足歩行ロボット「KHR-2HV」パワーアップ
(左から 出渕裕プロメテデザイン画 HRP-2プロトタイプ プロメテ チョロメテ)
■大日本技研(公式HP)
ここのとこ、ずっとネタをひっぱってきた依頼原型、やっと情報解禁になりました。(略) 技研が担当するお仕事は、Pirkus・R Type-01ベースで開発した機体を、プロメテっぽくなるように外装をつくること。
外装を担当した大日本技研の公式HPをみると、まさにマニア・オタク系の匂い(^^;)。いいですねー。制作日記が今後アップされるようですが、楽しみに読ましてもらいましょう。
上の引用写真を観ると、プロメテは出渕デザインに忠実。チョロメテはロボットアニメ系のかっこよさに溢れていて、大日本技研の勝利とみえます。肩と膝から下をしっかりさせることで、全体に力強さが出ています。素晴らしい。(でも、この一番強そうなのが、「チョロメテ」という弱っちい名前なのが、、、、)
産総研の公式HPのムービーでは、チョロメテもプロメテ同様に、四足と二足の切り替えの動きも可能なことがわかる。いろんなアクションが楽しめそう。
■高さ35センチの出渕デザインロボ「チョロメテ」(ITmedia News)
高さ35センチのヒューマノイドロボット「HRP-2m Choromet」(チョロメテ)を開発。(略)小型ヒューマノイドロボットはホビー用途が多い。プログラム可能なものはほとんどなく、教育・研究用途には向かなかったという。このためチョロメテは、プログラムも可能で小型かつ安価なロボットとして開発した。
開発したのは、産総研認定ベンチャーのゼネラルロボティックス、ムービングアイの2社と、ピルクス・ロボティクス、大日本技研。
■産総研プレスリリース 動画(ムービー) (公式HP)
ロボットの外装については、関節の可動範囲を狭めないこと、可能な限り安全性を実現すること、HRP-2プロメテに近いことを目標に設計を行いました。全体のデザインについては、HRP-2プロメテのデザインを担当した出渕裕氏が監修。(略)(ロボットの外装については)プラスティックモデルやロボット外装の開発等を行っている大日本技研が担当しました。
外装以外は、ヒューマノイドロボット基盤ソフトウェアはゼネラルロボティックス(GRX)、小型省電力コントローラおよびARTLinuxはムービングアイME、メカ系をピルクス・ロボティクスという分担となっているらしい。
このロボット、いくらになるのでしょう。外装がホビー用、マニア用だけに、教育・研究用の高額な値付けでなしにロボットマニアの手の届くところに設定したら、結構売れると思うのだけれど、、、。かっこいい外装をまとい、産総研ロボット技術の粋を集めた制御ソフトでアニメ顔負けの動きをするロボットがマニアの手でチューニングされたら、素晴らしいロボット技術のアピールになると思うのは僕だけでしょうか。
■2足歩行ロボット「KHR-2 HV」がパワーアップして登場! / デジタルARENA
九十九電機は、近藤科学が2006年5月26日に発表した2足歩行ロボット組立キットの新製品「KHR-2 HV」の販売を、6月2日より開始する。販売価格は8万9985円。
マニア向けのこちらもパワーアップ。このくらいの手頃な値段でチョロメテが売られたら良いですね。
◆関連リンク
・朝は四本足、昼は二本足、夕方は三本足──それはロボット
産総研の「プロメテ」が機能拡張。
・出渕裕デザインのインパクト~ヒューマノイドロボット「Promet」登場
・ゼネラルロボティックス
OpenHRP(産総研)を利用したロボットコントロールシステム。
OpenHRP制御ソフトウェア 販売価格 4,200,000円(税込)
げげ、ソフトだけで420万円??それともこの簡易版がプロメテに付くのでしょうか。
・Pirkus・R Type-01 DXは237,904円(ツクモロボット王国)
・ KHR-2 HV(ツクモロボット王国)
・ロボット ツクモロボット王国 (楽天)
◆5/28以降 追記
・HRP-2がデスクトップサイズに(RobotWatch)
Impressに新しくできたRobotWatchに森山和道氏の詳細記事。多数のムービーが見えます。記事によれば、発売は秋頃、50万円以上となるらしい。ちょっと手が出ません。(15年くらい前のMACくらいの値段か)
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