■NHK「放送技術研究所一般公開 2006」
スーパーハイビジョンの超臨場感とアールキューブ
NHK、「放送技術研究所一般公開 2006」を開催
(AV Watch)
スーパーハイビジョンを家庭に送信するまでのシステムが完成
撮影したデータは24Gbpsと大きく、HD-SDIケーブルを16本使用して中継場所に伝送。そこから放送局まではシングルモード光ファイバーで伝送する。24Gbpsを1本の光ファイバで伝送でき、伝送遅延も数msと小さいことが特徴。
未来の放送技術が集結 - 「NHK技研公開2006」会場レポート
(AV&ホームシアターNews)
スーパーハイビジョン in 「NHK技研公開2006」
(shamonさんのひねもすのたりの日々)
ニューヨーク(NY)の映像
高所からの撮影は自分がまるでその場所にいるかのような迫力。
カメラが動くたびその映像の中に吸い込まれそうでした。
街中の映像も臨場感たっぷりで奥行きもあり、
遠くの看板の文字まできれいに鮮やかに見えました。
低位置での撮影も同様です。車に轢かれてしまいそうな気分。
行きたくてしょうがないけれども、東京は遠すぎます。というわけで、各WEBメディアと、Blog最速レポート(たぶん)を載せられたshamonさんのひねもすのたりの日々のリンク集です。
まずAV Watchからの引用写真は、22ch用のマイクが素晴らしい(^^;)。これでどうやって22chの録音をしているかが知りたい。
あとスーパーハイビジョンカメラが、今、この大きさなら、2025年にはハンディカムになっているかも。自分の孫を撮影するのはスーパーハイビジョンになるのかなー。あ、娘が遠方に嫁いだら、スーパーハイビジョン伝送で孫の姿を、、、、いかん、このコメントのどこが究極映像研だ??、これではただの爺の戯言研ですじゃ(^^;;)。
shamonさんのレポートにあるニューヨークのスーパーハイビジョン映像は、凄そうですね。本当に観たくなってきます。臨場感がここまで上がった時に、人間って旅行する行動がどこまで欲求として映像に勝つのでしょうね。不精な私はますますスクリーンの前に篭りそう(^^;)。アールキューブ構想が描く次世代ロボット社会(分身ロボットが世界中を歩く未来)がどうしても思い出されます。(当Blog記事「相互テレイグジスタンスの第二世代」参照)
あと以前SFアドベンチャー誌の山田正紀特集の押井守-山田対談でも、旅行と仮想の臨場感について述べられていたのを思い出しました。彼らは仮想の体験と旅行体験の近似度はほとんど同じである、とコメントしていました。
押井「僕に言わせると虚構も一人の人間が生きていく現実に変わりないと いうか、内側でおこっている事なんであって、現実につきあった人間も、小説の中で出会った人間も、僕の記憶の中ではいっしょだと思っていますね」
◆関連リンク
・shamonさんのひねもすのたりの日々
「技研公開2005」
当Blog記事
・2006年NHK技研公開予定
・NHK技研公開2005 「スーパーハイビジョン」
・万博 NHK『スーパーハイビジョンシアター』
・万博レポート スーパーハイビジョンv.s.レーザー ドリームシアター
・『君はスーパーハイビジョンを見たか!』
◆5/27以降 リンク追加
・超高精細“スーパーハイビジョン”に今年も感動!
「技研公開2006」リポート / デジタルARENA
スーパーハイビジョンの映像を撮影した。7680×4320ドット、フレームレート60ヘルツ、という超高画質映像は、肉眼で景色を見ているのとなにも変わらない。写真で撮影してもこの通り。どうみても、映像とは思えない。(略)
去年の朝青龍関の映像もすごかったが、今年もなかなか。まるでドラえもんの“どこでもドア”のように、一瞬でニューヨークに連れて来られた気分になった
ニューヨークの画像も掲載されています。やはり“どこでもドア”なんだ。人間が(感覚だけを)瞬時に移動可能な技術は飛行機や自動車の概念を変えていくかもしれない。
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コメント
SACさん、こんばんは。
>>ところで、「IE 7 β2」導入してみたのですが、やはりこの方が良いです。
>>Blogにコメントしてても楽しさUPというか、綺麗に見える気がしますね。
SACさんが調子良さそうなので、僕もタブブラウズィングに憧れてインストールしてみました。たしかに綺麗に見えます、満足、満足、と言いたいところなのですが、、、。僕のPCとの相性は悪く遅いしフリーズするし、おまけにココログの「クイック投稿」で落っこちるし、散々です。Microsoftの馬鹿やろーー。って、ベータ版だから覚悟の上ですが、、、。
投稿: BP | 2006.05.29 23:33
BPさん、ワイン&ビール&ウーロンハイでかなり酔い酔いな状態です。
僕の年齢ですが、「アポロ月面着陸の年に生まれ」、「ファーストの時は小学5年」で、「Zの時は高校1年」と申せば、お分かり頂けましたでしょうか?
BPさんと僕はそんなに変わらないと思いますが。まぁ、尊敬するのに年下・年上とか関係ないですけどね。
ところで、「IE 7 β2」導入してみたのですが、やはりこの方が良いです。Blogにコメントしてても楽しさUPというか、綺麗に見える気がしますね。
投稿: SAC | 2006.05.29 00:56
shamonさん、SACさん、いつもコメント、ありがとうございます。
>>ここまで高精度になるとないのは匂いと風を含む空気感くらいでしょう。
そうそう、匂いと空気感、これ確かに大事なんですよね。記憶と匂いって、かなり密接ですから。ヴァーチャルリアリティ方面では、匂いの技術開発も進められていると聞きます。
>>お二人が「僕のパパとママ」だったら、良かった(僕ももう少し気の利いた文章書ける)のにぃぃ(>_<)
ひぇー、そんなに年離れてるんだ??SACさんと。でもそのようなパパとママを持つ子供って、、、、。想像すると、妙な方向にバイアスかかりすぎてそうで、、、(^^;)。
>>ところで、そろそろ(今夜中には)カウンター「500,000」到達っすね!
>>切番ゲットした方にはBPさんから特製(秘密の)コードがプレゼント…とかないですよね?
自分でゲットするつもりが、逃しました!!
でも究極映像コード以外の解析ツールを持ち合わせていない(しかも『ダヴィンチコード』読んでない)僕からは、特に秘密プレゼントは出ませんので、あしからず!!(^^;)。
投稿: BP | 2006.05.28 21:51
こんにちは、これから雨が降りそう(だから偏頭痛が出てるのか-_-;)なのに、休日なのにさっきまでは町内の仕事して、会社で事務処理して、しかもこれから仕方なく会合(市長後援会絡み(@_@)に出かける直前現実逃避コメントカキコです(^_^;)
>現実につきあった人間も、小説の中で出会った人間も、僕の記憶の中ではいっしょ…
うーん、相変わらずBPさんとshamonさんの書かれる文章のコネクト先は面白いですねぇ♪さすがです!お二人が「僕のパパとママ」だったら、良かった(僕ももう少し気の利いた文章書ける)のにぃぃ(>_<)…冗談っす。すみません(^_^;)
でも、僕の印象では押井さんって「骨太な境界線」を悠々と渡っている人だから、実際そう感じられていても不思議じゃないです。
ところで、そろそろ(今夜中には)カウンター「500,000」到達っすね!
切番ゲットした方にはBPさんから特製(秘密の)コードがプレゼント…とかないですよね?
投稿: SAC | 2006.05.28 17:58
こんにちは、BPさん。リンク感謝ですm(__)m。
>22ch用のマイクが素晴らしい(^^;)。
これ、一瞬ケサランパサランに見えました(爆)。大きさは一つ一つがハンドボールくらい。
地面からの位置はマイクが2m、カメラは3mくらいの高さ(目測)。
皆さん立ち止まってしげしげとご覧になってましたよ。
しかし自分がこの前を通った映像が内部のシアターに流れてたのか後から思うと複雑な気分が(^^;。
スーパーハイビジョンカメラは毎年サイズが小さくなっています。
なので
>2025年にはハンディカムになっているかも。
もありでしょう。
それまで技研が存続しているといいのですが・・・昨日大きな組織変更の発表もありましたし。
>人間って旅行する行動がどこまで欲求として映像に勝つのでしょうね。
ここまで高精度になるとないのは匂いと風を含む空気感くらいでしょう。
投稿: shamon | 2006.05.27 12:10