■黒沢清監督『回路』ハリウッドリメイク "Pulse" 予告篇 シネマヴェーラ KUROSAWA映画まつり
◆"Pulse"公式HP 予告篇(Yahoo! Movies)
(公式HPのトレーラーは、Activityから観えます。)
監督のJim Sonzero:ジム・ソンゼロ(?)は初監督作品のようです。全米7/14公開。日本では『パルス』という邦題になるのかな?ネットで調べても公開日は不明。
予告篇はなかなかいい感じ。黒沢清ホラーの不条理な雰囲気をかなり残しています。難パターンかあるので楽しんで見て下さい。
◆KUROSAWA映画まつり
シネマヴェーラ | 上映作品リスト 2006/06/03 ~ 2006/06/30
自ら「絶対に成熟しない」と宣言する、しかし確実に変貌する黒沢清の全貌を、劇場初公開の映像多数とともに4週間にわたりお届けする一大レトロスペクティブ。今回は、ビデオストレートの映画やテレビ用映像も多数用意することができました。多くのレア物映像を是非この機会にご鑑賞ください。
『ドレミファ娘の血は騒ぐ』 『アカルイミライ』
『もだえ苦しむ活字中毒者 地獄の味噌蔵』 『タイムスリップ』
『よろこびの渦巻』 『胸騒ぎの15才』 『地獄の警備員』 『ワタナベ』
『ココロ、オドル』 『893タクシー』
『学校の怪談(4本)』 『勝手にしやがれ!!強奪計画』
『勝手にしやがれ!!脱出計画』 『勝手にしやがれ!!黄金計画』
『勝手にしやがれ!!逆転計画』 『勝手にしやがれ!!成金計画』
『勝手にしやがれ!!英雄計画』 『DOOR III』
『CURE キュア』 『復讐・運命の訪問者』
『復讐・傷跡』 『修羅の極道 蛇の道』
『修羅の狼 蜘蛛の瞳』 『ニンゲン合格』
『大いなる幻影』 『カリスマ』 『降霊 Kourei』
『回路』 『ドッペルゲンガー』
『楳図かずお恐怖劇場 蟲たちの家』 『風の又三郎』
既に会期ギリギリのいまさらの情報ですが、、、映画からテレビまで含めたラインアップがすばらしいので載せてみました。31作品はwikiのフィルモグラフィに対してほぼ9割のカバー率。(タイトルの青字は全く個人的に、自分が観た作品。)
僕のベストは、『CURE キュア』『修羅の極道 蛇の道』『ニンゲン合格』というところでしょうか。とにかく『CURE キュア』は凄かった。それまで黒沢清って、『ドレミファ娘の血は騒ぐの悪い印象を引きずってあまり好きな監督でなかったのですが、『CURE キュア』でびっくりしました。和製ホラーの凄さをみせつけた作品。
今後の作品として、下記リンクで『叫』というのが挙げられています。最近、少し間隔が開いているので、またどんどん撮って公開してほしいものです。
◆関連リンク
・渋谷シネアミューズ いま語るべき映画の作家性 ゲスト黒沢清監督 「来年には『叫』が公開予定」
・CINEMA ENCOUNTER SPACE黒沢清監督インタビュー 深夜テレビドラマ作品『もだえ苦しむ活字中毒者 地獄の味噌蔵』と『よろこびの渦巻』に関する話題等
・黒沢清(ウィキペディア(Wikipedia))
当Blog記事
・黒沢清『アカルイミライ』(2002,UPLINK)
・黒沢清監督 『LOFT(ロフト)』 予告編
・映画情報 黒沢清『死の乙女』 『LOFT』の当初のタイトル。
・黒沢清監督『ドッペルゲンガー』(2003)
| 固定リンク
コメント